« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月31日 (日)

8J1ITU

 記念局の運用に参加してきました。毎年5月の1か月間はITU協会のクラブ局がコールサインの変更を行って8J1ITUとして運用が行われています。今年の最終日となった運用は土曜日からの参加者が2日間がんばってトータル1000交信を超えているだろうと話していました。それまでの運用と合わせるとかなりの方が交信に成功していると思います。

 イベント局の運用は複数のOPが集まって行われる場合が多くあります。OPをしていない時などにいろいろと話に花が咲き、それも面白いものです。また、他の方の運用スタイルをじかに拝見できるところも自分の運用スタイルに刺激を与えてくれます。チャンスのある方はぜひどこかのイベントステーションの運用に参加してみることをお勧めします。クラブ局の移動運用やコンテストのMM参加などいろいろなパターンでこのような運用は体験できると思います。

 遅れて参加した私はどちらかというと話をする方が多かったかもしれません。50MHzのCWで1時間程度運用。4エリアのコールをログインしたところで、コンディションの上昇を感じてSSBに戻ったところ、いつの間にか近接周波数に別の局が運用を始めていて、周波数を変更することになりました。たまたま周波数の空いていた50.150でSSB運用を始めると最初に呼んでくれたのは韓国でした。続けて韓国をもう一局。コンディションが良いようで運用を続けると南西ビームにも関わらず8エリアから呼ばれました。全国的に良い状況か?ビームを北に回してみるとバズ音が急激に大きくなり、コンディションは上がっていると感じるもののちょっと取りにくい。アンテナを再度回すと、またまた韓国から立て続けにコール。近場ではありますがDXからコールされるとなんだか楽しい気分になります。相変わらず北方面はノイズレベルが高い。でも7・8エリアあたりから呼んでもらえけっこう楽しめました。また1時間ほど経ったので再度CWに切り替えて14局ログインしたところで昼食の呼び出しがかかりました。お天気もなんとかもってくれて、外でバーベキューに舌鼓。食事も良かったですがいろいろな話題も出てきて楽しかったです。

 一応の終了時間となりシャックを掃除して解散となりましたが、ちょっと居残りしてさらにログを進めました。1KWの設備もありますが、私のところは100Wリグのベアフットで運用を行いました。普段QRPの運用ですから100Wでも出し過ぎかもしれません hi WPXコンテストにも参加していたので、ナンバー交換の交信を続けていると、ベネズエラからもコールされました。個人局ではまだ交信できていないところです。嬉しいような悲しいような・・・hi

 18時まで運用を続け、夕食までごちそうになって解散となりました。シャックのオーナーや取りまとめのメンバー、それに集まったOPそれぞれにありがとうございました。また集まる日を楽しみにしています。と言っても近いうちにまた集まると思います。今度は1/20の出力でも運用です。聞こえましたらぜひ呼んでください。

 ストレスが解消される楽しい一日でした。

 8J1ITUはJARLの局ではありません。QSLの発行は一方通行ではないそうです。皆さんから送っていただいたカードはクラブ局で保管されることにまります。でも交信いただいた皆さんからのQSLは発行していただかなくても8J1ITUからは発行されるそうです。ただ、運用日の担当者がそれぞれのOPから提出されたログをまとめ、それをクラブ局のほうで一括整理したのちにQSLの印刷を始めるそうです。仕事に影響のでない退社後の時間に処理されるそうなので、ちょっと時間がかかるだろうという話でした。OPを担当しているそれぞれは過去のログも持っていないし、OP中にチェックのしようがありません。以前の交信でのQSL未着などがあり、交信のなかで再発行を言われることがありますが、そんなわけで対処はできないと思います。多くの方に呼ばれている時間帯はパイルアップの中でQSL再発行のお願いは避けていただいた方が賢明かもしれませんね。どうしてもQSLが必要な場合はビューロまたはダイレクトでQSLを請求してもらったほうが良いようなきがします。QSLの中に未着のコメントを書いておくと、再発行をしてくれる可能性はあるかもしれません。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年5月30日 (土)

1.9MHz Mobile Vertical

1 釣竿を使ったモービルバーチカルアンテナの製作を再開しました。先日行った調整で1.9MHzに調整したアンテナです。

 PCにデータを記録して今後の各バンドへの対応を考えていましてUPが遅くなりました。

2  使っているコイルはこんな感じです。コイルの芯に使われているのは軽量化を考えて紙の筒です。(雨の日には使えませんが・・・)

 細かい計算は抜きにしてまず紙筒に巻けるだけ巻いてコイルを作ります。 122T巻けました。

 全長6mになる塩ビパイプと釣竿の長さの上から1mぐらいの所にコイルを設置し同調している周波数を図ると2.5MHzぐらいになりました。これ以上周波数を上げるためにはコイルをほどくことになります。逆に下げるのであれば全長を変えずにコイルの挿入位置を下げていきます。何度か切ってつなぎ合わせていくと、コイルが真ん中ぐらいのところで1.9MHzに同調してくれました。

 帰宅後にズタズタに切りつないだエレメントを別の新しいエレメントに付け替えて、あとは最終的なチェックということになります。

 エレメントに延長コイルを挿入しないでワイヤーだけで6mを釣竿に這わせると11MHzぐらいに同調します。コイルがないので、エレメントワイヤーを短くしていくと14MHzから上の周波数で同調が取れるアンテナになってくれます。一応各バンドの長さは確認してきました。

 3.5MHz~10MHzのアンテナに関しては、巻き数を考えて新たにコイルを作りそれぞれのバンドで同調するエレメントを作成することになります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月27日 (水)

CQ誌6月号-3

本来なら一番最初に目につくはずのメイン特集がAPRS通信。

 名前を聞いたことはあるものの、それで何ができるの?という程度で深い興味がわいてこなかった。特集を組んでもらえると興味がわくか?必要ないか?判断できるのでありがたい。

 Automatic Packet/position Reporting Systemの略だったのね・・・(いまさらですね hi) 山岳移動などで歩いた軌跡を確認することができるのは役に立つかもしれない。車での移動では運用中にインターネット環境にない場合がほとんどなので、あまり役には立たないかもしれないが、交信相手や友人に運用場所を知らせる手段としては素晴らしいシステムといえるかもしれない。

