ALL JA コンテスト結果

　今年4月のALL JAコンテストの結果が発表されていました。

　交信していただいた皆さんのおかげで、電信電話シングルオペオールバンドQRP部門で第1位になりました。国内メジャーコンテストで第1位となれたのは初めてです。

　交信の9割近くはCWによる交信ですが、間が持てない時間帯はSSBでも交信局数を上乗せしていました。

　実は今までの傾向をチェックしていて、同じQRP部門でも電信部門と電信電話部門では、使用モードに制限のある電信部門のほうが総合得点が多くなることがたびたびあります。競技として参加する猛者たちは電信部門に参加する傾向があるように思えます。要するに今回は穴狙いということでSSBの運用を含めて電信電話部門にエントリーしていました。

　結果を見ると、電信部門の第1位は私よりも高得点になっていますので、CWのみの参加で電信部門にエントリーしていたら第2位か第3位の成績となっていたと思います。（SSBに費やしていた時間をCWに使った場合、どれくらいの交信局数になっていたかはわかりませんね。）

　ちなみに、出力を排除した電信電話部門の全国順位は27位になっています。ハイパワーの運用はランニングで稼げる局数も桁違いになりますし、呼びまわりでも、一発で撃ち落とすことが可能になってくるでしょう。上位入賞局は出力差だけでなくアンテナ設備の構築や運用テクニックもずば抜けたものを持っているのだろうと思います。それにしても電信部門・電信電話部門ともに第1位の局は1700交信をマークしていますし、単純に24時間で割っても1時間当たり70交信している計算になります。私の3倍以上です。ものすごい集中力を感じます。単純にQROしても太刀打ちできない感じがします。