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2008年9月11日 (木)

Mobile Vertical

Whip1 車のアンテナ基台に取り付けるホイップを製作すべく、延長コイルのデータを取ってみた。 このアンテナ、ホイップというには長すぎるという気もする。もちろん走行中に使うつもりはない。

 コイルより下側の部分は塩ビパイプで作り、コイルより上側は5.4mのつりざおが使われる。

Whip3  手持ちの直径56mmの空芯コイルを使って7MHzのディップ点を探ってみると、12ターンのところで7MHzに同調してくれた。

Whip4  このあと、コイルを必要なターン数で切り取り、固定する作業をしようと思う。 ちなみに67ターンで3.5MHzにも同調してくれたが、3.5MHzは別の大きなコイルを使う予定であるが、タップの切り替えで3.5/7MHzの2バンドアンテナを作ることもできるかもしれない。

 直径56mmのコイルは、500mlのペットボトルの中に兆度おさまり、雨対策ができそうだと考えたものである。

Whip5  こちらは3.5MHz用に直径を70mmにしたコイル。39.5ターンで3.5MHz帯にディップ点を見つけることができた。こちらは1.5Lのペットボトルで雨カバーを作ろうと考えている。

 70mmの空芯コイルを作成するにあたり使用したジザイブッシュは7K4UBL田中さんからいただいたものです。昨年の記念局運用の際にいただいたものだったが、なかなか利用するところが思いつかなくてそのままになっていた。うまくいけば利用報告ができるかもしれない。

Whip6  コイルの下側のエレメントは塩ビパイプの中を通っている。Mコネクタは塩ビパイプに打ち込み、補強のために塩ビパイプは二重にしてある。

ある程度予想はしていたものの、やはり6mを超える長さではモービル基台だけでは強度不足。倒れてきてしまったので、ロープで縛りつけ固定して調整した。垂直を出すためにロープを巻いた段ボールを挟み込んでいる。強度を保つ工夫も考えなければならない。

 コイル部分の加工がすんだら、調整確認をしてまた報告します。

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コメント

どうもです。
モービル基台はきゃしゃなのでコイルのみに
するのがベストです。私もいろいろ試しましたが
効率の良い大きなコイルならどの位置に挿入
されても損失は感じません。CD-Rの50枚入り
ケースだと大きな7MHz用のコイルを防水出来
見栄えも良いモノが出来ます。
車のキャリア(横のバー)を利用して釣り竿を
固定するアダプターがあります。
自作品ですが興味があれば連絡下さい。

投稿: UBL/Ken | 2008年9月12日 (金) 05時53分

田中さん おはようございます。

キャリアバー利用の固定アダプター、ぜひ、披露してください。ブログを見に行きますよ。(すでに発表していますか?)

センターローディングとエンドローディングでは送信の効率的にはセンターローディングのほうが勝ると感じています。少しでもローディングコイルを持ち上げるために1.2mほど上げたところに設置してみました。

このアンテナが完成したらエンドローディングも作って比べてみようと思います。

CDRの50枚用ケースもコイルカバーによいですよね。2つほどキープしています。そのうち作るかも・・・

投稿: 7K1CPT | 2008年9月12日 (金) 09時35分

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