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2007年11月30日 (金)

JD1に出会えるか?

 天気があまり良くない。でもせっかく時間があるのだから出かけよう。いつもの戸田市に出かけてみた。

 ギボシ接続のダイポール、1cmきざみで調整して次の移動運用で確認する。この作業は気が遠くなるような気もするが、だんだん中心周波数が追い込まれていくのを感じるとそれほどつらい作業でもなくなる。しかし、28MHzは広いなぁ。中心周波数が28.150になった。28.000 SWR-1.25、29.000 SWR-1.75。SWR-1.30以下の幅は600KHzもある。さすが短縮なしのダイポール。24MHzはちょっと中心周波数は上のようだがバンド内はSWR-1.15以下。21MHzも広いバンド内でSWR-1.5以下となり中心周波数は21.100.それ以下のバンドもかなり満足できる内容になってきたので、このへんで納得すべきか?それともさらに追い込もうか?

 アンテナ調整の利点は各バンドをくまなくワッチするようになるという利点もある。チェックし始めで出会ったHS0ZBSは最近許可されたWARCバンドでアクティブに出ている。久しぶりのQSOだなぁと思ってコールすると名前を打ち返してきてくれた。いろいろと設備のお話などもできた。10MHzや3.5MHzでもよろしくと伝えた。実はKURTは私のアンテナに興味を持ってくれてメールをもらった時に、PCでは絵を描きにくいので紙に書いていろいろと資料を送ってみたことがある。今回はその資料に書いてあったものではなく、バーチカルを使っていると言っていたが、多くのバンドが使えるようになって呼ばれる楽しみを満喫しているような気がする。 タイの3.5MHzと10MHzは自分で持っていないので、また会おうなどと打ってみたが、夜にQRVすることが多いみたい。そのうち会えるかな?

 7MHzでは、板橋のMACさんのCQが聞こえた。移動運用でJCC-1323と打っていた。近いねと打たれたが、実はJCCリストが手元になく、どこだろうなぁなんて考えていた。恥ずかしながら、知っている人が出ていたのでとりあえず呼んでみたという感じだった。(SRI)

 なかなかJD1に出会えない。お昼になって7003で「CQ QRP」を打ってみた。A1クラブ記念電鍵を作ってくれた野村さんが呼んできてくれた。なんと1st QSOだった。平日でもCQを出してみるもんだなぁ。野村さんの電鍵でなかったのが心残り。

 撤収予定の時間となってアンテナをおろした。7MHz以上の各バンドをくまなく探したつもりだったが、残念ながら齊藤さんは発見できなかった。宿に電話すれば交信などわけないのだが、やはりランダムでお互いの信号を発見したQSOがしたいと思う。帰宅して情報を見たら、私が撤収した後に7MHzに出てきたようだ・・・その後は14MHzにも・・・ん~残念。

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2007年11月26日 (月)

CQ誌12月号

Cq 発売から1週間も過ぎてからの書き込みはなんとも間が悪いのですが、先週はなにかと忙しく、停滞状態でした。

CQ誌12月号に駄文を掲載していただきました。目にとまった方もいらっしゃるかもしれませんね。

DXの話題というテーマで文を書くとすれば、最初に頭に浮かぶのはダイポールでもできるQRP-DXということになります。ループアンテナやウィンドムアンテナ、G5RV、W3DZZなどワイヤーアンテナをいろいろと試していますが、やはり調整しやすく輻射効率が良いのはダイポールだなぁという印象を持っています。

QSOの成果をお話するとなるとQSLカードが必須という気もしますので、多くのQSLを写真で採用していただきました。正直な気持ちとしては、自分自身の成果の証としてのQSLは大切なものですが、他の人にとって私のQSLはあまり意味のないものだと思います。まあ、私の成果を書いた内容ですので、その辺はご勘弁いただきたいと思います。

