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2010年3月31日 (水)

和光市移動

Wako1  平日ですがお休みとなったので、雑用を済ませてから移動に出かけてみました。最近は和光市ばかりですね hi この場所はEU-OC向けにアンテナが張れるので、ロータリーダイポールなしでEU狙いをしようとするとここばかりになってしまいます。

 15時ごろに設営を終了しハイバンドを中心にワッチして回ってみましたが、これといった信号は聞こえてきませんでした。まだ時間が早いだろうか? 18MHzでCQを打ち始めると、JT1DAが呼んできました。いつもはこちらが呼ぶほうなのに・・・。名前を打って多少は会話になるかな?と思ったのですが、レポート交換のみのQSOに終わってしまいました。静かなバンドの中でコンディションチェックだったのかもしれません。一応5W-DPと知らせたので、コンディションが良いと判断されたかもしれません。後でダイヤルを回してワッチした時にCQを出してました。MACさんにも呼んでいただいてQSO。移動表示をしていないCQだったので、homeからかと思われたかもしれません。すぐに「/1」と移動場所を送信しました hi

 平日で閑散としているせいか、その後はCQ空振りが続き、呼びまわりをしようとダイヤルを回し始めました。8Q7がカスカスの信号で入感。ダイポールを張り直して呼ぶのも大変なのでバンドNEWとなる8Q7でしたが呼ばずにあきらめてしまいました。

 そして驚いたのがS79GMの入感。大西洋側のアフリカは遠い印象でしたが、はっきりと聞こえます。ダイポールの方向は真正面。信号はプリアンプを入れて539程度なのでちょっと難しいかなぁと思いましたが、瞬間的に信号が浮かび上がる時もあり、しばらくチャレンジしていました。EUをピックアップする中からJAが壁をぶち破るようになると、「QRX EU PSE JA」と好意的にJAを拾おうとしてくれました。そして、JAの呼ぶ中でVKが呼んでいるのに気がつくとJAをスタンバイさせて「QRZ VL/ZL PSE QRX JA」と、より遠方とQSOを試みようと頑張っています。一回一回コールサインを打ち出すスタイルといい、これは抜け駆けや指定無視はできないなぁとパドルから手を離して聞いていましたが、中にはQRX JAのわからない局やオンフレで呼ぶ局が妙に目立って聞こえてきます。VK/ZLからコールが無いとすぐQRZ JAと打ってくれますので、待つときは待つ、呼ぶときは呼ぶとメリハリのあるコールを心がけたいですね。帰宅してからクラスターを見てみると、「QRZ VL/ZL PSE QRX JA」のタイミングで無理やり交信していたJA3が「JA・VK・ZL」と書いてクラスターにUPしていました。交信が難しそうなので、たまたま受信練習がてら指定無視局をメモ書きしていたのですが、同じJAとしては妙に恥ずかしい気分になりました。EUはスタンバイしていてくれていたようなのに・・・

 18MHzはそこそこ良い感じがしました。9A・HAやEM20UCC(ウクライナ)が強力な信号で入感する時間帯もありました。反面、JD1から運用を始めているチームはあまり強くなりません。それでもEU相手に頑張っているようなので、近場でもあるしこちらからのコールは遠慮してしまいました。

 10MHzでは妙に高速なCWが聞こえました。HC8GRガラパゴスです。信号は539程度でしたが競争相手が少ないせいかすぐに拾ってもらえました。10MHzのHC8はバンドNEWとなりました。いつもコンテストでの交信なので、思いがけずWARCバンドでは初交信になりました。18や24も期待したいところですが、欲張りすぎ? hi

 あちこちワッチしても聞こえる局が少なく、暇を持て余していたのですが、周りの風景を見ながらバーチカルのアイデアを思いつき、MMANAを立ち上げてシュミレートしてみました。意外とゲインがあるようですので、近々作ってみようと思います。

 翌日の確認をするため会社に電話したら、ドタキャンで仕事が中止になってしまったらしく、お休みに変更になりました。明日から東京23区のJCCカウントと東京以外の区がカウントになるWAKUが有効になりますね。お天気が悪いかもしれないのでわかりませんが、気持ちが乗ったらまた移動に出かけようかなぁ・・・hi

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2010年3月29日 (月)

