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2008年9月30日 (火)

VP6DX QSL CFM

Vp6dx  あちこちから到着報告が聞かれていたVP6DXのQSLが到着した。10交信・7バンド・3モード。追っかけまわした頃を思い出させる。そうか2月だったんだ。寒い中随分頑張ったなぁと思う。真冬なのに10mもしっかりできているのに40mがどうしても交信できなかった。

 封筒にはクロネコメール便のシールが貼ってあった。まとめて日本に送ってどなたかが発送してくれたんだろうなぁと思う。

 同封しておいたSWLカードの返信はなかった。交信しているQSLがあるのだからよいだろうと思われたか? それともBURO経由に回されたか? LOTW・ドネーター・ダイレクト請求・Eメール請求・SWL向けなどQSLの処理タイミングが違うことを知ったのはQSLをダイレクト請求してからだった。

 これで、DXCC未申請のQSLは106クレジットとなった。160mと6mを除くと97クレジット。120クレジットたまったら申請しようと考えているが、あと23クレジットは年内は難しいかも・・・

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2008年9月25日 (木)

入間郡三芳町と富士見市

 墓参りというか墓掃除に出かけたついでに無線の運用も行った。(どちらかといえば無線運用の口実に墓参りをしているような気もする)

1_town_edited1 三芳町のなかで、ちょっと小広くなったところで、7MHzのmobile verticalをセット。一応、車に取り付けただけで、周辺のものは利用していない。

 昼のコンディションはあまり良くない様子で近場はスキップ気味。とぎれとぎれに呼ばれるが、4-4-4-5-1-1-6-1エリアと近距離はスキップ気味。30分ほどで8局ログインしたところでアンテナをはずして出発することにする。帰宅する方向に向かいながら、どこに立ち寄ろうか考えていて、結局富士見市に落ち着いた。

4fujimi 富士見市に到着し同じくアンテナをセットする。約1mの塩ビパイプをアンテナ基台に取り付け、中間に延長コイル、その先は5.4mの釣竿に這わせたビニール線。

3coil ちなみに7MHz用コイルはこんな感じ。上下のエレメントはギボシ端子で取り付ける。コイルカバーには500mlのペットボトルの底を加工して作ってみた。塩ビパイプは段差のある方が下側の塩ビパイプに差し込める。上の部分に釣竿を差し込めるようになっている。

 セットして7MHzを聞いてみる。と、耳に飛び込んできたのはZP5KOのCQ。ものは試しに5Wで呼んでみると応答があった。コンディションのせいもあるかもしれないが、成績良すぎ? ちなみにMFJ-259Bで計測してみると中心周波数は7.000にあり、SWRは1.4となった。これはコイルの上側を一直線に沿わせた場合で、つりざおにゆるいコイル状に巻きつけると中心周波数は6.900ぐらいになった。ビニール線もコイルの役割を持ってしまったようだ。

 気を良くして7MHzでCQを出してみると、17局ほど呼んでもらえることができた。ワッチに移ると沖縄のクラブ局のCQが聞こえ、交信することができた。先ほどよりコンディションが近づいてきたのか、3エリアが多かった。

 コイルの部分を10MHz用に変更して聞いてみるとRU0LLが強力に入感。あっけなく交信出来てしまった。それも、設備やWXの紹介なども含めて、599-BKではない交信ができてしまった。その後、ZL4PWから449をもらう。なかなか良く仕上がっているようだ。

 その後、「まだ帰るには早い」と思い、モービルアンテナを撤収してダイポールを設営する。(暗くなってしまったので写真はありません)18MHzでオールバンドで未交信のOJ0Jが聞こえてくる。なんとか交信出来て出かけた甲斐があった。でもカリニングラードの局には気がついてもらえなかった。

 3.5MHzのダイポールで、47局をログインする。1.9MHzではわずか2交信。聞いている人があまりいない時間帯だったかもしれない。3.5MHzでH40のCQが599の信号で聞こえたが、恐ろしいぐらいのパイルアップ。さすがに順番は回ってきそうになく、あきらめた。