文章を書くにあたって過去の交信内容を選択するときに考えることは、成果もありますがプロセスが自分にとって思い出深いものであったということでした。見た目にもハデに見えるかなぁと思って採用したN8SのQSL。3枚のタックシールに張られた9交信のデータは5Wの出力でよくやるよ・・・と自分でも思うところはあります。長期間のDXペディションの後半に狙いをつけて、平日休みや遅い出勤の時などに追いかけた思い出深いQSOとなりました。でも、記事に書かれていない部分にも大きな思い出もあります。14MHzバンドが抜けていることに気がついた方はいらっしゃるでしょうか? DXのメインバンドと呼ばれる14MHzで成果を上げられなかったのは、見つからなかったわけではなく、毎回の運用日に発見しているにもかかわらず、結局(平日にもかかわらず)いつもパイルアップが大きく交信できなかったという裏側があります。また、Not in the logだったのですが、1.8MHzで発見したN8Sに「JK1CPT」までコピーされながらも交信することができなかったという思い出もあります。「残念だ」という気持ちだけが残ったわけではなく、チャレンジする行動のプロセスが大切なんだと思います。アンテナを最大に効率の良い状態まで調整し、入感時間を研究しながら移動運用でチャンスを探すというスタイルは、たかが「599 TU」を送るだけの交信であっても、得られた喜びは大きいと感じます。

うまくいったことや興味深いことを並べることで記事になりましたが、他の運用成果の話題も記事にならなかった話題も、大きな感動を持たせてくれました。もちろんDXばかりではなく国内交信も同じように感動を持たせてくれることが多々あります。

「無線をやってて良かった」と思っている気持が行間から感じられるようであれば良いと思っているのですが・・・成功例ばかりだと自慢話にしかならないかな? hi でも、QRPであれだけできるんだ!という気持ちを持った方がいてくれたら記事になった価値はあるのかもしれませんね。

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2007年11月25日 (日)

WW-CW

秋のCWのお祭り、WW-CWコンテストはいかがだったでしょうか?。サイクルのどん底で普段はあまり聞こえないHFでもコンテストの時は設備の素晴らしい局やDXペディション局も含めて世界中から電波が聞こえてくるのでわくわくしますね。今回はあいにく3日間仕事になってしまい残念でしたが、少しでも空いた時間を利用して参加してみました。

土曜日は午後からの出社、JA1BVA齊藤さんが小笠原から参加することもあり、ぜひ交信しておきたいということも含めて、12時までの制限はありますが移動することにしました。場所はいつもの戸田市です hi

A1クラブのOAMもあったので7時45分ごろには設営を終了し、ワッチしましたが、神奈川のキー局の信号は近距離のスキップもあるようで思うように浮いてきません。キー局を呼ぶ側の信号はコールサインがわかる程度には聞こえているので、バンドの雰囲気を確認するためにバンドエッジからスイープしてみました。JCCサービスをしている局をコールしてみるとリポート交換だけの交信ではありますが、反応がありました。2局交信できましたが、どちらも5エリアの局でした。近場からは聞こえてこない様子。OAMの周波数に戻ってみてもコンディションは上がらず、結局チェックインすることはできませんでした。国内7MHzのコンディションはもう少し時間がたたないと難しそうです。

コンテスト前の14MHzをチェックするためにアンテナを合わせてワッチを開始したところに、声をかけてくれる人が・・・JL1TYYさんが戸田市の移動場所に訪れてダイポールアンテナを発見し声をかけてくれたのでした。何度も交信していただきながら、お会いできたのは初めてでした。1時間ほど楽しいお話をさせていただきました。アンテナを見つけて声をかけていただき、無線そっちのけで時間を過ごすことも多々あります。これも無線をやっているからできることかもしれませんね。運用しに来たのでしょうから、「ぜひ楽しんでください。隣にアンテナを張ってもいいよ」なんて言ってみたのですが、影響が出ると悪いからと遠慮されたらしく、周りの状況などを見て回ってみますと場所を離れました。なんでも、戸田市のハイバンドをリクエストされたようで、スポットサービスが目的の第一だったそうで、戸田市のほかにも和光市(対岸)でも出る予定とのことでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎます。気がつけばコンテストは始まっていました。開始直後にCQを出しても雑魚JAからのQRP信号ではログは進まないだろうとバンドを端からワッチして交信できそうな相手を呼びまわります。14MHzを2周するのに2時間近くかかりました。ログも40交信近く進みましたが残念ながらJD1の信号は捕まえることができませんでした。

