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2009年11月29日 (日)

WW-CW 2

自分のアンテナの撤収が完了し、リグとパドルを持ってシャックに移動します。すでに日が落ちてしまっているので、ローバンドを中心に運用再開。3.5でWと1局交信しましたが、まだ時間が早いのかあまり気聞こえてこず、すぐに7MHzに移動。早い時間帯はやはり北米が中心になります。よく聞くコールサインばかりでしたがコンテストでもありますし、順番にコールしてログを進めていきました。夕食の準備ができたとの連絡が入り一時中断。おにぎりとパンで過ごす普段の移動運用と比べると「天国と地獄」といえそうな違いです。もっとも好きで移動しているのだから普段でも楽しんではいますけどね hi アンテナを使わせていただいた上においしい食事までごちそうになってしまい、極楽状態です。

夕食を終えて7MHzで運用再開。さっそくガラパゴスをWKDできました。「調子はどうですか?」と栗原さんから連絡があった時にジャマイカの信号が強いねと情報をいただきました。さっそく周波数を合わせてみると、S-9の強力な信号で聞こえます。カリブの信号とは思えないような強力な信号。栗原さんのところでS-7ぐらいということだったので、ここのアンテナの良さでS2つぐらいの違いが出ているようです。パイルアップも大きいようですが、どれくらいで交信できるか頑張って試してみることにしました。1発コールとはいかないまでも、2分かからずにパイルアップを抜くことができました。QRP-5WでDXのパイルアップを抜けたことは自分でもびっくりでした。7MHzのアンテナは2ele八木ですが、ロケーションがよいのもあるのかもしれません。木下さんの話では、FORCEのアンテナは聞こえ方以上に輻射効率が良いようで、どちらかといえば飛びが良いアンテナという評判があるようです。

アンテナをEU方向に向けてみると、LY・OH・DL・S5などけっこう聞こえてログインできました。7MHzのEUは朝方に良くなるもんだという印象がありましたが、ちょっと意識が変わりました。3.5MHzもUA3ぐらいまではログインできました。もう少しでEUの奥まで届くようになるかな?という感じ。A31Aが3.5MHzでものすごいパイルアップを受けているのを聞きました。未交信のバンドなのでなんとか交信したいところではありましたが、朝からの渋滞移動やアンテナの設営・撤去などもあり睡魔が襲ってきました。もう起きていられない状態。24時に仮眠することにして横になった途端に意識がなくなったような気がします。

3時間ほど仮眠して運用再開。3.5MHzを中心にワッチを続けます。深夜でもあることで、CQを出している局がいると交信するのに時間はかかりません。競争相手が少ないことが一番かもしれませんね。夜明け前にVK9XWを3.5MHzで発見しました。ここだけは大パイルアップです。なんとしても交信したい。コンテストなのにオンフレでは交信できない状態のパイルアップだったのでしょう。スプリットでUP-1を指定していました。この交信だけは時間がかかりました。1時間も呼んでいましたが、やっと交信できました。2ele八木の力を発揮できたという感じでしょうか?その後もグレイラインパスが持続しているのか延々とパイルアップが続いていました。

外が明るくなってきて14MHzに切り替えました。朝方のコンディションは北米方面が良いと思っていました。Wのビッグガンはいつものコンテストで交信で来ていますが、アンテナが良くなるとさらにストレスなくコールが返ってきます。自分で出すCQは5Wで非力なせいか、まだ呼ばれるようなコンディションではないようで、丹念にダイヤルをまわしてワッチしたほうが成果が上がります。昨夜の6Y1Vが14MHzでも聞こえ、交信できました。KP2M・P40Vなどカリブの信号が強力に入感していました。

朝食の後は終了時間まで未交信の局を丹念に拾っていきます。ビッグオープンを感じさせるようなコンディションはつかみ切れなかったような気がしますが、アンテナの力を大きく感じました。ハイバンドではビームを回しているとバックサイドでは全く聞こえなかった信号がS-5ぐらいまで上がってきたりします。この傾向は周波数が高いほど顕著に表れるようです。28MHzは閑散としていて、結果的に5局しかログインしていませんが、アルゼンチンとは交信できました。

運用終了を12時と設定していて、最後になった21MHzで5W0KHと11時58分に交信したところでログを閉じました。総交信数は180となりました。今回は素晴らしいアンテナシステムを使わせていただくことができ、たいへん貴重な経験になりました。快諾していただいた木下さんにあらためて感謝したいです。いつも記念局の運用でお邪魔しているのは春先のコンディションの時期で、秋のコンディションをこのアンテナシステムで経験できたのもありがたかったです。

使用したアンテナ設備は, 3.5MHz-2ele YAGI    7MHz-2ele YAGI    14MHz-3ele YAGI    21MHz-4ele YAGI    28MHz-7ele YAGI  リグはK3/10 出力は5Wでの運用でした。

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2009年11月28日 (土)

WW-CW 1

金曜に、土曜日が休みになることが決まってWW-CWに終日参加できる見込みができた。(日曜は終日参加できないので、フル参加というわけにはいきませんが・・・)

以前から一度やってみたかったことがありました。EDCのアンテナファームを使って、QRPでコンテスト参加したらどれくらいの交信ができるのか?。記念局の運用では何度も使わせていただいていますが、記念局のコールサインという「呼ばれる可能性が高い」ものがない場合はどんなもんだろう? 金曜の夜にオーナーに電話してみました。 土曜日はかすみがうらに行く予定がかるか?シャックは空いているか?使わせていただけるか? 土曜日の日中は予定があるとのことで、夕方からならOKと快諾していただけたので、コンテストの運用場所をかすみがうらとすることにしました。

 シャックの使用は夕方からですがコンテストは9時から始まります。駐車場にアンテナを立てることっもOKをもらったので、早めに行って日中は自分のアンテナでコンテスト参加をすることにしました。出発準備に手間取って7時少し前ぐらいに出発しました。外環自動車道はすでに渋滞が始まっています。A1クラブのOAMのある日なので、7MHzの運用周波数を聞きながら走りました。今日は関東のキー局なので、モービルアンテナではかなり厳しい感じがします。電離層反射で入感する。各エリアのチェックイン局はそこそこ聞こえていますが、キー局は弱い感じ。K3/100Wで運用とのアナウンスを聞きましたが、しっかりしたアンテナで100W運用する信号が弱く入感するようなコンディションではチェックインは難しい感じ。QSBの山で何度かコールしましたが、結局チェックインできず。後半は50MHzの運用もあるそうなのでそちらに期待。

