« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月30日 (火)

JARL QRP CLUB

Qrp_news ちょうど会報が送られてきたこともあり、GQRPに続いて参加しているクラブの紹介。

JARL QRP CLUBは1995年から参加しています。クラブ発足が1956年とのことで長い歴史があるようですね。

毎月の会報の発行、ハムフェア参加(8月)、QRP記念局の運用(5月頃)、全国集会(11月)などイベントが盛りだくさんです。HPもあります。http://www.jaqrp.org/

現在の参加者は300人ほどだと思います。会報は比較的投稿する方が固まってきているようですが、小さなことでも運用の成果や実験の過程など紹介していただけると、多くの仲間の存在を意識でき、励みになりますね。

実は、入会当時は個人的にお付き合いのある方は皆無で、自分なりに存在をアピールする目的も含めて、毎月移動運用の報告をしていたこともありました。記念局の運用が初めて行われるタイミングにうまく乗ってたくさんの方とお会いして、刺激的な人とのつながりを感じて今に至っています。自分から集まりに飛び込んでいくことは多少勇気がいることかもしれませんが、同好の集まりでもあり、すぐに打ち解けて旧知の仲間のようになれるかもしれません。

そうそう、秋葉原で月一回開かれるQRP懇親会もありますね。多くの方と直接会うきっかけになりますし、気が向いたら顔を出してみるのもよいかもしれません。第一土曜日の16時~18時に秋葉原駅のすぐそばの喫茶店・古炉奈の一番奥にある個室で行われています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スカンジナビア DX コンテスト

Scandinavia 先週は2回の出張で家を空けていることが多く、ちょっと忙しかったが、日曜の深夜に帰宅したところポストに大きな封筒が入っていた。なんだろうと思い開けてみると、昨年のスカンジナビアDXコンテストの賞状だった。参加したことさえすっかり忘れていたし、賞状が送られてきてちょっとびっくりした。

得点を見れば察しがつくように10交信程度の少ない成績でエントリーしたものだった。おそらくこのカテゴリーにJAからの参加はほかにいなかったのだろう。あとで結果を探してみようと思う。

ちなみに今年のスカンジナビアコンテストは不参加、先週末のWW-PHもA1クラブのコンテストも参加することができなかった。ちょっとがっかり気味の週末だった。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2007年10月21日 (日)

GQRP

Sprat イギリスのGQRPクラブの会報が届きました。今回は会員名簿も一緒に送られてきました。(掲載はコールサインと会員番号、ハンドルだけです) こんなにいるの?と思えるほどイギリスの局がリストされていますが、相手もQRPではなかなか聞こえないのかもしれませんね。

JAのメンバーは8局だけです。私は、会長のジョージドブスがハムフェアに来日した2000年に入会しましたからもう7年になります。もっともメンバーとしての活動を行っているわけではなく、ひたすら会報を受け取っているだけですが・・・

会報SPRATは年4回発行されます。記事の中心は製作関連で、毎回多くのヒントが掲載されています。当然ながら英語で書かれていますので、図や写真を中心に眺めているだけという感じではあります。 hi

| | コメント (4) | トラックバック (0)

電源

Pwr_system1 車の後部座席の足元に置かれたバッテリー。普段使っている電源です。QRPなのにこんなに大きなバッテリーを使っているの?と思われるかな?

じつはこのバッテリー。車で使用して交換時期になった時に取り外したものです。けっこうへたっていると思います。車のバッテリーの交換時期になると、新しいバッテリーは車に使い、それまで使っていた車のバッテリーは無線機用になります。無線機で使っていたバッテリーは、やっと役目を終えて購入店に引き取られることになります。

へたったバッテリーは50W機を使うとほとんど持ちません。でもQRP機では電圧降下も少なく、結構使えるものです。最後の最後まで使いつくす・・・貧乏人の知恵 hihi

Pwr_system2 こちらは助手席に置いてあるバッテリーチャージャーとインバーター。移動地に向かう途中や帰宅するときに充電しています。モービルシステムを作り上げている人は、直接車のバッテリーから充電できるシステムを作っていますが、セルスターターの回らないようなバッテリーを車のバッテリーと並列接続するのはちょっと心配しています。並列接続すると元気な車のバッテリーにたまっているエネルギーが無線機用のへたりバッテリーに流れてしまうと車のセルが回らなくなってしまうのではないかという心配を払拭するためにこのようなシステムにしてあります。スイッチをつけて走っていないときは切断すればよいのではないか?と言われそうですが、切り忘れで車が走らなくなってしまうのはやっぱり怖い。

