JCC-1222
お天気が良い日曜日、朝はゆっくり起きたのだが、お天気に誘われて移動に出かけた。我孫子市になる利根川の土手下でHFダイポールと6mデルタループを設営。7MHzから運用しようとするが、国内が開けていない様子。まったくログが進みそうにないので、順番に各バンドをワッチしてみるが、どこも静かな感じ。6mでやっとログに書き込むことができた。CW-2局 SSB-3局。あきる野市の金毘羅山には2cmほどの残雪があるとのこと。標高が低くても寒そうな気がする。大菩薩から声をかけていただいた方は、風が強いのでアンテナを設営せず、WHIPで運用してますとのこと。大菩薩って標高2000mぐらいだったか? 寒そうな感じ。平地は空気は冷たいが車の中にいると汗ばむほどの日差しが入ってくる。扉を開けたり閉めたりして温度調節をしていた。
7MHzに戻ってみるもののコンディションは良くなさそう。パラパラと呼ばれる局の半分以上が4エリア。手前も奥も信号は聞こえず。スポット的に開いているのだろうか?
どのバンドも開けていないので、14.060で/QRPをつけてメッセージキーヤーでCQを打っていると、何やら混信する信号が出始める。何が聞こえるのか確認してみるとUA0のQRP局のCQ。っこちらの信号が聞こえないのかなぁと思いながらもコールしてみると、返事が返ってきた。聞こえているんじゃないの? まあいいか。一応DX局と2way QRPで交信。この日のDXはこの1局だけだった。
日没にはまだ早いが、アンテナエレメントを追加して3.5MHzにQRV。まだ日中の日差しの中で3.5MHzは移動局がたくさん聞こえてくる。ちょっと予想外。16時ごろから1時間半で60局ほどログインすることができた。その後1.9MHzでも国内が良く、パイルアップを楽しむことができた。
私の場合、どんなに呼ばれても一交信ごとに自分のコールサインを打ち出すようにしているのだが、前の方とのやり取りが終わる前にフライング気味にコールしてくる局が後を絶たなかった。これを拾ってしまうとコントロールが利かなくなる。自分が送信し終えた後にコールしてくる局はパイルアップとずれるし、良く聞いてくれている局なのでおのずとピックアップしやすくなる。複数が呼んでくれるときはその信号がおさまったときに相手のコールサインを打つようにしているのだが、ワンコールで返事がないとすぐに再度コールサインを打ってくる局もいる。それがこちらの送信にかぶって、返事をした相手にも了解しにくくなってしまう。CQを出している局の流れを確認してうまくタイミングを合わせれば交信できるチャンスは早くなると思うのだが、いかがなもんだろうか?
まあ、呼ばれるだけ呼ばせておいて自分のコールサインも打たずに延々と交信をこなす局も少なくないが、自分のコールサインも打てないのはダイヤルを止めてワッチし、相手がわからずに交信できない局に対して失礼な運用スタイルに思えるのは私だけだろうか? 電波の出所を確認したいがために「?」を打つ局が後を絶たない。この「?」って言うのは「・ -・」と打たれているような気がしてあまり気分の良いものではない気がする。「?」を打たれないような運用スタイルをめざすべきだとおもう。
総交信局数は200局ほどになった。ほとんどが3.5MHzと1.9MHz。7MHzの国内コンディションが安定する日が待ち遠しい。ハイバンドのDXがオープンするのも待ち遠しい。
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コメント
FBな場所ですね。
クラスターの情報を見て、CPTさんは
どこでもドアを使ったのかと思ってましたhi
週末の160mは風邪が抜けきらないので
パスしました。
投稿: UBL/Ken | 2009年1月26日 (月) 06時17分
田中さん こんにちは
クラスターの情報間違いは、こちらで修正できないので何とも言えないところです。
戸田市から出ていたのは7L1ETP局だと思います。2バンドで交信していただけました。いつも自分が運用している場所なのに、トップバンドはバンドニューでした hi
コールサインは毎回送信するようにしていますが、複数に呼ばれているときは運用場所を省略しています。パイルアップのときは、しばらくQTHを打たないこともありますから、わかりにくいのかもしれませんね。信号の弱い相手だとQRP局の可能性もあり、なんとか拾い上げたいと思うと、QTH省略という形になってしまいます。もっともコールいただいた相手からQTHを聞かれたときはすぐに答えますけどね。
この日の運用は、自分がミスコピーしている可能性を除いて、指定無視または部分のみコピーできた相手以外の信号を一切取らずにログを進めることができました。指定無視を拾い上げると、聞いている人は「呼んだもん勝ち」と判断されてとめどないコールが続くことになってしまいます。自分ではうまく進められたと思うのですが、呼ぶ側から見るとどうだったのだろうか?
投稿: 7K1CPT/Yama | 2009年1月26日 (月) 08時11分
こんにちは。
2バンドでQSOありがとうございました。
最近DXペディに出かけた人のブログを見て、指定無視のコトがかかれていました。
最近はコンディションも悪い中、ちょっと珍しいところだと大きなパイルになりますね。
クラスタも発達したせいかもしれません。
パイルを裁くのは苦手なので、yamaさんの信号を聞いてお手本にしています。
投稿: JK1TCV | 2009年1月26日 (月) 10時14分
栗原さん
指定無視が効率をさげるという書き込みですね。だいぶ苦労されたような気がします。
CQを出している局が邪魔でしょうがない指定無視局を先にピックアップしてしまうことはよくあるみたいですね。でも、それを許してしまうと秩序が保てなくなりますね。交信しておきながら指定無視局をログから削除してしまう極端な例もありますが、なかなかそこまでやる勇気は持てませんね。
人の経験と感じ方を話してくれるのはある意味勉強になります。同じように感じたらどう対処すべきか考え行動すればよいのだと思います。
QRPで運用していると、呼んでくれる相手の信号はそこそこ強い場合が多いですね。反対にこちらの信号が弱くて、指定がわからない場合もありうると考えたりします。でも、確信犯的な状態を感じ取れる場合も多少はあるようです。
指定無視が当然というような空気を作ってしまうと、こちらが呼びに回ったときにQRPでは順番が回ってこないでしょう。やっぱり、指定無視局は受け入れない方向で運用したほうが良いと思います。
お手本になるかどうかはわかりませんが、呼ばれる楽しみは大きいと思います。パイルアップが作れて、さらに交通整理をしながらログを進めることは、なかなか楽しいことですよ。ぜひCQを出して楽しんでください。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2009年1月26日 (月) 19時06分
山田さん
次回OAMキー局の時に心しておきます。
うまく交通整理が出来るか・・・
投稿: UBL/Ken | 2009年1月26日 (月) 20時44分
田中さん
あまり気張りすぎないように楽しんでください。
私もCQ出し始めたときはお恥ずかしい運用をしていたと思います。
コールサインを必死に聞き取っているのに、「?」を打つ局が邪魔になって・・・「?」を打つ局にかぎって他の信号よりも強力な場合が多いみたいです。目的信号がコピーできないとリトライしてもらうのですが、そうするとまた「?」が聞こえて取りきれなくなってしまいます。「?」を打たれないような運用をすればスマートに行くようになると思いますね。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2009年1月27日 (火) 18時36分