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2009年7月30日 (木)

あゆ その9

 そろそろ7月号を買った人も電波を出し始めるころでしょうか?

 しばらく前にほぼ出来上がっていたのですが、ブログには掲載していなかった送信機です。

Ayu_201_2 あゆ20は14MHzのCW送信機です。ケースは100円ショップのスチール缶を使っています。

 Ayu_202

 基板は試作基板を使っていますのでシルクスクリーン印刷がありません。

 水晶発振子は手持ちに14.060のものがありましたのでそれを使用しました。この周波数は国際QRP呼び出し周波数ですので、海外のキットなどに付属している場合があります。またNorcalやGQRPなどでも販売しています。PVCを使って、14.061~14.0685まで可変できます。回路の変更はLPF部の定数変更。これは今井さんの本を参考にできます。

 それから、高い周波数になるとキーイングで発振段を動かすと立ち上がりで周波数変動があり、 ピイ・ピイといった感じの信号になってしまいます。それを避けるために、CALスイッチで発振段のON/OFFをしてしまい、キーイングでは電力増幅段だけを動かすようにしています。送信時にキーイングの隙間にTXの発振段の音が気になりますが、まあこれぐらいはOPでカバーするということになります。

 CALの隣にミニジャックを取り付けてあります。まだ配線はしていませんが、送信スイッチを延長するときはこのジャックにリモートスイッチを取り付けることになります。ステレオミニのチップとリングをショートさせるようにします。グランドを使ってしまうと、送信スイッチをONにしたとたん電源がグランドに落ちてしまい、発振段が働かなくなりますので、要注意です(意外と盲点です)

Ayu_203 ピンぼけですみません。(接写モードでも近すぎるみたいです) 送信の波形はきれいです。出力は180mWぐらい出ているようでした。周波数が高くなると出力がちょっと落ち気味になりますね。

 いま作業途中なのが、3.5MHz用のあゆですが、発振段が3倍波で発振してしまいいろいろと定数を変更して基本波で発振させる努力をしています。ここでブレーキがかかるとは思ってもみませんでした。サトーパーツで以前手に入れた3.520の水晶発振子ですが、前に発振機を作ったときに3.5MHz帯で発振させられたはずなので、なんとかしたいところです。

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コメント

アユ40の保証認定が3週間経ったので、昨日メ-ルで問い合わせたら
「本日7月31日付けで東海総合通信局へ向けて発送致しましたので、お知らせ致します」
と返事が・・・
ソバ屋の出前・・・

どちらにしても、免許が下りましたらよろしくです!

投稿: JKR/ROY | 2009年7月31日 (金) 21時55分

ROYさん こんばんは

保証認定に3週間ですか。認定願いが集中しているのかな。それともこれぐらいでしょうかね。どちらにしても秒読み段階ですね。電波が出せるようになったらよろしくお願いします。

QRPの運用は「積極的にCQを!」です。空振りが続く可能性はありますが、弱い信号を聞いて呼んでくれる方の信号は普通の送信電力なら強く入感し、聞き取りやすい信号強度で受信できると思います。がんばりましょう。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2009年8月 1日 (土) 00時33分

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