渋滞を通り過ぎて守谷のサービスエリアで軽い朝食をとり、出発するときに無線機の電源を入れたら、そこそこ強い信号が聞こえました。これならできそうだと思ったのもつかの間。最後のチェックイン局との交信だったようで、パドルに手を伸ばす前に終了のアナウンスがあり、50MHzのOAMも参加できずに終了してしまいました。あとはかすみがうらへの道をひた走るのみです。

コンテスト開始時間になってやっとかすみがうらへ到着。駐車場の真中に車を止め、アンテナを設営開始しました。14-21-28はループアンテナを使います。ステー代わりに張った3.5-7のトラップコイル入り2バンドダイポールも設営。アンテナファームのタワーは一番下におろされているので、ループを完全に180度回すことができない設営状況でしたが、これでコンテストを開始しました。2時間ぐらい遅れての運用開始です。

28MHzからワッチを開始しましたが、コンディションは良くないようです。すぐに21MHzに降りてCQをだしている局を端から呼びまわり。まだ近場の局しか聞こえてきません。14MHzに降りるとこちらはまあまあ良い感じ。南米アルゼンチンやウクライナも交信できました。お昼を過ぎて21MHzに戻ってみるとTX3AやA31Aも聞こえナンバー交換。28MHzは13時半ごろにVKと交信し初ログインですが後が続きません。また14と21を中心に呼びまわりを続けます。たまにCQも出してみましたが、呼ばれるほどのコンディションではないようです。21MhzでZC4と交信できました。いままでなぜか交信で来ていなかった未WKDのDXCCを一つ上乗せすることができました。

14MHzでEUが開けてきた感触をつかみます。比較的交信しやすいZONE-15あたりまで少しログインしたところで木下さん到着。アンテナファームのクランクアップタワーを上げている間に自分のアンテナの撤収に取り掛かります。結局ハイバンドのループだけで3.5-7のダイポールは使用せずに撤収となりました。

つづく

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2009年11月26日 (木)

Vertical Dipole

Vert_dp  手前の少し左に傾いて見えるのが前のスレッドに書いたバーチカルダイポールアンテナです。写真の撮り方によってちょっと曲がって見えますね。

 24MHz用の通常のダイポールアンテナの長さ(プラス両側2cmずつ延長)でビニール線を準備し、10m長の釣竿の先端にビニール線を固定。まっすぐ引き下ろしてバランをビニールテープで巻きつけ、さらに下側にビニール線を這わせる。バランの部分にステーロープをしばりステーロープに同軸ケーブルを合わせてみました。同軸のコネクターに張力の負担がかからないようにしています。

 バーチカルダイポールの構想はずいぶん前からあったのですが、頭の中にはアルミパイプを使った構造しか思いついていませんでした。ロータリー(ギボシ)ダイポールを作った時に5mの釣竿に這わせてエレメントを伸ばしたことで、バーチカルにもこのやり方を応用してみようと思いついて実行してみました。

03_24_center  MFJ-259Bで測定してみると、予想とは反対に中心周波数は25.3MHzとなりました。短すぎました。設置の仕方によっては中心周波数はずれるかもしれないと予想はしていましたが、想定とは反対方向にずれてくるとは思いませんでした。

 04_24_bandedge

 CWでの運用を中心に持っていきたいところです。下側のバンドエッジ24.890付近ではSWR-2.1と出ました。追い込みたいところですが、これでも充分許容範囲ですね。

 SWR-2.0が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとダイポールアンテナのインピーダンスは73Ωあります。完璧なダイポールアンテナになったとしてもSWRは1.5までしか落ちないことになります。(逆Vのように頂角が180度より少なくなっていくとインピーダンスは少し下がり、角度によってはSWR-1.0に接近するようになります)SWR1.5から0.3ほど離れた中心周波数ではかなり良い結果になるのではないかと思います。中心周波数をCWバンドのほうに持っていけるよう、次回の設営までにエレメントを足しておこうと思います。

 24MHzのバーチカルダイポールで交信できた局は、XV2RZ、KH7XS、A31A、ZL1BYZ、まあまあうまく動作ているようです。

05_18_center  こちらは撤収前にチェックした18MHz用エレメント。中心周波数がバンドの上限に近いところ。こちらも少し長めに想定していたのですが、もう少し下に下げたいところです。

06_18_center  下限周波数付近での状態。これでもSWR-1.9で許容範囲がほぼバンドの全域でOKでした。こちらは撤収前にチェックしたので、運用実績がありません。でも、けっこういけそうな感じがします。

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CE0Y/SM6CUK 他 DXが良い感じ

トップページの表示が少なくなると、気を引くタイトルにしないと読んでもらえなくなりますね。思わせぶりなタイトルや開かないとなんの話題かわからないものは、開かずにいられないという感じ方をする人と見ないで飛ばしてしまう人といると思います。私は後者のほうだと思います。どうも内容が連想できないタイトルをつけられていると中身を読む気がしなくなるので、自分でもそういう付け方はしたくないなぁと思っています。さて、このタイトルでこの書き出し・・・どう思われるでしょう?

本題に入る前にもう一言。運用の後時間が取れなくて後追いで書いています。日付は運用当日のものですが、UPされたのは27日になってしまいました。さて、タイトルの局が出てくるまでどこまで引っ張れるでしょう?

連日のHFハイバンドの好コンディションは運用したい気持ちを抑えきれませんね。26日も仕事が遅く始まるのをいいことに日中の運用に出かけてしまいました。それと、新しくバーチカルダイポールの調整も行うことにしていました。

01_wako  写真ではいつものダイポールとほかに10mの釣竿が見えていますが、最初にダイポールを上げてまずは各バンドをチェックします。14MHzからだんだん上に上がり、最初に見つけたのが24MHzのFO/N6JAでした。バーチカルダイポールの周波数は24MHzをチェックする予定だったので、設営する前に交信してしまうのももったいない気もしますが、自分のDXCCリストをチェックすると、フレンチポリネシアは24MHzが未交信でした。コールしたことは言うまでもありません。幸先のよいスタートです。

28MHzまで一回りして、その後24MHzのバーチカルダイポールを上げました。想定していたよりも中心周波数が高く、切るつもりで考えていたエレメントは伸ばす必要が出てしまいました。設置の仕方で変わるものかもしれません。(別のスレッドで書くようにします)

02_set  新しく作ったキーヤーもさっそく使ってみました。問題なく動作してくれています。PCのキーイング出力をストレートキーの入力に接続してPCキーイングもやってみましたが、こちらもOK、使いやすそうです。