 K3のATUは、どうも動作していないように思えてきた。バイパスとATU込の切り替えをすると、小さくカチっと音がするが、エレメントがあっていないバンドでチューナーを動作させようとしても、リレーが切り替わる気配がなかった。再度チェックする必要がありそう。また、目に見えないゴミが付着してどこかショートさせているのだろうか?→ 一度分解して組み直してチェックしてみました。でも治った原因が分解かどうかははっきりしません。 どうも、ボタンの押し方が悪かったのかなぁという気もしてきました。チョイ押しの押し方が悪くて設定が変わらない場合があったので、しっかり押すようになって、長押しと判断されたかもしれません。今は元気にリレーが動いている音がします。チューニング具合もいいようですが、電波を出すためのアンテナワイヤーを貼っていないので正確にはわかりません。次回移動の際にもう一度チェックしてみます。9/26

 平日ではあるが、けっこう無線を楽しめた。

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2008年9月23日 (火)

K3 初運用

K3  新しい免許状(と言っても指定事項は変わっていないが・・・)が届いて最初のお休み。さっそくK3を連れて移動に出かけた。

 いろいろといじってみようと思いながら、マニュアルを忘れるという失態。できる範囲で触ってみようという感じになった。

 午前中はコンテストもあり、絶好のチャンス。と言いながらもCQではあまりパイルアップになるようなこともなく、一局ずつ呼ばれるような感じで拾いやすい。4、5エリアあたりが強いが近場はスキップ気味。呼びに回ってみると、信号の強さと明瞭度から考えてもたぶん交信できるだろうと思える相手に気がついてもらえないようなことも何度かあった。QRP/5Wで運用しているとはいえ、それほど飛んでいないのだろうか? 逆に考えれば受信がしやすいと考えることもできる。 いつも呼んでくれる局が強力に入感していたのでコールしてみるとQRZ?と返ってきて、一瞬「え?」と思ってしまった。

 フィルターの可変の感じはなかなか良さそう。DSPの帯域を狭めていくと、クリスタルフィルターが自動的に切り替わってくれる。あまり帯域を狭めないほうが自然に聞こえるので気持ちが良い気がする。500Hzぐらいで使うことが多かった。強力な信号の横で帯域を広めにして聞くと抑圧が感じられるがフィルターの帯域を狭めると気にならなくなる。使いやすい感じがした。

 AGCをOFFのままで使っていたが、S-9を超える強力な信号を受信すると信号が飽和しかかったような印象を感じる。SUGIさんの言っていた7MHzの感度が良すぎるというのはこのことかなぁと頭に浮かんだ。AGC-Sの設定と聞き比べるのを忘れてしまった。ワッチしながらもログを進めることに気持ちがいってしまったかもしれない。

 SSBは弱めのDX局の信号を聞いてフィルターを回してみる。2.8KHznフィルターを入れているが、2.6KHzぐらいの設定にするとちょっと信号が浮き上がる感じで聞きやすくなった。もっとも、ノイズの質によって変わるのかもしれない。7MHzのSSBで試すのを忘れた。こんどチェックしてみよう。

 オプションのATUは外付けのアンテナチューナーのようにロングワイヤーを希望バンドにチューニングするようなものではないのかもしれない。あっていないアンテナでATUを動作させてもSWRが最低点に近くなるようなことはない。リグ内臓のATUはアンテナのマッチングの不整合によるファイナルへの反射を吸収してくれるのが主目的なのだろうから、あまり期待しすぎず、アンテナの調整はしっかり行ったほうが飛びも良くなるしFBだと思う。

 ただ、このオプションを入れることによりアンテナ端子が2つになる。今回はHFと50MHzのアンテナをそれぞれの端子に接続したが、バンド切り替えのために同軸をつなぎ換える必要が無くなり自動で切り替わってくれるので使いやすい。

 自分の送信音をモニターできる機能があるが、いままで使ったことがなかったのでちょっと違和感があった。ヘッドホンで聴くなら心配ないかもしれないが、スピーカで聞いていてもスピーカから自分の声が漏れてくる。マニュアルを持っていかなかったことがいけなかったのだが、モニターを切って使ったほうが良いかも・・・。