 VX-8はGPS機能を使えるようになって、運用場所の緯度経度をチェックするために購入しようと思っていたが、急な車の入れ替えが必要になってそのまま入手できずにいままで過ごしてしまった。余裕ができたら手に入れておきたい1台ではあります。(もっとも現時点では優先順位の上位には入っていないので、いつになることやら・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CQ6月号-2

 海外で運用するための努力は大変なことだと感じる。このような記事があるとつい真剣に読んでしまう。

 YBで免許を取得した日本人の澄川さん。インドネシアでの生活とアマチュア無線免許取得の苦労は大変だなぁと読み進んでいた。表題の所に書かれたJAのコールサインには記憶がなかったのだが、最後まで読んでいてブログのアドレスに書かれたJA8のコールサインを見て「あれ?」と思った。ずいぶん前に何度か交信していただいている方だった。ブログに行ってみると7エリアのコールサインはQROのために取得されたようだ。ブログに書き込みをしようと思ったら、日本語が打てずおかしいなぁと思ってそのままになってしまった。またあとで行ってみよう。なにしろ長い間ブログを書き続けているようで、なかなか読みきれていない。

 なんだか懐かしくなった。YB3ASMを発見したらぜひ交信したいものだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

CQ誌6月号

 そういえば、7月号の予告ページのことだけ書いて、6月号のことは何も書いていなかった。

 気になった記事のトップは「解説・大幅に改正されたバンドプラン」 7MHzの拡張の話題はあちこちで書かれていて強く印象に残っているがその他の部分で周知されているのだろうか?

 デジタルモードでは10MHzと50MHzが広くなりだいぶ使いやすくなっている。10MHzでは10.130から上がRTTYなどの運用に使用できるようになったことで、DXペディションなどのときに知ってか知らずかバンドプランを逸脱したコールが絶えなかったようだ。DX局はデジタルの電波を発射できても、それをコールするJAはバンドプランを逸脱しては違反となってしまうのだが、今回の改正で違反を誘発する可能性は少なくなったと思える。 50MHz帯も50.300以上でRTTYが運用できるようになり、同じ周波数でSSB・CW・AMなどを運用する6mのスタイルに幅が広がったといえる。先日50.305で初めてRTTYの電波を出してみたが、残念ながら交信には至らなかった。 少しずつでも運用の幅を広げたいので、RTTYも運用していきたいと思う。

 10mFM区分の拡大は普段運用しないところなので、なんとも言えないが、頭の片隅には入れておいた方が良いだろう。135KHz帯、1.9MHz帯のデジタル、VOIP区分の新設などは、すでに話題が広がっていたので周知されてきてはいると思う。考えてみれば、430MHzFMの運用周波数で「こちらはJA8・・・北海道・・・」とか「JS6・・・沖縄・・・」とか聞こえてきたらびっくりしますよね。 hihi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

V63PR ファナム島

V63pr JJ8DEN泉さんからV63PRのQSLが到着した。ダイレクトでQSL請求すると運用の様子をまとめた小冊子をつけてくれる。今回で2回目のダイレクト請求だったが、この冊子をいただけるだけでもダイレクトで請求する価値があります。(損得の問題ではありませんが、うれしいです)

 冊子を読み進んでいるうちにチュークでお世話になった旅行社の日本人の名前が出てきた。その名前とは25年ほど前にトラック環礁(以前はトラックと呼んでいた)に行った時にお世話になったコーディネーターの方の名前だった。だいぶ年月がたっているとはいえ、遠い南の島で同じ仕事をしている同じ名前の人といえば同一人物である可能性が100%に近いのではないかと思う。(小さな息子さんは成人しているだけの時間はたっているのだが・・・もしかしたらお父さんの仕事を継いでいるのかな?) 元気に過ごされているのだろうと思うと、懐かしく思い、その時の思いでがよみがえってきた。(病気などがなければ充分生きていられる年齢だったと思う)

 環礁の中にある大きな4島を、春島・夏島・秋島・冬島と呼んでいた。そしてその次に大きな7つの島を日曜島~土曜島、さらに小さな島が点在し名前すらない島もある。直径50mほどの無人島も見に行った記憶がある。太平洋の真ん中にあるところではあるが、環礁の内側は波も穏やかで、太平洋戦争時代の沈船が原形をとどめて沈んでいる場所だった。戦後40年以上たっているのに水深10mほどの穏やかな水面下にほとんど原型をとどめた状態で零戦がひっくり返ったまま放置されていた。ボートの上からもくっきりと羽根にペイントされた日の丸が見えていた。もしかしたら今もそのまま眠っているかもしれない。

 太平洋戦争の時期は最前線の基地になっていたという話を聞いた。本部が置かれていた建物はそのまま学校として利用されていた。運動場が隣接され運動会というイベントが終戦後もそのまま残されて島の行事として続けられているそうだ。戦時中は島の人も日本語教育をされていたそうで、お年寄りの人はよどみない日本語で話しかけてくれることもあった。

 一度の交信、そしてQSLカードが過去の記憶を鮮明に蘇らせてくれる。アマチュア無線を始めていなければこんなことは味わえないかもしれない。この趣味に出会ってよかったと思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月24日 (日)

朝霞市にて

Asaka2  ハイバンドの好コンディションは続いているようだった。8J1Pの追っかけも含めて、お昼すぎまで運用することにした。出発時の天候は雨ではあったが、コンディションが良いと思うと期待が膨らみ設営もそれほど苦にはならない hi

 最初にコールしたのが6mで聞こえた6エリア。他にあまり強力な信号は聞こえてこなかったのだが、なんとなく期待が持てるような気がした。普段あまり聞かない10m-SSBを聞いてみると8J1ITUが聞こえている。交信している相手は西方面。記念局をコールして交信し、CWに移ると6エリア移動局の信号が良く聞こえている。DXはUA0とSSBで交信できた。CQを出すべきか迷ったりもしたが、こんな時は中間がスキップしていて、私を呼んでくれる可能性のあるエリアは限られていることが多い。そんな中で空振りを続けるよりも、各バンドの様子をうかがうことにした。

 6mもEスポが強くなっている様子。沖縄の局が強力に入感している。パイルアップに参加してもなかなか順番が回ってこないことが多い。沖縄の局が拾い上げるコールサインがアチコチのエリアでもあり、コンディションの広がりが感じ取れる。あちらではさぞかし大きなパイルアップなんだろうなぁと思う。