WPXログ提出とE-QSL

 いつも忘れがちで締切間際にあわててログ提出することがあるので、早めにログを送っておきました。電子ログで送れるコンテストはなるべく早く処理することがいいですね。

 交信局数が少ないので、早めに終わりましたが、QSL印刷をする前にqrz.comでQSLをBUROで送ることができるかどうかチェックしてみました。BUROでの受け取りを拒否している(ダイレクトonlyの局はBUROに送らないほうが各国BUROへの気配りになりますね)また、ダイレクトで請求したい局はQSL infoをチェックできるので便利です。

 そんな中でE-QSLの情報を出している局がいました。

Vk7ze  E-QSLで取得した画像を各種アワードに使えるかどうかは微妙なところですが、画像を印刷してみました。VK7というとタスマニアになりますね。ほかにもUPLOADされているデータもありましたが、写真が汎用のNETマークのものでした。

 ちなみに、自分はE-QSLなどに登録していませんが、画像にアクセスすることができるWEBでした。興味のある方は覗いてみて、自分のコールサインを打ち込んでみるとデータを見ることができると思います。

http://www.hrdlog.net/

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2010年3月27日 (土)

和光市移動

Wako  ちょっとQRLで書き込みが遅くなりましたが(月曜の書き込みです)、土曜日の運用記録です。

 IOTAのQRV情報がたくさん舞い込んできてじっとしていられなくなりました hi WPXもありますので、にぎやかなHFバンドも期待できそうで、お昼ごろから夕方まで和光市に出かけました。短い期間でNEW-IOTAを転々とするグループの最初の運用が日曜までとのことでしたがINFOをもらって、2バンドで捕まえることができました。T32MI、月曜の時点ではすでに次の島へ向かっているようです。

Sp K3のスプリット運用をスピーカーで聞くために、千石電商のスピーカーボックスにスピーカーユニットを組み込んで試しに使ってみました。(写真では左側だけですが右側にも置いてあります)本体のスピーカーと同じぐらいの口径で音質に大きな違いは出ませんでしたが、まあまあ良さそうな感じです。実はスピーカーの保護用プレートを買ってあったのですが、取り付けようとしたら微妙に穴位置が違っていました。取り付けられないので別に保護板を作ることとして、今回は傷をつけないように試し使用をしています。

 WPXコンテストは21MHzが良いようです。交信も21MHzを中心に進みました。運用開始が遅かったのですが、アルゼンチンの珍プリフィックス「AY5」も一局取れました。英語ネイティブではない私が何度聞いてもサフィックスが一文字にしか聞こえなかった局にコールして確認してみました。「ユア サフィックス イズ フォックストロット? ワンレター サフックス?」 返ってきた反応は「フォックス デルタ」 普通の2文字サフィックスでした hi 当たり前のスピードで当たり前の発音だったのかもしれませんが、英語圏ではない地域の局が聞くとわかりにくい発音に感じるところもあるかもしれません(私だけかな?)信号は強力でしたが、長くCQ空振りが続いていました。

 JA局の海外運用も頑張っていました。XU7AAA KH0UAなども交信できました。9歳の男の子が素晴らしいランニングを見せているのが印象的でした。

 バンドをワッチしていて、オールバンドNEWのEK3SAをWKDできました。アジアの局ですがなかなか聞こえないアルメニア、大ヒットでした。ぜひともQSLをCFMしたいところです。他にもES・OM・40の3つのSSBバンドNEWをとることができました。

 コンテストとしては、こちらから送ったナンバーをミスコピーされた相手が2局ほどいました。ナンバーを送った直後に「QSL」と言って次の交信に入ってしまったので、訂正するチャンスができませんでした。これは得点には計上できないかな?

 プリフィクスのマルチがたくさんあるJA国内ですが、DXのコンテストで呼ぶのを躊躇してしまう雰囲気もあります。JAのCQに対してJAが呼んでも無視されているようなところを聞いてしまうと、なかなか呼ぶ気持ちが出てきませんね。普通に国内局とナンバー交換を行っている局だけ呼んでみることにしましたが、今回は伸び悩みとなりました。

 今週末は夜中の仕事が続くので、あまり無理しない程度に楽しみましたが、充分な成果ができたと思います。日曜は寝ておかないと体がきついので無線はお休み。月曜朝も運用なしとなり、WPXコンテストは47交信で終了となりました。

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2010年3月21日 (日)

かすみがうら市

 前日に栗原さんと電話で話をしていて、「かすみがうらに行きたいね」という話題になった。翌日は休みになる可能性が高いので(この時はまだ確定をもらっていなかった)木下さんに聞いてみることにした。電話をしてみると、かすみがうらへ向かう車の中だったようで、助手席の奥さんを仲介して遊びに行ってもよいとのお返事をいただく。喜んで、2人で出かけることにした。