 各バンドを回っているうちに見つけたのが18MHzのXV2RZ。なんとRTTYです。さっそくコール平日ということもあってすぐに交信することができました。信号も強力です。その後10分ほどして、XV2RZはSSBにも出てきました。平日で交信が伸び悩みのときはあちこちに出没するんですね。

 午前中のコンディションはそこそこ良い感じもするのですが、あまり信号は多く聞こえてきません。14MHzで強力なRZ9をコールしてQSO。その後18MHzでRTTYの信号を見つけチューニングをとってプリントされたコールを見てびっくり。A31Aでした。ハイバンドは穴だらけな上にRTTYも未交信とあっては交信しないわけにはいきません。相手にとってはちょっと弱い信号だったかもしれませんが、パイルの少ない平日ということもあって、なんとかフルコピーしていただけました。18MHzのバンド幅は狭いです。SSBまで全部スィープして、24MHzはアンテナを切り替えてワッチ。交信相手がいないので、もう一度14MHzに戻ってみるとCX6がS-9オーバーで入感しています。やはりコンディションは良いみたいです。太平洋のDXペディションが聞こえてこないかなぁとバンドをあちこち回っていました。そいsて21MHzでまたA31AのRTTYを発見。先ほどよりも短い時間で交信することができました。

 21MhzはさらにXV、FOなども交信でき、待望のTX3Aも聞くことができました。DXペディションの後半になって呼ぶ局も少なくなり難なく交信。上のバンドに行くと24MHzでXV2RZがまた聞こえます。24MHzのバーチカルダイポールといつものダイポールと聞き比べてみたところ、ちょっといつものダイポールのほうが強い感じ。でも充分な信号の強さなので、バーチカルダイポールでコールすると、一発でコールバックがあり、このアンテナでの初交信となりました。

 ハイバンドの好コンディションは続いているようです。28MHzでTX3Aを発見。運用開始直後だったのでしょうか?クラスターにUPしてくれないか?と打ってきました。移動運用なのでゴメンと返しましたが、しっかり聞こえていたようでした。24MHzでKH7XS、A31Aと交信でき、バーチカルダイポールはうまく動作してくれているようです。

 今日はけっこう楽しめました。撤収に取り掛かる前に、用意しておいたエレメントで、24MHzのバーチカルダイポールを18MHzに変えてチェックしてみました。こちらも少し長めにしておいたつもりだったのですが、中心周波数はSSBバンドのほうにありました。釣り竿に沿わせていることで影響が出るのかな?まあそれでも充分実用範囲の状態でした。

 バーチカルダイポールを撤収して、最後に一回りしようと10MHzからダイヤルを回していくと、最初に見つけたのがCE0Y/SM6CUK!先日のXR0Yが一交信もできず、オールバンド未交信のイースター島を逃がしてしまいました。これは何とかしなければ・・・UPの周波数をワッチして呼び始めます。なかなか順番が回ってきません。交信できなかったらSWLカードを出そうと思い交信相手のコールサインもメモしておきました。

 そのうちオンフレでコールする局が聞こえ始めます。いつまでたっても気がつかないので、おかしいなぁと思いダイヤルを回してみると、2KHz下で9G5TTが強力な信号を送り込んできます。パイルアップも大きい。UP-1と言っているのに混信を避けUP-2で打っていた局の信号がCE0Yにかぶっていたのでした。どうも聞きにくい。K3のフィルターを一番狭くして混信を回避するような形でCE0Yを聞きます。かぶりで聞きにくいものの、どうやらみなさん9G5TTのほうに行ってしまったみたいです。多少静かになった周波数でCE0Yをコールし続けると、7K1?が返ってきました。サフィックスを重点的に送信すると、フルコールで返事が返ってきました。やりました!オールバンドNEWのイースターをGETです。ちょっと頑張りすぎたか? 撤収予定の時間を過ぎてしまいました。ハイバンドの状況も気になりますが、イースターが取れたことで大満足して撤収を開始しました。

 ちょうど20交信をログに残しましたが、バンドNEWやモードNEWも多く楽しめた運用となりました。

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F88 メッセージメモリーキーヤー

F88_1  昨年CQ誌に付録としてついていた基盤をJA1BVA齊藤さんから譲っていただきました。齊藤さんは縦振りの専門家ですからキーヤーは必要なかったようです。 齊藤さんありがとうございました。

 今回もう一台作るにあたり、TUNEボタンを追加しました。出力の配線を短絡するだけのスイッチですが、チューニングなどのときに便利です。またボタン操作で符号が打てます。

F884 中身と配線はこんな感じ。ケースがちょっと大きく、に余裕がある 感じです。

 背面のSTRAIGHT KEYはさっきのTUNEボタンとパラになっています。ここに電鍵を接続して、パドル接続コネクターにパドルを接続しておけば、(トーンOFFのときは)両方のキーを瞬時に使用できます。

F885 ケースはFCZ1号ケースを使いました。長い間使用していなくてもったいないので使ってみました。

 背面パネルは少しへこんだ組立ての仕方だったのですが、面を合わせる位置にねじ差し込み用の穴をあけ、タップを切って面を合わせました。

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VX-8 GPSアダプター

Vx8_1  VX-8のGPSは外部マイクに取り付けていましたが、GPSアダプターを買ってきて変更してみました。

 GPS機能とラジオの受信しかしていなくて、いまだに交信数ゼロのままですが、外部マイクについているスピーカーが小さいので、本体より予想以上に音が悪かったです。マイクのSPが悪いというよりは、本体のスピーカーがよく鳴ってくれているのかもしれません。

 そうなってくると、カールコードのついたマイクが妙に邪魔に感じるようになりました。

Vx8_2 このアダプターを付けている人はよく見かけますが、同じように感じている方もいたのかもしれませんね。

 コネクターを取り付けるだけだと折れそうだなぁと心配していましたが、そんな心配はいらないことを買ってみて気が付きました。

Vx8_3  裏側に補強する金具がつくんですね。表の写真ばかりなので、気が付きませんでした。

 マイクをつけるために取り外すこともできますが、思った以上に締め付けのリングが回しにくいです。

 数年たったら、本体にGPSが内蔵されている機種が出るんだろうなぁ。 

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ブログ・設定変更?

とくに何かをしたわけではないのに、トップページの内容が2行ほどしか表示されず、クリックしないと全文が見えないようになってしまいました。なんでかな?