 とりあえず、気がついたところを書いてみた。また、新しい発見があれば書き込んでみます。QRPで使うと、よく聞こえるのに相手は反応がないと感じることも多くなりそう。ストレスがたまるかも・・・。パイルアップを受けられるような場所から運用してみたい。3.5MHzでの超強力信号のAGCのかかり具合や1.9MHzでのノイズの聞こえ具合なども気になるところ。次回以降のチェック項目かな?。

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志木市

Photo  祭日のお休み、国民の休日にお休みになるのは久し振りのような気がする。お天気も良いようで、移動しない理由は考えられない。K3の保証認定も通過し免許状も届いたのでさっそく使ってみるために出かけてみた。(K3の感想は別に書きます)

 愛・地球博コンテストもあるので、とりあえず早めの運用を考えて戸田市に向かう。祭日ということもあり、朝早いのに駐車したい場所は車がいっぱい。場所を変えて朝霞市に向かうがここも車が多くアンテナを張る方向を考えるとどうも良くない。さらに場所を変えて志木市に向かった。秋が瀬のポイントは駐車場所も多く、一番端のアンテナの上げ下ろしに周囲に影響しない場所を確保できたので設営を行う。

 トップに6mデルタループ、その下にHFダイポールを設営し、8時過ぎに運用開始。午前中はコンテストとJCCサービスの呼びまわりで過ごす。コンテストなのに交信局数が伸びず、コンディションの変化を待つ間、別のバンドをワッチしたりして過ごした。7003で久しぶりに「CQ QRP」を出してみる。2エリアからコールいただいた。18MHzではT88IWとも交信。パラオとは午後になって21MHz・24MHzで交信でき、3バンドQSOとなった。

 コンテストは49局で終了。結局7MHzしか交信できなかった。午後になって50MHzにQRV。平地運用のせいか、CQを出しても呼ばれず。入感する強力な信号を見つけコール捨てログイン。ロケーションの良い局の信号は強力で、山からの運用局を2局ほどログインさせることができた。山からの運用はいいなぁ、交信していて久しぶりに山から運用したくなってきた。

X300  間が空いたところで、144/430MHzのGPアンテナのチェック。無線を始めた頃に購入して使っていたものだが、しばらく使っていなかったので不具合がないか確認してみた。SWRも低く、使えそうな感じでひと安心。15年以上前に買ったもの。C520というハンディ機の飛びを良くするために導入したのだが、HFや6mをやるようになってあまり使わなくなっていた。

 チェックが済んでからGPを撤収して再び6mをワッチ。午前中は山岳移動局が多いが、午後になると下山を始めるようであまり聞こえなくなり、入れ替わるように平地移動の局が増えてくる。強い局を呼び、交信を楽しむ。

 15時を過ぎて再びHFを回る。DXもぼちぼち入感してきている。ZK3トケラウが14MHz-SSBでノイズレベルからちょっと浮いた感じでEUから呼ばれている様子。何度か呼んでみたが反応がなさそうなので他を廻ることにする。

 10MHzでサウスクックのE51NOUが聞こえていた。バンド未交信なのでなんとか交信したいなぁと思いコールするもたくさんから呼ばれている様子。途中2度ほどEU指定になる。じっとがまん。再びJAを拾い始めた時に信号も少し強くなってきて交信することができた。オセアニアの方向はアンテナの向きが良くなかったのだが、交信出来てラッキー。

 14MHzに移って先ほどのZK3の周波数に合わせてみると、ちょっと信号が上がってきたのにCQを空振りするようになっていた。信号の浮き上がりで運よく拾ってもらえることができ、フルコールサインが返ってきた。もらったレポートは44。「たぶん7K1CPTだと思うがあっているか?」と返ってきた。「OK!RIGHT!弱くてごめん。QRP/5Wにダイポールだ。1stモード・トケラウをありがとう」と答えると、「コングラチュレーション。シンプルスタイル&QRP/5W」と返ってきた。久しぶりに興奮したQSO。(PHONEで59以外のことをしゃべると興奮します hi) 喜びを感じながら、14MHzをサーチする。その後18MHzに移ってみると、思いがけず先ほどのZK3がCQを出していた。信号は先ほどよりほんの少し弱い気がするが、コールしてみると一発でピックアップしてもらえた。さっきの交信から10分しかたっていないので、コールサインを忘れる前に聞いてもらえたのだろう。18MHzのトケラウはバンドニューだった。