 6mのDX周波数を回ってみるとBV、BY、HLなどとも交信することができた。BA4TB/5はIOTAの運用だそうで、けっこう呼ばれていた。

 昨日に引き続き24MHzが良いようだ。18MHzもオープンしている。呼びまわりでログを進めていたが、帰宅してログ入力すると、バンドニューのJCC・JCGばかりで、この2日間でずいぶん増えたんだろうなぁと思う。(あまり真剣にチェックを続けていないので・・・)

 8J1Pの信号はまだ発見できていない。宿を撤収して標高の高い場所で運用を再開した連絡も入ったが、それでも聞こえてこない。時間切れとなりそうなので、最後に携帯メールを書き、送信ボタンを押した直後に無線機から8J1Pのコールサインが飛び込んできた。自力で発見して交信したいと思いながらも時間切れが迫ってきたのでHELPのメールを送ってしまったが、返事をもらう前に発見・交信できたので、一応は目標を達成できたと思うことにした。今日はRTTYにもチャレンジしたそうで、そちらを聞けなかったのが残念でした。

 結局2日間続けて8J1Pとの交信成功が撤収の合図となった。ログの最終行に記念局のコールサインが書き込まれる。一時的に雨も上がり撤収は濡れずに行うことができた。今日は写真を忘れずにとることができた。一番上の写真は撤収時に撮った唯一の晴れ間の写真でした。時間的に考えれば、これからDXの好コンディションが期待できるのだが、遊んでばかりいるわけにはいかないと帰路についた。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月23日 (土)

QSY UP ?

 日中にQSYのリクエストをもらうときはほとんどが上のバンドを求められる場合が多い。コンディションが開けることが少ないわけだから当然といえば当然なのかもしれないが、上のバンドに行けばコンディションが開けているかどうか分からないことが多い。

 一般的には、下のバンド(周波数)から順番に上がって運用していくのが多いのだろうか・自分の場合も確かに下から順番に上のバンド移っていくが、CQを出しながら上がっていくわけではなかったりする。7MHzからCQを出している局をひととおり呼んだら、アンテナをそのままにしてATUだけで10MHzにチューニングを合わせワッチする。交信したい局の信号が聞こえるとアンテナのギボシ端子を当該周波数に合わせて交信する。その後さらに上にバンドに移る時も、リグのATUを利用して受信感度を上げ、自分が電波を出すとき(コールするとき)はアンテナを電波を出す周波数に合わせる。ひととおり上まで回ったら、コンディションの開けていそうなバンドの一番上からCQを出し始め、順番に下がっていく。つまりCQを出すバンドの順番が一般的なまわり方と逆なのかもしれないと感じた。

 なぜ感じたかと言うと、回っているうちにQSYのリクエストがあると、さっきまで運用していたバンドに戻ることになるのである。よくワッチしている局はマルチバンドで運用できる局だとQSYのリクエストを送ってくる。可能であれば対応してあげたいところもあるので、リクエストに応えてバンドチェンジをする。リクエストをしてくる局はほんとうに良くワッチしていてくれたりするので、たいていの場合多くから呼ばれ始める前に呼んでくれたりするのである。しょっちゅうバンドを行ったり来たりしているので、効率が良いのやら悪いのやら・・・

 先日24MHzで交信した局から28MHzのリクエストをもらった時は28MHzもコンディションが開けていて交信することができた。今日も18MHzでお会いすることが出来て24と28MHzのリクエストをもらったのでとりあえず24MHzの周波数を打ちQSYしてみたが残念ながら信号を聞くことができなかった。リクエストに応えてあげられると、良かったと思うのだが、運悪く交信できなかったりするとけっこう残念に思うところがある。しかし、電離層の気分次第というところもあるのでこればかりは仕方のないところかもしれない。もし、24MHzで呼ばれているうちに発見してもらえたら交信できただろうか?

 QSYといえば、何年か前のことだが、赤城山の勢多郡宮城村からHFで運用していたときに、合併消滅が近くてQSY要求があった。相手局は埼玉南部に移動していたのだが、10MHzから順番にバンドを上げていき、だんだん信号が弱くなっていくのだが、21MHzから上に上がるほどこんどは信号強度が増してくることがあった。最初のうちは電離層反射で交信でき、ハイバンドになると電離層反射ではなくグランドウェーブで交信出来ているのかもしれないと思った。そして、周波数が上がるほど障害物の無い条件では信号強度が増してくる。電波って面白いなぁと感じた記憶がある。

 同一局と複数バンドで交信できるチャンスはけっこうおもしろいことを発見できる。でも、やっぱり「QSY UP」なのかな?ハイバンドのコンディションを捕まえたら、もったいないのでやっぱり上の方から運用を行いたいと思ってしまう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

8J1Pを探して・・・

 QRP記念局の8J1Pは群馬県の御荷鉾山に行っています。残念ながら仕事があり参加できませんでしたが、交信だけはしておきたいと思い、移動に出かけました。場所は帰りやすいように近い場所から順番に回って、空いている場所で運用しようと思っていたら一番最初に行った和光市が空いていたので設営を開始しました。HFのDPと6mのデルタループ。そして朝はA1CのOAMが吉川市から出ている予定なので、田中さんと同じアンテナを使っての交信を試みるためMBL-Vも準備しました。OAMはクラッシックバンドでも拡張バンドでも強力ですんなりと交信できました。

 8J1P運用予定の栗原さんから出発の連絡がメールで入る。運用時間まで各周波数の様子をみてみようと回り始めた。7MHz、10MHzで聞こえる信号をコールした後はさらに上野周波数へ。Eスポのコンディションらしく、ハイバンドが良さそう。24MHzで2局呼んだ後にCQを出し始める。そこそこ開けているような印象を受けたが、皆さんはもっと上を目材sていたかも・・・あまり呼ばれなくなった後に21MHzに下がってみると、コールされた局から24MHzのリクエスト。せっかく呼んでくれたので、24Mhzに戻ってコールするも残念ながら信号は見つけることが出来ず、コンディションが下がってしまったかもしれない。しばらく頑張ってみたが4局をログインしたところで18MHzに下りてみる。