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2009年11月24日 (火)

ALL JA 賞状到着

All_ja  春にほぼフル参加したALL JAの賞状が到着しました。ALL JA入賞は過去に1回ありましたが、その時は第3位だったと思います。QRP部門ではありますが、第1位を獲得したのは初めてですので、正直うれしいですね。JARL主催のコンテストは、ALL JA以外は上位に食い込んだことがないので、ほかのコンテストでも頑張りたいところです。でも、なぜかフル参加したことがありません。なにかしら仕事がかぶってくるので、部分参加ばかりです。

11/26 追記

Photo  請求する前に届きました。全部の賞状に張り忘れていたのかな?

All_ja  納まるところにおさまった感じの賞状。やっぱり落ち着きますね。でも貼らないほうが貴重だったかも・・・

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2009年11月21日 (土)

Good Condx

Wako  夜仕事のシフトなので、朝起きるのが遅くなりがちですが、目が覚めてクラスターを見てみるとコンディションが良いようです。じっとしていられなくなって、出かけてしまいました。

 XV2RZが18MHzで強力に入感していました。とりあえずコールして交信成立。と思ったら聞いていた栗原さんから「移動してるの?」とメールが届く。 hi 出始めたばかりだよ。と、連絡をとったところ、A1クラブのスペシャルOAMにチェックインした話を聞きました。すっかり頭の中から離れてしまっていました。18MHzは終わってしまいましたが、その後の21MHzで無事交信成立。聞き始めは339の弱い信号でしたが、そのうち強力になり、599-559で交信することができました。

 昨日のクラスターの情報ではFK/JA1NLX吉田さんが、28→24→でQRVしている様子。同じようなパターンになればDXCC未交信の24MHzができるかもしれない。ハイバンドを中心にダイヤルを回して探していました。28MHzでは見事交信することができ、24MHzを期待してアンテナを24MHzに合わせて待ってみます。(24のアンテナでも28の信号がよく聞こえます)28MHzもコンディションが良いようで、テンポよく交信していました。途中待っているうちに良いコンディションの24MHzで5W0のSSBを聞きました。頑張って呼んでみたもののなかなか届かず、そのうち信号が弱くなって、CQ空振りを数回聞いた後に聞こえなくなってしまいました。その後、24-RTTYで運用を始め、再度強くなってきた5W0と無事交信することができました。5W0のRTTYは初交信でした。

 その後栗原さんからINFOをもらい、KH2のRTTYが24MHzで出ているのを聞きダイヤルを合わせてみると、ものすごく強力な信号です。苦もなく交信で来てしまいました。160m~10mで一つだけ抜けていた12mバンドのKH2をなんとRTTYで埋めることができました。

 FKは28MHzのQRVの最後を聞き、やっと順番がやってきた!とばかりに予告周波数を聞いていましたが、なかなか聞こえてきません。バーチカルの接続を切り替えるのにアンテナを下すような話だったので、少し時間がかかるのかもしれないと思っていましたが、残念ながら24MHzを飛ばして21MHzに行ってしまったようです。しばらくしてパイルが少なくなってきてからコールして、今回の3バンド目をWKDすることができました。

 ハイバンドのコンディションは持続しているようです。TX3Aは18MHz-CWでQSO、21MHzではT88AAと9M6/JA2ATE局にSSBで拾っていただけました。18MHzではEUも開き始めたようです。YO9HPが強力に入感していました。SSBを逃した5W0KHも今度は18MHzでFBに入感していましたが、すでにEU指定になってきています。こうなると、JA局はスタンバイが長く続きそうです。こんなところで時間切れとなり、撤収を開始しました。ハイバンドでEUが開けてくるのはちょっと後ろ髪を引かれる思いですが、仕事には余裕を持って出発しないとね。 hi 結局半日無線を楽しんでしまいました。コンディションが良かったので洗車はお預けです hi 。

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2009年11月19日 (木)

和光市にて

Wako2   TX3Aの運用も終盤戦に入り、抜けているバンド・モードを少しでも埋めたい気持ちもあって、移動に出かけてみた。場所は前回と同じ場所だが、アンテナの指向性を変えた張り方をしてみた。お天気が心配ではあるが、夜まで心配しないで運用ができるのは、この先1週間ぐらいなくなりそうな予定になっている。

 9時少し前に運用を開始。XE-RTTYを18MHzで取ることができた。DXCCモードNEWで幸先がよい感じ。VE6-CW(18MHz)、V8-SSB(14MHz)もログインできた。数日前に28MHzでもTX3Aの実績があるとクラスターにでていたので、午前中は期待してハイバンドを探し続けたが21MHz~28MHzは静まりかえっていた。14MHzではアメリカの局が比較的強く入感するコンディションだったようで、ログの進みはあまりなかったが、なんとなく大物に出くわす予感は感じさせてくれる。だが、予想とは反対になかなか交信相手は見つからなかった。雨も降ってきてアンテナのバンドチェンジをするのもおっくうになる感じになってきた。14.060のQRP周波数でCQも出してみたが国内から1局呼んでいただけただけだった。あまり暇なので無線機を適当な周波数に合わせて、移動に持ち込んだ雑務に着手。それもひと段落して、7MHzで国内移動局を呼び始めた。

 平日なのであまりCQを出している局も多くない。あゆをセットしてCQを出してみた。とぎれとぎれながらも9局の方に呼んでいただけた。300mWにCQにこたえてくれるのだから、それほどコンディションが悪いわけではないだろう。やはり平日ということで運用局が少ないという印象がある。7MHzで異様なQRMが出始めたのでバンドを離れる。14MHzに移ってみると、RTTYでTX3Aの文字がプリントされた。

 Sは5ぐらいだろうか?ときおりQSBでS-3ぐらいまで下がるときがある。コールする周波数もそれほど無茶苦茶なQRMといった感じではなく、CQ連発のときもあった。なかなかQRPでは相手にプリントされないようであった。定型文で呼び出しのボタンを押すだけのRTTYコールでは、簡単なかわりに飽きてくるのも早い感じ。それでもこのチャンスを逃がすと後がなさそうな感じがしたので、がんばってみる。ちょっとSが高くなるタイミングを狙ってコールするとやっと自分のコールサインがプリントされた。レポートを送信しQSO完了。おそらく、相手には「呼んでいる信号は認識できるのだが復調できない弱さの信号が呼び続けている」というような感じだったのかもしれない。長くQRVしていてくれてありがたかった。

 すぐそばでE51TLAがRTTYで出ていた。こちらもDXCCモードNEWでさっそく呼び始める。何度か呼んでいるうちに2文字をミスプリントしたコールサインが返ってきた。訂正を通すために再度コールサインを打ちこんだが、同時に別の局も送信していたようで、全く違うコールサインの局にレポートが送られた。再度コールするもミスプリントのままでレポートが送られてしまった。すこし送信周波数の状態をワッチして、おさまってきたときに再度呼んでみる。今度はしっかりとフルコールが返ってきてレポート交換。一日の運用でRTTYが3UPとなった。