それに、このシステムはあらためて買い足したものがありません。ゼロ円で作ったシステムとしては、エコかな?なんて勝手に思っています。hihi バッテリーチャージャーはもともと車のために買ってあったものだし、インバーターは別目的で買ったものを使っています。

運用するために車のエンジンをかけっぱなしにするということはあまりありません。気温の都合でどうしてもエアコンをつけたいときはありますが、今の季節ではほとんどエンジンを切ってます。それにエンジンは切っておいたほうが無線機に飛び込むノイズの問題もなくFBです。

こんなシステムで無線を楽しんでいますが、やっぱり発々がほしいなぁと思うときがあります。真空管の無線機や送信機を使いたいと思うとAC100Vが取れればなぁ。そんな理由で発々をほしいと思う人はいないかもしれませんね hihi

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年10月20日 (土)

QRO計画?

と書くと、「???」と思われるかなぁ。

某局と交信していて、K2を50Wに改造するという話題になった。K2のオプションは100Wキットしかなく、50Wにするためにはファイナルブロックを改造するのかなぁなんて思ったが、「詳しい人に聞いてみないと・・・」なんて聞こえてきた。

とっさに浮かんだのが、パワーつまみを改造してストッパーを付けてしまい、50Wまでしか上げられないようにしたら?ということだった。保証認定では終段の効率が低すぎると認定してくれなかったり電話で問い合わせがあったりするのだが、パワーを上げられなくする合理的な手段を説明できれば移動局として認定してくれると聞いたことがある。

もっとも、自分で確認していないので、人に勧めるのはどうかと思うところもある。それならばやってみてから勧めるというのが筋道とも思える。100Wキットを買ってしまおうか?でも、K2は今のままで使っていきたいと思うところもあるし・・・いっそのこともう一台K2を作ってしまうか・・・。そう思いたくなるほど気に入ったリグでもある。巷ではK3の話題のほうが盛り上がっているのに、いまさらK2/100・・・でも、作るとしたら今のうちかなぁ・・・

| | コメント (9) | トラックバック (0)

W3DZZ

W3dzz W3DZZ type Dipoleというのは、特定のエレメント長とトラップコイルによってマルチバンドで運用できるアンテナである。 7MHzはトラップコイルの手前まででフルサイズのダイポールとして働き、トラップコイルとその先のエレメントで3.5MHzに同調する。さらに14-21-28MHzで高調波アンテナとしてマッチングし、5バンドで使用できるとある。W3dzz_coil

こちらがトラップコイル。8.2μHコイルと120pコンデンサーの組み合わせが決まっていて、ここは別の値にできない。

今日で3回目のチェック(毎回少しずつエレメント長を追い込んでいる)7MHzはバンド内SWR-1.9以下で問題無かった。中心周波数は7050だったがまあよしとした。3.5MHzはバンドエッジの3500でSWR-2.0、もう少し追い込めるかもしれない。問題はハイバンド。28MHzでは中心周波数が29.300。FMの周波数に合ってしまっている。使う可能性の高い28.050ではSWR-8.0。ちょっと高すぎ。少しだけエレメントを延ばせば使えそうな気もするが、21MHzでは中心周波数が21.000よりすこし下の周波数に合っているようで、エレメントを延ばすとさらに外れてしまう。14MHzではフラットにSWRが高く、ちょっと使えなさそうな感じがする。フルサイズダイポールと聞き比べてみると、フロアノイズが格段に低く感じ信号も弱い。(多少は聞こえるのだが・・・)このままだと3.5-7MHzの2バンドダイポールと言ったほうが良いかもしれない。まあ、使えないことはないのだが・・・。チューナーを併用して使ってみるか?

と、書いている今、バランを使用しないで同軸の先端から直接エレメントに接続してみたらどうだろう?(現在はフロートバランを入れている) まだ、分解しないで、次のチェックの準備をしてみようかとおもった。また、変化があったらUPします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出遅れた朝

Dipole 仕事がドタキャンでできたお休み、せっかくなので山にでも行きたいと思っていたが、体が夜型になっているようで、結局朝寝坊。こまごました用事を済ませて戸田市に出かけた。午前中はハイバンドでDXのコンディションがよかったようだが午後になってからは落ち込んでしまったようだ。

せっかく出かけるのでアンテナのチャックもしようとW3DZZを持っていき最初にチェックしてみた。(チェックの内容は別に書くことにする)

7003で「CQ QRP」を打っていると、最初にコールしてくれたのがロシアの局だった。名前やQTHなどを交換して、そのあとに「PWR 5W」と送ると、返ってきた情報は「MY PWR 40W・・・」 まあいいか・・・交信が終わりに近づき(まだ終わっていないが)別局の信号が聞こえる。交信が終わってスタンバイすると同じように「DE ・・・・・・」ロシアの局を呼んでいるのかもしれないが、引っこんでしまったので、こちらから呼んでみても最初は反応がなく、再度送信するとそれに合わせて送信してきた。 交信したい相手のコールサインを打ってくれれば送信せずに周波数を空けることもできるが、それがなければCQを出していた自分が反応するしかないような気もする。でも、最初の「CQ QRP」は聞いていなかっただろうなぁ・・・(別にQRPではなくても無視するつもりはありませんが・・・)

KAZUさん、ABEさんと楽しいCHATができた。15時を過ぎてからハイバンドDXを期待してアンテナをいつものDPに変えて各バンドを回ってみた。18MHzでは強力な信号でCHINAの局の声が聞こえた。コールしてみるとRS-57のレポートをもらった。こちらからRST-59や名前を送ってスタンバイすると、すでに送信途中のような感じでファイナルが聞こえた。RS-57は「完全に了解できて強力な信号」ではないのかな?こちらの送信途中に送信し始めなくてもよいものを・・・まあ、わかっていて5Wで呼んでいるのだから仕方ないか・・・

7MHz-CWではHL9BSAとQSO。HL9って在韓米軍基地内から運用するアメリカ人のプリフィックスだったはずだけど・・・qrz.comでチェックしてみるとQSL via WX8Cと出てきた。この人も軍人さんなのかなぁ。HL9の局との交信はこれで2局目でした。1局目はずいぶん昔に交信したんだけど、コールサインとレポート関連だけのシンプルなQSLでOPの名前も入っていなかった。今回はどうだろう?

7MHzでMASAさんを発見してコール。エコデーはどうするの?なんて聞かれてしまった。日曜日はお昼頃に出勤するので、その前にQRVできれば参加したいところだが、出発が遅くなるとそのまま会社に向かってしまうかもしれない。一応自転車通勤なのでエコデーの趣旨には合っているとは思うのだが・・・

日が落ちたところで一応3.5MHzにもQRV。移動サービス局と5局ほど交信。7MHzに戻ってDXの入感状態をチェック。CXとZPの交信が聞こえたがQRPでは届きそうにない様子。7026にQSYしてCQを出しているとATSUさんが呼んでくれた。100Wの信号は強力で、交信距離やコンディションを考えると、私の頭の上を通り過ぎてNAやSAに飛んで行っているのではないかなぁと頭に浮かんだ。

今日はログは半ページしか進まなかったが、ちょっとした会話のできる相手と4局も交信していただき、大満足でアンテナをおろした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月17日 (水)

KEM入荷

Kem 貴田電子のキットを購入。本日入荷した。DDS VFOとTX、RXのセット。組み合わせると7MHzのCWトランシーバーとなる。

しばらく仕事が忙しくなりそうなので、いつ開封できるか・・・部品だけでも確認しておかなければ・・・と思いながらも、今日は宿泊で帰宅できない。今月末まで3回出張がある。さて、いつ開始できるか?(この書き込みも備忘録のつもりで。)

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年10月12日 (金)

戸田市にて

終日運用というわけにはいかないが、写真を撮る用があったこともあり戸田市でアンテナを設営した。もっと早い時間だったらDXの交信も期待できたのかもしれないが出遅れてしまった。

ひととおり用事をこなした後は各バンドを回ってDXの入感状況を確認してみた。ハイバンドは何も聞こえない。18MHzではIPBビーコンの様子から多少期待が持てそうな気もしたが、運用している局は聞こえなかった。

14MHzはさすがにDXのメインストリートということもあり、近場の局が数局聞こえていた。BU2AIのシグナルが強力に聞こえていた。Wから少し呼ばれているようなのでそのまま聞いているとCQ空振りが聞こえるようになる。ちょっと呼んでみようとパドルに手をかけた。さすがに近いこともありすぐにコールバックがある、最初から私の名前を打ってきた。手書きのログでは過去を振り返ることもできず、ごまかしてしまった。帰宅してチェックしてみると、各バンドで数回交信していただいているものの名前の欄は空欄、QSLの受け取りもゼロだった。QRZ.comで調べればよいのかもしれないが、そのままにしてしまった。こちらからのQSLは届いているのだろうなあ。一枚送ってくれないかなぁ・・・交信の際にQSLの念押し確認はしないようにしている(でも発送はしている)。また交信しても名前を聞きそびれてしまうだろうなぁ。