 18MHzはまだコンディションが残っているようす。さらに普段スキップ気味になる2・3エリアあたりとも交信することができた。そうこうしているうちに記念局が運用を開始したとの連絡が入り、探しまわるためダイヤルを回し始めた。3局同時運用しているそうなので、どこかのバンドで見つけることができるだろうと思っていた。でもいくら信号を聞こえるところで指を止めても聞こえない。6mさえも聞こえてこない。ダイヤルを回している間に聞こえている局はひととおり呼んでみたりしているのでログは進むが目的の記念局が聞こえてこない。

 そのうち駐車場から山頂に向けて移動を開始するとの連絡を受け、登山にかかる時間6mでCQを出してみることにした。SSB/CWでCQを出していて、ふとRTTYの運用可能周波数が50.300まで引き下げられたのを思い出した。50.305に合わせてK3のパドルキーイングでRTTYのCQをだしてみたものの、残念ながら交信には至らなかった。交信できずにCQばかりだしているとミスタッチで文字が間違って送信してしまうようになり、今日は諦めてすこし周波数を下げSSB/CWに戻って運用を続ける。この間に近くで運用されていた方が立ち寄ってくれるとの話になり、アイボールのチャンスがやってくることになった。

 そろそろ山頂での運用が始まったかな?という時間にダイヤルを回し始める。さすがに山頂運用では強力な信号を送り込んでくれた。やっとのことで8J1P/1神流町移動と交信することができ、目的を果たすことができた。144/430MHzのQRV情報もいただいたのだが、今日はK3一台しか用意していなかった。50MHzの交信だけで運用を終了することにした。

 先ほど交信していただいた方が到着し、コーヒーの差し入れをいただいてしまった。シバさんありがとうございました。いろいろとお話しながら撤収を進め、だいたい予定していた時間には出発することができました。仕事に出かけるには早すぎる時間ですが、ゆっくり休んでからでないと夜までもちません・・・ということで、帰宅してしばらく休憩してから書き始めました。もう少ししたらひと働きしてまいります。

 そうそう、写真を撮ってくるのを忘れてしまいました。

 みかぼの運用、楽しめるといいですね。無線談義に花が咲くと電波が出なくなるかも・・・hi

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年5月19日 (火)

戸田市移動

Toda このところ、夕方にハイバンドのコンディションが良いようだ。遅い時間になってしまったが移動に出かけてみた。8J1Pの運用は鴻巣市が担当という情報も入っていたので、どこかのバンドで見つけたらコールしたいなぁと思っていた。

  いつも設営する場所は車がたくさん止まっていたので久しぶりに土手の上に車を止めてアンテナを上げてみた。写真では分かりにくいが舗装からほんのすこし外れた場所になる。指向性的にはW方向と東南アジアが正面になる。

 18時頃設営が完了し、最初は7MHzを聞きまわる。8J・・・と聞こえた信号はPを期待したのだが8J640M/4。こちらも期待外れなどということはなく当然パクっと飛びついたことは言うまでもない。すぐに拾い上げていただき、もらったRSTのあとにFB QRP・・・と続く。あれ?知っている方かな? パイルアップでもなかったので、個人のコールサインを聞いてみると、何度も交信していただいている局だった。8J6Pも運用したことのあるQRPerだったので、こちらが8J1Pのopになったときも交信したいね。などと打ってみた。

 その後の7MHzはスキップが始まっているのだろうか?あまり入感する信号を見つけられなかった。各バンドをワッチして行って、ハイバンドが思いのほか開けているような印象を受け、24MHzで聞こえている局を呼び始める。VR2UWの強力なCQが入感。BD7NWFもFBな信号で聞こえていた。帰宅してからチェックしてみると、24MHzのBYはDXCCバンドニューであった。

 国内局も聞こえている局を呼びまわり、その後CQを出してみると10数局と交信することができた。2・3・4・7・8エリアが良い感じだった。10mのリクエストを受けたのでほんの少しQSYしてみたがリクエスト局のほかに4エリアからのCQが聞こえたのでコール。その後24MHzのコンディションが静かになってきたので18MHzにQSY。中距離はスキップ気味に感じたが沖縄・九州・北海道などは強力な信号で交信できた。

 そろそろ8J1Pが聞こえないかと7MHz・3.5MHzを回ってみる。聞こえている局はひととおりコールした後7MHzの拡張周波数でCQを出してみる。3局ほど交信できたがその後ストップしてしまった。SSBにモードを変更してみると自分の運用していた周波数から3KHz上で8J040Mがパイルアップを受けていた。何度かコールしてみたが、拾い上げられる局の信号はみなS-9+20dB。これでは順番が回ってきそうにもなく、また各バンドをワッチして回った。18MHzではVU2GSMと559-559で交信。こちらもDXCCのバンドニューであった。

 ローバンドに戻ってみると、8J340M、8J6SL、8J7AIZなど記念局のオンパレード。一般の局の運用は比較的少なく感じた。22時を回ったところで撤収を開始。平日の夜ではあるが、結構楽しめた。8J1Pは週末にみかぼからの運用がある予定。参加は難しそうなのだが、近場から探してみたいと思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

CQ誌7月号

 7月号? おい!ちょっと待てよ・・・今日発売したのは6月号だろう?  hi そのとおりです。

 6月号が発売され、次号の予告が掲載されました。

Yokoku  7月号にはCW送信機の基板が付録として付いてきます。 実は、縁あって試作に参加させていただき、運用を行ってきました。 4月の後半からQRPpプロジェクトで300mWの運用で交信できたというのは、この基板の送信機を使用してのことでした。

 小さな基板にアナログリレーを使ったフルブレークイン回路付き。作り方も比較的簡単で、初めて自作にチャレンジする方でも丁寧に進めればできると思います。 そして実用性を証明するためにも時間がある時は運用するようにしていました。

 特集は、回路設計のJF1RNR今井さんを中心に、試作参加者がそれぞれ寄稿しています。そして、全員が交信に成功しています。今は、編集担当の方ががんばって編集作業に取り掛かっているところです。

 興味のある方はぜひ特集を読んで頂き、付録基板で送信機を製作してみてください。2way付録基板の送信機で交信できるのを楽しみにしています。また、発売されるのがいまから待ち遠しいです。

 もっとも、まだ6月号が発売されたばかりなので、手に入るのは1か月先の話になりますね。 hi

 6月号は、まだざっと斜め読みしただけなので、興味のある記事に関してはあとで書こうと思います。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年5月16日 (土)