 14MHz-CWで8J750N/7が聞こえる。聞こえるといっても、やっと聞こえるという感じ。気がついたのはUAからの強力な信号で気がついたという感じだった。おそらくOPはSUGIさんだと思う。交信したいと思ったが、さすがにQRPでは気がついてもらえないようだった。EUから呼ばれて、丁寧にQSOを重ねていた。(599-BKではなかった)

 17時半になって、7MHzに移る。国内交信は強力なパイルを作っている周波数が複数あった。18時までの30分バンドエッジから回ってみようと思ったら7001.5でFO/N6JAがCQ空振り中。たぶんフレンチポリネシアだと思うが、FOはどこのエンテティでもバンドニューになる。すぐに飛びついた。一発コールでQSO。今日は3つのバンドニューと1つのモードニューを得ることができた。最近ついていないと思うことが多かったが、転機になってくれるかな?と思えるようなDX QSOができた。

 それから25分。国内のパイルアップに参加しようとダイヤルを止めてみるが、10分たっても自分のコールを打たないパイルアップ。諦めて次の周波数に移ってみても同じように誰が出ているのかわからない。その次のパイルアップ。「?」を打つ信号も聞こえてくるが、そのうちQRTと言い残して消えてしまった。結局最後は誰がCQを出しているのかわからない25分を過ごした。

 撤収は10分ほどで終了した。慣れていることもあるがシンプルなスタイルなのでかたずけも簡単。閉門までもう少しねばっても良かったかもしれない。コンテスト以外では29交信。合計で78交信をログに残し、満足感で帰路についた。

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2008年9月21日 (日)

日曜日

 日曜、出勤前にモービルアンテナの調整ぐらいはできそうだと思い、部品を持って駐車場に行こうとしたら、雨が落ちてきた。結局、出発まで1時間ほどテレビを見て過ごし、出勤。

 帰宅時に地下鉄の駅から出たらものすごい豪雨。雷も光っている。これから出かけるつもりはなかったが、これだけの雨になると気持ちがブルーになってくる。

 明日はもう少し時間に余裕があるので、気晴らしができるかなぁ・・・天気次第だな・・・

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2008年9月20日 (土)

CQ誌10月号-2

 10月号で目にとまった記事ののなかに「ユーザーレポート・K2」がある。自画自賛と思われるかもしれないが、以前「7K1CPTは耳がいいね」と何度となく言われたことがある。私の耳が良いというわけではなく、使っているリグが良いからでしょう。と答えていた。

 近接波による抑圧が少なく目的信号を聞きとることが容易なK2はパイルアップ混信が強い状態の中でも成果を生み出してくれる。

 記事の中では多くのデータでそれを裏付けています。デバイス選定が良いとも書かれています。RF増幅2N5109と周波数変換TUF-1の採用が良いとも書かれていますが、実際にはどうなんだろう?自分が思うに、増幅レベルの配分と回路構成が重要な点なのではないかと思う。

 RFでは軽く増幅する程度で、IF周波数に落してからフィルターでバッサリ切った後に増幅、その周波数でさらにフィルターを通している。必要なゲインのほとんどを混信の原因になる近接の周波数の抑圧をフィルターで落とした後に増幅していることが聞きやすさの要因になっているのではないかな?

 どちらにしても、ローバンドのOMが絶賛しているK2.新しいリグ(K3)が使用できる環境になったこれからも手放せない一台ではありますね。

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CQ誌10月号

 今月の特集は「大規模災害とアマチュア無線」。忘れた頃に予告なしにやってくる天災。おこってしまうことは仕方ないが、事後の危険状態を回避することに、自分の趣味であるアマチュア無線が活用され、不安感を少なくできたり救助が迅速に行われたりすることは喜ばしいことだと感じた。

 正直なところ、防災システムにかかわることは趣味の範疇を超え、即座に成果を期待できないこと(天災は身の回りで起こってほしくないという意味)ではある。実質的にクラブ活動などで防災システムにかかわることはできなくても、こういう記事に目を通しておくことは大切なことのように思われた。

