偶然の積み重ね ?
短時間ではあるが移動に出かけて、アンテナを設営しバンドをワッチ開始。7MHzは国内スキップ気味のようで、屋久島移動の局と交信できただけで閑散としていた。ハイバンドを聞いて回り、14MHz-SSBでT88CJを発見する。信号も強く、SSBでも交信できるだろうとコールする。QRP5Wであることもしっかりと伝わり、先日の交信と合わせて2モード交信ができた。
交信が終了したと同時に携帯電話の呼び出し。なんと栗原さんからだった。電話を受信したと同時に「コンングラチュレーション」と聞こえた。日帰り出張の出発前にたまたま聞いていたT88CJの信号から私のコールサインが聞こえてびっくりしたという。私の方こそびっくりしました。 hi 朝のDXの入感状況などを聞いてみたが時間がたっているのでDXの信号も落ちてしまったようだ。
ハイバンドで交信する相手も見つからず、7MHzもスキップ気味。こんな時は普段混んでいる7MHz-SSBでも空き周波数を見つけられる時がある。交信できる地域は限られるが多少でもできればよいかなぁと思ってバンドをワッチしてみる。よく聞こえていた局を呼んで飛び具合を確認する。その後隙間を見つけてCQ。4局さんほど呼んでいただくことができた。このバンドのSSBでQRPのCQを出すには、国内コンディションが最高ではない時を選んだ方が得策かもしれない。混み合っていれば押しつぶされて成果を残せない可能性のほうが高いからである。パイルアップを巻き起こすようなCQを望むのは高望み過ぎるだろう hi
上下の周波数からの混信が気になってきたときにメールが入る。栗原さんからノースクックのQRV情報だった。オールバンドで交信していないノースクックである。7MHz-SSBでCLを宣言し、急いでアンテナをつなぎ換えて当該周波数を聞いてみる。なんだか信号が聞こえるような聞こえないような・・・弱いかなぁ、だめかなぁ・・・K3のフィルターを200Hzまで絞りチューニングステップをFINEにして一番強くなるようにしても相手のCQがフルコールサインで聞こえてこない状態。これでは相手からコールが返ってきても判別しきれないかもしれない。そのまま1~2分聞いていると、CQがはっきり聞こえてくるようになった。だめもとでこちらのコールサインを2回打ち込んでみると、思いがけずフルコピーで返ってきた。相手にも559のレポートを送り、交信出来てしまった。 1stノースクックをこんな形でWKDできてしまった。その後5分ぐらいで信号はS-3ぐらいまで振れるようになったが、ほどなくフェードアウトしてしまった。ビームを使えばもっと楽に交信できるのかもしれないが、現状の移動設備では満足な結果を残せた。
設営後にT88CJに会わなければ・・・あのタイミングで交信していなければ栗原さんの耳にも私がQRVしている事実は伝わらなかっただろう。たまたまこの日は栗原さんの日帰り出張で出発がふだんより遅かったという偶然。もちろんノースクックのQRV情報をもらえるはずもない。正直なところ、信号が浮き上がる短い時間に当該周波数をサーチして発見する可能性はかなり低かったと思われる。偶然の積み重ねがDXCCのオールバンドNEWをプレゼントしてくれた。栗原さんにも大感謝です。
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コメント
山田さん、今晩は。
こちらこそお世話様でした。
本当に偶然が積み重なった結果のNEWエンティティーゲットですね。
KP2もゲットできたようでおめでとうございます。
うらやましいです。HI
投稿: JK1TCV | 2008年12月 4日 (木) 21時28分
栗原さん
DXクラスターにも載らなかったDXと交信できたようで、まるでデュアルオペレーションで取ったようなものですね hi
今週も土日が仕事になる予定です。その分平日移動を楽しみます hihi
投稿: 7K1CPT/Yama | 2008年12月 4日 (木) 21時49分