FT-817 送信改造

 いまごろ?といわれてしまうかもしれませんが、FT-817の7MHz周波数拡大に合わせて送信範囲の拡大改造を行いました。

 改造はJQ1BWT澤田さんのWEBページの情報を参考にしました。

01_2  こちらは作業前。

02_2 こちらが作業後。チップ抵抗を取り外し、リセットをかけます。

 写真を撮るのは難しいです。マニュアルフォーカスでフォーカスリングを少しずつ回しながら何枚も撮って一番見やすいものを選びました。オートフォーカスだと別の場所にフォーカスがあってしまい。チップ抵抗がついている基板になかなかフォーカスがあってくれませんでした。何枚も撮ることができるのはデジタルカメラの利点といえるかもしれませんね。

03_cw2 拡張された7.1MHz帯でも送信することができました。成功です。

04_ssb2 SSBでも送信OKでした。

 リセットを行ったので、すべての設定が工場出荷時になっています。とりあえず一通りチェックして、CWフィルターをONにするところを設定し直しました。

 澤田さんのWEBでの情報によると、自分で改造した場合は技適証明が無効になり、保証認定の対象となるようです。私の場合は、附属装置の関係で登録する際に保証認定で通しているので、改めて認定を取り直すことはしなくても良いようです。面倒な手続きを省略できるのはありがたいことです。

 改造のためにふたを開けているときに、CWフィルターが浮いていることに気が付きました。取り付けたフィルターとふたの間には2mmほど隙間があったようです。

 最近何度かCW時の感度が著しく低いことがありました。モードをチェンジしてからもとのCWに戻すと受信感度は復帰していました。どうもここが原因だったのではないかと思い始めています。

05_2 フィルターの上に隙間を埋めるため詰め物をしました。材料はシールドコードの被覆を2枚重ねています。もともとが筒状のものを開いて張り付けたのですが、筒状に戻ろうとする力がばねの代わりをしてくれそうです。

 写真は両面テープで包んだ被服がフィルターの上に乗っかっている図です。上蓋(ケース)は変な圧迫感もなく締めることができました。感度不良が起きないかどうかしばらく使ってみます。

詰め物ついでに、充電電池パックも動くようで気になったので電池ケースの隙間にも詰め物をしておきました。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

缶のひらき

HOZさんのリクエストにお答えして。

最初はビール缶。この製品を選んだ理由は比較的好きな味だから・・・ hi 缶が柔らかいのです。

001  この缶の上下をナイフで切り落とします。ヴィクトリノックスのナイフは切れ味がいいです、

002  切り分けた状態はこんな感じ。

003 (写真を撮るときにフラッシュありと無しでうまくとれた方を採用しているので、若干色が違います。)

真ん中をハサミで切り開いてから両側のがたがたに切れているところをおなじくハサミで切り落とします。

004  そのままだとまるまってしまうので、逆向けに充分折り曲げてクセをなおします。

005  そしてアルミが重なる部分のコーティングを紙やすりで落とします(裏側も削り落す)

006  あとは一枚ずつベニヤに取り付けます。真ん中を両面テープで貼り付け、角のねじ取り付け穴を2mmのドリルで開けます。そして3mmの木ねじを使ってねじ込みました。

 紙やすりでコーティングをはがすのが一番大変でした。人に頼まれても絶対に引き受けないでしょう。 hi

 端から端までテスターで測ってみるとほぼ0オームになってました。

| | コメント (11) | トラックバック (0)

2009年5月14日 (木)

モービルのグランド処理 ほぼ完了

 車を入れ替えて半年。やっとグランドの処理ができました。ルーフボックスを取り付けるねじの部分が車のボディにアースされていない事実を知り、どうしようかとあれこれ考えていた時間も多かったが、作業にかかり始めてからもなかなか進まず今になってしまった。

 自分の場合、荷物の運搬(というかアンテナ部品は載せっぱなし)にルーフボックスの取り付けは必須とも言える。前の車でも同じだったのだがリアのドアを開けるとルーフボックスにあたってしまい、長い間には塗装がはがれてしまう。そのために30mm角のアルミパイプを使って前にずらすレールを工作したことは前に書いたと思う。これだけでもずいぶん時間がかかったと思う。

 アンテナを取り付ける基台は手に入れておいたが、どうもHFのアンテナでは心もとない。アルミのレールに基台の代わりになるものを作って取り付けてしまおう。そして、ルーフボックスの中にアースになるアルミ板を敷き詰めてしまう。そこまでやれば、グランドの処理はできるかもしれない。

 そして、部品その他を作り取り付ける作業に入った(今日ではありませんが・・・)まず最初にこちら

01  20X30mmの角パイプにM型コネクタを取り付ける穴をあける。そして右側はアースを接続させるために出っ張りを作ったアルミ板。

02  M型コネクタを取り付けるとこんな風になります。

03 そしてグランド用の板。なぜか1畳弱のベニヤ合板が 目的もなく保管してありました。ルーフボックスに載せてみるとぴったりサイズ。この板にアルミの板を敷き詰めることにしました。

04_2 材料はなに?と思われるかもしれません。実は缶ビールのアルミ缶です。アルミはアンテナの材料にもなりますからもちろんグランドにはなるはず。重なる部分のコーティングをはがして木ねじで固定しました。廃材を利用するという点ではエコかもしれません。合計で87本の350ml缶を使用しました。

 これだけ集めるのに1年以上かかってしまいました。一緒に飲んだことのある人は「そんなにかからないだろう」 と思われるかもしれませんが、一人では飲めないようで、家ではあまり飲みません。半年前に入れ替えた車のために1年以上アルミ缶を集めていたというのも計算が合わないように思えますが、ベランダのLWのために良好なグランドを作ろうと以前から蓄えていました。

05 そしてこれがアンテナ基台とつながるアース線。シールドケーブルの網線を8本編んで作ってみました。

06 こちらはアースの面積が足りない場合に外に接続するためのアルミ板と穴。できれば使いたくない部分ではありますが、後から取り付けるのは難しいので先に取り付けておきました。