 自分にとって簡単にできることはなんだろう?と考えたときに思いついたのは、通常の交信などで明確に相手に情報を伝え受けるための通信テクニックを身につけておくこと。FMの交信ではPTTを押すと同時にしゃべり始める方も少なからずいるように感じるが、PTTを押してから変調がのるまでのほんの1秒以下の時間でコールサインの頭が切れたり、話の主語が相手に伝わらなかったりすることを実体験として感じ、それを回避するオペレーションを無意識のうちに行えるようになることが大切な気がする。コンテストなどでは、頭切れがJK1と7K1を取り間違え、修正するために再送信を要求されることがあることに気が付いている方がどれだけいるだろうか?でも、オペレーションを重ねているうちにPTTを押してから一呼吸おいて話し始めるやり方を身につけている人が多くいると感じるのは間違った理解ではないと思う。 仕事で連絡用に業務用ハンディ機を操作するときに、それがわからず何を伝えたいのか理解しにくい通信が思いのほか多く感じられるのである。

 防災に備えるという意味では、ライセンス(従事者免許証)の範囲内で必要な最大の出力を出せる設備を準備しておくことは大切なことだと感じる。特に移動局の上限の50W出力は3アマであっても申請可能なのであるからそれほど難しいことではないと思う。自分の志向として小電力QRPでの通信を楽しんではいるが、必要な時にQROできることは、通信の相手に確実な情報伝達が必須のときには重要なことだと思う。こちらの出力が不足している原因で相手に情報を伝えられなかった場合、せっかくの従事者資格が役に立たない可能性もあると感じる。記事の中で救済を求めるアマチュア無線家やその情報を受け警察などにQSPされた方が非常時にも関わらず小電力なために通信が行えず、救済活動が遅れたら・・・人命にかかわることになっていたかもしれない。

 自分は実際には即座にQROで電波を発射できる設備は構築していないが、普段使用しないQRO機も車に常備し、144/430MHzのモービルホイップも搭載している。設営に(10分ほどの)時間はかかるかもしれないが、自分にとっての最低限の備えといえるかもしれない。

 QRPでの運用を続けていると、免許状の制限出力自体を下げてしまう方もあり、自分の周りでは複数の方が免許を発給する役所と交渉しQRP免許状を得ている。QRP指向の方のほとんどはその成果(QRP免許状を取得すること)に対して賛辞を送っている。その話題を聞くたびにどこか共感できない気持ちがわきあがってくるのだが、今月のCQ誌を読んで、その気持ちが明確になった。制限のある資源である周波数を趣味のために占有しているアマチュア無線家は、非常時には通信の安定性を高める努力をするべきであり、資格の範囲で最大の送信電力の許可を得るべきだと思う。極端な言い方をすれば、QRP免許状は非常時に非常通信に参加できる可能性を拒否しているようにも思える。

 QRPは自分の指向で行っていることである。QRPの送信電力でも相手に伝えられるようアンテナなどの輻射効率をあげる努力や研究をしたり、コンディションを把握することにつながる運用も楽しい。送信電力の下限は制限がないのであるから、50Wの免許を持っていてもQRPでの運用はなんの問題もないのである。

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2008年9月18日 (木)

移動局 免許状到着

 変更申請を出していた移動局の免許状とステッカーが到着した。やっとK3を使用できる。でも、台風が近づいていて、移動運用どころではないかも・・・

 8月の頭に申請をして、おそらく保証認定で書類不備のため1週間ほどロスがあったが、50日ぐらい待ったことになるか。長かった。はやく移動に出かけたい。

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再免許申請

 昨夜、総務省から郵送されたIDとパスワードを確認。さっそく期限が近い固定局の電子申請を行った。

 必須らしいパスワードの変更を行い、再免許のページへ移動。免許状番号を打ち込んで、その他の情報はほとんど申請済みの基本情報をID・パスワードから自動入力。新規に入力したのは送信電力ぐらいだった。電波利用料の納付方法のページをへてから総務省に向けて送信。これで、次の段階は再免許申請料の振り込みに関するメールを待つことになる。ちなみに再免許費用は1950円。収入印紙を購入して申請すると3050円とのことなので、1100円お得になる。(振込手数料は個人負担だろうから、もうすこしかかる予定)

