日曜日は出勤でしたが、その代り月曜にお休みを頂きました。メリッシュリーフの大きな運用も一段落してのんびり国内交信のつもりで北埼玉郡北川辺町に出かけてみました。この場所は合併の予定があるそうで、ちょっと早いですがQRVしておこうと思いました。対岸の大利根町では運用したことはありますが、この場所は初めてでした。もちろんDXの拾いものができたらラッキーという気持ちは持っていました。
10時過ぎに設営を完了し、7MHz国内交信もあまり聞こえず、順番にHFバンドをワッチしてみます。CW周波数を中心にワッチしていましたSSBっも一応確認。14MHzではロシア語のラグチュウが聞こえてきましたがコールできるような感じではありません。21MHzのSSBでは思いがけない信号が聞こえました。VK9GMWがパイルアップをこなしています。すでにQRTしたと思っていましたがまだ運用されているとは・・・昨日の日曜日に28MHzまでUPしたことは確認していました。もしかしたら上のバンドにQSYしてくれるかもしれません。時間もあるしそのままワッチしながら、持ってきたアルミ板の加工をすることにしました。1時間ほどそのまま聞いていたら、とうとうその時がやってきました。「QSY 12m CW !」追いかけたことは言うまでもありません。いままで信号を確認していた24.896に周波数を合わせ、UP-1のスプリットをスタンバイ。アンテナも24MHzに合わせてさあコール開始。この日は2局目というわけにはいきませんでしたが、5局目ぐらいでピックアップしていただきました。5バンド交信だけでもありがたいのにさらに1バンド上乗せすることができました。仕事中とは思いましたが栗原さんに携帯メールで情報を送っておきました。
ここまで来たらさらに上に行くかも? 28MHzも期待しながらそのままワッチを続けアルミ加工を再開しました。世間ではお昼休みの時間になり、VK9GMWの信号から「JK1TCV/QRP 599」が聞こえてきました。 やったね!「CONG」とメール送信しておきました。折り返し電話がかかってきて「おめでとう!」栗原さんは24MHzは初ではなかったようですがこのDXペディションでは初交信になったようです。28MHzも期待したいねなどと話していると、VK9GMWの信号から「QRX」が打たれます。静かになってしまいました。気になって28.023と24.896の間を行き来しながら探します。このとき落とし穴がありました。フィルターの設定を聞きやすくするために狭めてありましたが、VK9GMWのご本尊は28.0232の200Hz上にいたのでした。気がつくのが遅くパイルアップはすでに始まっています。
まあ、平日でもあるし、発見した以上は急なコンディションの落ち込みがなければ交信できるだろうとちょっと安心気味にはなりました。何度かQRXを打ち信号が聞こえなくなりましたが、この上は運用していない50MHzしかありませんのでQSYはないだろう・・・。20:00UTC、コールを続けていましたが、突然「VK9GMW QRT」と2度打たれました。一分ほどのメッセージがついていたように思いますが、「え??? QRT?」と思ってしまい、頭の中を通り過ぎてしまいました。残念ながら28MHzでの交信はならなかったですが、24MHzを追加しただけでもホームラン級の出来事だったと思います。なかなか行くことのできない場所ですし、次はまた7年後かもしれません。無事の帰国をお祈りします。楽しませていただきました。ありがとう!
さて、一段落した後はアルミの加工を終了してQRVすることにしました。あと8枚加工すれば板に貼り付けを開始ができます。車で良好なアースが取れないことがわかり、ルーフボックスの中にアルミ板を敷き詰めることを考えてからだいぶ経ちました。モービル基台にも役不足を感じ、田中さんに作ってもらったパイプ立ての基台ももう少しで活用できるようになりそうです。(もう少しと言っても夏にはなってしまうかも・・・)
7MHzの状況はあまりぱっとしない感じがします。さすがに平日です。新周波数の7.102でCQを打つもまったく交信できず。もともとの周波数でさえあまり聞こえないときはわざわざここをワッチする人もいないのかもしれません。A1クラブでは新周波数でのQSOマラソンが開かれていますが、なかなかポイントが進まない。現在38ポイントで、100までは遠い道のりに感じます。もともとのCW周波数ではそこそこ呼んでいただけました。40局ほどをログイン。
ハイバンドに移ってみると14MHzでXU7MDYが強力な信号を送り込んでいましたが誰も呼んでくれないようです。以前の運用では交信出来ていましたがとりあえず交信。個人的には10MHzを期待したいところですが、あちらの都合もあるので様子見することにしました。 比較的強力な信号で聞こえていたUA0CID/QRPと交信を始めると、出力は7Wとのこと。世界的に認知されている「5W以下」というところにこだわりはないのかもしれませんね hi
夕方にはDXの信号も入感していたようですが、QRPで呼べるほど強い信号はなかなか見つかりません。エチオピアの信号は229といったところ、それでもJAから呼ぶ局はすさまじく、みんな良く聞こえているんだなぁと感心します。
夕方からのローバンドはそこそこコールいただき楽しめました。平日でもありますし、ものすごい呼ばれたという感じではありませんが、逆にとりやすいテンポでコールいただいたように思います。バンドを変えるたびにハイバンドの状態も確認に行きました。10MHzで期待していたXU7MDYの信号を見つけたときには、いそいでアンテナを合わせUP-1の設定をしているうちに信号が消えてしまいました。チューナーであわせるだけで呼んでしまえばよかったかなぁ・・・ちょっと残念です。
3.5MHzで強力な信号を送り込みながらCQ連発だったW7OEをコールしてみました。一発でコールが返ってきたのですが449のレポート。短く終わるかなぁと思いましたが、一通りの情報交換になりました。こちらの信号が弱いとコンディションが、いまいちなのかと思われてしまいますが、QRP-5Wとダイポールであること。そちらの信号は強力にJAに届いているよと伝えました。ちなみにあちらは1KWにGPだそうです。
帰宅してクラスターを見て入感状況を確認してみると、夜になってDXがけっこう聞こえているようです。春のコンディションという感じかもしれません。 未交信でありながら交信できそうな気がしている南鳥島の1.8MHzがリポートされていたのにはがっかり。すれ違いだったようです。1.8MHzもワッチしていたのですが・・・タイミングが合わなかったみたい。
平日の移動も楽しめました。今度はいつ出かけられるかな?
オンラインログサーチに12mが追加されました。6バンド2モード。楽しませていただきました。QSLはダイレクトで送っちゃいました。
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