8J1ITU
記念局の運用に参加してきました。毎年5月の1か月間はITU協会のクラブ局がコールサインの変更を行って8J1ITUとして運用が行われています。今年の最終日となった運用は土曜日からの参加者が2日間がんばってトータル1000交信を超えているだろうと話していました。それまでの運用と合わせるとかなりの方が交信に成功していると思います。
イベント局の運用は複数のOPが集まって行われる場合が多くあります。OPをしていない時などにいろいろと話に花が咲き、それも面白いものです。また、他の方の運用スタイルをじかに拝見できるところも自分の運用スタイルに刺激を与えてくれます。チャンスのある方はぜひどこかのイベントステーションの運用に参加してみることをお勧めします。クラブ局の移動運用やコンテストのMM参加などいろいろなパターンでこのような運用は体験できると思います。
遅れて参加した私はどちらかというと話をする方が多かったかもしれません。50MHzのCWで1時間程度運用。4エリアのコールをログインしたところで、コンディションの上昇を感じてSSBに戻ったところ、いつの間にか近接周波数に別の局が運用を始めていて、周波数を変更することになりました。たまたま周波数の空いていた50.150でSSB運用を始めると最初に呼んでくれたのは韓国でした。続けて韓国をもう一局。コンディションが良いようで運用を続けると南西ビームにも関わらず8エリアから呼ばれました。全国的に良い状況か?ビームを北に回してみるとバズ音が急激に大きくなり、コンディションは上がっていると感じるもののちょっと取りにくい。アンテナを再度回すと、またまた韓国から立て続けにコール。近場ではありますがDXからコールされるとなんだか楽しい気分になります。相変わらず北方面はノイズレベルが高い。でも7・8エリアあたりから呼んでもらえけっこう楽しめました。また1時間ほど経ったので再度CWに切り替えて14局ログインしたところで昼食の呼び出しがかかりました。お天気もなんとかもってくれて、外でバーベキューに舌鼓。食事も良かったですがいろいろな話題も出てきて楽しかったです。
一応の終了時間となりシャックを掃除して解散となりましたが、ちょっと居残りしてさらにログを進めました。1KWの設備もありますが、私のところは100Wリグのベアフットで運用を行いました。普段QRPの運用ですから100Wでも出し過ぎかもしれません hi WPXコンテストにも参加していたので、ナンバー交換の交信を続けていると、ベネズエラからもコールされました。個人局ではまだ交信できていないところです。嬉しいような悲しいような・・・hi
18時まで運用を続け、夕食までごちそうになって解散となりました。シャックのオーナーや取りまとめのメンバー、それに集まったOPそれぞれにありがとうございました。また集まる日を楽しみにしています。と言っても近いうちにまた集まると思います。今度は1/20の出力でも運用です。聞こえましたらぜひ呼んでください。
ストレスが解消される楽しい一日でした。
8J1ITUはJARLの局ではありません。QSLの発行は一方通行ではないそうです。皆さんから送っていただいたカードはクラブ局で保管されることにまります。でも交信いただいた皆さんからのQSLは発行していただかなくても8J1ITUからは発行されるそうです。ただ、運用日の担当者がそれぞれのOPから提出されたログをまとめ、それをクラブ局のほうで一括整理したのちにQSLの印刷を始めるそうです。仕事に影響のでない退社後の時間に処理されるそうなので、ちょっと時間がかかるだろうという話でした。OPを担当しているそれぞれは過去のログも持っていないし、OP中にチェックのしようがありません。以前の交信でのQSL未着などがあり、交信のなかで再発行を言われることがありますが、そんなわけで対処はできないと思います。多くの方に呼ばれている時間帯はパイルアップの中でQSL再発行のお願いは避けていただいた方が賢明かもしれませんね。どうしてもQSLが必要な場合はビューロまたはダイレクトでQSLを請求してもらったほうが良いようなきがします。QSLの中に未着のコメントを書いておくと、再発行をしてくれる可能性はあるかもしれません。
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