07   ルーフボックスにアルミの面を下側にして取り付けます。引き出したアース線はもともと空いている穴から外に出しました。

08  M型コネクタを取り付け、アルミ板の圧着端子の部分にアース線を差し込んでハンダ付けします。AC-100Vがとれる車は便利です。エンジンをかけ80Wのハンダコテを温めました。

09  実は網線が足らなくて反対側は太いビニール線4本で作ってみました。主にV/UHFのアンテナをつなぐと思います。

10  さっそくモービルバーチカルを取り付けてみます。塩ビパイプを止めている金具は300mmのアルミ角パイプにぴったりサイズの金具を田中さんに作っていただきました。モービルバーチカルは田中さんが作ったものを試しに使ってほしいといわれて預かったものです。少し低めにしてあって調整で切り縮めれば良いように作ってありましたので、中心周波数をチェックしながら切り、7MHzのバンドエッジでSWR最低になるように調整しました。中心周波数のSWRはおよそ1:1.1ぐらいで良好です、グランドが充分効いているようです。

11 こちらはモービルバーチカルの全長。コイルが上のほうにあり、電波が強く発射される部分が長くとってあります。受信だけでしたが良好な印象を持ちました。お昼のコンディションはスキップ気味のようで、平日ということもあって、ほんの数局しか聞こえませんでした。交信に使うのが楽しみです。

12  こちらはベニヤ合板に100円ショップで買った角材(木)を使ってレールを取り付けました。

13  伸縮ポールをしまうときにぐらぐらと動いたりしなくなります。

 ポールは10cmほど切るつもりでいたのですが、結局このまま使っています。あと数センチボックスが長ければまっ杉載せることができましたが、全長では間に合うと思っていましたが、入れてみるとまっすぐ入らない。どうやらのりしろの部分を計算に入れず、ほんの3cmぐらい入らなかったようです。

 さて、これからモービルバーチカルの実験が再開されます。3.5MHzや1.9MHzのモービルバーチカルを作りたいと思っています。はたしてグランドがどこまで良好に働いてくれるか?塩ビパイプ約1mに釣竿4.5m。合計の長さを最大限利用してアンテナ作りの開始です。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

スクールコンタクトの模様

サテライト通信でおなじみのJM1LRA新井さんが、ブログでスクールコンタクトの様子を録音したファイルを公開しています。

http://jm1lra.at.webry.info/200905/article_9.html

宇宙ステーション滞在中の若田さんの生の声を聞くことができます。日本の小学校の生徒さんと若田さんとのコミュニケーションは感動を与えてくれます。これを機会に宇宙科学や無線通信技術に興味を持つ人が増えるといいなぁと感じます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 9日 (土)

8J1P 吉川市移動

 今週もQRP記念局の運用があり、土曜日がお休みになったので金曜の夜に参加の連絡をしておいた。ちょっと早めにいき、田中さんと落ち合う。メンバーがそろうまでの間、A1クラブ350回記念OAMでQRVすることにした。

Yosikawa1_2  水の張られた田んぼの真ん中は電波の飛びに良い影響をあたえてくれるようです。強力な信号で聞こえる各局の信号にびっくりするような感じでした。でも、パイルアップという感じではなく一局ずつ呼ばれたので、CHATを交えた交信も楽しむことができました。先日相模原で行った送別会の主役AKIさんが単身赴任先からコールしてくれた。元気に新生活を送っているようで、なによりもベランダアンテナながら無線のできる環境を作り上げているようでうれしかった。

 駅に記念局メンバーを迎えに行った車が思いがけず早めに帰ってきたので、残念ながら6局でOAMを終了し撤収を開始、運用場所に向かう。

Yoshikawa2  吉川の運動公園の土手は、移動運用の定番スポットだそうです。ギボシ端子接続のダイポールを2セット設営し、一本の上には6mのデルタループを設営。最初は3人2局体制でスタートしましたが、午後になって最大4局になりました。また、6mでQSOした近所の方も見学に来られたりして賑やかな移動運用となりました。

 途中、おまわりさんのパトロールにも声をかけられましたが、第一声が「何をやっていますか?」ではなく「アマチュア無線ですか?」と聞かれるところなどはこの場所での運用者が多いことがうかがえます hi 「一応、職務上声をかけなければいいけないから。気をつけて運用してくださいね。」と言って、免許の確認をするわけでもなく、にこにこしながら離れていきました。

 運用は、7MHz-CWからスタートしました。もう1局は18MHz-SSB。7MHzのほうは1時間ほどで50MHzにチェンジ。SSBとCWを交互に運用を進めました。午後になって1局増えたところで、6mはそちらにお任せして、HF各バンドを回ったりしてみましたが、いまいちぱっとせず、7MHzもスキップ気味のコンディションのときはSSBでも声をかけていただくことができず、比較的交信局数の伸ばせる7MHz-CWでの運用がメインとなりました。

 個人的には96局をログインすることができました。私は1日だけの参加でしたが、吉川市からの記念局運用は日曜日も行われるとのことです。

 参加いただいた千野さんからはおにぎりなどの差し入れをいただき、ありがとうございました。自分の用意した食事は結局出すタイミングを失い、まるごと残ってしまい、帰宅後の夕食になりました hi 他にも田中さんからいただいた冷えた(凍った)ドリンクは天気の良い空の下、喉を潤すのに最高でした。

 リクエストのあった1.9MHzではチューナーで無理やり合わせたワイヤーアンテナよりも、田中さんの調整されたモービルバーチカルのほうが格段に飛びがよいことも確認できました。全長5mほどでも、やはりエレメントで調整されたアンテナは良いですね。日没前なのにちゃんと成果をあげられていました。

 交信いただいた各局、また運用に参加されたみなさん、ありがとうございました。

 終了時間が近くなって、スケジュール交信のために、リグをつけ替え、個人局でQRPp交信を1局。偶然信号を聞いていて交信をすることができたもう1局とも2way QRPpの交信が成功し、満足感で撤収を開始しました。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2009年5月 4日 (月)

JCC-1435

Sjyousou 一般的には連休のど真ん中という感じだが私的には最後のお休みとなる。茨城県常総市に移動した。前回常総市で運用したのは約一年前なので多少は呼ばれるかもしれないと期待していた。

 外環から常磐道を通って谷和原まで行くつもりだったが、常磐道はちょうど谷和原まで渋滞が続いている様子。まなりのろのろ走行なのでルートを変更して流山で降りて下道を走ったら、かなりスムーズに走ることができた。