 残るは振込と免許状送付用の封筒を送る準備。

 今回は、一番簡単な再免許という形だが、慣れてきたら変更申請も電子申請で行えるようにしたい。なによりも、自分の場合変更申請が一番多いのだから・・・(そちらはTSSにも保証認定の電子申請しなければならない。)

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2008年9月14日 (日)

Mobile Vertical その後

Coil 前回のチェックでコイルの巻き数を確認した。その巻き数で防水加工をして再度確認のために駐車場でセットしてみる。

 思いがけず周波数が外れてしまっていた。

Data SWRのディップ点となる周波数は7.31MHzとなり、エレメントを延長する必要が出てしまった。原因は、コイルを切断せず、タップで確認したことで、あまりの部分が影響して周波数を低くしていたのかと思う。

 ワイヤー部分は釣り竿の長さが決まっているので、伸ばせない。となると、コイルの巻き数を多くしなければいけない。防水加工は勇み足だったようだ。とりあえず、切断したコイルのあまりで、1~2ターン多い巻き数のコイルを作ってやり直しをしてみようと思う。

 せっかく立てたので、K1を接続して7MHzを聞いてみる。K1はチューナーユニットを入れたので、一応チューニングを取って、聞こえてきた599BKのCQをコールしてみると、コールバックがあった。周りに建物が障害となる駐車場で2局と交信することができた。見晴らしの良い場所でコンディションが良い時に運用すれば、けっこう成果を期待できるのではないかと感じた。作りなおして中心周波数をぴたりと合わせたアンテナにするのが楽しみになってきた。

 3.5MHz用はまだコイルを切っていないので、少し多めにしておいて、カットしながらベストな状態に持っていくことにしよう。こちらのコイルは切り過ぎるとコイルの作成自体からやり直さなければならなくなる。7MHz用を先にチェックしてよかったかもしれない。

 今日は、午後から仕事なので、これで作業終了。新しいコイル作りは後日となる。

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2008年9月12日 (金)

今日の作業

 ハムフェア「QRPの里」資料提供者に記録CDを投函した。CDは先週焼いておいたのだが、郵送するためのケースがなかったので、以前購入した100円ショップに探しに行ったら、閉店のため在庫の補充がなく見つからなかった。結局、ケースは後で買い足すことにして、自分のCDを入れておいたケースを使って郵送する準備を整えポストへ。このかたちにするんだったら先週投函できたなぁ。

 会報への報告も送ってあるので、これでやっとハムフェアの作業が終了したことになる。自分の無線活動に重点を置くことができる。

 再免許申請を電子申請で行うために、IDを申請した。あっても使われていないに等しい固定局の免許期限が11月に迫ってきた。問題なく進めば2週間ほどの余裕をもって申請が完了するはず。どうなるか?

 

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2008年9月11日 (木)

アンテナチューナーテスト

Tuner1  Mobile Verticalの後に、某所から預かったチューナーの動作確認をするために10mの釣竿を設営してみた。

 説明書にあるように1.9MHzが同調する8mエレメントを取り付け、グランドエレメントは5mを2本設置してみた。

Tuner2  チューナーは地面に置いてある。

Tuner3  マニュアルによると、7MHzまでなら2.5mのエレメントで同調すると書かれているので、この長さでチューニングしてみる。予想外に3.5MHzでもチューニングが取れた。もっとも、これだけ短縮されたエレメントではどれだけ飛ぶかは???かな。

 もう一度やり直したいこともあるし、日中のコンディションが悪く、交信は行わなかった。ダイポールと比較してみたいこともあるし、細かいデータは某所への報告の後ということになりそうです。

 アンテナチューナーは魔法の箱というイメージもあります。エレメント自体を使用バンドに調整してあるアンテナにはかなわないとはいえ、制約のある設営条件で手軽に多くのバンドにQRVできる利点は大きなものといえるかもしれない。実は、自宅で運用できない寂しさを紛らわすために、この手段を用いてみようかと検討中なのである hi