 今日からFKに移動に出かけているJA1NLXも14MHzで発見できた。タイミングがよく、パイルも大きくなかったようですんなり交信できた。ブログなどで交流がある方のDXペディションを発見し交信できると、同じイベントを共有しているかのような気持ちになり、うれしくなる。忙しい中に599-BKだけでなくひとこと付け加えてくれたのがなんともいえずうれしかった。

 夕方も近くなって、10MHz/7MHzの入感を期待して丹念にバンドをワッチする。10MHzで見つけたA31Aは平日とは思えないパイルアップで歯が立たない感じ。しばらく様子見。7MHzで発見したTX3Aは強力な信号を送り込んでいたが、EU指定が延々と続いていた、バンドNEWでもあることからなんとか交信したいところではあるが、指定がある以上拾ってもらえる可能性は少ないし、指定無視で交信するのも恥ずかしい感じでじっと待ち続ける。EU指定というよりは、夜の時間帯の残り少ないアメリカ大陸とヨーロッパを拾っていて、夜の時間がまだまだ長いASIAは後回しにしているような感じだった。

 バンドの別周波数や10MHzをワッチしたりして待ち時間を過ごす。7MHzにもA31Aが出てきて、こちらもEU指定で運用を続けていた。信号は強力であった。TX3Aの交信相手がJAにも広がってきてようやく呼べるようになった。しかし、待っている人も多かったのかパイルアップが大きい様子。この中で拾い上げられるのは難しいかもしれない。なんとか交信したいという気持ちで呼び続けているうちに、「7N?PT?」と返ってきた。間違いないと確信してコールを打ち込むが、指定文字に全く関係のないJA0G**に持っていかれてしまった。弱肉強食を承知の上でQRPをやっているのだからある程度は仕方ないとは思いながら、相手の送信内容を聞かずにただコールサインを打ち込んでいる局に持っていかれるのはカチンとくる。印象が強かったのは、このJA0G**はいきなりTX3Aの送信周波数で呼び始め、しばらくTX3Aの信号が聞けなくなってしまい混乱を招いていたコールサインだった。自分も設定ミスで送信周波数で呼んでしまうこともよくあるが、けっして聞かずに呼んでいるわけではない。K3はバンドチェンジのあとにすぐ戻ってもスプリットの指定が解除されてしまうので、今までの無線機のように無意識に呼び始めると、オンフレになってしまうことがたまにある。まあ、注意力が足りないと言われればその通りなのだが・・・

 TX3Aのパイルアップは収まらなかった。WとEUを拾い上げている時間があれほど長かったのに、ASIAを拾い始めてからそれほど時間がたっていないのに、160mにQSYしてしまった。結局7MHzでは交信できず。22時まで待ってみたものの、残念ながら7MHzには戻ってこなかった。これから1週間は夜が自由にならないシフトになるので、7MHzでの交信は難しくなってしまった。

 まあ、いろいろあったが楽しめた一日でした。コンテストでもないのに終日無線にどっぷりつかった日になりました。撤収のころには雨も上がりよかった。でも、ロープや伸縮ポールがびしょぬれ。そして車も、水たまりを走って帰ったのでだいぶ汚れてしまった。洗車と濡れた道具を乾かすためにも、近いうちに移動しなくては・・・hihi

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2009年11月13日 (金)

午前中のコンディション

Wako  出勤時間の都合で午前中だけは自由になるので、短時間ではあるがDXとの交信を目指して出かけた。今日はなるべく早く帰れる場所ということで和光市にしてみた。普段アンテナを上げる場所では南北方向に指向性が出てしまうが、平日で駐車中の車がなかったので、ちょっと場所をずらして東西方向に指向性が出るように、土手に直角にアンテナを張ってみた。アンテナの下は車の通行がないこと。人の通過には十分なほどアンテナがあげられるという条件を満たした設営ができた。ただ、輻射角度がだいぶせまくなってしまうので、横方向に強い電波が出てくれるかどうか・・・ちょっと心配ではあった。(後日、方位磁石で測ってみたら北北西と南南東に向けて張っていたようだ。地図で少し曲がり気味のところを超えていたことに気がつかなかったみたい)

 設営をしてほどなく、T30IWを18MHz-CWで発見。それほどパイルアップも大きくなかったようで交信することができた。西キリバスはバンドNEWとなってうれしい交信。そして、14MHz-CWでXV2RZと交信できた。こちらはDXCCではCFM済みのエンテティではあるが、アンテナの方向を考えるとおそらく45度ぐらいはずれていると思われる場所なので、輻射角度が原因で正面ではない方向にもある程度の強さで電波が出ているのかもしれない。

 UE1WFF/0は近場でもあるので強力に入感していた。難なくQSO、午前中はダイヤルを回すたびに手が止まるほど安定して入感していた。JT1ASも交信。これも45度ほどずれているだろうか?

 ワッチしているときに14MHz-CWでVQ9LAの入感を確認した。RST-539ぐらいだろうか? 14MHzではCFM済みなので無理にコールはしなかったものの、よくワッチしている局がパラパラと交信していた。ダイヤルを回してしばらくしてこの周波数を聞いてみると、すこし強くなったもののなんだか分かりにくい2重のエコーがかかったような信号になっていた。ロングパスが開けるときにショートパスも開いて時間差で同じ局の信号が聞こえる感じだろうか?抜群のコンディションではないものの、時としてよくなる場合もある、期待のできる秋のコンディションかもしれない。

 18MHz-CWで昨日と違う5W0局がパイルアップになっている。各バンドが驚くほど静かなのに、ここだけがパニック状態のようだ。何度かコールしてみたが、すぐにあきらめる気分になった。このパニック状態にお客さんが引き付けられているうちにどこかおいしい拾いものはないかな・・・とあちこちワッチしてみる。一応自分のタイムリミットとして考えていた時間まであと30分。(18MHzのアンテナのままで)14MHzでTX3Aを発見した。急いでアンテナを14MHzにつなぎかえた。

 TX3Aの信号強度はS3~5ぐらい。コールしている局はまだ少ないようだ。さっそくUP-1でコールしてみるが反応がない。運よく近場の局がピックアップされたときに送信周波数を聞いてみるとUP-2のようだ。その周波数に合わせて再度コールすると、「7K1CPT?」と?のついた応答があった。再度コールサインを打ちこんで交信が成立した。相手の反応をみると、ノイズレベルぎりぎりだったのだろうか?とにかく交信できてよかった。