 Eスポも頻繁に出ているようなので最初は珍しいところが出ていないかと各バンドを回ってみた。50MHzで沖縄の局がパイルアップになっていた。JA1RLもSSBで出ていて呼ぼうとしたら休憩に入ると宣言され消えてしまった。ちょっと遅かった。残念。7MHzで0エリア移動のHOZさんを発見し、移動先も確認していなかったがとりあえずコール。交信はできたもののレポートが悪かったのでショートQSOで終わる。KAZUさんが金山に登っていると連絡があり、50MHzを聞いてみるがSSBでは聞こえない。CWに変えたときになんとか聞こえたので交信してみると、QRPにRODアンテナとのこと。アンテナを展開していない運用だったようで、信号が弱かったのが理解できた。思いのほか苦戦したのはこのせいだったかもしれない。

 平地移動なのでそれほどガンガン呼ばれないが、久しぶりに50MHz-SSBでの交信も楽しめた。のんびり話せるのはこのバンドの良いところかもしれない。エレクラフトK3をお使いのchinoさんと会うことができ、始めて2way K3でのSSB交信ができた。フィルターの話や使い勝手などいろいろと参考になる話も多く、楽しめた。TNX FB QSO。

 静岡コンテストも意識していたが、7MHzがなかなか良くならない。夕方に10MHzを聞いてみると、コンディションが良いみたいで、そこそこ聞こえてくる。8J4Pを発見し、コールしてみると、すぐに応答があった。記念局のほうから設備などのINFOを送ってもらい、こちらもそれに応答する。のんびり交信を楽しむような交信を記念局相手にできるのは、OPがいつもお世話になっている方だったかもしれない。交信が終わるとおととい8J1Pを一緒に楽しんだJA1BVAのコールが聞こえ、交信に入る。それが終わるとJK1TCVがコール。3局のQRP局が立て続けに呼んでくると、相手の方はこちらが3人で遊んでいるのではないかと勘違いしたのではないだろうか?みんなバラバラの場所で、しかも連絡を取り合うわけでもなく、同じ周波数にダイヤルを合わせていた。こんな偶然もあるんだなぁ hi

 同じ周波数にいれば、もしかしたら会えるかもしれない。空き周波数を見つけCQを出し始める。ほどなくJA1BVAからコールがあった。期待したとおりの展開に思わずにやりとしてしまう。JK1TCVも呼んでくれたが、先ほどの信号よりもかなり落ちていた。1Wとのことだったが、コンディションが急変していたのかもしれない。JA4MRLも呼んでくれた。久しぶりに10MHzのオープンを楽しめた。数年前は7MHz以上に国内が安定して開けるバンドだったのに最近はあまりオープンすることがなかった。良い方へのコンディションの変化になんとなく期待が持てる気がする。

 ローバンドのコンディションが良くなってきたようなので、一応静岡コンテストに参加している局を一通り呼んでみる。7MHzから3.5MHzそして1.9MHzへQSY。結局1時間ぐらいしか参加しなかった。

 アンテナを合わせた関係で1.9MHzからCQ。そして3.5MHzんいQSY。やはり日没後はローバンドだなぁと思っていると、携帯電話で呼び出しがある。50MHzでJD1がオープンしているとの情報を送ってくれた。私が、未交信の6m-JD1を探しているとやたらと言っていたので、見つけてJK1TCVが連絡してくれたのだ。ちょうど3.5MHzのコールが途切れ、あわてて50MHzにQSYすると、まずCWで交信することができた。移動にきた甲斐があった。JK1TCVには喜びをとお礼を伝えたが、SSBでも強力だったと話しているうちにJD1はSSBにモードチェンジ。CWだけでも充分なのだが、SSBでも交信していただき、2モードQSOすることができた。その後もJD1は長い時間オープンが続き、しばらくこの周波数を聞いていた。

 もう満足感でいっぱいだった。とりあえず、各バンドを回って一通り入感状況を確認し、3.5MHzと1.9MHzで再度運用を行った後撤収を開始。充分遅い時間となったので、渋滞もなくスムーズに帰宅することができた。渋滞がなければ、約一時間の距離。意外と近いと感じる。大型連休の無線三昧も一応これで終了です。交信いただいたみなさん。一緒に運用したみなさん、楽しい時間をありがとうございました。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月 3日 (日)

志木市移動

Shikis  5月3日は東京コンテストである。東京都在住の無線局としては都内参加をしたいところ。奥多摩へ移動することも考えたのだが、昨日の疲れもあり起きるのが遅かった。この時期の中央高速は大渋滞で目的地に向かうのを断念したこともあり、近場で都外局参加を決めた。

 志木市のさくら草公園はアンテナを設営しやすいのでよく移動に来ていた。でも、夜中に騒ぐ人や不法投棄を防ぐためにゲートが設置され夜の侵入ができなくなってしまった。もう2年ぐらい前のことだったと思う。 

 設営のときはすいていたが、お天気も良く、屋外でバーベキューを楽しむグループがたくさん出てきて、賑やかになってしまった。そんな中でモースルの音が漏れている車が一台 hi

 東京コンテストは都内参加しなかったこともあり、始まるまえからいまいち気合いが入らない感じではあった。144MHzのアンテナも設置せず、使用バンドのすべてを準備しなかった。どちらかというと、6mのEスポオープンでJD1が入感しないか?そちらの方が気になっていた。開始後2時間ぐらいでいったん中断。HFの各バンドを回ってみる。コンテストよりDXの入感のほうが気になっている感じ。移動サービス局も見つけては呼ぶというスタイルで時間を過ごす。コンテストはこのまま終わってもつまらないので、最後の1時間はコンテスト周波数を中心に回る。結局6時間の開催時間中半分は浮気しているような状態だった。

 この日はV8やJD1とも交信できたが、特記するような大物は釣り上げられなかった。もっとも、300mWで出したCQにコールしてくれたJA5のshoさんとの交信は、CHATでの情報交換が楽しく、大物釣りといえるかもしれない。

 ゲートが閉まるまでにはまだ少し時間があるが、早めに帰宅して休もうと撤収を開始する。明日はもう少し呼ばれそうなところに移動してみよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月 2日 (土)

勢多郡富士見村

Setaguns  記念局運用が終了し解散した後に、連休明けには前橋市と合併し消滅する富士見村に立ち寄った。すぐに帰っても高速の渋滞にはまるだけなので、時間稼ぎに移動する予定は考えていた。

 設営を楽にすることもあり、逆Lアンテナの実験もかねて設備をしていた。10mの釣り竿に40mのアンテナワイヤーを取り付け片側に引っ張る。グランド側は同じ長さのワイヤーを地面に這わせる。給電部はT-1を地面に置き、チューニング用の延長線を車に引き込んだ。

 40mの長さは1.9MHzのベストマッチングで、バンドによっては電波の乗りにくいバンドも出てくる長さという予想があった。チューニングの状態は3.5MHzが一番悪く、その次が1.9MHz。他のバンドはすんなりチューニングが取れるような感じだった。もっともチューニングが取れるからと言って輻射効率が良い状態になっているとは限らないが・・・

 7MHzから運用を開始するが低調。チューニングは取れてもあまり電波は飛んでいないという感じだろうか? でもその印象を打ち消すように宮城県名取市の局と2way QRPの交信が強力な受信状態で交信できた。あちらもそれほど受信に不安はない様子。15分弱のCHATを楽しむことができた。この場所と名取市は、たぶん赤城山が邪魔になって電波が到達しにくい場所だと思えるのだが、電波の伝搬は不思議な感じがする。

 日没後も18MHzがコンディションが良かったようだ。西側の局からそこそこ呼ばれて楽しめた。HLからもコールがあった。アメリカの記念局W7Aが7MHzで聞こえた。ここも赤城山が邪魔をして直接開けていない場所だと思うのだが599で入感。コールしてみたが、ちょっと取りにくそうな感じではあったがフルコピーしてもらうことができた。太田市に情報を送ると、+20dBの強力な信号とのこと。やはり赤城山が邪魔になっているようだ。アメリカまでQRPで飛ばしてくれるのだから、このアンテナも捨てたものではないかも?

 1.9MHz、3.5MHzは予想よりも伸び悩んだ。アンテナが低いせいであまり効率よく電波が出ていないのだろうか? 3.5MHzでCQを出しているとDX1Jの信号が強力に入感する。入感するというよりは、かぶってきたという方が適切かもしれない。比較的高いほうの周波数で出ていたつもりだが、ぴったりの周波数で出てくるのは運が良いのか悪いのか?相手のCQに合わせて呼んで見るが反応が無い。やはりこちらの信号は全くフィリピンに届いていないんだろう。よい時間つぶしができたので、撤収を開始した。46交信をログに残すことができた。

 遅い時間までずらしたせいか関越の渋滞は全くなく、すんなりと帰宅することができた。この日の連絡で3日と4日が休みになることが確定。さあ、どこに出かけようか・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

8J1P前橋市移動

 運よく仕事がお休みになったので、8J1P群馬県前橋市の移動運用に参加した。朝6時に出発したがすでに関越は渋滞が始まっており、何時につけるのか心配になってしまった。30分ぐらいは渋滞につかまるかなぁとは予測していたが、2時間弱ののろのろ運転はけっこうきついものがある。本庄児玉あたりでやっと楽に走れるようになった。

 集合時間の1時間前ぐらいに到着する計画ではいたが、ちょうど集合時間の少し前ぐらいの到着で、栗原さんがアンテナの設営を行っていた。さっそく準備開始。HFダイポールを上げて7MHz-CWから運用を開始。坪井さんも144/430のアンテナを上げて運用開始。斎藤さんは14MHz。4局同時運用が始まった。

 2時間ぐらい運用してお昼休憩。その後28MHzから順番に下りてみた。以前この場所運用したときに戸田市(だったかな)の移動局にQSYリクエストをもらい順番にバンドを上げていったことがあったが、各バンドとも良好に入感し、21MHz~28MHzではグランドウェーブの伸びを感じるような信号の飛び具合を感じていたので、聞いている人がいればそこそこ交信はできるのではないかと思っていたが、やはり情報がなければ聞いている人が少ないバンドという印象は感じられた。28MHzで8局、この日最初のDXからのコールがあった。(BVでしたけど・・・)JD1が強力に入感していたのでコールすると一発で拾ってもらえた。24MHzは2局、18MHzは3局の交信。比較的信号は強く感じられ、お空のコンディションも良いようだが、あまり局数は伸びなかった。

 木陰が多いので、太陽電池パネルは太陽を求めて頻繁に移動してみた。長すぎるかなぁと思っていた延長ケーブルが思いがけず役に立っていた。新しいバッテリーはK3とFT-817を接続していたが、びくともしなかった。同時に送信すると5Aぐらい流れていたが、もう一台ぐらいRIGを増やしても不安感はなかったと思われる。

 参加者6名、運用も楽しめました。また交信いただいたみなさん、ありがとうございました。

 運用ばかりでブログにはりつけるような写真を撮っていなかったことにあとで気がついた。失礼しました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月 1日 (金)

JCC-1327

Asakas 朝霞市にて新しいバッテリーと太陽電池パネルにテストを兼ねて運用を行った。バッテリーの持ち具合というよりは、接続ケーブルなどが問題ないかというような簡単なチェックだけだったが・・・

 この日からA1クラブQSOパーティが始まりましたので、7MHzでは意識してQSOしてみた。情報を伝え合う交信の 面白さを意識できるような内容にしたかったので、うまく電波の届く相手とはラバースタンププラスアルファの内容ができるよう送信してみた。1交信で5点を超える交信も複数あり、QSOパーティに参加しているとの交信では「最後にもう1点上げよう。」と送ったら、相手も「ではもう一点」と別の交換情報を送ってくれたりして面白かった。

 8J6Pとも300mWで交信することができた。連休で小笠原からの運用を楽しんでいる局が多く聞ける。3バンドで交信することができた。個人的には28MHzと50MHzが交信できるといいなぁと思っていて、アンテナトップのデルタループも6mのEスポオープンを期待して挙げたものでした。

 DXはYJ0KS、9M2TI、VR2AJなどとも交信できた。VR2AJはFISTSのメンバーであることを伝えると、NETで会おうと返ってきた。SSBでXX9BBと交信したときは、QRPで運用していることなどを伝えると反応してくれていた。つたない英語でのコミュニケーションがうまくとれている感じが満足感を持たせてくれた。相手が受信に困らない信号強度で届いてくれていたことがなによりも幸運だった。

 夕方、定時連絡で、翌日が休みになることを確認できたので、群馬の記念局運用に参加できることになった。渋滞も心配なので早めに出発するため撤収することにした。

 連休の間は休みになったら移動に出かけているような感じでブログの更新は後回しにしていました。日付はずらしましたが、後追いで書いています。遅くなってすみません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »