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2007年6月17日 (日)

戸田市運用

Toda2_1 オールアジア参加を主目的に土曜日の夕方から移動に出かけた。久し振りの夜営となる。夜間の運用となると注力したいのは3.5MHzであろう。最近の傾向ではハイバンドも日没後にEU方向が聞こえてくるかもしれない。アジア局が主役とは言いながらもJAのQRP局がCQを出して呼ばれるほどコンディションが良いわけではないので、必然的に呼びまわりが多くなる。呼びまわりではおのずとログの進み具合も期待通りにはいかなかった。

 コンディションがよければQRP局がCQを出す隙間も見つからないかもしれない。呼びに回っても順番待ちが長くなる。それでもコンディションは良いほうが良い!もともとオールアジア(CW)は夏枯れに突入する合図のような気がするので大きな期待は持ってはいないが、バンドがにぎやかになると、「まだまだ楽しめる!」と感じたりする。今年は・・・

 あまり、積極的に運用は行わなかったが、それでも、3.5MHzでDXCC-NEWをひとつ埋めることができた。いまさら・・・と思われるかもしれないが、「KH0」 hi

 早起きをしないとなかなか夜明けを見ることはすくない。4時ごろには東の空の色が変わっている。昨夜聞こえた3B7SPはパイルアップに参加する気力も起きないほどだったが、どこかに拾いものはないかな?と、各バンドをサーチすると、まだ6時前だというのに14MHzで8J6P/6のCQを発見した。沖縄県島尻郡移動、「ゲルマ島」と打ってきた。以前ゲルマトランジスタを使ったTXでゲルマ島から運用したELRとCZJを探してQSOしたことを思い出した。今回の2人旅はVCH-UGだそうである。いままで、空振りCQが多かったのか?SHINさんは水を得たサカナのように話しかけてくる。記念局なので他にも交信したい局が待っているかも知れないのに・・・15分?、20分ぐらい交信しただろうか?ファイナルを送った後に、コールする信号が聞こえた。空振りCQを繰り返すより、QSOを楽しんでいるほうが、お客さんは集まってくるかもしれないね。 細かい運用スケジュールを聞いたわけではなく、他のバンドでもお会いしましょうと打ったファイナルだったが、このあと結果的に18-24-28MHzで再会することになった。21MHzでは発見した直後にCLしたようで、ほんとうにぎりぎりで間に合わなかったようだ。

 HFの運用の隙間に衛星の運用も行おうと準備をしていた。もっとも衛星のほうは運用可能になる時間が決まっているので、衛星の隙間にHF運用というほうが正しいのかもしれない。

 9時の衛星到来を前に、7MHzでFISTSのNETに参加。コントロール局のYTQとHPMの合計3局の参加。参加局が多いようだったら、早めに離れてFM衛星の様子を聞いてみようと思ったが、サテライトにチャレンジすると話したら質問の嵐となってしまった。皆さんが思われるほどすごいシステムではないので恐縮してしまう。5W出力に手回し八木ですから・・・

 さて、実際の衛星運用であるが、どうも書き写したデータよりも早く動いているような気がする。朝霞市の時には3分ほど早いのではないか?と疑ったが、今回は10分ぐらい早いような気がする。ちょっと早めにスタンバイしていると、すでに信号が聞こえたりしていた。あわてて空いている周波数を探し、その周波数でダウンリンクが合いそうなアップリンク周波数で送信してみる。どうも自分の信号がうまく発見できない。やっと見つけた周波数でCQを出し4交信ログイン(TNX AEM-PKU-KXB-BSK)、もっとも、その後も呼んでいただいたようだが見失ってしまった。朝霞市の運用の時にはもっと受信しやすかったのだが、どうもうまくいかなかった。次の衛星でも早くから聞こえた。ダウンリンクを見つけられず、おろおろしているうちに時間はどんどん過ぎていく。こういうときは無理に交信をするよりもバンドをワッチするほうが良いかもしれない。5エリアの局のCQとそれに応答する局の信号も聞こえた。CQ局を呼べるようにならないと運用も幅を広げられないんだろうなぁ。 日中よりも夜のほうが電波が到達しやすいのだろうか?それともたまたま偏波面が会っていなかったのか?いろいろと実感するまでには、まだまだ経験をつまなければ理解できないことはあるだろうなぁ。 今年はあと1回か2回、記念局のコールサインで運用できるチャンスがありそうな気がするのだが、それまでにうまく運用できるように・・・なるためには時間が無さ過ぎる!かな。 聞こえたときに反応が鈍かったらごめんなさい。(先に謝っときます hi)

 午前中24MHzでの8J6Pとの交信中に50MHzでの運用の準備もあるような話が出た。コンディションはよさそうだと話したときに、ふと頭に思い浮かんだ。HFは3.5MHz~28MHzまで、衛星の準備で144/430MHzの電波を出すことができるが50MHzだけはアンテナを設営していなかった。アンテナチューナー「T1」が6mに対応していることを思い出し、28MHzのアンテナを調整してみた。思いがけずJA6のCQにコールして弱いながらもリポートが返ってきて交信成立。Eスポのチャンスと思い、もう1局呼んでみたが、リポートを送る前に弱くなってしまった。空き周波数でCQ、やっぱりチューナーであわせた電波では弱すぎるか?でも、余韻の残っている周波数で少しでもチャンスを生かしたい。 24MHzにQSYしてCQ。JA5、JA6からもコールをいただいた。QSYのリクエストもあり、28MHzと21MHzにも行ってみる。4エリアからもコールいただいた。 18MHzでは5-6-8エリアがログインでき、楽しめた。オールアジアのほうは未交信局を見つける機会が少なくなってきた。夕方にはもう少し聞こえてくる範囲が変わってくるだろうか?撤収のタイミングはいつにしようか?などと考えているときに、アンテナポールがほんの少しゆれた。切れたかな?と思って車の窓から外を見てみるとバランの根本から片側が切れて落ちてしまった。頻繁に上げ下ろしをしていると一番弱いところなので、何度か修理を行っているが、そろそろ来る頃かな?と思っていたところだった。いいきっかけとなり撤収に取り掛かることにした。運用に関する「積み残し」的なイメージはほとんど無かった。それよりも、帰宅した後の修理メンテナンスの段取りをどうしようか・・・。部品を買ってきた、衛星用ハンディ八木の作成に取り掛からなければ・・・

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コメント

いろんな事にチャレンジする山田さんに脱帽。
昔、衛星を試みましたが子育てで中止。これから再開しようかな・・・

投稿: 7K4UBLたなか | 2007年6月18日 (月) 19時52分

田中さん こんにちは
コメントありがとうございます。

興味を持ったことは、やってみることが大切かもしれませんね。衛星も一度経験してみると面白いかもしれません。
楽しみましょう。

投稿: 7K1CPT | 2007年6月20日 (水) 09時12分

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