 一応の目的局の一つと交信できたのでひと安心。あまり時間も残っていないので、そのままその周波数をワッチしていたが、呼ぶ局もまばらでCQ連発。そのうちあきらめたか信号が聞こえなくなってしまった。5W0のパニック状態を考えると不思議な感じがする。帰宅後クラスターをチェックしてみると、この時の入感は誰もクラスターにUPしなかったようだ。

 某MLで情報のやり取りをしていて、DXCCのオールバンドNEWだと思っていたチェスターフィールドは以前TX9で交信していたようだ。数年前にDXCCクレジットスリップを使ってDXCCリストを作成し、エンテティのバンドNEWなどをチェックしていたのだが、なぜかっ漏れていたようだ。もしかしたらDXCCにクレジットされていないのかも・・・詳しくチェックしてみなければ。でも、以前の交信では14MHzがなかったので、バンドNEWの交信で空きスロットを一つ埋めることができた。

 11時50分撤収開始。平日の運用は運用局が少ないので坊主の可能性もあるが、入感があればQRPでも順番が早く回ってくる可能性もある。

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2009年11月12日 (木)

夕方からの移動

 XR0Y、TX3Aなど捕まえたいDXペディションもあるので、夕方から移動に出かけてみた。西側にアンテナを向けられる朝霞市の場所が確保できたので、3.5MHz~のダイポールをセットして各バンドを回ってみる。

 さっそくイースター島を7MHzで発見したものの、平日にもかかわらずパイルアップが大きい、信号強度はS-7ぐらいで充分交信可能と感じた。しばらくコールしてみたがなかなか順番が回ってきそうにない。途中他のDXの入感は無いかと周波数を離れることもあったが、結果的に3時間ぐらいチャレンジしたものの交信ならずという結果になった。この局(opによるかもしれないが)なかなか自局コールサインを送信してくれないので、呼び始めるまでに時間がかかってしまった。2~30分に1回ぐらいだったろうか? 一度周波数を離れて再度戻るときは、コールサインの送出を待たずに、ピックアップした時の送信内容のリズムでXR0Yと判断して呼び始めることにした。DXCCでオールバンド未交信のイースター島はなんとか交信したいところではあるが、夕方のチャレンジは自分としては今日が最後になるであろうと思われる。日中のハイバンドへのQRVに期待したいところである。

 途中何度かXR0Yの周波数を離れた時に、7MHzのバンドエッジでGW3YDXを発見。ウェールズも全バンド未交信で撮りたいところである。パイルアップも大きくなさそうで、チャンスとばかりにコールし始める。なかなかとってもらえない。2局、3局、先を越されていくが、QRPではいたしかたない。そのうち、コールサインの半分ぐらいに?がついて返ってきた。なんとか交信できそう。気合を入れて(送信ミスの無いように)コールしてみたが、コピーしてもらった符号とは全く違うコールサインがGW3YDXから送信される。え?あきらめられたか? その交信が終わった後に再度呼んでみるが、また違うコールサイン。送信している周波数を聞いてみると、いつの間にかドッグパイルになってしまっている。(あとでクラスターをチェックしてみると)パイルアップの無いうちに先を越して行った局がクラスターにUPしてしまったようだ。もう弱い信号を拾ってもらえるチャンスは無くなってしまったようだ。

 入感状況の予想に役立つクラスターではあるものの、ダイヤルを回して発見した局との交信もつぶされてしまうようなことがあると残念に思う。コールサインを半分コピーしてもらっているタイミングで強引にかっさらっていった局は、それより前からワッチしていた局だったのだろうか?それともワッチなどせずにクラスターの情報だけで呼び始めた局だろうか? どちらにしても悔しいギブアップだった。

 この日の交信はUA0ZAL(7MHz)と5W0NM(7MHz)それに国内2局。3.5MHzには早い時間だったろうか?それでもWとJAの交信する状況を聞いた感じでは、DXにもそこそこオープンしているような感じではあった。

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2009年11月 8日 (日)

CW王座決定戦コンテスト

 縦振が得点係数上ですこし有利になるコンテストがあります。抽選で当たる(かもしれない)賞品が豪華なので参加者も多いらしいコンテストで結構楽しめるコンテストでもあり参加したいと思っていました。いつもながら前日の夕方に休みであることを告げられ、結果的には3連休になりましたが、泊まりがけで出かけたりする計画を立てられないので、毎日近場の違う場所で運用を楽しむ結果になりました。

Urawa  今日の運用場所はさいたま市浦和区にしました。ここは2回目の移動ですが、前回はモービルバーチカルの試用で7MHzまでしか運用していませんでした。夕方には3.5MHzなども楽しみたいと思っていました。

 昨日の7MHzの日中のコンディションを考えると間が持てない可能性もあるのが不安です。6mのデルタループも設営して、HFが振るわなかったときに運用することにしました。

 コンテストが始まる前は昨日の続きであゆの交信にチャレンジ。11局をログインすることができました。王座決定戦コンテストは12時から始まります。今回は紙ログで行うつもりでしたが、最近はPCロギングに慣れてしまっているせいか、DUPEのチェックなどにちょっと不安がよぎりました。コンテストナンバーはCW免許年プラス電鍵種別文字です。ZLOGにあるA1クラブのコンテストCFGとDATをチェックしてみて、DATを王座決定戦用に書き換えて使ってみることにしました。臨時に書き換えたので細かいところは直せませんが(CFGを理解していないという理由もある)DATのリストを「取得年+S」と「取得年+X」にしました。マルチの計算は同じ年のSとXの2回カウントされてしまいますし、得点はすべて1点となってしまう状態ですが、その辺は後から書き換えるつもりで割り切って、コンテスト中にDUPEのチェックと、交信時間データの記録ができるだけで十分利用価値があると考え使用することにしました。約30分ほどで書き換えとチェックを完了。後はコンテストを待つのみとなりましたが、まだ少し時間があります。せっかく上げたデルタループですので使ってみることにしました。

 6mでは高所に移動している局とはストレスなくつながります。でも平地でCQを出してもなかなか交信はできませんね。SSBで声がかからないのでCWキーヤーにお任せして、CQを打電しながらコールを待ちます。散発的に呼んでもらえて、7局をログインすることができました。SSBは結局1局だけでした。

 12時、王座決定戦開始最初のうちは呼びまわりでもそこそこできて、CQを出しても呼んでもらえます。最初の1時間ぐらいはまあまあ楽しめました。そして次の1時間も呼びまわり中心で少しずつログを進めました。次の1時間ではダイヤルを回して未交信局を探し回るも、CQを出しているのはすでに交信した局ばかり。自分でCQを出してもなかなかログが進まなくなりました。とりあえず50交信まではなんとか頑張ろうということにしました。