W7CYはネバダ州から強力な電波を送りこんでいた。数局のJAとの交信の後にコールしてみる。589のFBなレポートをもらう。前の局との交信で気温20度ということを打っていたので、その辺から話を広げられればいいなぁと思っていたが、「他にも呼ばれているので73」とあっけないQSOで終了。「ラスベガスでは風が吹くと顔が熱いような体験をしたが今は涼しいようだね・・・」というにはどう表現すればよいかなぁと思っているうちに交信が終了してしまった。「ムササビのような服を着てDC-10のエンジンの風圧で空中浮遊できるアトラクションをやったよ。」英語にできないなぁなんて思いながら、結局ありきたりの紹介で終わってしまった交信で残念。

CQ DE W3FF IN CA  ・・・ カリフォルニア移動のCQはこうやって打つんだな・・・ほかに呼ぶ局もいないのでコールしてみる。RST-539が返ってくる。こちらからは579を送る。ついでに「弱くてSRI my PWR RNG 5W」と付け加えてみた。FB SIG ! とともにアンテナは?と聞かれた。「DIPOLE 10mh 土手の上から運用している」と答えてみる。この辺はよく使うフレーズなのでよどみなく打てる。相手は八木にKWだそうで、これは交信しやすい相手だなぁと思った。帰宅してQRZ.comをチェックしてみて初めて気がついた。バドダイポールを作った人だった。ハムフェアにも来ているはず。その話題をすればよかったが交信の最中は全く気が付いていなかった。

この日は3局の交信でログを閉じた。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年10月 7日 (日)

南佐久郡小海町と北斗市

八ヶ岳に行くことを決めた時に、どこかの山頂を踏みたいという気持ちがあった。飯盛山の情報がNETなどにあり候補にしていた。昨日の天女山が予想外だったので、朝の出発でわかれて向かうことも考えていたが、群馬から仲間も来ることでせっかくだから会いに行こうと小海町の松原湖へ向かった。

06 町営の駐車場で待っているとJK1TCVとJA1BVAが到着。途中買出しをしていたJF1RNRも到着した。みんなはここから今回のメインイベントとなる本沢温泉へ向かう。車ではいけない日本最高所の露天風呂。一緒に行きたい気持ちはあるのだが、行ってしまうと今夜の仕事には間に合わなくなるだろう。残念な気持ちではあるがこればかりは仕方無い。(本沢温泉のレポートはJK1TCVのブログに書かれるだろう)5人を見送った後は、せっかくなので小海町から電波を出した。7MHz-CWで30局をログイン。07

一応、松原湖まで行って写真を撮って出発した。

渋滞を考えてもまだ早いかもしれない。前日に行った天女山で1時間ぐらい無線をやって行こうかと立ち寄った。休日ということもあり駐車場はハイカーでいっぱいになっていた。ほんの少し降りたところの空きスペースに車を止め5mhのダイポールを展開した。お昼のコンディションはあまり良くないようだった。朝霞市のページにコメントを頂いた松原さんとの交信はこの場所からでした。ありがとうございました。CQを出してもあまり呼ばれず、開けている場所が限定されているようす。ちょうど全市全郡が行われていたので、冷やかし参加してみるが、それでもあまりログは進まなかった。近場が全滅という印象を受けた。7MHzは国内コンディションが一番下がる時間帯だったかもしれない。コンテスト交信の一番最初はJH5YCW、A1クラブの新しいクラブ局だった。

一時間のつもりがあまりログが進まないので、時間を延長したが、成果が期待できそうにないので撤収をして帰路についた。6時間半の余裕を持てば家についてしばらく休みをとれるだろうと思っていた。双葉SAで遅めの昼食をとる。出発してみると登り方面は渋滞の情報が出ていた。多少の渋滞は覚悟していたが、車が止まってしまうような渋滞。いらついてもどうにもならないので流れにまかせるしかない。7MHzをワッチしていてもコンテスト参加局以外はあまり聞こえてこなかった。ラジオでは小仏トンネルまで交通集中による渋滞と言っている。いわゆる自然渋滞。八王子を過ぎれば2kmの渋滞のみと情報があったが、結局小仏トンネルを通過し、車が流れ始めた時には八王子の先は17kmの渋滞に膨れ上がっていた。このまま直進してもいつ到着するか読めない感じがした。思い切って新しくできた圏央道で関越に逃げる道を選んだ。結果的に練馬出口の渋滞以外はスムーズに車が走り、なんとか到着できた。結局5時間以上かかったことになる。もっと休めると思ったが15分だけ休憩して仕事に出発した。

 ちゃんと休みを取れた日でないと中央高速方面への移動はリスクが高いと再認識した。あまり無理すると取り返しのつかないことにつながるかもしれない。自粛しよう・・・

| | コメント (11) | トラックバック (0)

