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2008年6月28日 (土)

熊谷市移動

Kumagaya  荷物を引き取りに行くという口実を自分に作って利根川の北側に埼玉県が出っ張る場所(熊谷市)に出かけた。

 朝出発してOAMを聞きながら関越自動車道を花園まで走る。コンディションが上がってOAMの信号が強くなったら、走りながらでもチェックインしようとパドルを接続して走ったが、最後まで強くならずに終了してしまった。アンテナがしょぼいかな?

 地図で運用できそうな期待があった妻沼小島で河川敷に道幅の広い場所を見つけ設営開始。横を重機が一度楽々通り過ぎて行ったので、通行の邪魔になることはないだろう。最初に24MHzで開けていそうな信号を聞いたのだが、順番に回ろうと思い14MHzから運用を開始した。ぱらぱら呼ばれて期待が持てそうな感じ。次いで18MHz、そして24MHzへとQSY。先ほどよりはコンディションが落ちてしまったか?上のバンドから順番に回ればよかったかもしれない。28MHzは交信ができず、7MHzに下りる。ちょっとコンディションが落ちている様子で思ったほどログは伸びず、10MHzに至っては4交信しかログに残せなかった。

 そのうち、朝電話して約束をした栗原さんが預けておいたクラブ登録のIC-706を持ってきてくれた。荷物を受け取っていろいろ話したり、アンテナの説明をしたり、栗原さんがアンテナを使って運用し始め、車の中を整理しながら、熊谷市を持っていないバンドでコールしたりしてしばらく過ごす。

 BT1OYの10MHz運用情報をもらい、コールしてみる。なんだかぎりぎり届かない様子で、アンテナの設営方向が南北向けなので中国はサイドの方向だからだろうと、アンテナの片側を90度まげて再度コール。やっとのことで7K1?が返ってきた。何とか交信が成立し、これでオリンピック記念局は5局と交信できたことになる。早めに出来てよかった。あとは空きバンド・モードのスロットを埋めていくだけとなった。

 日が落ちる前に3.5MHzと1.9MHzのエレメントを追加で設営する。栗原さんは帰る時間となり、トップバンドでの再開を約束して出発した。一人になって再度運用を開始。7MHzでCQをだすもまったく呼ばれず・・・早い気もするが3.5MHzで運用を開始した。どうもノイズレベルが高く感じる。20局ほdログインしたところで1.9MHzにQSY。こちらの方がノイズが低く受信しやすい。調子よく交信を続け、呼ばれなくなったところで3.5MHzのリクエストを受けサイドQRV。先ほどよりもほんの少しノイズが低くなったような気もした。

 交信の途中に田中さんから2mのOAMには出るのか聞いてきた。この時初めてOAMの時間が近づいていたのに気がついた。せっかくなので、片付けておいたリグを再度引っ張り出して、モービルホイップを接続してみた。21時を過ぎてもOAMが開かれている気配が感じられない。ちょっと遠すぎるのか?それともアンテナが悪いのか?諦めて撤収を開始した。

 この日の運用は120局ほど、DXは2局だけだった。遅くなったこともあり、帰宅の道は渋滞もなく快適な走りで1時間半ほどで到着することができた。お相手いただいたみなさん、ありがとうございました。

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2008年6月24日 (火)

4W6R

Log_4w6r 気がついてみれば、東チモールのDXペディションは今日が最終日でした。今から出かけるわけにもいかないので、これが最終結果となります。10mは日曜日しか出てこなかったのかな?信号を聞けませんでした。30mもよく出てきていたようですがタイミングが合わず残念でした。

でも3つのバンドニューと1つのモードニューをもらいました。楽しませていただき、ありがとうございました。

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FO/KH0PR

Kh0pr 今年の冬、泉さんがピトケアン運用予定を知ったときにVP6とは一度も交信していなかったこともあり、追っかけを行いたいと思っていた。でも運用の期間中、仕事が立て込んでいて無線どころではなかった。夜遅く帰宅してクラスターに運用の入感状況を確認しに行くと、たくさんのQRV情報は見られて、悔しい思いをしていた。

 やっと移動運用に出かけられた時には、すでにピトケアンを離れて帰路の途中のフレンチポリネシアから運用を行っていた。充分な信号強度で入感していたこともあり、もちろん呼ばせて頂き、QSOできた。帰宅してから確認してみると18MHzでのこの交信は私にとってはバンドニューだった。

 QSLをダイレクトで請求したときに、VP6の運用時は仕事が立て込んでいて探せなかったのが残念だった。と書いておいたら、わざわざVP6の運用記をまとめたものを同封してくれた。到着するまでの交通手段に時間のかかること、リグのトラブル、現地のハムによくしていただいたことなどを8ページにわたって書かれている。運用の大変さと楽しさが伝わってくる。泉さんがまた海外移動に出発するときは、ぜひ探して交信したいという気持ちがわいてくる。

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HS0ZBSのNEW QSL カード

Hs0zbs KURTさんと交信したときに新しいQSLを作ったので送るよ!といわれて楽しみではあったが、いったい何種類作ったのだろう?

 以前アンテナの手書きの資料や写真などをCDRに焼いて送ったことがあるが、QSL請求の際にIRCを同封しておいたら、「frendからのQSL請求に返信料は受け取れない」とIRCを返してくれたことがある。

今回の交信(10MHzと18MHz)ではKURTさんからのQSLのほうが先に投函されたのではないかと思うほど早く送られてきた。QSLの送付と近いタイミングで24MHzの交信もできたので準備しておいた封筒に3枚のQSLを入れて送ったら、すぐに24MHzのQSLも送ってくれた。(一応、次の交信のタイミングでも、BUROでもいいよと伝えたのだが・・・)

KURTさんとの交信は9回を数える。今度は3.5MHzのHSが欲しいよ。と書いたら、もちろん3.5MHzでも会いましょうと書いてくれた。記念すべき10回目の交信は3.5MHzのBAND NEWをプレゼントしてくれるだろうか・・・?   冬場のローバンドの好コンディションが楽しみである。(その前にも会えるかな?)

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USB IF 4 CW

Usb_if_4_cw 2003年(だったかな?)ハムフェアで購入したキットのUSBアダプター。キットを組み立てたところで満足してしまいこんでいた。エレクトリックキーヤーを使っていても、手打ちで送信するからこそCWは面白いと思っていたことも利用の機会を遠ざけていた。

実は思い出したように引っ張り出して今回のオールアジア使ってみようと考え、リグに接続するケーブルも作り、準備してみた。IF 4 CWをPCに接続しZLOGを立ち上げ、パドルも接続しチェック。問題なさそうなので、PCの送信メモリーでCQを出し、必要な時はパドルの操作もできるだろうと考えていた。ところが一つだけチェックを忘れているところがあった。リグとの接続。コンテストの準備をしていて、IF 4 CWにパドルを接続し、リグにもつないで試しに送信してみると、符号がおかしい!家でのチェックは問題なかったのに・・・原因が分からずとりあえずリグとの接続ケーブルをはずしてみると問題なくサイドトーンが聞こえる。K2からFT-817に接続を変更しても、符号の乱れは変わらなかった。どうやら出力に負荷がかかるとうまく動作しない様子。仕方ないので、ログはZLOGを使うものの、パドルはいつものようにリグに直接接続してコンテストをスタートさせた。

この不具合。まだ原因を追及していないのだが、見つけることができるだろうか? 6m&downやIARUのコンテストも近づいているが、それまでに解決するか?間に合わなければ、またまたパドルはリグに直接接続することになる。

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2008年6月22日 (日)

ちょっとしたアイデア

Mobile_base  なにがちょっとしたアイデアと思われるかな?

 これは私のアイデアではなく栗原さんがやっていたことなのですが・・・

 接点が増えるからといってダイポールに使っている同軸ケーブルは窓から引き込んでいたのだが、雨のため窓を閉めきりたい。ふと思い出したのが、モービルホイップを取り付ける基台。車内で先端をリグに取り付けたら窓を閉めることができ、車内が濡れる心配がなくなった。HFの電波ではロスが気になるほどではない様子。天気の悪い日は活用したいと思う。(実は土曜日もこのスタイルでやってました。50MHzのデルタループも基台に接続し、アジアのDXと交信出来てしまいました。)

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日曜日のオールアジア

 日曜日は仕事があった。比較的早く終わる予定があったので、時間によってはオールアジアの続きができるかもしれないと、頭の片隅にあった。16時頃に仕事から解放されお天気が雨模様。行くべきか行かざるべきか?まっすぐ向かえば18時頃には設営できるだろう。雨が降っていることも、昨日の朝霞市の場所が空いている可能性が高いと思えば・・・ポジティブに考えることにして目的地に向かった。

 雨の中で設営を終了したときには、まだ日が落ちていない状態だった。ハイバンドでは昨日よりも入感しているようで、さっそく呼びまわりを開始した。28MHzでは9M6、XW1などNEWマルチを見つける。XW1はDXCC的にもバンドNEWとなった。オールアジアでは最初の交信だったが、コールしたときに、「hi」と打ってきたのはどんな意味だったんだろう?。もしかしたら先日交信した21MHzのQSLが届いたのだろうか?と頭によぎった。

 21MHzでもNEWマルチが立て続けにGETできた。4S7はバンドNEWでもあるが、ダイレクトで送った別の局のQSLが焦げ付きでCFM出来ていないので、ぜひQSLを送ってほしい相手だったこともあり、力が入った。11交信7マルチ。呼びまわりを始めて1時間20分。昨日のペースよりもかなり早く感じる。こんなにコンディションが違うと、日曜が休みになればよかったのになぁと思った。その後、14/7/3.5MHzを回り未交信局を呼びまわる。CQも出してみたが呼ばれることがなかったので、早めに呼びまわりに戻ってしまった。

 残念だったのは、かなり強い信号で入感していた3.5MHzのLU!南アメリカの3.5MHzはなんとかログインしたいところであったが、こちらの信号には全く気がつかない様子。一瞬でも反応してくれれば、しつこくチャレンジしていたかもしれないがあきらめることにした。

 雨は、やむ気配もなく、空は光らないものの雷雲がある時に聞こえるQRNも多少感じたので、3時間ほどの運用で終了することにした。昨日は60局に満たない交信だったが、今日の3時間で84交信まで伸ばしマルチは42、得点は7434点。明日の仕事に影響しても困るので、ちょうど良い時間だろうと思う。雨の中の撤収。それでも昨日の帰路よりも満足感が大きかった。

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2008年6月21日 (土)

土曜日の運用

All_asian  実は、先の移動予告を書いてからすぐに出発した。運用場所は東西の方向に指向性がでる朝霞市のポイントを選択した。朝早くいってもアンテナを張るベストポイントは埋まっている場合が多い。夜中の3時頃にアンテナを設営。自分でもよくやるなぁと思う。日の出の時間がかなり早いので、うつらうつらしている間に空が白んできた。リグのスイッチも入れてワッチ状態で、EUの信号なども聞こえてくるが、毎度のことながら交信できるような強さは感じられなかった。7時を前に小笠原移動局を10MHzで捕まえ、14MHzではハンガリーとなんとか交信することができた。この時間帯に運用するといつもパワーの低さを実感してしまう。せめて八木ぐらいは使いたいところである。

 7時からのOAM、今日はリレー形式となっている。ちょっと遅れ気味で7025を受信。ころあいのよさそうなタイミングでコール、2回ほど呼び負けたがピックアップされ、リレーのCQを出してバトンタッチすることができた。15分ほど聞いていたが、ちょっと早めに周波数を離れてバンドの入感状況をチェックする。オールアジアが始まる前にQRPコンテスト向けにCQを出してみると、予想外に呼んでもらうことができた。8時台に7局、その後の11時台には11局をログインすることができた。

 QRPコンテストで呼んでくれた栗原さん。RTTYの交信はまだできていないと送られてきた。QRPでも599の強力な信号が送られてくるコンディション。この7MHzバンドでRTTY交信にチャレンジしましょうと送り、待ち合わせの時間にRTTYの周波数で信号を出してみる。S-9の強力な信号が入感するも、PCにそれらしい文字がプリントされない。もう一度こちらから信号を出してみる。それでも同じ状態。気のせいか信号の頭がつまったような印象を受けた。(気のせいだったのだが・・・)このままでは交信することができないと思い、携帯で連絡を取ってみる。電話をしながら(本来なら430-FMあたりで連絡を取り合いながら行いたいところだが、いかんせん距離がありすぎてV/UHFでは交信できない。)PCの設定をあちこちいじってみるがなかなか解決策が見つけられなかったが、リバースのボタンを押してみることでPCにJK1TCV/QRPの文字が現れるようになった。なかば強引にリポート交換に持ち込み、交信は成立させてしまったが、不具合を調べてみるとのことでいったん終了した。(後で不具合を修正する情報を自分で見つけてきてくれた)

 さて、主軸のオールアジアではあるが、日中のコンディションは今一歩という感じだった、あちこちのバンドの状況を聞きながら少しずつログを進める。並行してワッチしている50MHzはバズの音が大きくなることが多く、HLやBYが入感するたびにそちらに気を取られて落ち着かない。強力なEスポはいとも簡単に交信を成立させてくれた。実は小笠原の移動局が入感するのを期待してデルタループの方向を小笠原向けに設定していたので中国や韓国方向はアンテナ指向性のサイドに当たるのだが、それでも3局交信することができた。

 相変わらずコンテストのほうは低調。なんだか、Eスポが強力なおかげで、DXに対して距離の出やすいF層まで電波届かず反射しているのではないかと頭の中に浮かんできた。13時を過ぎてなんとなく24MHzを聞いてみると、6エリアの信号が強力に聞こえていた。試しにCQを出してみるとけっこう立て続けに呼んでもらうことができた。コンテストのことは忘れてしまいそうになった。こんなに良いコンディションなのに、なんで21MHzも28MHzもログが進まないんだろうと考え込んでしまいそうになる。

 夕方になって電話が鳴る。栗原さんはWEBで不具合の原因の情報を見つけ出し、修正してきたようだ。それでは7MHzで再度交信にチャレンジしようと話していたときに、栗原さんが50MHzで香港のRTTY信号を発見したようだ。電話で話しながら呼んでみたところ、返事のレポートがPCの画面にプリントされた様子。「やったー」という声がやっと交信できたうれしさを表しているように聞こえてきた。実質的な初交信はこのVR2との交信といっても言い過ぎとは言えない声を聞くことができた。(このあたりのことは。。不調。日没前に気力が途切れてしまい、撤収を始めることにした。(実は翌日曜に仕事終わりで運用することにした。日曜のブログの書き込みは後日行います。また眠気が襲ってきた。)

 7MHzでは片付けをしてオールアジアは低調なコンディションの中で、日没前に撤収を行った。片付けも短時間で終了し、Rグを閉じてしまった。なかなか交信が成立できた^だ。

 続きは明後日書くことにします。 GN 72

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オールアジア 参加します

土曜日はお休みになりましたので、オールアジアに参加したいと思います。

QRPコンテストも終わりに近づいていますが、そちらも並行して交信したいと思います。「CQ TEST」が聞こえましたらぜひコールしてください。オールアジア向けのCQもQRPコンテストの交信ができるよう「JARLコンテスト周波数」を意識して電波を出そうと思います。もちろんQRPコンテストのCQも発見したら呼びますね。

CQ TESTは/QRPをつけずに打つと思いますが、「コールサイン/QRP」で呼んでいただければ、「コールサイン/QRP de 7K1CPT/QRP」と打ち返します。

オールアジアはアジアが主役と言いながらも、コンディションがいまいちだと呼びに回ることが多くなってしまいます。よろしくお願いします。

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2008年6月18日 (水)

平日代休

 先週末は土日とも仕事になってしまい、無線の運用はお休み状態になった。平日の代休となった水曜日はログを進めたいと思い、終日運用に使うことにした。と言っても遠出はせずにいつもの戸田市に向かう。

Todacity  6mのコンディション上昇に対応するためにデルタループを一番上に取り付けてダイポールを設営する。最初にワッチしたのは14MHz。東チモールのDXペディションの穴埋めも考えて、このバンドを選んだ。8時半に設営を終了し、最初に飛び込んできたのがXW1Bの信号、コンテストで交信済みではあったがまずはCQ空振り中だったのでまずは呼んでみる。すぐにピックアップされたがもらったレポートは439であった。ダイヤルを回すと4W6R東チモールの信号も聞こえる、平日で呼ぶ局も少なく、早めに順番が回ってきて交信できた。バンドNEWを取ることができた。その後、インドネシアのRTTY、オリンピック記念局のBT1OJ-SSBと交信できたが、DXの入感もここまでか?後が続かない。各バンドを回りながら、入感する信号を探す。21MHzでは国内が開けている様子だった。SSBで三沢市の7J7と交信し、その後大和クラブのJD1移動局と交信できた。SSBのQSOだったのでDXCCの空きスロットでもある24MHz、28MHzの予定はあるか聞いてみた。残念ながらその時は14-21MHzのアンテナを使われているとのことで、そのタイミングでのQSYはかなわなかったが、7分の間JD1を独占してしまった。こちらには聞こえてこなかったものの、たくさんの方が待機状態だったようだ。(申し訳ない・・・)交信が終了した直後にはパイルアップ状態になってしまったようだった。

 21MHzの国内コンディションが引き続き良い様子なので、CQを出してみる。1時間ほどの間に10局ほど交信ができた。のんびり会話を楽しめる交信が続いた。

 50MHzはバズ音も聞こえオープンしているような感じはあったが無線の信号はなかなか聞こえてこない。50.110でときたま信号が聞こてくるのだが、JAから呼ぶ信号は聞こえるがご本尊が聞こえてこない時間も長かった。南鳥島からのSSBの信号が強く入感していたが数日前に交信済みだったので、ワッチしながら国内の入感状態を聞いていた。ログの進み具合も止まってしまい、ちょっとうとうとしていたら、南鳥島からの信号がRTTYにQSYすると聞こえる。眠気が一気に吹き飛んだ。急いで周波数を合わせPCを立ち上げる。MMTTYの画面にはしっかりとその局の信号がプリントされている。コールしたところすぐにピックアップされ、レポート交換。マーカスの1st RTTYをつかむことができた。

 50MHzでもCQを出してみた。開けているような気はするものの、あまり呼ばれず。CW1局、SSB2局。それでもお会いできた相手とのんびりQSOを楽しんだ。清瀬の松本さんからQRPクラブコンテストの話題が出た。そういえばコンテスト期間に入っているのにまだ1局も交信していないことに気づいた。運用周波数をJARLコンテスト周波数のほうへ移動してもらいナンバー交換をすることができた。とりあえずログを提出することができる・・・

 ハイバンドの呼びまわりを再開し、14MHz-SSBで4W6Rを発見。こちらはパイルアップも少ないようでオンフレで運用中。なんとか交信でき、SSBのNEWを捕まえることができた。18MHzでは志木市移動のMACさんが強力に入感する。近くでもあるので出力を500mWに落してコール、思ったとおり一発で返事が返ってきた。その後、18MHzと24MHzでCQを出す。どちらも2局ほど呼んでいただいたが後が続かずまた呼びまわり再開。

 21MHz-CWで4W6RをWKD。リポートを受け取っているタイミングで来訪者。先ほどのMACさんが帰宅途中に立ち寄ってくれた。しばし車の外でアイボールを楽しんだ。このところアクティビティが高く、ハイバンドで呼びまわりをしていると平日でも発見できることが多い。TNX eyeball QSO!

 24MHzで大和クラブの小笠原移動の信号が強力に入感し、一気にテンションが上がる。午前中の21MHzで上のバンドの運用の可能性を聞いていたので、意識して出てきてくれたのではないかと感じた。なんとしても電波を届かせたい。こんなに聞いている人がいたのか?と思うほどのパイルの中でコールし続けるがどんどん先を越されてしまう。JD1AHC齊藤さんの話では、夕食の時間は厳守とのことだったので、おそらくは停波の時間が迫っているだろうと焦る気持ちも出てきたが、なんとか相手に見つけてもらうことができた。交信時に「TNX AGN」が相手から送られたことでOPの方が午前中の松井さんであることを確信した。今日一番の感激を感じる交信。こういう気分になれるのは、DXCCのオールバンドNEWのDXペディションと交信できたとき以上だと思う。できる限りの気持ちをこめてTUを送った。

 別のJD1移動局が7MHzで運用しているのを見つけ7K1CPT/QRPとQRP付きでコールしてみた。この方がKX1を持ち込んでQRP運用していることも午前中の話の中で聞いていたので、調子にのってあなたのリグは?と聞いてみた。最初は何を聞いているのかわからなかったかもしれない。K2との返事が返ってきた。2way QRPかどうかをを確認しようと思ったのだが、こちらの交信はやりすぎだったかもしれない。

 4W6Rは24MHz-SSBでもQSOできた。自分のDXCCリストではバンドNEWを2つ、モードNEWを1つ穴埋めすることができた。未交信の10MHzを中心にワッチを続けたが、1時間ほどログが進まない時間ができて、日没後のコンディション上昇の期待もあったが、撤収を決めた。平日の移動で12時間近く無線を楽しんだ。大満足の一日だった。

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2008年6月12日 (木)

夜の移動

 今日は遅くなってからの移動、DXも期待できそうなコンディションの様子。18時頃から各バンドを探し始める。始まったばかりの東チモールDXペディションを意識して南北に指向性がとれる戸田市に出かけた。

 最初に見つけたのが18MHzの4W6R。けっこう呼ぶ局も多かったがなんとか交信することができた。その後14MHzに移ってみると8J1RLがCQ空振り連発。信号は539と弱いが、なんとか飛んでほしいとコールする。しかし聞こえてくるのはCQばかり、こちらがQRPで弱いせいもあるかもしれないが、相手の場所でのノイズレベルの上になることはなかったようだ。そこそこ強そうな局が呼んでも取りづらそうな雰囲気。もう少しコンディションが高い日を期待してギブアップ。

 18MHz SSBでJD1BMMを発見する。信号は強力で、先日の50MHzのお礼を言おうと呼ぶタイミングを待っていたが、コンディションが落ち始める時間だったようであっという間に43ぐらいまで信号が落ちてしまった。残念!

 7MHzでCQを出していたV85TT。交信直後にHL4が私のほうを呼んできた。え?どうしようと思っているうちにV8のほうが応答しレポートを送ってしまった。HLの局は私が相手だと思って交信を終了してしまった。BKを打って1KHz UPを促したが反応せずそのまま終わってしまった。HL局は私と交信したと思っているんだろうなぁ。一応1KHz UPした所でその局を呼んでみたが直後にコールしてきたのはDS3の局。結局HL4とはつながることができなかった。

 今日から小笠原に大人数で移動運用がある。7MHzで出始めだったかもしれないJA1NND/JD1を発見し交信することができた。他のバンドもmいないかなぁと10MHzにQSYしてみると、JA1ZEK/JD1も発見。こちらはパイルアップがものすごい。時間がかかったがなんとか交信することができた。

 18MHzではVQ9LAが入感。こちらは先週交信したばかりなので呼ばなかったが、充分交信できそうな信号だった。振り返ってみればVQ9と交信した4バンドはすべてこの局が相手だった。この先もバンドニューをGETするときはこの局が相手かな?と思った。

 14MHzで3B8FGを発見。信号は559でなんとか相手にコピーしてもらった。本日最初のアフリカ局。10MHzでAH2L、BT0ONと交信できたところで、栗原さんからの電話が鳴った。BT0ONをワッチしていて私のコールサインが耳に飛び込んできたので、移動しているのが見つかってしまったようだ hi 栗原さんはRTTYの変更申請が終了し免許が届いたとのことで、早速やってみようと試みてみたが、この日はローバンドのアンテナを準備していなく、7MHzでチャレンジしたところどうもスキップ気味で、信号の存在はなんとかわかるもののPCに文字があらわれてくれない。3.5MHzならばできそうな気もしたがアンテナを張りたさなければならず、ギブアップしてしまった。また、次の機会によろしくお願いします hi

 撤収を前にもう一回りすることにした。14MHzでTX7LXを発見したがものすごいパイルアップになっている。マヨッテはオールバンドで未交信なので、頑張ってみたが歯が立たない様子。10MHzで4W6Rも見つけたがこちらもパイルアップが大きい。DXペディションの期間もまだあることだし、今日のところはこの辺で撤収。24時直前に移動場所を離れた。結局6時間近く遊んでしまった。明日が昼集合なので、ちょっと夜遊びしすぎだったか?

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2008年6月 9日 (月)

スカイドア バランの修理

01  山歩き用に作ったスカイドアの給電部のワイヤーが断線していて、修理を考えていたのだが、ふとアイデアが浮かんで、ワイヤーをやめてアルミのL金具を作って給電してみようと作ってみた。

02 上から見るとこんな感じになる。L金具はアルミレールの余りを削って作ってみた。下に見える黄色のプレートは補強用で、100円ショップで買ってあった塩ビ板のあまりを使って切り出した。

03 作ってから気がついたのだが、収納の際に蝶ねじを緩めて折りたたんでやれば、部品がばらばらにならずにFBである。

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05 上側のアルミパイプはそのままの形であるが、蝶ねじで折り曲げるタイプに変更しても良いかも・・・と考え始めた。アルミのL金具で給電する方法は、なかなか使えるかもしれない。

上側のアルミパイプも折りたためるように改良しました。おそらく全長が数cm伸びていると思うので、近いうちに中心周波数のチェックをしたいと思います。(6/11)

11 12

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2008年6月 7日 (土)

守谷市移動

Photo  このところ近場の運用ばかりでちょっとフラストレーション気味のところもあり、普段出かけないところに足を伸ばそうと出発をした。当初の予定では、新市になった頃に運用したつくばみらい市で運用するつもりだったのだがその場所は河岸工事で大きなクレーンが入っていて立ち入ることができずに、急きょ場所を変更して守谷市で運用を行うことにした。

 先日作り上げた50MHzのデルタループの使い心地を確認したいこともあり、トップにデルタループ、その下にHFのダイポールを設営した。リグはHF用にK2、50MHz用にFT-817を接続、要するに50MHzをワッチしながらHFの運用を行えるダブルの体制をとった。時として50MHzで電波を出しながらHFのダイヤルを回すという形も行った。