 コンテストに出力制限があるわけではありませんが、いつもながら5Wで参加していました。そこそこの強さで聞こえるのに反応が全くない局もあります。まあ、自分がQRPで呼んでいるのだから仕方ないとは思いますが、相手のSの振れ具合から想像しても全く聞こえないわけはないだろうと思っていても無反応な場合も多々ありました。思った以上にコンディションが良くないのかもしれません。

 コンテストをやっていて、ちょっと面白い傾向に気がつきました。コンテスト開始直後は縦振れの信号がバンド全体に並びます。でも時間がたつにつれてCQはパドル操作で「X」を送信する局が増えてきますね。みなさん疲れて呼びまわり中心になってしまうのでしょうか? 交信できなかった局も合わせるとかなりの局が参加されているように思えました。何%くらいの局と交信できたのだろう? 

 同時に開催されているウクライナのコンテスト参加局がたまに聞こえてくることがあります。アジアロシアが多いのですが、UA2まで聞こえた時はDXのコンディションが上がっているようでちょっと国内コンテストでCQをだすのも躊躇してしまいますね。ウクライナのコンテストで使用する交換ナンバーも確認してはきましたけど、さすがにこちらから呼んで交信が成立するような、信号強度ではありませんでした。

 ログが全く進まなくなってしまったので、コンテスト終了前ですが、パドルにつなぎ換えてJCCサービスの拾いものは無いか探し回ることにしました。コールサインが確認できるまで比較的じっくり待ちたいと思ってはいるのですがいつまでたっても自分のコールサインを打たない局は結局待ち切れずにダイヤルを回してしまいます。JCCも残り少なくなってくると、取りこぼしがないようにしないと進まないのかもしれませんが、辛抱強くないですね hi せめてコールサインだけでも打ってくれれば、運用場所は分からなくても呼んで交信だけはしておくのですが・・・。結局空き周波数を見つけて自分でCQを出してしまいます。7MHzでは13局ほどログインすることができました。JN1KWR/MACさんはなんと隣の区に来ていたようで、599+40dBの強力なQRP信号で交信できました hi 

 コンテストが終了した後に3.5MHzと1.9MHzのアンテナを追加しローバンドの運用を開始。日曜ということもあって、CQでもかなり呼んでいただけました。呼びまわりをしているときにオールバンドで未交信の市を一つWKD。地道な運用で、WACAができるだろうか?でも、まだ10以上は残っていますね hi

 1.9MHzも37局ほどログインすることができました。市街地が近いせいか、ちょっとノイズレベルが高かったような気もします。Sがそこそこ振れているわりに符号の一部が欠落してしまったり、QSBでコールサインの後半が取れないようなこともありちょっと苦労した交信もありましたが楽しめました。一日のすべての交信を合わせると193交信をログインすることができました。交信いただいたみなさんありがとうございました。

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2009年11月 7日 (土)

吉川市

 田中さんにMobileのクランプを作っていただいていたので引き取りに行く目的で吉川市に出かけた。少し早めについて運用しようとアンテナを設営。

Yoshikawa  8mhにあげたギボシ端子ダイポール。実は設営時にバランの根元に使用している圧着端子が折れて片側のエレメントが落ちてしまった。圧着端子が折れたのは初めてのことだった。(めったにきれませんが、いつもはエレメントの接続部分で切れるのですが・・・)

 折れた圧着端子の接続部分のワイヤーを2cmほど剝いてバランに接続しビニールテープで補強してアンテナを上げなおしました。

 Ayu

 車の後部座席にシャックを設営。今日はAYU40で運用。受信機はFT-817です。K3は写真に写っていますが、かさ上げ用の台になっています(なんと贅沢な・・・hi) 朝方のコンディションは良かったらしいのですが、運用を開始したのが遅かったので、国内はスキップ君のコンディションになっていました。7003で2局、あとは呼びまわりで、合計5局交信できました。

Clamp  田中さんにお会いしてクランプを受け取りました。今回はL型に曲げた鉄板を溶接するタイプではなく、U字に折り曲げたスタイルです。軽く塗装までしていただいていました。1号機はモービルバーチカル設営用にエンビパイプを取り付けてありますが、こちらはどんなスタイルで活用しようか?アイデアを絞り出さなくては・・・楽しみですね。

 グレープフルーツのお土産もいただいてしまって、立ち話に花が咲き、4時間近くもいろいろと話をしてしまったようです。楽しい時間でした。かさねがさねありがとうございました。

 田中さんが帰宅した後、7MHzのコンディションをチェック。あゆで1局交信したのち撤収して帰宅することにしました。夜まで楽しんでもよかったのですが、秋葉原の懇親会がある日でしたので、ちょっと顔を出そうかなぁと・・・。1次会はすでに間に合わない時間帯でしたので、2次会に顔を出しました。2次会になると、無線以外の話題が広がってくる場合もあります。まあ、楽しんで飲んできました。

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2009年11月 6日 (金)

和光市移動

Wako  日中は雑務があって、夕方になってから移動に出かけた。目的としていたのはP29NIの7MHz。80mができていながら40mができていないエンテティは意外とあるもので、変な感じだがP2も7MHzがぽっかり空いていた。ハイバンドは24MHzと28MHzが残っているが、その辺は相手の運用とコンディション次第なので難しいかもしれないなぁなんて考えていた。

 運用を始めた時はまだ7MHzのコンディションではないような気がして、14MHzをうろうろ。アンテナ方向はEU向けにしてあった。前日にクラスターにも乗っていたXV4Dの信号が強かったのでアンテナ方向を合わせてコールしてみたところ、あっさりと交信できた。平日の強みかもしれない。

 続いて18MHz。クロアチアとエストニアが続けて交信できたので、EU向けのコンディションが良いと感じ、CQも出してみた。ほどなくドイツから呼ばれる。QRPのCQに応答してきてくれるのは何ともありがたいという気がする。交信が終わると、続いてVK4TJが呼んできてくれた。初めての交信で1時間も交信した相手。印象に残る交信をした局はすぐに思い出せる。だが今回はちょっとコンディションが良くなかったようだ。こちらのほうが信号が弱いことは当然だが、こちらでさえ聞き取りにくいQSBもあり、相手はさらにきついんだろうなxあと思う。よくお付き合いしていただけた。申し訳ないので10Wまで出力を上げてみたが、あまり効果は無かったかもしれない。