2007年10月 6日 (土)

八ヶ岳へ・・・

 QRPエコディを提案するJE2CDC http://qrp-net.jp/modules/bxBBS/ と福岡からJP6VCHが2年ぶりに八ヶ岳を自転車で走る。2年前にも合流したが雨にたたられた美しが原の移動が思い出される。予定を聞いて、今年もフル参加することは難しそうなスケジュールだったが1泊だけでも・・・と合流することにした。

 前日というよりは朝まで仕事がかかってしまい、遅い出発となった。覚悟の上ではあったが中央高速道路は休日の定番の大渋滞となった。調布を超えて耐えきれなくなりモービルからCQを打ち出す。最近の7MHzの国内コンディションは落ち込む時間が早く、モービルホイップにQRPでは呼ばれる可能性は少ないかもしれない。しばらく電波を出していると今治市(移動)のJA5DIMからコールが聞こえた。符号が欠落するような弱い信号。なんどか聞きなおしてJA5DIM/5/QRPを確認できた。こちらからRST-339を送信し受信に移るとどうしても聞き取れない状態に落ち込んでしまった。何度か送信し受信に移るが浮き上がってくることがなくギブアップとなってしまった。おそらくはこちらの信号も普通の局では呼ぶことさえ躊躇してしまうような信号強度で飛んでいたのではないか?QRP同士で交信を重ねている局はノイズレベルぎりぎりの信号でも神経を集中させて聞き取ろうと努力してくれる人が多い。チャレンジ精神は大きな刺激を受ける。

 その後も渋滞は続いた。JCCサービスでCQを出していても空振りが目立つ信号がぽつりぽつり聞こえる。コンディションは良くない様子。ためしにコールしてみるとなんとか取ってもらえる相手もいた。日野市で一局ログイン、山梨に入ってすこし渋滞が緩和してきた。大月市で一局ログイン。昼食をとろうと思ったがPAさえも混雑気味。結局、釈迦堂PAまで進んだ。軽食をとって車で一息入れている間にモービルからCQを出してみる。このPAは下りは笛吹市になる。4局の方と交信することができた。最初の目的地まであと一時間ぐらい。車を発車させた。

 銀輪隊(先発隊)と落ち合う場所は北斗市の天女山というところ。山頂付近に駐車場がある。そこそこの標高もあり運用もできるのではないか?と思っていた。15時を過ぎて到着。結局東京を出て5時間以上かかってしまった。150km程度の走行では時間がかかりすぎである。近いようで遠い八ヶ岳。あたりを見渡してみるが二人の姿は見えなかった。山頂はどちらだろう?と歩き始めると天女山は駐車場から平行に移動した場所にあり登りではなかった。01

ちょっと拍子抜けのような感じ。まあ山頂付近もアンテナを展開できそうな場所は確保できそうな気がした。

02 木立の隙間から見える山は権現岳・赤岳・横岳かな?一番近い権現岳まで6.8kmある。駐車場は登山の出発点として利用されているのだろう。

駐車場に戻って、二人と会うまで無線をしてみるか?という気持ちでVCHアンテナを車の後ろに展開した。コンディションはやはり良くない様子。とそこに二人が現れた。先についていて少し上の見晴らしの良いところまで登っていたそうだ。再会を祝ししばらく話をしていた。これからの予定を確認し、宿に入る時間を確認して、自転車組がほかの見学コースを回っている間に見晴らしの良い「天の河原」に行ってみることにした。

03 駐車場から10分ほどの登りで到着できる天の河原。ハイカーの方が3人ほど休憩をとっていた。なるほど見晴らしの良い場所。駐車場から天女山までしか行かなかったらもったいない感じがする。

04 少しの時間を過ごし、駐車場に戻った。せっかくなので電波を出してみる。すでに国内コンディションの時間は過ぎてしまった様子。DXペディションを呼ぶJA局の信号はよく聞こえるんだけど・・・結局この場所での交信はゼロでアンテナを畳んだ。

翌日に合流する予定のJK1TCVと携帯電話で話し、翌日の予定を確認して宿に向かった。

南牧村の民宿りんどうには二人が先着していた。天文台などを見学してきたそうだ。荷物をおろして温泉に向かうことになった。海尻温泉の灯明の湯はいい温泉だった。移動の疲れを吐き出してくれる感じ。これか渋滞の疲れではなく登山の疲れだったらもっと気持ちが良かったかもしれない。民宿に戻って食事をした後はさすがに眠さが襲ってきて早めに就寝となった。

翌日へ続く

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »