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2008年1月31日 (木)

144MHz-DSB

144dsb1 JF1RNR今井さんの著書「ランド方式で作る手作りトランシーバー入門」から144MHz-DSBトランシーバーを作りました。

当初、72.1MHzの水晶を手に入れたことで製作を開始しましたが、周波数カウンターに不具合があり、鳴き合わせで目的周波数を確認しようとしましたがうまく発見できず。少々停滞してしまいました。 カウンターが治ったことで発振周波数を確認してみると、初段で65MHzほどになり、さらに2逓倍した周波数は130MHz付近になっていました。 あとから情報を頂きましたが基本波が24MHzの水晶らしく、VX3をはずして「Lなし発振」させないと表示の周波数にならないようです。

もともと本に掲載されていた18.1MHzの水晶に取り換えて、うまく144MHz台の発振を得ることができました。周波数可変幅はVX3によって調整できますが、144.135~144.375MHzにしてあります。180度の回転で200KHz以上というのはなかなかクリチカルで周波数を合わせるのが難しそうです。(今後、もう少し狭めるかもしれません)

出力は20mWちょっと出ていると思われます。

144dsb2 暖かくなったら運用実績も残したいです。

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2008年1月23日 (水)

Yuki 初雪は数日前に記録されたようだが実際に雪に遭遇したのは今日が今年初めてだった。牡丹雪は地面に落ちると溶けてしまうようで、あまり積もる気配はなかった。

仕事先がほこりっぽかったせいか?、今年最初の花粉症の気配。いつもは2月に入ってからだし、他の人が数人症状がでてから来るので油断していた。まだ医者で薬をもらっていなかった。ちょっとつらい。

仕事が早く終わったので、CWを介した仲間との新年会に参加した。お空では交信したことがあっても会ったことのない人、直接話をしたことのない人もいて楽しい時間を過ごした。ちょっと飲みすぎたか?

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2008年1月21日 (月)

周波数カウンター

Photo もう10年以上前に購入した周波数カウンター。去年の暮れあたりから電源が入らなくなり頭を抱えていた。捨てる前に原因を探してみようとふたを開けてみた。不具合はカウンター表示部が薄くなり消えてしまうような感じだったので、電源周りをチェックしてみると、基盤に9Vが供給されていない様子。電池を確認してもおかしくなかったので、電源のビニール線を疑ってみるとどうもこのあたりがおかしい様子。ビニール線を交換してみたが不具合は解消されなかった。

電池を入れて電圧を測ってみると、どうも電池ケースからすでにDC-9Vが確認できない。思い切って電池ケースを変えてみると、周波数の表示部がよみがえってきた。やった!捨てなくてよかった。原因がわかってしまえば簡単なことなのだが、ずいぶん長い時間がかかってしまったような気がする。基板上のトラブルでなくてよかった。ICなどの不具合だったら、ほとんど原因にたどり着くことはできなかっただろう。

なにはともあれ、これで発振周波数を確認できる・・・

追加   思いのほか、コメントが付きました。みなさんありがとうございます。電池ボックスのトラブルは多くの人が経験あるのですね。

1 2

上の写真は外側のハンダ、ハトメにしみこむぐらい熱するとほとんどケースが溶けてしまいます。内側からみるとハンダが盛り上がっているようにみえます。ここに電池の接点がつき導通するようにしました。

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2008年1月19日 (土)

タイヤベース

Photo 昨年の終わり頃に、伸縮ポールを立てるタイヤベースの溶接が割れてしまっているのを発見。安全な運用をするためには新しいものを購入しなければならないか?と頭を抱えていた。

以前、自作のタイヤベースを使っていた方がいたことを思い出し、修理ができるものかどうかをたずねてみたら、快く紹介していただき修復だけでなく補強までしていただくことができた。

Photo_2 (汚れは自分でつけたものです)

これで安心して運用が続けられます。田中さん、ありがとうございました。さびないように塗装をする必要があるとアドバイスもいただきました。近日中に処理しておきたいと思います。

Photo_3 修理の待ち時間に吉川市の土手の上に4mhのダイポールを立てて運用を行う。と言っても、設営をして3局交信したところで、お昼に取りに行く約束だったものがすぐに出来上がって届けていただいてしまった。重ね重ねありがとうございました。

結構寒かったですが、いろいろとお話をしたりして楽しい時間を過ごせました。藤沢さんも合流してお二人に私のアンテナの説明などをしていました。

お昼頃に解散して再度7MHz-CWの運用。合計で15局ほどログインできましたが、国内コンディションはあまりよくないような印象を持ちました。もっとも話をしているときに埼玉県内の局が強力に聞こえているときもあったので、良い時間帯もあったかもしれません。

帰宅する前に50MHzも出てみようとアンテナをヘンテナに変えて電波を出してみましたが、閑古鳥状態。標高の高い移動局2局ほど呼んで運用を終了しました。(もっとも、後で聞いたところ、カスカスなれど群馬県太田市に信号は届いていたようです。呼んでくれたそうですが、私が気がつかなかった。失礼しました)

もともと、タイヤベースの修理が目的でしたので、運用自体はそれほど伸びなくても、まあ良いかな?という感じでした。弱いながらも交信していただいた皆さんにはありがとうございました。

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2008年1月14日 (月)

オール埼玉コンテスト

 コンテスト当日の朝、今年一番の寒さだったようです。遠出するのをあきらめていつもの戸田市に出かけた。設備はHFダイポール、50MHzヘンテナ、144/430MHz-AWXというスタイル。

 ほとんどzlogの打ち込み練習という感じで進んだ。HFは7MHzが主力というところ、でも開ける時間はあまり長くなかったような気がする。V/UHFは見晴らしは良いもののQRPの弱さが影響しているような気がする。特に430MHz-FMは交信が伸びず、CQも空振りが続きちょっとつらい感じだった。標高の高さがあれば様子は変わったかもしれないが、そんな場所では空き周波数を確保するのが大変かもしれない。

 成果は、195交信、313ポイント、106マルチで総得点33178点となった。PCロギングは計算しやすく、いろいろな機能もありもっと活用したほうがよいかな?。6時間のコンテスト時間を考えると2分に1交信以上はQSOしていることになるのだが、けっこう暇な印象があった。呼びまわりをしているときは、なかなかコールサインを打たない局が多くてずいぶん取りこぼしているかもしれない。

 あとはログ提出とQSL発行、いまプリンターが一生懸命働いている。2.3日中に巣鴨へ持って行って、ついでにNYPのステッカーを貰ってこよう。

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2008年1月 5日 (土)

秋葉原QRP懇親会 1月

 気がついたら、NYP以来ブログの更新をしていなかった。書いている今日は13日であるが、先週参加した懇親会のことなので、日付は当日に変更してあります。

 ちょうどこの土曜日だけ抜けているように休みになった。秋葉原のパーツ店はまだ新年のお休みだと思っていたが、思った以上に営業している店が多かった。千石でパーツを購入してから秋葉原の懇親会に出席したが、新年ということもありたくさんの参加者がいて席が足りなくなりそうな気配だった。

 JK1TCV栗原さんがポケ6を持ってくるというので、こちらも持参した。JA1BVA齊藤さんも持参しており、ハムフェアでできなかった超近距離交信にチャレンジしようと思っていたが、お互いの運用可能周波数を確認してみてハムフェアの際に交信できなかった理由が理解できた。齊藤さんの周波数は50.201以下に展開しており、私のポケ6は50.235付近、まったくVXOの範囲が重なっていないことにこのときはじめて気がついた(遅すぎ?)。栗原さんのポケ6は、まだバラック状態であった。受信がうまくいっていないようだったが、送信は持参のFT-817で確認でき、良い変調具合だと思ったので、調整を追い込めば使えるようになるような気がする。

 ちなみに、齊藤さんのポケ6は発売当時にキャリブレーションから直接購入したもの。私のものは昨年の夏に千石の壁に掛けられていた販売品。ロットが違うと多少違うのだろうか?見比べてみるとファイナルフィルターのコンデンサーのカラーが違うのを発見した。よく見れば他にも相違点は見つかるかもしれない。

 ポケ6の調整、けっこう難しい気がする。昨年のハムフェアの際にいそいで作り上げたものだったが、発振段を最大に調整した後に各所のポイントを探したがいつまでたっても良いところが見つからなかった。諦めて投げ出しそうになったときに間違えて発振段のコイルをいじってしまい発振の振幅が小さくなったところで思いがけず変調が聞こえてきた。かすかな信号を頼りによく聞こえるように発振段を含めて調整してみるとやっと使い物になりそうな状況が見えてきた。振り返ってみると発振の振幅が強すぎて混合段のバランスが悪くなっていたのかもしれない。ピークを見つけることで調整が進むCW送信機とは比べ物にならないくらい難しいのかもしれない。自分の常識を覆されたような発見を経験させてもらったポケ6。勉強になったことを活用できればいいなぁと思う。

 狭い部屋の中でもあちこちでいろいろな話題が展開されていたようだ。Tube_cover

こちらは、余剰品を無料で提供していただいたもの。左と真中は真空管のカバー付きソケット。右の上下は真空管ソケットに差し込むピン。線材を引き出してピンの違う真空管を実験したりするものだろうか?初めて見ました。これも活用できるよう考えたいと思う。

 2次会はいつもの居酒屋で盛り上がる。日本語のできないグレッグがそばにいて、会話のできる2人ほどが込み入った内容の話をしている様子。私の力量ではなかなか入り込める感じではないので聞き耳を立てている感じだったが、長く英語の発音を聞いていると、だんだん耳に入ってくる単語の数が増えていくような気がする。もっとも、英単語がわかってもその意味が理解できなければ会話の全体がわかるわけではないのだが・・・。この辺が英語をしっかり勉強してこなかった報いであろう。CWだと簡単な会話もできるのになぁ・・・たぶんCWの通信速度の遅さが私の理解力を上げてくれているのだろう。もうすこしコミュニケーションがとれるといいなぁと思う。

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2008年1月 2日 (水)

NYP

2008nyp_1 今年の移動運用もNYPからスタートです。西多摩郡檜原村、奥多摩周遊道路の浅間尾根駐車場から運用を行いました。50MHzの運用を中心に考えていましたが7MHzのほうも捨てがたい。国内コンディションの良い時を考えて、7MHzダイポールを最初に設営しました。

バンドエッジ付近をワッチしてQRP局を呼ぶところから始めようと思ったのですが、たまたま(?)/QRPが聞こえてこなかったので、空いている周波数でCQを出し始めました。この辺をうろうろしていればQRP局ともたくさん会えるかと思い、一応 2x QRPで20局を目標にしましたが、午前中の運用で20交信のうち 2xQRPは10局でした。

2008nyp_2 お昼にアンテナを張りかえて50MHzのヘンテナとFT-817で運用開始。さすがに標高の高さと見晴らしの良さでたくさんのQSOができました。というか、呼ばれ続けて途切れず、振り返ってみると5時間以上マイクを握り続けてしまいました。ログインできた局数は84。我ながらよくやるよという感じでした。

日没後も運用ができればよいのですが、奥多摩周遊道路は夜の間は通行止めになります。ゲートが閉まってしまう前に撤収、アンテナを分解し車の中に放り込んで、10分ほどで車をスタートさせました。今年も閉門の8分前に通過し、すぐそばの数馬の湯・温泉に立ち寄りゆったりしてきました。汗を流すというよりは体を温めるというような感じです。今までと変わったことは、タオル付きの料金だったのが、タオルなしになっていて、こんなところでも不景気が・・・でも前回来たときは満員で門前払い状態でしたが、今年はすいていてゆったり温泉を楽しめました。喜んで良いのやら・・・

冬場の奥多摩としてはいままでで一番と思えるほど過ごしやすく、日の出ている間は車のヒーターも必要ないどころか、差し込んでくる日差しでうっすら汗をかきそうな状態。袖をまくりあげての運用でした。風も全く吹かず、周りの木々もうがかない。終日こんな状態というのも珍しい感じがします。日の高いうちは遠景もはっきりとして、日没近くなると山の稜線が、日向の赤みがかったところと日陰のコントラストもきれいな感じでした。もっとも、マイクを握り続け、写真を撮りに車の外へ出る暇もなかった hihi

無線三昧の一日でした。

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2008年1月 1日 (火)

新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。今年もアマチュア無線を楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。

大晦日、A1クラブの年越しOAMの運用もあるので、約3週間ぶりに運用に出かけました。20時ごろに設営を終え、OAMの時間までCQを出したり呼びまわりをしたり。3.5MHzはスキップ気味のコンディションではありますがコンディションの良い相手とはのんびりQSOも楽しめました。

23時30分のOAM開始から1.9MHzでCQを出すも、QRN大きくQSBも伴い、コールサインをコピーすることも難しいような相手もいて、お手数をおかけした方もいらっしゃいました。失礼しました。早々に3.5MHzにQSYしたものの、こちらも国内のスキップが厳しいエリアもあり、なかなかログは進みませんでした。あんまり呼ばれそうにないので、ラグチューできる相手とはのんびり交信を楽しめる場面もあり、ログを進めることよりも会話を楽しむような運用になってしまった場面もありました。

QSOいただいたみなさん、ありがとうございました。また、呼んでいただきながら交信に至らなかった方、次回のチャンスによろしくお願いいたします。

A1クラブでは和文QSOパーティも行われています。ログを提出できるよう、2局とプチ和文のお相手を頂きました。ありがとうございます。めったに自分からホレOK?は打たないのですが、久しぶりに楽しめました。和文はまだまだ聞き落としが気になり、送信しようと思ったことを忘れがちになります。修行が足りません(というか、ほとんど修行していません)

今夜の最遠距離は3.5MHzのSM3でした。OHやVK、Wも聞こえていたのですが交信に至らずちょっと残念でした。

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