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2007年7月29日 (日)

RSGB IOTAコンテスト

 土曜日の夜だけでしたがIOTAコンテストに参加しました。参加できる時間が限られているので、7MHzに注力するつもりでいましたが、後で規約を再確認してみるとシングルバンドの部門はありませんでした hi

 約2時間ぐらいで頭打ちになり、他のバンドも聞いてみましたが、3.5MHzはコンテストの信号は全く聞こえず、14MHzではEUのコンテスト参加の信号は少し聞こえましたが、呼べる強さではなく、結局ログインしたのは7MHzのシングルバンドのみでした。

 個人的にDXCCのNEWになるのはFWだけだったかもしれません。トータル24交信とかなり少ないですが、自分のCQに対してWやVEからも呼んでくれる局がいたのでちょっと満足。きっとすごいアンテナを持っているのでしょう。

 JA局どうしの交信は得点にもなるしマルチも豊富なのに交信局数がのびません。DXのコンテストではJAとの交信は避けられているのでしょうか?WPXなどではJAはプリフィックスの宝庫ではありますが、国内が開けている時間帯でもなかなか交信できないものです。QSLの交換は別にしてもコンテスト中の交信は楽しんでも良いのではないかと思います。こんな状態ではJAから上位に食い込む局は出ないだろうなぁと思います。

 DXしか興味がない方が多いのかもしれませんが、シリアルナンバーを送るコンテストでDX相手に001を送る局に先を越され続けると、ちょっとがっかりします。そういう局にとってはコンテストのスコアはどうでもいいことなのでしょうね。もっともこういう局をいかに引きずり込むかがスコアアップにつながることはわかっているのですが・・・こうなるとコンテスト以外の価値をアピールできる場所から運用しなければ、コンテストの楽しみが半減してしまうことになります。JD1とかDXから運用したいです hi

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2007年7月27日 (金)

訃報

JA3PAV 仁木弘さん 本日永眠されたとのこと

謹んでご冥福をお祈りいたします。

ブログに書くことではないかもしれないと思いましたが・・・

おそらく初交信はQRPクラブ大津の全国集会で、近くの有料道路PAから運用していた私を会場から呼んでいただいたときだったと思う。50MHzSSB、仁木さんは数mWの自作機でちょっと話がわかりづらかった。全国集会の解散後には比叡山の四明岳に案内していただき、愛用の2eleHB9CVを披露していただいた。

大阪出張の際、帰りの新幹線を遅らせて仁木さんがよく移動していた六個山に行ってみた。とくに連絡もしなかったのだが、50MHz-SSBで運用していると、仁木さんから呼び出しがあった。まさか聞いているとは・・・と思った。仁木さんがいつも運用しているテーブルなどのお話をしながら交信を楽しんだ。登山経路の話になると、私の通った道の途中に自転車を置いて上ってきているのだというような話も教えてくれた。

FUJIYAMAプロジェクトではベータ版の作成を行い、中距離がなかなか開けないコンディションの中、一瞬のオープンに声をかけていただき18MHz-SSBで交信ができた。1-3はその時期に珍しかった。ホイップで送信しているとの情報は耳を疑った。

8J1VLP関八州見晴台での運用の際、7MHzで初めて仁木さんのCWを聞いた。SST-1Wの信号はしっかり入感していたが、コールサインがSSB-QRPpが代名詞ののJA3PAVだったので思わず聞き返してしまった。QRPクラブ会報にはそのときに燃え上がるものを感じたとレポートされた仁木さんの気持ちが感じられるような交信だったと思う。もしかしたら仁木さんのCW初交信の相手が8J1VLPを運用している私だったのかもしれないと思うと感慨深いものがある。

ハムフェアなどでは何度もアイボールしていただいた。QRPハンドブックに掲載された仁木さんのバイラテラル(双方向)フィルターを使ったQRPp機の講演をハムフェアのメインステージでおこなったときも聞かせていただいた。

FUJIYAMAを製作する際に「調整のために必要」と18MHzDSB/CW機(NE612を使った一石QRPp機)を作ってしまうところなどは脱帽ものであった。

2007年の8J3Pでは、驚くほどのアクティビティの高さで運用を継続していた。早朝サービス、たそがれサービスなどQRPでの伝播を確信できるような運用実績は脱帽ものであった。

白血病と診断されながらも回復に向けてがんばりぬき、退院して元気な顔をビッグサイトに見せてくれた。ちょっとふっくらした顔立ちは大病を患った人には見えなかった。

たくさんの楽しい思い出と、自分をがんばる気持ちにさせてくれた仁木さんの行動力に感謝します。ありがとうございました。ゆっくりお休みください。 72!

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2007年7月26日 (木)

ハムフェア QRPの里

01  今年もハムフェアが近づいてきました。QRPerのアイボールスペース「QRPの里」では展示パネルを飾る写真・資料などを募集しています。(写真は昨年の展示風景)

 QRP設備の写真、移動運用の写真などありましたら提供いただければ幸いです。アワード・賞状なども可です。データでお送りいただければ印刷して展示に使用させていただきます。(返却しませんので、現物はお送りいただかないようお願いいたします。)送り先は7k1cpt@jarl.com です。

 会場では、冷たいお茶を用意してお待ちしておりますので、お気軽にお立ち寄りください。普段お空でお会いしている方と直接出会えるかもしれませんね。今年もよろしくお願いいたします。

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2007年7月25日 (水)

コードウォーリア ケース

Photo コードウォーリアJr.とPK-4を収めるケース。今までパドルは100円ショップのぷらケースに入れていた。PK-4はリグにキーヤー機能が付属しているので持ち歩かないようになっていた。

かすみがうらに行ったときに木下さんからケースをいただいてしまった。(L型身ミニプラグ付)家に帰ったときにさっそく入れてみた。

今までケースの購入は考えていなかったのであまり深く考えていなかったが、実はケースに入れたままですぐに使用できるよう設計されているそうである。

Photo_2 たしかに使ってみると、良い感じで指が収まっているように思う。このスタイルでしばらく使ってみようと思う。しまいこんでいたPK-4も活用できそう。

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DXCC

Dxcc DXCCのエンドーズメントを行ったので、ついでというわけではないがDXCCについて書いてみる。

DXCCは100エンテティの獲得でアワードがもらえると思われている部分もあるが、写真のものは会員証という意味合いが大きい。「DX CENTURY CLUB 」というのはARRLがDXのアクティビティを持続させるために制定したエンテティという単位の地域をいくつ交信できたか?を競う、ランキング競争をまとめるクラブである。このクラブに入会するためには最低100エンテティの交信とそのQSLをARRLにチェックしてもらうことでランキングに参加できるようになる。つまり100エンテティがゴールではなく、スタート地点なのである。

ランキングはエントリーしたカテゴリー別に作られているが、モード別のものとバンド別のものとがある。自分は最初に120エンテティのCWでの交信QSLを使って申請を行った。翌年にはSSBを含めてMIXモードの申請を行って、現在2枚の会員証を持っている。バンド別のランキングは100エンテティを超えているバンドもあるがまだ申請を出していない。

DXCCの申請とエンドーズメントにはそれぞれに申請料がかかる。最初の申請では120カウントまでの申請でUS20ドル、120を超える場合は枚数に応じてお金がかかる。QSLのチェックはアメリカに送りARRLスタッフにチェックしてもらうことになるが、各国にフィールドチェックを行ってくれる場所があり(日本ではJARL)そこでQSLのチェックをしてもらうことになるがこちらも審査料がかかる。ランキングを上げていくためにずいぶんとお金がかかるクラブである(hi)

120という数になんの意味があるかというと、1年に一度の申請をする場合、一番安くあがる上限がこの数になる。ARRL会員であれば、さらに申請料は半額になり10ドルとなる。(他にJARLのフィールドチェック1000円がかかる)。持っている全てのQSLを一度に申請するほうがトータル的には安いのかもしれないが、少しずつカウントを増やしていく楽しみを考えれば、年1回120カウントを目指して交信をかさねていくぐらいが自分にはあっているかもしれない。

Dxcc_year_book 申請を行った翌年には大きなDXぺディションに関する記事などが載った小冊子が送られてくる。以前は各局のランキングもあわせて掲載されていたらしいが、2006年は160mバンドのランキングだけが掲載されていた。ランキングがARRLのホームページでも更新されているので、YEAR BOOKに掲載される意味合いは薄れてしまったのかもしれない。

今回の申請は7月末にARRLに送られる予定。カウントを記入したクレジットスリップが送られてくるのは秋頃だと思う。今回は150エンテティのステッカーも同封されてくると思うので待ち遠しい気分でもある。

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2007年7月18日 (水)

ボツワナ GET

 巷では、A25と1A0KMが話題の様子。水曜日が代休になったので所要を済ませて、JARLにDXCCフィールドチェックの終了したQSLを受け取りに行き、その後朝霞市でアンテナを設営した。

 なんとか交信しておきたい2つのエンテティである。1A0KMは年に一度(今年は例外的に冬もあった)の七夕無線局。なんと今回はJAからOPが参加しているとのことで、JA向けのコンディションが良いときに運用してくれているようだ。大きなチャンスなので1バンドでも良いから交信しておきたい。ボツワナはDXCCでは未交信の場所なのでこちらも欲しいところだ。

 設営をして開けそうなバンドを丹念にワッチする。10MHz~28MHzまで、DXの入感がよくない様子。18MHzでJA2IGYビーコンやVR2、RR9などが強力に入感。18MHzでCQを出してみると、13局ほど交信できた。9や3エリアとも交信できたので、国内コンディションは良い様子。あまり国内にのめりこんでもチャンスを逃してしまうかもしれないので、30分ほどでまたダイヤルを回してワッチを続けた。

 10MHzでハワイ局が聞こえる。どうやらK2を使っているようだ。シリアルナンバーを聞き出そうとコールしてみたものの、こちらの信号はかなり弱い様子。最初は「K1CPT」とコールバックされた。ハワイもアメリカの一部だし、米本土と交信した後に7K1CPTからコールされても弱い信号ではとり間違うのは仕方ないかもしれない。

 プリフィックスを強調してコールサインを送ると「ZK1CPT」になった。再度しつこく送りなおすとようやく「7K1CPT」をCFMしてくれた。コールサインで苦労をしいらせてしまってはシリアルナンバーどころの話ではないなぁ。ショートQSOで終わった。実はKH6は10MHzではバンドニューとなった。

 その後、A25KDJを18MHzで発見。移動に来た甲斐があった。・・・とコールが聞こえたのは7N4だった。そちらの局のほうが有名かな?なんとか修正をコピーしてもらえた。その後21MHzでも発見し、2バンド交信となった。

 今日はワッチ&呼びが主体となったが、最後までマルタ騎士団は聞こえてこなかった。運用終了までの間に再チャレンジできるかどうか?終日休みが無いのでタイミングよく移動できるかが心配。日曜の朝早くなら運用できる可能性はすこし残っている。なんとか交信したい・・・

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2007年7月16日 (月)

中越地震

昨日、新潟・長野方面で地震が発生。M6強とのこと。祭日ではあったが仕事に出ていて、日本橋でもゆっくりしたゆれを感じた。

天災があるとその地域のHAMの状況はどうか心配になってくる。WEBやメーリングに書き込みがあったりすると安心できる気がする。帰宅してからとりあえずチェックしてみると、JR0QWW井口さんの無事が確認できた。

3年前の中越地震の時には仮設アンテナとQRPリグ(バッテリー使用)で無事を知らせてきた局もいたが、今回は大丈夫だろうか?

関東は大きな災害に見舞われてはいないが、同じクラスの地震がきたら大パニックになるだろうと思う。

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2007年7月13日 (金)

DXCC申請

備忘録

出勤前にDXCCの申請を行った。4回目の申請。

8J1PのQSLをJARLに届けた。(今期2回目)全て発行済み。

6m&downまでのQSLをJARLに届けた。

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2007年7月 8日 (日)

6m&down

Toda 6m&downコンテストに参加した。全国規模のコンテストにほぼフル参加するのは、かなり久し振り。といっても終了後に所要があるので遠出はできないので平地運用となった。見晴らしの良い高所移動とは比べ物にならないかもしれないが、自分なりに楽しめた。

運用の設備はFT-817出力5W。50MHz 4ele-HB9CV、144MHz 5ele-YAGI、430MHz 8ele-YAGI。今回はPHONEの交信も期待して、電信電話部門で参加することにした。

開始直前に430MHz-FMで飛び具合を確認するために、クラブ局と交信。その後空き周波数を探しながらダイヤルを回していると、A1クラブ最年少メンバーの声が聞こえた。CWでは交信したことはあるが、声を聞いたのは初めてだったので、ちょっとダイヤルをとめて呼び出しの準備。そのままコンテスト開始時間となり、CQを出したところで、コールしナンバー交換できた。「CWでもよろしくね」と言ったが、今回はPHONEだけの参加とのことだった。家族で無線を楽しんでいるので、電鍵を譲ったのかもしれないなぁと思った。

その後、空き周波数でCQを出し始め3時間近く430MHzに時間を使った。日付が変わる直前に144MHz-CWに出る。思いのほか多くの局が出ているような気がしたが、普段コンテスト開始から144/430に出ることは少ないので、いつもこんなものなのかもしれない。逆に430MHzに時間を使いすぎたせいか、遅くなって運用した144-SSBでは思ったよりも局数が伸びなかった。