残り時間40分となったところで21MHzにQSY。23局をログインできたところで時間切れとなり撤収開始。コンディションもそこそこよさそうなので、後ろ髪を引かれる思いで戸田市を後にしました。

仕事が終わって帰宅したのが23時近く。無理をしすぎて日曜の仕事に影響してはまずいと思いながらも、ちょっとだけローバンドを覗いてみようと戸田市の運用場所に向かいました。1.8MHzまでのアンテナを張り3.5MHzをワッチ。DXCC上は交信済みのところばかりですが17局をログイン。7MHzは13交信。1.8MHzは近場のDXが聞こえてはいるものの反応してもらえずあきらめました。深夜のバンドは3.5MHzが一番よく感じました。入感状況を考えると南米の時間帯はすでに過ぎており、北米さえもログに加えることはできませんでした。ZLが一番遠いところでした。

朝まで粘ればそこそこの成果は上がったかもしれませんが、疲れきってしまうとまずいので撤収して帰宅。コンテスト終了まで30時間近く残して私のWW-CWコンテスト参加は終了しました。帰宅してMLを見てみると齊藤さんは3.5MHzや7MHzで元気に運用されていたようです。戻ってきたらいろいろとお話を伺いたいところです。

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2007年11月18日 (日)

戸田市移動

 今週の日曜日は出勤が遅く、お昼頃までは運用できるので、戸田市に出かけた。朝のFISTS-NETに間に合うように出発したつもりだったが、頭の中にあった和光市の場所が先客(無線ではない)がいて設営できそうになかったので、対岸の戸田市に移動した。

 設営を終了した時にはNET開始時間になっており、予定周波数付近を探してみると、ATSUさんの信号が聞こえる。コントロール局の信号を確認してコールするタイミングをうかがっていると、どうも今日はゆっくりキーイングで行われている様子。良い機会なので縦振りを引っ張り出してつなぎかえる。キー局の信号強度を確認してQRPでも大丈夫と判断したが、レポートは思いのほか弱く届いている様子だったので、5W出力を10Wまで上げてNETを続ける。各局の信号は入感しながらもばらつきがあり、国内コンディションはそれほど安定しているようではなかった様子。TAROさんがCLする情報をQSPしてほしいとのことで、ピックアップしたが、こちらの信号もそれほど強くないので、関西にリレーして東北のコントロール局にQSPされた。ほかにも、長野の局がコールしているのを7エリアでは確認できず、8エリアで走行中のSWLから2エリアにメールが入り、2から7エリアのコントロール局にQSPされて注意深くワッチしたところ信号を確認できチェックインできたということがあった。チェックインの人数が多かったこともあるが、国内コンディションが不安定なことがかえってダイナミックさを感じるようなNETだった。

 その後、運用の度に行っている新アンテナのチェック(今回はバランの付け根を1cm切り詰めた)をするために各バンドを回る。14MHzで9M2/PG5M/6を発見し交信、18MHzでは9M6YBGとも交信することができた。

 7MHzで移動サービス局をコールしてログを進める。たくさんに呼ばれるとなかなかコールサインを打たない局もいてログが進むのに時間がかかる(というか、コールサインを確認して呼べる状態になるまでに時間がかかる)。呼ぶ局が少なくなって、そろそろコールサインを出してくれるかな?と思っていると突然呼ぶ局が増えてくることがある。クラスターに上がったのだろうか?それにしても、CQを出している局は相変わらず自分のコールサインを打っていないので、「みんなコールサインを確認する前に呼び始めているの?」と悪い想像をしてしまう。

 QRTする前に、7003で「CQ QRP」を打ってみる。JK1TCVから呼んでもらえたが、いつもよりはるかに弱い感じがした。「80%コピーできない。」と打つと、5WにQROしてもらえ、80%コピーできるようになった。交信後に呼んでくれたJA5DIMは599の強力な信号。出力は300mWとのこと。やはり開けている地域にばらつきがある感じを受けた。ちょうど予定時間となり無線機の電源を切った。

