あゆ40 その6 運用スタイル
あゆの運用時の接続です。長いCQ空振りにも耐えられるようメッセージキーヤーの接続は必要と考えていました。メッセージキーヤーはもちろんCQ誌ふろく基板を使ったF88キーヤーです hi
受信機にはFT-817を使用しています。
CALスイッチをonにして周波数をゼロインさせると受信機のスピーカーから発振音が出ます。Sメーターの振れはS-9ぐらいです。
CALスイッチをoffにして送信するとSメーターはフルスケールになります。この信号はアンテナ切り替えリレーが断になっても漏れて流れてくる信号の強さです。漏れ信号の強さに心配をされる方は受信用BNCコネクタのところにクリッパ用のダイオードを入れておくと気休めになるかもしれませんね。
送信時のサイドトーンはこの受信音を流用します。相手がゼロインしていない場合などは受信ダイヤルそのものがRITと同じ動作をしますので合わせることはできます。でも、あまり動かしてしまうと、自分のサイドトーンが弱くなりますので聞きにくくなります。相手はハイパワー局である可能性もありますので、多少ずれていても相手がこちらの信号を聞こえていれば交信は成立すると思います。
受信機をエレクラフトのK3に変えてみました。CALではおなじくS-9になっています。
送信時はS-9+40dBでした。振りきれにならないので、まあ受信機は壊れないと思います。(一応自己責任でお願いします)
ここまで書きましたが、念のため書いておきます。送信の信号を直接受信機へ入力するのは危険だと思います。あくまでも、リレーの漏れ信号を受信機で聞き取っています。2~300mWの信号を直接入力できるほどメーカーの受信回路は頑丈なものではないでしょう。(逆に大丈夫だと断言できるならそのメーカーはすごいと思います) 自作に関しては自己責任ということばがついてまわります。あゆを作ったときに、誤配線などで強力な信号を直接入力して受信機が壊れたら、修理はしてくれても保証の範囲にはなりません。可能な限りチェックはしたほうが良いです。ご注意くださいね。
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