 A1のOAMは車で走りながらワッチしていた。キー局の運用の雰囲気とか入感しているエリアの状況とかも感じ取ることができる。アンテナを設営してまず最初に7MHzでコール。何度か先を越されたが、コールが返ってきた直後に信号が強力になった。QSB UPを伝えると、西ビームにしておいたのを私のコールに気が付きビームを回してくれたとのこと。7MHzでビームを使っているんだ!すごい!思わず声になってしまった。その後50MHzのダイヤルを回す。まだ時間が早いせいかあまり聞こえてこず、隣の県の千葉移動の局をコールしてこのアンテナでの初交信となった。多少バズ音が聞こえてコンディションの上昇が期待できそうな予感。50MHzを受信状態にしてHF各バンドの様子をうかがう。ハイバンドのオープンを期待していただ思ったほど賑やかな雰囲気は感じられなかった。4エリアのCQを呼んで交信できたことで、18MHzにとどまってCQを出し始める。ほどなくこのブログを読んでデルタループのことを知っている局が50MHzへのチャレンジを提案してくれた。18MHzの周波数をそのままにFT-817で空き周波数でコールしてみるが交信に至らず。18MHzでそのことを連絡してきたところで、同じバンドのSSBでQSOにチャレンジ。なんとか声を聞くことができたが、こちらの信号はのんびり会話を楽しむほどの強さで相手に届いていないとのこと。50MHzの信号はなんとか相手まで届いていたらしい。QRPのチャレンジは自分としては大切なことなのだが、必要な時は増力できる準備もしておいて損はないかもしれない。本気でK2の50W化を考えてしまった。このような交信実験を行える相手との交信は、これだけでも移動した甲斐がある満足感の大きな交信だった。

 10時半を過ぎ、バズ音は大きくなっているが待ち受け周波数には信号が聞こえてこない(最近クラスターに上がっていたXVの入感を待って50.130を聞いていた。)周波数を国内交信のメインストリートに移してSSBでCQを出し始める。交信を行っていれば喉を休める時間はあるが、CQ空振りだと連続して声を出し続けていなければならず、すぐ喉がつかれてしまう。モードをCWに切り替えてCQを打つとすぐに6エリアからコールをもらった。Eスポは充分強く広がっているような感じがした。その後しばらくモードを切り替えながら50MHzの運用を続けた。バズ音が強力な時はアジアのDXも入感があり、BY・HL・VR2などと交信することができた。Eスポがオープンしていないタイミングでは三重県と交信することができた。相手の運用場所と設備に助けられての交信であったかもしれないが、こちらの1エレループにQRP/5Wの成果としては充分満足のいく結果だったと思う。

 午後も7MHz~50MHzまでCQを出したり呼びに回ったり、DX・国内を問わず交信を楽しんだ。10MHzでラグチューをしていたカリフォルニアの局を捕まえた。前の局との会話でK3を使っていることを聞いていたので、K3のシリアルナンバーをせがんだ。2桁台のナンバーの持ち主で最初の出荷で手に入れたのだろう。539のリポートをもらったが、ストレスを感じさせない返答が印象的だった。

 8J4P・8J6Pも発見し交信することができた。7MHzでのCQはタイミングが悪かったせいか、30局ほどのログイン。日没を前にしてもうすこしねばろうと3.5MHz・1.9MHzのエレメントも追加した。3.5MHzではパイルアップを楽しみ、80局ほどログインすることができた。1.9MHzも30局ほどログイン。トータルで200局を超える交信を楽しみ、大満足の一日だった。

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2008年6月 4日 (水)

6m デルタループ

1  お天気が良くなりそうだったので、週末まで待てずにデルタループのチェックと写真撮影に出かけてみた。

 2

まず最初にポールの先端にエレメントを取り付けるベースを設置。真ん中のプラケースには4:9のアンアン(インピーダンス変換トランス)が入っている。アルミパイプの真ん中ぐらいの所まで、10cmほど差し込みののりしろ部分を作ってある。

3 左右のエレメントは65cmを片側に3本使用する。2本が短く、4本が長く見えるが、のりしろに10cmほど内径の一回り小さいアルミパイプをねじ止めしてある。最上部のエレメントにはあらかじめ水平部分のワイヤーエレメントが取り付けてある。

4 パイプをつなぐとこんな感じ。一応安全のためビニールテープを一回巻いてある。このエレメントを2枚目の写真のベースにあるアルミパイプの出っ張りに差し込むと・・・

5 こんな感じになる。あとは同軸ケーブルをつなげて伸縮ポールをアップすればOK。デルタループに下に滑車があるが、ロープを通しておき、普段使っているダイポールアンテナのバランの部分を引っ張り上げてダイポールも設営する。ステーロープのような役割もあるので、アンテナが安定する。

6 今日は、FT-817からキャリアを送信してSX-200でSWRのチェックをしたが、50MHz台で1.10以下、52MHzで1.40、53MHzで1.90、54MHzでも2.50。かなり広帯域なアンテナとなっている。SWRだけでは不足で、電波の飛びを確認しなければ・・・と思っていた。実はXV3が6mでよくレポートされているようで、出没周波数にダイヤルを合わせて待ち続けていた。あまり出てこないので、途中50.150付近に移ってCQを出してみたりしたが、平日のためか反応はなかった。バンドは閑散としていたが、千葉県からCQ DXを打つ信号が599で入感していた。6mをワッチしながらHFバンドでも呼びまわりをしたりCQを出してみたりしたが、結局6mでの交信はできなかった。撤収近くなって8エリアのCQも聞こえてきたが、こちらから不感地帯の局に先を越され、交信はできないまま時間切れとなった。

HFでの交信は8局程度。平日で出ている人が少なかったようで、デルタループに実績を残すことができなかったのが残念だった。にぎやかな週末に移動して成果を上げたいところである。

Photo_2 アンアンの写真を追加します(6月8日)

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2008年6月 1日 (日)

Let's A1 contest 他

 日曜日は仕事になることが多い。この日も出勤だったが、思いがけず日没前に会社を出ることができ、コンテストの終盤に間に合いそうなので戸田市に出かけて3.5MHzのアンテナをあげた。残り一時間となってやっと運用を開始できたが、19時の時点でもまだ日が落ち切っていなかった。3.5MHzを選択したのはちょっと失敗だったか?それでも、24局をログインできた。7MHzのほうが楽しめたかもしれない。どうも、JA1コンテストと開催が重なっていたようで、明らかにパドルのキーイングの局にも呼ばれて2桁ではないナンバーを送信され、「SRI」を送ることが数回あった。「CQ A1 TEST」と「CQ JA1 TEST」では聞き間違えても仕方ないかもしれない。

 使用電鍵はHK-1Sを使用した。置き場所がぐらぐらしていたのが良くなかったかもしれない。(へたなキーイングの言い訳でもある hi )

 コンテスト終了後もすこし粘って交信相手を探しては呼びまわりをした。国内は3.5MHzで運用している局が信号も強力になっていた。7MHzでCX7COと交信、449をもらった。10MHzではYE100Kが強力だった。 同じ10MHzでHS0ZBSを発見、タイの10MHzはバンドニューだった。久しぶりにKURTと会えて楽しいQSOができた。新しいQSLができたので、ダイレクトで送るよと言われてしまい、こちらからSAEを送るよと打ち返したが、帰宅してみるとメールが入っていて、アドレスは変わっていないか?と書かれていた。ありがたいことで、早速こちらからもQSLをダイレクトで送るよ!と返事を送った。

 某ブログで警察の職務質問を受けたことにRESをつけたら、今日は私がパトロールの警察官に職務質問を受けてしまった。アマチュア無線をやっていると言ったらどこまで飛ぶの?と質問がきた。今日はウルグァイまで飛んだよ。といったら目を丸くしていた。おそらく国内の都市名が返ってくると思ったのであろう。結局、免許の確認をするわけでもなく、「最近は物騒だから気をつけてね」と言って去って行った。まあ、夜中に土手の上にアンテナを仮設しているやつを見たら、職務質問しないわけにはいかないだろうなぁ hi

 ダイポールを撤収してから、50MHzデルタループの仮調整をしてみた。ワイヤー部分を切り縮めて中心周波数をSSBバンド内に追い込んだ。MFJ-259Bの測定では、SWR1:1の範囲が50.106~50.730で600KHzもある。かなり広帯域なアンテナでちょっとびっくりした。SWR1.2の範囲はバンドエッジの50.000から51.400!これは予想していなかった。夜中のことなので写真は撮らなかったが、細かいエレメントの固定などを行って、次のチャンスには写真も撮ってこようと思う。分解組立が簡単でFB。SWRだけでなく、早く飛びも確認したい。

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