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2007年11月17日 (土)

下妻市移動

 筑波山を後にして下妻市へ向かった。なるべく自分が運用したことがない場所。小貝川の横を探せば運用ができる場所が見つけられるだろう。土手の下に車を止められて長い直線がとれる場所を見つけアンテナを設営。1.9MHzまで運用できるダイポールを設営した時には日が落ちてしまい。写真は真っ黒になってしまった。

 17時半ごろに準備完了。7MHzのコンディションは間に合うか?ダイヤルを回すと6エリアの信号が強力に入感していた。CQを出している2局と交信。鹿児島と沖縄。ちょっと国内スキップが始まっているか?DXの入感に注意しながら空き周波数を探してCQを出すも、自分のCQは空振りに終わった。

 3.5MHzにQSYして交信を行う、19局ログイン。あまりパイルアップという感じではなかった。コンディションが上がりきっていないか?それとも夕飯の時間で無線機の前に座っている人が少ないか? 1.9MHzにQSYするとけっこうたくさんの方から呼んでもらえた。47局をログイン。トップバンドのほうが人口が少ないような気もするのだが、逆転現象を感じた。その後、3.5MHzと1.9MHzを一往復して21時を超えたところで撤収を開始。渋滞のなくなった帰路は快適に車を走らせることができ、無事帰宅。

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筑波山

1  筑波山、裏側にある加波山に行くときに横目で見ながら「今度は筑波山だなぁ」と思っていたことがあった。

 有名な場所でもあり、人がたくさん集まるであろうこの場所は、無線の運用と合わせて考えるとちょっと躊躇していた。土曜日の休みとなりお天気もよかったので、出かけることにした。車の渋滞も考え6時半ぐらいには出発したのだが、常磐道で事故があったようで渋滞は外環和光付近からすでに渋滞が始まっている。いつ着くか分からないような状態で引き返そうかと考えたが高速の上では容易に引き返すこともできない。のろのろ運転の中でA1クラブのOAMにチェックインしたりワッチしたりしながら車のを進める・・・と言ってもなかなか進まなかった。常磐道の三郷料金所を過ぎたところで事故車がレッカーで運ばれているのを追い越した。やっとまともに走れる・・・。

 渋滞の影響もあり、筑波山の登山口につくのがかなり遅れてしまった。時間短縮の意味でもケーブルカーを利用して山頂エリアに向かう。窓から見える登山道には徒歩で登る人も見え、ちょっと後悔も・・・山頂の駅前は山の上とは思えぬほどの人ごみ。とりあえず山頂に向かおうと女体山に向けて進んだ。人が多すぎてしばしば渋滞になる。紅葉の時期でもあり、三角点の女体山は岩場の山頂が目立たないほど人ごみにあふれていた。

3 カメラを三脚に取り付け、タイマーをスタートしたあと「写真とりまーす」と大きな声を出してレンズの前に人が入らないようにして撮影。黙っているといつまでたっても写真が取れないような人の流れだった。Img_1662

 切り立った山頂からの眺めはいかにも電波が飛びそうな感じがする。三角点の横の手すりにくっつくようにしてJA7TKHさんが1200MHzの運用を行っていた。ちょっと声をかけると、もう終了するとのことで場所をあけましょうか?と言われたが、ループを上げるのを躊躇したくなるような人ごみだったので、ご遠慮させていただいて、運用場所を探して山頂を後にした。

5  遊歩道の途中にある「ガマの石」。ガマの頭に見えるかな?このそばのベンチの角に腰をおろし、ループを立ち上げて6mの運用を開始した。時間はすでに11時を回っていた。

