ログを見返すと19日ぶりの無線運用となった。 もっとも、夕方からの運用で、3B7Cの様子を聞いておきたいという気持ちもあり、CQは一度も出さずに呼びまわりの運用となった。移動場所はいつもながらの戸田市。アンテナは東西方向に向けられる場所を選んだ。
17時過ぎに設営を終了し、21MHzからワッチを開始。18MHzにさがるがめぼしい信号は聞こえてこない。昼間はハイバンドが良かったようだがすでにコンディションは落ちてしまったか?。さらに14MHzに・・・やっと信号が聞こえてきた。G4GIR/KH9、ピックアップされている周波数を確認してスプリットで呼び始めるとEU指定が始まる。時にはG(イギリス指定もあった)受信周波数でパイルアップを聞くとロングコールや他の局にコールがあったのにきかずに呼び続ける信号。さらにはオンフレで呼ぶ局もいて収拾がつかない様子で効率が良くならないみたい。まあこんな状態でQRP局が呼びに参加しても時間の無駄になりそう。ダイヤルを回すと5W1SAが聞こえた。こちらもパイルアップが大きい様子。久しぶりに聞いた信号なので呼びたい気持ちもあったが、パイルを抜ける気がしなかったので呼ばなかった(呼べなかった)4年前ハムフェアでお会いした時のことを覚えていてくれるだろうか?
VR10AJが強力な信号で入感していた。呼ぶ局もいないのでコールしてみた。579のレポートをもらう。2ターン目で「今日もQRPか?」と聞いてきた。以前の交信データがPCログで出てきたのだろうか? ちょっと話せそうなので、「君のスペシャルコールと交信できてうれしいよ。」と打ってみると、返還10年の記念コールは一年間使われると教えてくれた。「10年(とすこし)前香港でドラゴンボートレースを見たよ」というとうれしそうに反応してくれた。「今度香港に来る時は会いたいね」と言ってくれた。短いながらも会話らしい交信を楽しめた。
10MHzはノイズばかり。7MHzまで降りるとDXも多少聞こえ始めている様子。YB9/PA0RRSが聞こえたので呼び始める。伊豆野さんに呼び負ける。と言うよりは私の信号が届いていなかった様子。諦めてダイヤルを回し、国内2局をログイン。G4GIR/KH9が聞こえ始めた。14MHzの運用は終了し7MHzに降りてきたようだ。今度は3KHzアップを取っているようで、そこで呼び始めるが競合するのはえらく強力な信号ばかり。ダメかな?と思っていたところに運よくコールバックがあった。符号訂正にちょっと時間を使ったがなんとかなった様子。KH9はバンドNEWとなった。先ほどのYB9がすこし信号が強くなってきた。なんとか拾い上げてもらった。
7MHzと3.5MHzで数局ログイン。もう少しで秋田コンテストが始まる。ふと思いついて14MHzをワッチしてみると4S7NSがJA局と交信中。何度聞いても交信できなかったスリランカ。ちょっと待ってチャレンジしてみるか・・・会話的なQSOを楽しんでいる様子で聞き流すには良いのだが、交信したいと思って待つのは時間が長く感じる。交信が終わって呼んでみたが他の局に先を越される。こうなると他の局にも発見されて出番がなくなってしまうかもしれない。運よく呼ぶ局が増えない状態でピックアップされた。鬼門とも思えたスリランカがやっとWKDできた。オールバンドNEWを一つ取れたので移動した甲斐があった。
21時を回っていたので秋田コンテストに冷やかし参加。移動表示やQRP表示が必須のこのコンテスト。「7K1CPT/1/QRP」がやたらと長く感じる。それほどゆっくり打っているつもりはないのだが、打ち終わってスタンバイすると秋田県内局が誰かに対してレポートを送っている。やっぱりコールサインが長すぎる! 3,5MHzで3局交信。参加者が少ないなぁという印象。7MHzに移ってみるとやっと1局発見。OTHレーダーノイズがバンドを覆っている。結局2バンドの合計で4交信しかできず・・・秋田県局はレーダーノイズにギブアップしふて寝してしまったか?
明日は仕事が早いので、撤収も早めに開始。そういえば3B7Cの信号を聞いていなかった。帰宅してみるとクラスターでは撤収後にQRVを再開した様子。まあいいか、長期間にDXペディションでもあるし、そのうち交信できるかもしれない。KH9の14MHzも交信しておきたいところだ。
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