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2008年7月21日 (月)

海の日

 月曜は海の日で祭日ではあったが仕事があった。でも、比較的早く終了することができたので、帰宅後すぐに出かけて、朝霞市で設営を行った。HFダイポールに合わせてサテライトの準備。サテライトはVO-52専門のような感じだが、最近はなるべく準備を行っている。

 20時前の周回ではとりあえずループテストも兼ねてCQを出してみる。4局呼んでいただいた。TNL、KJR、VPV、KPIありがとうございました。後半に呼びまわりのためにワッチしてみるが、JA8局が入感し、呼んでみたがうまくいかなかった。その次の周回では、CQを出さずに探してコールするスタイルをなんとかできるようにしたいと思い、CQを出さずにダイヤルを回してワッチする。沖縄の移動局が聞こえたのだが、なかなかうまく周波数を合わせられなかったようで、交信に至らず衛星は可視範囲を離れていった。短い時間のなかで、八木を回したり、ドップラーシフトを考慮して送受信周波数を合わせたりいろいろと忙しい作業ではあるが、それもうまくいけば楽しく感じる。アンテナの追従システムや送受信周波数の合わせなどを計算で自動的にやってくれる手段もあるようだが、なかなかそこまでのシステムを構築するまでになっていない。しばらくはこのままで進めるだろうと思う。

 結局、21時台の周回も交信することができなかった。突然ダウンリンクが消えてしまい、受信周波数を見失ってしまうことがあったが、原因はなんなんだろう?ハイパワーで送信する信号でダウンリンク全体が落ちてしまうのだろうか?なによりも信号を見つけて受信周波数に送信周波数を合わせるのが厄介なようで、呼びに回っているときになかなか交信が成立しない。やはりCQを出して呼んでもらう方は、相手が周波数を合わせてくれるので簡単なようだ。でも、呼べるようにならないと進歩がない。チャンスがあるたびになるべくQRVすることにしたい。

 HFのほうは、14MHzと18MHzが日没後にコンディションが良かったようだ。先日SSBで聞いた(交信ではない)8Q7SHがCWに出ていて交信することができた。14MHzはバンドNEWとなった。18MHz-CWでAP2TN、ES0UAI、14MHz-CWで4O3AをWKD。モンテネグロはオールバンドNEWとなった。BT1ONを14MHz-SSBで交信し、11スロット目の交信、あと一つでアワードの最高賞にとどくことになる。

 良い結果ばかりではなく、交信できずに残念だった信号も多かった。3DA0はSSBで強力な信号を送り込んでいたが、信号が弱くなり交信できず。さすがに呼ばれ方は尋常ではない感じだったが、1局ずつ丁寧に対応しているのが印象的だった。期間中に1バンドだけでも交信したいものだ。C91OKはNA指定が長く続いていたようで呼べず。9K2MUもバンドNEWで呼びたかったのだが、OCとの交信を望んでいたようで、NO ASIAで呼べず。C91NZ、18MHz-SSBも充分交信可能と思われたのだが、7K1PTまでコピーされていたのにギブアップされてしまった。他の局も待ち切れずにかぶせてきた様子だった。残念である。 ほかに、時間とともにパイルが大きくなっていった9A2Xは出始めではQTHやNAMEを交換していたが、パイルアップとともに599BKになってしまい、それでも呼ぶ局は増える一方で私の出番はやってこなかった。 14MHz-SSBで強力に聞こえていたBL7IN、近くなのでなんとかなるかと思っていたが、この局も7K1PTとしかとってもらえない。私の「チャーリー」の発音に問題があるのか?JAコールと記念局8J関連以外は2レターのサフィックスは存在しないことを分かってほしいなぁと思った。いままで、ほとんどの場合7Kさえ認識してもらえば交信成立することが多いのだが、今日はきつかった。 18MHz-SSB、VR2008O香港からの記念局は信号も強力で問題ないと思っていたが、ピックアップされるのはEUばかり、特にEU指定ではなかったのだが、ビームがEUを向いていたのかもしれない。他に7Z1HB、9J2BOなども聞こえた。

 振り返ってみると14MHzと18MHzを往復しているような感じで他のバンドの交信結果がなかった。まったく聞かなかったというわけではないのだが、アンテナをバンドチェンジする前に、リグのバンドを変えて軽くワッチしてみて、コンディションがよさそうな場合はアンテナをバンドチェンジするというスタイルが多くなる。まったく開けていないときは、アンテナを変えてからバンドをスィープしているが、特定のバンドでコンディションが良いと、他のバンドはあっていないアンテナでワッチするだけなのでおのずと微弱な入感状況の信号に気がつかない場合がある。他のバンドでも聞き逃した局の信号はあったかもしれない。もっとも、アンテナを合わせて初めて聞こえるような弱い信号の場合はQRPでは交信できない可能性も高い。

 コンディションが良いのを実感してしまうと、また早めに終わったときは運用に行きたくなる。homeにアンテナがない局の弱いところだ。

 

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