 CQを出すと最初にコールしてくれたJK1TCV栗原さん。待ち構えてくれたようだった。のんびり話をするような運用を行っていたので、大きなパイルにはならなかった。呼んでくれる局の信号は強力な信号が多い。山と無線のJH1QZW滝沢さんが大月市の大峰から呼んでくれた。土日を使って縦走するとのこと。500mWの信号は強力に入感していた。同時に3局ほど呼ばれた中にJH1ARY黒田さんの声も聞こえた。たぶんゆっくり話になるだろうと思い、「ちょっと待ってて」と声をかけて他の2局と先に交信。思った通りに黒田さんとのんびり交信を楽しんだ。

 6月に8J1Pの運用で西御荷鉾山でご一緒したJA1XML鈴木さんにも呼んでいただいた。榛名の掃部ヶ岳からQRVしているとのこと。以前運用に行ったことがあるので山頂の景色が思い出された。ポケ6の交信にチャレンジしたいが周波数がVXOの範囲外ということで、周波数を下げてQSOにチャレンジ。リニアをつけた100mWのポケ6の信号はクリアに聞こえてきた。変調がきれいなことが印象的だった。リニアをつけないと0.2mWとのことでさすがにマイクロワットクラスの信号は聞き取ることができなかった。残念。

 黒田さんからBKがかかり、JA1BVA齊藤さんも探してくれているとの情報をもらい、しばらくこの周波数で運用を続けることにした。残念ながら齊藤さんの信号をキャッチすることはできなかった。

 運用開始から3時間半、一応の目標としていた25交信を超えることができたので撤収を始めた。じっと動かずに交信を重ねていたせいもあり寒さがつらくなっていた。15時ごろにリュックに荷物を詰め込んで出発。少しでも体を温めるつもりで山頂駅を通り越して男体山に登ることにした。

6  男体山の山頂から女体山を望む景色で写真をパチリ。交信の中で「紅葉の話」も出てきていたが、無線のログを進ませることばかりでゆっくり景色を眺める時間もあまりなかった。落ち着いて眺めてみるとけっこう色づいていて、もう落ち葉になっているところもちらほら。山を歩くには絶好の季節だった。

 往復の切符を買っていたのでケーブルカーで下山。この時間に帰ってもまた渋滞につかまることになる。地図を眺めていて、ちょっと寄り道をすることにして下妻市でHFの運用を行うことにした。

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筑波山移動予告

今から、筑波山へ向けて出発します。うまくQRVできれば50MHz-SSBで電波をだそうと思います。バックアップに430MHz-FMの準備もしておきます。

だいぶ寒くなってきたようです。途中で退散してしまう可能性はあります hi

下山後に平地からHF運用をするかもしれません。

運よく聞こえましたら呼んでみてください。

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2007年11月13日 (火)

KEM 部品取り付け

KEMのキットを部品取り付けしました。

Dds こちらはDDS-VFO基板。とりあえず電源を入れて液晶に表示が出たので、ひと安心。

Tx こちらはTX基板。出力は500mW出るようです。

Rx こちらはRX基板。セラミックフィルターを触ったときに「プチ」っと音がして、ちょっと不安。もしかしたら断線の可能性が・・・

実は、部品の取り付けだけで、まだ電源を入れていません。TX・RX基板は見てのとおり、まだ同軸ケーブルが取り付けてありません。順次チェックしていこうと思います。

ノーマル状態でうまく動作したら、5W弱のTRXに仕立て上げられたらいいなぁと思っていますが、気が変わって500mW機になるかもしれません。少しでもオリジナルになれたらいいなぁと思います。

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アウトドア移動隊

CQ誌に継続掲載されている「アウトドア移動隊」。イベントなどには参加できていませんが、一応継続参加となっています。

無線を始めてから電波の飛びがいまいちで熱意が消えかけたころ、移動というスタイルをアピールしていたことを参考に山や河原に移動して無線をやってみたら、運よく交信を楽しめたことで移動運用がスタートしました。今は移動ばかりです。

山からのVHF運用や広い平地でのHFアンテナの実験などの原点はアウトドアだったかもしれません。

持続するために申請したペディションアワード山頂賞・JCC賞・JCG賞なども申請していますが、上位賞は申請待ちというか未申請の状態で止まっています。(JCC部門は100市移動までは完了したのですが・・・) 移動運用を継続するアウトドア賞は5年まで継続しましたが、交信局数が主軸になる自分の運用スタイルを変えるためにきりのいいところで中断しました。今は運用の場所や目的によっては局数が伸びなくても気にしないで楽しめています。アンテナの調整のための移動などは交信する目的が薄くなることもあり、たまたま交信できたらラッキーなんて思うこともあります。

方向性としては「お手軽移動運用」という感じかもしれません。でも、工夫が成果を生み出す楽しみも捨てがたいですね。

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2007年11月10日 (土)

FISTS CW CLUB

Fistkey FISTS CW CLUB 日本語では「国際モールス保存協会」となりますか。世界的なクラブですが、JAのメンバーが中心となって東アジア支部があり、WEB上では日本語でもコミュニケーションが取れます。

http://www.feacw.net/

参加している人は、欧文CHAT志向の方が多いですが、初心者の参加できないクラブではありません。むしろ歓迎しています。新しくCWを始める方は将来の宝です、一緒に楽しむ仲間が増えることは喜びですね。

ホームページのほかにもNETと称してOn the air meeting も行われています。日曜日の朝(7MHz)と夕方前(14MHz)、海外からの参加もあるようです。挨拶やちょっとした情報などが欧文平文で交換されています。参加者が少ない時は通常の交信(ラグチュー)みたいになるときもあります。 欧文CHATに興味のある方は、聞いてみてください。(情報はホームページをご覧ください)

電波に国境はなく、コンディションさえ味方にすれば遠くの局ともコミュニケーションが取れます。英語の会話は苦手という方も多いですが、CWの遅さは声による会話とは比べ物にならないくらいゆっくりです。定型文を覚えていくことで、少しずつでも楽しみを広げていけると思います。

世界的なクラブなので海外にもたくさんの会員がいます。興味がありましたらFEAのホームページからリンクをたどってみてください。

そうそう、今年はハムフェアにも出展しましたね。

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A1 CLUB

A1_club_logo1A1CLUBにも参加しています。

http://a1club.net/

CWを楽しむ方、これから始めたいと思う方向けのクラブです。ホームページも充実していますね。現在は1000人を超える参加者がいます。

ハムフェア出展、コンテスト開催、QSOパーティ、アワード発行、毎週のOAMなど楽しいイベントが盛りだくさんです。

Niftyのパソコン通信の中でクラブ発足のための参加者募集がありました。見てはいたのですが、どんな方向性の方が集まっているか分からなかったので、気にはなったもののその時は挙手しませんでした。その後、友人が会員番号20番台に連続して参加していたのを知り、ちょっと気持ちが動きました。参加の意思を決定的にしたのが「Let's A1 コンテスト」の規約発表でした(現在は規約が変わっています)。縦振りのコンテストとして定着してきていますが、私が一番好感を持ったのが電力乗数の採用でした。出力が弱い局は乗数が高く少ない交信でも得点が伸び、出力が大きい局は乗数が低くなるのでより多くの交信を行わなければ得点が伸び悩む。当たり前のことですが、コンディションによって戦略を変えなければ上位には登れない、力だけではだめなコンテストでした。

21MHzバンドでは九州・北海道の独壇場となる。関東で局数を伸ばすにはそこそこ強い電波で存在を知らせなければなかなか交信局数は伸びない。QRPにこだわりすぎると無駄な時間を費やすことになります。7MHzバンドはコンディションが良い時はQRPでも充分交信局数が伸びますが、コンディションが悪ければ呼びまわりばかりとなり得点が伸び悩みます。空き周波数を見つけてもすぐそばにハイパワー局が出始めると途端にQRMが多くなり、自分では居座ることができても、呼んでくれるはずの相手がこちらの信号を取りきれなくなるようですCQ空振りが続いてしまいます。3.5MHzは力のいるバンドで、QRPにこだわるかQROで行くかは忍耐力との相談という感じでした。HF部門とV/UHF部門は日付が変わっていて、マルチバンドでは2日間参加する必要がありました。V/UHFのほうはタイミングが悪く、なかなか参加するチャンスがありませんでした。

結果を見るとQRP志向の局と50W局の勝負はいいところだったような気がします。500W-QRO局は電力乗数が災いして得点が伸び悩みのような気がしました。ハイパワー志向の局にとっては面白くないコンテストだったかもしれません。QRP運用局に差別感を感じても仕方ないかもしれませんね。でも、自局の出力ボリュームに手をかけてあえてパワーダウンして運用してみようなんていうことは、多少なりとも優位性を感じさせなければ実行しないだろうと思います。もしハイパワー専門の局がQRPの運用を行って、意外なほど交信できる体験ができたら、少しでもQRPに興味を持ってもらえるかもしれないということも考えました。

正直なところ、7MHzなどでコンディションの良い時にバンド中にハイパワー局がずらりと並んでしまうと抑圧を受ける幅が広がって多くの局が呼びまわりしかできなくなります。仮に50W局だけになったら隙間が増えて、ランニングできる局の数は5割増ぐらいになるのではないかと想像します。

コンテストの方向性に好感を持ったことで、第1回の規約発表の時点でクラブに参加する意思は固まっておりましたが、せっかくだからコンテストに(がんばって)参加してそのきっかけで入会しようと考えました。会員番号はぎりぎり二桁の#95をもらいました。(まあ、早ければ良いということではありませんが・・・20番台から参加者激増という感じでした)

QRP志向でも必要であればQROできる。QRO志向でもコンディションが良い時はQRPでもやってみようという気持ちの幅を広く持っていきたいと思います。(QRPしかできないRIGを使うという方向性もありますが、相手に無理強いしないという考えでQRPp交信も興味深いです)

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2007年11月 9日 (金)

今日も移動運用

Photo_2 先週の懇親会で「最近運用に熱が入らなくて・・・」とぼやいたのも忘れるかのごとく今週は3回も運用に出かけてしまいました。場所は遠出できないので朝霞市です。

早めに出発して設営が終わったのが8時前、最初に見つけたのはFK/JA1NLX吉田さんでした。3日前とは違うバンドで見つけたので、早速コール。18MHzのFKはバンドニューでした。1時間ほどで6局ほど(VE、9M2、XU)交信できた後は、DXの信号も全く聞こえなくなってしまいました。9時頃には7MHzの国内もほとんど聞こえなかったのですが10時を過ぎるとパラパラと聞こえだしました。朝霞市ではさんざん出ているのであまりCQを出していなかったのですが、久しぶりにCQを出してみると、続けて呼んでもらえました。30分ほどで25局ログイン。呼ばれる楽しみを思い出させてくれました。

11時頃になって、撤収前に再度各バンドを回って、JT1/YT1AD(14MHz-CW)、XU7MDY(18MHz-SSB)に拾ってもらって運用を終了しました。

短時間でも運用に出かけるといいことがあるかも・・・(坊主でなくてよかった hihi)

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ケース加工

Photo 齊藤さんにコメントをいただいたので、基板取り付け前のケースをちょっとだけ・・・

ポンチでへこみを付けて3mmほどのドリルですべての穴をあけます。そのあとに太いドリルで開けると中心がずれなくてうまく仕上がります。

レタリングはよく見るとちょっとずれていたりしますが、あまり深く追求しないように・・・hi

下手さをごまかす方法は(向上心がないですが)左右対称にレイアウトしないようにすることかなぁと思います。シンメトリーだとずれた場合目立ちます hihi

肝心の中身ですが、部品が足らず買出し待ちになっています。何ができるかといえば、JF1RNR今井さんの著書「手作りトランシーバー入門」の中にある144MHz-DSBトランシーバです。うまくできるかな?

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2007年11月 7日 (水)

ポケ6

Poke62 今年のハムフェアに持っていくために突貫工事で作ったポケ6。つまみも取り付けていなかったが、レタリングを行って、完成となった。

Poke61 キットに含まれていたケースは一回り小さかったのだが、電池をケース内に収めたかったので、別のアルミケースを加工してみた。基板サイズが小さいので、中はスカスカに見える。

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2007年11月 6日 (火)

朝霞市移動

Asaka 移動運用ばかりやっているようで、いつ仕事をしてるの?と思われるかもしれない(hi) 今日はお休みでした。午前中はいろいろと雑用していたが、JA1NLX局がFKに旅行に行っていて、クラスターなどにUPされているのを見て、発見できることを期待して朝霞市に出かけた。18MHzあたりに目を付けてワッチしてみたが、バンドは静か、14MHz、10MHzと降りてきて10MHzでD2NXを発見。なんとかコールが返ってきたが、もしかしたらミスコピーされているかもしれない。その後すぐにFK/JA1NLXを発見、オンフレで交信していたが、なかなか順番が回ってこない。そのうちUP-1の指定となり25分後ぐらいに何とかコールが返ってきた。なんとか移動の目的を達成することができた。

18MHzではUY、VR2、RXなどと交信することができた。24MHzでは2日前に交信したXU7MDYを発見、バンドニューとなった。14MHzでは5W1SAと交信。ちょっとこちらが弱かったかなぁという感じでしたが、JA1NLXは普段QRPをやっている人だからなんとか取ってもらえるだろうという感じで呼び続けほどなく交信することができた。

日没になって、再度各バンドをチェックして撤収開始。今回出かけてきた理由を達成しているので、気持ちは大満足。今日も3時間ほどの運用。ログには7局の交信を記録できた。

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2007年11月 4日 (日)

戸田市移動

Todadipole 日曜日は仕事のスタートが遅かったので、アンテナのチェックがてら戸田市に出かけた。2本目のギボシ接続ダイポールのSWR等をチェック。まあまあ良い感じだった。

Todadipole2 今回は接続部分に塩ビパイプを使ってみた。収納時にはかさばるけど丈夫になった。プラスチック板で作ったものは、設営中にはトラブルはなかったが、準備中に2回ほどふんづけて割ってしまったことがある。塩ビパイプならうっかりふんづけても割れそうにない。なかなかいい感じ。

チェックのため各バンドを回っていてDX局も発見することができた。XU7MDYは18MHz-CWでQSO、強力な信号だった。24MHz-CWでVR2RRとE21EJCをWKD、24MHzのタイは1st。タイは記念行事がないと運用されないのでラッキーと思っていたら、帰宅してJARLのメールでWARCBANDや3.5MHzも一般に許可になったようだ。10MHzや3.5MHzもそのうち交信できるかもしれない。

この日は3時間ほどのチェック&運用で6局との交信をログに書くことができた。

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2007年11月 3日 (土)

秋葉原QRP懇親会

秋葉原の懇親会に顔を出した。2か月ぶりか?3か月ぶりかな?この日はいつもより少なめの参加人数だったが、相変わらず自作セットのアピールなどでにぎやかでした。

沼尻さんの「NANO-6」6mSSB機は目を疑うほどに精密で小さいTRX。自作品コンテストに出せば総務大臣賞間違いなしという気がする。メーカーの販売品と言っても疑わないほどのきれいな仕上がりだった。(写真を載せるおことわりをしなかったので文章だけで失礼)こんなリグを見せられたら、自分で作っても恥ずかしくて持って行けない・・・。

2次会から参加した黒田さんはPixi2をお披露目。定番のアルトイド缶に納めたリグは006p込みできれいにおさまっている。超近距離交信用に出力のところに50Ωのダミーが基板にハンダつけされている(hi)電波を漏らすために八木もどきのエレメントまで付属。去年ハムフェアでお披露目したダミーロードにアンテナのミニチュアをつけたものが、小さなブーム(?)になっているかな hihi  (黒田さん、写真を載せても良ければ連絡ください)

翌週には岡山で全国集会があるせいか、「岡山に行くの?」と繰り返し聞かれる。仕事が休めず参加できないので、なんだかさびしい気がする。QRPクラブに入ってから参加したのは3回、大津と御前崎、そして残りの1回は日帰りで参加した群馬。楽しい思い出でもある。なかなか連休をとれないのは残念。

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