50MHzのスタートは深夜となったが、思いのほか参加局が多く感じた。石川県と交信できたのはちょっと驚き。と言ってもこの時間に6mの運用を行ってることは皆無に近かったので、Eスポ期待ではない遠距離を狙うには、深夜の時間帯が良いのかもしれない。

2時間弱仮眠をして朝から6mの運用、SSBも行った。他のバンドも回りながらEスポの出現を期待した。8時過ぎから期待通り6エリアが入感、もっとも呼びに回ってるときは効率が悪くなる。QRPでは呼び負けるので、1局交信するのに時間がかかってしまう。それでもなんとか6エリアのマルチを埋めた。4エリア・5エリアの信号が強くならない。たまに聞こえてもすぐ落ちてしまって、交信にいたらず。北方面はビームを向ける度に西側の信号が発見されてしまい、ビームを向けなおす。落ち着かない運用のまま、呼びに回っている8エリアの信号は聞こえたものの、結局1局も交信できず。福島さえもログに載せることができなかった。

144/430も隙間を縫ってログを進め、終了時間間際は交信局数の少ない144MHz-SSBでラストスパート。最終的には445交信41マルチとなった。

いつも思うことだが、1バンドで100交信を超えると手書きログでのコンテスト参加は限界を感じてしまう。PCのオペレーションは打ち間違いなどの心配があり、なじめないところもあるのだが、そろそろPCでのリアルタイムロギングを考えたほうがよさそうな気がする。今回もdupe交信が7局も出てしまった。呼ぶ前にログを見直すのだが、見落として呼んでしまったり、記憶に強いコールサインなので交信済みと思っていて未交信の局があったりしたようだ。ログも終了後にPCに打ち込み、交信時間のみ修正しながらログを作成するのだが、思いのほか時間がかかり、なおかつ退屈な作業。紙ログに交信記録が残らないのは不安があるが、次の機会にはPCロギングにチャレンジしてみようかなぁと思う。

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2007年7月 6日 (金)

QSL未着

 2月にQSL転送サービスの便が行方不明になったことは以前消してしまったブログに書いたのだが、それに関する告知がJARL NEWSに掲載された。

 よく見ている方がいらっしゃって、さっそく別フォーラムで再送してくれる旨の書き込みがあり、ありがたいと感じた。

 発行していただいた方には、受け取れないことは申し訳ないのだが、こちらの移動運用での交信も多かったようなので、相手の手間を考えると、おそらくCFM済みの地域のものは再請求しないだろうという考えがある。

 QSLが到着したときにチェックすることで一番重視しているのが自分の打ち込みミスによる不具合を発見したときで、できるだけ迅速に再発行したいと思っている。(以前、交信日付を間違えてしまったことがQSLチェックにより判明したことがある)。それと相手のミス記入に関しても、申し訳ないが再発行のお願いを出すときもある。

 厄介なのは、SWLからのカードが、毎回数枚入っていることで、これに対しては、当然ながらこちらにSWLしてくれた相手の記録がないわけであるから、認識すらできない。相手にとってはQSLを発行してくれないとしか思われないであろう。

 郵政公社が紛失したQSLの枚数は約200枚とのこと。どこにいっちゃったんだろうなぁ・・・

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プリンタ故障

 記念局のQSL印刷を進めようとしたら、プリンターが動かなくなってしまった。部品の調整時期が来たと出てきたので、故障というわけではないのかもしれないが、印刷ができないのはちょっとこまりもの。ほとんどがQSL印刷に使っていたわけだが、インクもずいぶん取り替えたし、まあ治って戻ってくればいいかな。

 ハムフェアの展示印刷もあるので、早めのメンテナンスに出してきた。1~2週間かかるらしい。と、修理から帰るとポストにSASEが入っていた。自分がQSL請求したものが送られてきたのだが、チェックすると2枚のDXCC-バンドNEWが・・・申請書印刷ファイルに入力すると120カウントに達していて、エンドーズメントの目標に達していた。ハムフェア前に申請することができる・・・と思ったら、申請書印刷をするためのプリンターがない・・・めぐりあわせってこんなもんかな?まあ、急がなくても逃げるわけではないのでいいか。

DXCCは160mと6mを除いているが、こちらはハムフェアのタイミングでちょうど良い枚数になったときに申請しようと思う。当分先になりそう。それにかすみがうらで6mのNEWを2つQSOできたし、それが到着するのもたのしみ・・・と書きながらも、プリンタ修理でQSLを送っていない。めぐりあわせってこんなもんかな? hihi

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