 その後10MHzでP29CWと交信する。7MHzものぞいてみたがまだQRVは無いかな? 1時間ほどしてやっと7MHzで発見したP29NIをあわててコールしたところ、すぐに拾ってもらえた。今日の目的は達成できた。交信した直後にQRXと言って消えてしまった。ぎりぎり間に合ったというところかもしれない。ただ、しばらくして再度7MHzでCQを打ち始めた時は、さらに強い信号となって聞こえてきた。コンディションが良い時はこんな感じかもしれない。今日のアンテナ方向は南南西と北北東に向けた固定ダイポールなので、P2方向を狙うには約10度ほどずれている感じだったがとりあえず交信できてよかった。

 ワッチしている間にTX3AやXR0Yも強力に聞こえてきたが、パイルアップも大きいうえアンテナ方向も真横方向なので、さすがに届かない感じ。まだ1週間以上あるDXペディションなので、もう少しパイルアップが少なくなるころに交信できればいいなぁ。とりあえずこの2局を狙うには東西にアンテナの志向性が出る朝霞市の運用場所に出かけてみたいと思う。それにしてもアンテナ方向があっていないのに強力な信号であった。アンテナが向いていればできそうな感じではある。

 目的にしていたP2の7MHzが取れたので安心して帰路についた。今日の交信はDXのみ7局。ちょっと少ない気もするが、空きスロットを一つ埋めることができたので。まあまあ満足な移動だった。

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2009年11月 4日 (水)

ひさびさのホームラン級QSO?

 しばらく仕事が続いて運用ができなかったのでフラストレーションがたまり始めていました。やっとお休みがきたのですが、車の点検の予約をしていたこともあり、コンディションの良いらしい午前中は出かけられません。疲れがたまっているせいか、朝も起きられず点検も30分遅刻してしまいました。目覚ましに気がつかなかったのは久しぶりです。

 点検を終わらせてお昼ごろに朝霞市に出かけました。ロータリーループの微調整もかなり良いところまで進んでいるので、ほとんどのバンドの中心周波数がバンド内に入ってきました。

Asaka  設営が終了してからアンテナチューナーを利用して受信ゲインを上げざっと各バンドをワッチして、その後バンドをチェンジしながらアンテナの調整具合を記録することにしました。真ん中の21MHzの記録を取って、バンド内をチューナー無でサーチしていたところ、ZK2DLをSSBで発見。受信信号は59と強力です。そろそろDXペディションも終わりに近くなって、呼ぶ局もまばらです。

 コールすると即座に拾ってもらい、56のレポートをもらいました。パイルアップでもないのでこちらがQRPであることなどを伝えてみると好感のもてる反応がありました。勢いに乗って「今日はRTTYの運用予定はあるかい?。平日だけど僕はお休みなんだ」と伝えると、「それでは1分後に21.085だ」と返事が返ってきました。あわててその周波数にQSYしてMMTTYを立上げRTTYのケーブルを接続します。まだ、アンテナの確認の途中だったことっもあり、完全にセットアップしていませんでした。K3の液晶パネルには私を呼ぶZL2DLの信号がプリントされています。焦って呼ぼうとしましたが、MMTTYのほうにはプリントされていません。接続を間違えたか?冷静に考えれば送信と受信のケーブルをつなぎ間違えていないか確認すればよいのですが、2度3度とこちらを呼ぶ信号を聞いてしまっては、冷静さを失ってしまいます。一番早く対応するために、パドル入力でRTTY信号を出すスタイルに変更しました。なんとかレポート交換ができて、ニウエの初RTTYが交信成立。いやーあわてました。実は21MHzもバンドニューであり、実においしい交信だったのです。

 アンテナの確認をしながら、ZK2が上下のバンドにQRVしないか、チェックを丹念にするようにしました。18MHzや24MHzもバンドの交信がなかったので、もし交信できてしまえばさらにおいしいし、RTTYのお礼も言いたいなぁなんて思っていました。そんな中で14MHzでTL0AのSSBを発見。あまり聞いたことがないプリフィックスで、Tから始まるからフランスの記念局かなぁなんて思っていました。信号は58~59で大変強力です。最初にコールしたときにピックアップされたJA局が56をもらっています。QRPでは難しいかな?と思いましたがその次にピックアップされました。レポートは58だそうで、さっきのJA局よりも良いレポートが返ってきました。ハムログに打ち込んでみるとエンテティが「中央アフリカ」と表示されました。え?アフリカ?しかもオールバンド未交信のエンテティです。いままで聞いたことがない中央アフリカ! これはホームラン級の交信かもしれません。もらったレポートがよかったので、調子に乗ってQRP-5Wにダイポールだと伝え、君の受信に感謝しますと伝えると「congraturetion」と返ってきました。短い時間ではありましたが、なんだか「59サンキュー」よりもはるかに充実感のある交信となりました。

 コンディションが期待できる夕方までポツリポツリとDXを拾ってすごしました。夕方になって期待しているP29NIやTX3Aも強力に聞こえましたが、パイルアップも大きく頑張ってみたもののギブアップとなりました。オールバンド未交信のEA6も聞こえたのですが、なかなか届かないようです。一週間の仕事疲れが出てきているようで、なんだか集中力が持続しません。自分としては早めに撤収することにしました。

 ZK2のバンド・モードニューもありがたかったし、TL0Aの中央アフリカで思わぬ珍局をGETでき、ログの進みは悪かったものの、大満足の運用となりました。

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LZ8E RTTY-QSL

Lz8e  先日のRTTYコンテストで交信した局には未交信のエンテティに関してダイレクトでQSLを送ったりしていました。普段はあまりQSLをブログに乗せてはいないのですが、今日受け取ったQSLはなぜか書留で送られてきました。

1st-MODEの更新なのでありがたいのですがなんで書留だったんだろう?

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2009年11月 3日 (火)

WW-160m  JA1エリア1位!

Ww160m 本日、思いがけない賞状が到着しました。WW-160mコンテストの賞状。QRP部門JA1エリア第1位です。ポイントを見ればわかるように、たいした交信局数はできていませんでしたが、ログは出しておくもんですね hi

 ASIAの3位ということは、少なくともアジアのなかには QRPでトップバンドコンテストに参加した人があと2人はいるということになりますね。JAはエリアごとに賞状が発行されるようですから、1交信だけのログでも、この賞状を受け取れる可能性のある人は、JAに10人もいることになります。まあ、QRPで参加する人がいないエリアもあると思いますが・・・ hi

 アワード獲得をブログに書けば、来年は参加者が増え、激戦になるかな? hihi

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