 せっかく出かけたので、チェックが終わった後にいつものダイポールに張りかえて各バンドを回ってみた。あまりにも静かなので、片付けなどをして時間をつぶしていると、夕方になって多少信号が聞こえてくるようになった。7MHzと10MHzで国内4局。18MHzではXU7TZG、10MHzでZL1BYZ、7MHzでKH6/JL3TOGと交信できた。14MHzで発見したZK3のPHONEはパイルも大きかったらしく、交信に至らなかった。10MHzのZK3-CWはEU指定が続き呼ぶに呼べない。ちょっと残念。19時前に強力に入感していたBYを呼んでみるも、もらったレポートは339。こちらからは579を送ったが、ショートQSOとなる。そこそこ飛んでくれると思ったのだが、予想外にきつい受信を強いてしまったようだ。今日の運用はここまでとして撤収することにした。

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Mobile Vertical

Whip1 車のアンテナ基台に取り付けるホイップを製作すべく、延長コイルのデータを取ってみた。 このアンテナ、ホイップというには長すぎるという気もする。もちろん走行中に使うつもりはない。

 コイルより下側の部分は塩ビパイプで作り、コイルより上側は5.4mのつりざおが使われる。

Whip3  手持ちの直径56mmの空芯コイルを使って7MHzのディップ点を探ってみると、12ターンのところで7MHzに同調してくれた。

Whip4  このあと、コイルを必要なターン数で切り取り、固定する作業をしようと思う。 ちなみに67ターンで3.5MHzにも同調してくれたが、3.5MHzは別の大きなコイルを使う予定であるが、タップの切り替えで3.5/7MHzの2バンドアンテナを作ることもできるかもしれない。

 直径56mmのコイルは、500mlのペットボトルの中に兆度おさまり、雨対策ができそうだと考えたものである。

Whip5  こちらは3.5MHz用に直径を70mmにしたコイル。39.5ターンで3.5MHz帯にディップ点を見つけることができた。こちらは1.5Lのペットボトルで雨カバーを作ろうと考えている。

 70mmの空芯コイルを作成するにあたり使用したジザイブッシュは7K4UBL田中さんからいただいたものです。昨年の記念局運用の際にいただいたものだったが、なかなか利用するところが思いつかなくてそのままになっていた。うまくいけば利用報告ができるかもしれない。

Whip6  コイルの下側のエレメントは塩ビパイプの中を通っている。Mコネクタは塩ビパイプに打ち込み、補強のために塩ビパイプは二重にしてある。

ある程度予想はしていたものの、やはり6mを超える長さではモービル基台だけでは強度不足。倒れてきてしまったので、ロープで縛りつけ固定して調整した。垂直を出すためにロープを巻いた段ボールを挟み込んでいる。強度を保つ工夫も考えなければならない。

 コイル部分の加工がすんだら、調整確認をしてまた報告します。

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2008年9月 8日 (月)

オールアジア PHONE

 やっぱり少しぐらいは参加しておきたいと思い、移動してラスト2時間で5交信。とりあえず参加することだけは出来ました。

 朝7時より前は交信できる相手が見つかりませんでした。朝方の3.5MHzに気をつけていましたが、心を動かされるような信号を聞くことはできませんでした。7MHzではS-3ぐらいでZSの信号が聞けたのですが、QRMのためCLと打ったタイミングでダイヤルを合わせたので交信することはできませんでした。HC8Nのような2匹目のドジョウは捕まえられなかったというところでしょうか hi

 帰ってクラスターを確認してみると、同時刻付近で3B8がトップバンドで入感していたようです。ログインできたのはAAコンテストの5局のみ。まあ、もうすこし涼しくなればコンディションも上がってくるかもしれませんね。

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2008年9月 7日 (日)

秋葉原QRP懇親会

土曜日は懇親会に参加しました。

オールアジアが開催されているのに、移動に出かける気力がわいてきません。ログを見てみると最終交信が8月18日。ハムフェアの後、残務処理と仕事が続いていたこともありますが、ずいぶん長いこと電波を出していないなぁという気がしています。(ハムフェア会場では交信しましたけど・・・)

ちょっと喉が痛い感じがするので、AA電話部門に参加する気力がわかないのだろうか?日曜も3時間ぐらい参加することはできるはずなのに重い腰が上がりません。

懇親会、楽しい話が多く、あっという間に時間が過ぎてしまったような気がします。でも、2次会+αで飲みすぎたか? 帰宅してばったり倒れて機能停止状態になってます hi

さあて、出勤までの時間をどうやって過ごそうか・・・(移動に出かける気力がわいてこない)

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