« ボツワナ GET | トップページ | コードウォーリア ケース »

2007年7月25日 (水)

DXCC

Dxcc DXCCのエンドーズメントを行ったので、ついでというわけではないがDXCCについて書いてみる。

DXCCは100エンテティの獲得でアワードがもらえると思われている部分もあるが、写真のものは会員証という意味合いが大きい。「DX CENTURY CLUB 」というのはARRLがDXのアクティビティを持続させるために制定したエンテティという単位の地域をいくつ交信できたか?を競う、ランキング競争をまとめるクラブである。このクラブに入会するためには最低100エンテティの交信とそのQSLをARRLにチェックしてもらうことでランキングに参加できるようになる。つまり100エンテティがゴールではなく、スタート地点なのである。

ランキングはエントリーしたカテゴリー別に作られているが、モード別のものとバンド別のものとがある。自分は最初に120エンテティのCWでの交信QSLを使って申請を行った。翌年にはSSBを含めてMIXモードの申請を行って、現在2枚の会員証を持っている。バンド別のランキングは100エンテティを超えているバンドもあるがまだ申請を出していない。

DXCCの申請とエンドーズメントにはそれぞれに申請料がかかる。最初の申請では120カウントまでの申請でUS20ドル、120を超える場合は枚数に応じてお金がかかる。QSLのチェックはアメリカに送りARRLスタッフにチェックしてもらうことになるが、各国にフィールドチェックを行ってくれる場所があり(日本ではJARL)そこでQSLのチェックをしてもらうことになるがこちらも審査料がかかる。ランキングを上げていくためにずいぶんとお金がかかるクラブである(hi)

120という数になんの意味があるかというと、1年に一度の申請をする場合、一番安くあがる上限がこの数になる。ARRL会員であれば、さらに申請料は半額になり10ドルとなる。(他にJARLのフィールドチェック1000円がかかる)。持っている全てのQSLを一度に申請するほうがトータル的には安いのかもしれないが、少しずつカウントを増やしていく楽しみを考えれば、年1回120カウントを目指して交信をかさねていくぐらいが自分にはあっているかもしれない。

Dxcc_year_book 申請を行った翌年には大きなDXぺディションに関する記事などが載った小冊子が送られてくる。以前は各局のランキングもあわせて掲載されていたらしいが、2006年は160mバンドのランキングだけが掲載されていた。ランキングがARRLのホームページでも更新されているので、YEAR BOOKに掲載される意味合いは薄れてしまったのかもしれない。

今回の申請は7月末にARRLに送られる予定。カウントを記入したクレジットスリップが送られてくるのは秋頃だと思う。今回は150エンテティのステッカーも同封されてくると思うので待ち遠しい気分でもある。

|

« ボツワナ GET | トップページ | コードウォーリア ケース »

コメント

7K1CPT 山田さん,こんばんは.
JS1BVK 山田です.

100 entity と交信して初めて会員証が送られてくるわけですから,DXCC はゴールではなくスタート.なるほど言われてみればその通りです.自作のリグでしかも 500mW の QRP 機で世界と交信しようと思い立ちました.すると 100 entity の大きさについゴールだと思ってしまいます.

ちょっと今日は目からウロコが落ちた思いがしました.

投稿: JS1BVK/3 山田 | 2007年7月25日 (水) 18時53分

山田さん、こんばんは。
改めてDXCCって、難しいし、お金がかかるのですね。
未だQSLのまとめもしていません。
JARLのフォールドチェックで、10年以前の物も受け付けて
くれるようになったので、なおさらのんびりしています。
でも何とか今年中には申請したいですね。

投稿: JK1TCV くりばら | 2007年7月25日 (水) 19時10分

昨年はJARLのフィールドチェックが10年以上前のカードを受け付けてくれなかったので、ハムフェアーで古いカードを116枚集めて持って行きました。そうしたら、MIXで98しかならず、アワードはもらえませんでした~
今年は新しいのも含めてCWだけで追加申請して、今年こそアワードをもらうつもりです。CWだけで117コンファームしているので、大丈夫だとは思いますが。

投稿: JK7UST 大杉 | 2007年7月25日 (水) 20時15分

みなさん コメントありがとうございます。

JS1BVK山田さん
もちろん100エンテティ獲得までの道筋もDXCCの楽しみではありますね。
500mWでのDXCC獲得は困難な道ゆえに達成できたときの喜びは何倍も大きいかもしれませんね。

ARRLだけではなく、QRP-ARCIやGQRPクラブでも「QRP-DXCC」が発行されています。QRPerにとってはこちらのほうも魅力的かもしれませんね。

栗原さん
面倒なQSL整理も含めてDXCCという言われ方をすることもあるようです。
申請料はかかっても一気に全てのカウントを取得してしまうという手もありますね。
ハムフェアでの申請では120カウント(初申請の場合のみ)に制限されていますが、6mや160mのカウントはARRL職員でなければチェックできないので、この2つのバンドを含んだ100エンテティ以上となるようにQSLをまとめるといいかもしれませんね。

大杉さん
昨年は残念でしたね。今年は大丈夫でしょう。CWで申請して、あとで必要であればPHONEの追加申請すれば(お金はかかるけど)2種目のエントリーになりますね。SSBを含めてもアワードの申請をしなければカウントだけはクレジットスリップに掲載されるけどランキングはCWのみになりますね。
CWで取得したバンド以外でSSBの申請をすれば、バンド別のカウントとしてはチェックしてもらえるので、先々のことを考えると多少お得になるかもしれません。


JARLのフィールドチェックは予約を入れないとその場でQSLを返却してくれることにはなりませんが、チェック後にとりに行く旨伝えればチェック後に連絡をしてくれます。もちろんSASEをあわせておいておけばチェック後に返送してくれることも可能です。郵便事故が心配なら書留にも対応してくれます。

投稿: 7K1CPT | 2007年7月25日 (水) 23時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DXCC:

« ボツワナ GET | トップページ | コードウォーリア ケース »