 移動する車の中から久しぶりにFISTSのNETに参加できた。日曜の午前中はなかなかうまく予定が作れなかった。仕事が無くても前日が遅いので目が覚めないことも多かった。NETコントロールの信号とチェックイン局の信号を聞きながら走っていると長い距離もあっという間に進んでしまうような感じがする。チェックインしてから各局の信号を聞いている間に目的地に近付いてしまった。BKを掛けて到着するのでCLしますとの送信を終了した時は目的地の真下まで来てしまった。走っている間にチェックインしてきたMRLとKNWに一言送れなかったのがちょっと残念。モービルなので50Wでの参加でした。

Kasumigaura  何度来ても飛びそうな気分にさせてくれるアンテナ群です。ちょっと風があったので、アンテナはフルアップというわけではなかったのですが、それでも楽しめました。先着していた栗原さんはまだ運用を開始しておらず、母屋で話し込んでいました hi

 今回のターゲットは50MHzのVKだったこともあり、スーパーアンテナはVK方向に固定したままの状態で、ほかのアンテナで各バンドを回りました。VKは14時過ぎに一瞬コールサインを聞いたのですが本当に一瞬だけだったようで交信することはできませんでした。Sが7ぐらいまで振れ良好に聞こえた信号は30秒後にはS-3まで落ち込むような感じ。次のチャンスにビッグオープンを期待したいですね。

 せっかくここまで来たのですから、ターゲットはDXですね。こちらに来る予定が無かったら大都市コンテストに参加するために近場移動するつもりでしたが、ほとんどがDXの交信となりました。バンドNEWもでき、楽しめました。

 残念だったのは、栗原さんが見つけたTL0Aは栗原さんのあとにすぐ呼んだのですが、ほかの局のほうが強く、そのあとも他に取られ、結局フェードアウトしてしまいました。SSBモードで未交信だったDLの局が話し好きのようで、いつまでたっても他の局との交信が終わらない。10分ぐらいしてもう一度聞いても同じ人と話し込んでいる。また他をワッチして周波数を戻してみてもまだ延々と話が尽きない様子でした。自分も興味ある話になれば長く交信すると思いますので仕方ないと思いますが、ちょっと残念でした。各社のリニアアンプ゚の話で盛り上がっていたようですね。

 DT8Aも発見できましたがこちらの信号が届かず(サウスシェトランドはオールバンド未交信)。UA2カリニングラードのコンテスト局はビームがEU方面に向いているような印象で、バンドNEWを埋めることができませんでした。

 SSBのモードNEWになる相手には気合を入れて大声を張り上げていましたが、プリフィックスを間違えられるとなかなかCFMしてもらえません。いまだに認識されにくい7Kを恨めしく感じました。でももう20年も使っているしなかなか変える気にはなれません。たぶん、コールサインが変わるとリセットされてしまうWACA・WAGAが完成するまではこのまま続けていくだろうなぁと思います。DXCCは過去のコールサインも有効なのにね。

 泊まって翌日の朝方のコンディションも楽しみたいところでしたが、休日でも出勤があるので後ろ髪を引かれながらの帰宅となりましたが、たくさんの交信ができて楽しめました。設備を使わせていただいた木下さんとおいしい食事を作っていただいた奥さん、いつもお世話になりっぱなしで申し訳ありませんがありがとうございました。私のK3の送信信号を隣のリグで受信して、余計な信号が出ていないことに安心したような顔をした木下さんが印象的でした hi

 こんどはいついけるかな? 8J1ITUあたりになるかもしれませんね。アンテナの実測実験にも参加したいところです。

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2010年3月20日 (土)

和光市移動

Wako  金曜日のクラスターを見ていてコンディションがよさそうと感じ、仕事が遅く始まるので日中に移動してみた。ターゲットのメインはZK3のハイバンドであったが、ねらいどおりの成果をあげることができた。

 ダイポールアンテナはやはり太平洋に指向性が向くように建てたい。運よく場所が空いていてラッキーだった。運用に出かけていることを数局あてにメールしておいたところ、宮嶋さんから28MHzでZK3OUが出ているとの連絡をもらった。14MHz~28MHzをワッチして回っていたがたまたま通り過ぎたあとに出てきたようだ。さっそく探しに回ってみるがちょっと信号が弱い。成果を出したいとあわててコールしてしまい、オンフレで3回ほど呼んでしまった。これではあまり人のマナーを言えないなぁと反省しきり。

 呼ぶ局がいなくなっても私の電波は届かず。3回ほどCQ空振りをすると消えてしまった。がっくりきたが、気を取り直して24MHzを探してみる。すぐに発見することができた。こちらは若干信号が強く感じられる。落ち着いてオンフレかスプリットか確認する。パイルになっているわけではないので、オンフレでやっているようだ。呼ぶ局が少ないので最初は分からなかった。CQ空振りしているだけで、受信している周波数が確信できなかった。さすがにQSY直後で呼ばれていないとチャンスです。一発でこちらに対する反応があり、コールっサインをしっかり聞き取ってもらうために複数回信号を送り、まんまと24MHzのバンドNEWを捕まえることができた。

 その後、24MHzで信号が消えたのを確認して、21MHzを探してみる。なかなか出てこないので、あきらめてバンドを28MHzに変えてみると、こちらのほうに戻っていたようだ。さっきより信号が若干強くなっていると感じた。コールしてみると、ほどなく交信することができた。これで2バンドGET! さきほど情報をくれた宮嶋さんにお礼かたがたメールしようと書き始めると、スピーカーから宮嶋さんの信号とそれにレポートを送るZK3OUの信号が聞こえた。congとメールしたことは言うまでもない。

 2バンドとれて満足気味ではあったが、まだ時間があるので、もうひとつとれるといいなぁと思いながら21MHzをワッチしていてこんどはZK3YAの信号を発見することができた。最初に28MHzで届かなかった信号より若干弱く感じる。難しいかも?と思いながらもコールしてみるとコールサインの一部分だけは届いている様子。なんとかフルコピーしてもらって3バンド目をGETできた。以前の別局との交信も含めて14MHz-UPを埋めることができた。移動に来た甲斐があった。21MHzで交信した後もしばらく聞いていたが、誰も呼ばずに信号が聞こえなくなってしまった。チャンスを捕まえることができたので満足感いっぱい。

 その後は時間まであちこちを回ってみたが、ウズベキスタン・ウクライナ・ロシア(モスクワ近郊)までハイバンドで交信することができた。ハイバンドのコンディションは良くなってきていると思う。

 風がだいぶ強くなってきた。ダイポールも風でなびくようになってきたので、15時にQRT。短い時間ではあったが、充分な成果を上げることができた。

 

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2010年3月17日 (水)

K3 サブ受信機の振動対策

サブ受信機用の振動対策部品も届きましたのでさっそく取り付けました。

K3  送信時には影響が表面化しないところではありますが取り付けてあれば安心できますね。

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2010年3月16日 (火)

RE:新免許状到着

 新免許状到着にコメントいただきありがとうございます。ちょっと忙しいところもあり、コメントに返信しそびれてしまいました。その間に2つぐらい話題がありましたが、それはこの後に書こうと思います。

 2週間で完了したことから書き込みをしましたが、やはり気に止まるところは74枚の証票ステッカーというところでしょうか。自分の場合、一台一台に思い入れもあり手放せません。これは7K1CPTの歴史でもありますし、必要が無ければ撤去という形にならず、送信機の追加を繰り返していて74台の数を数えることになりました。ずいぶん多くの無線機を買っているんだなぁと思われるかもしれませんが、実態は印象ほどすごいものでも無かったりします。たとえば、2SC1815の2ステージ送信機(あゆと同形式)はバンドごとに4台登録してあります。14MHzと18MHzに関してはキーイングの立ち上がりに不具合もあり、フルブレークインというわけにはいきませんが、送受信切り替えスイッチを利用して交信できる状態ではあります。同じバンドでもファイナルが違う送信機は別のものとして2台登録してあったりします。

 たしか最初に作った(と記憶している)QP-7は、VXO回路を追加して4ステージとなっていますが、登録してあるファイナル2SC1959の送信機は7-10-21-24MHzの4台が登録してあります。QP-7を最初に作ってから初交信にいたるまでは、受信機との切り替えやゼロインするためのキャリブレーションの方法などを考えているうちに3年ぐらい立ってしまったような気がします。

 外国製のキットもずいぶん作りました。スモールワンダーラボのSWシリーズは7MHz用のSW-40からファイナルが変更になったSW-30+やDSWになったあとの14MHz用、DSW-40Ⅱなどもあり、ロックマイトはその頃販売されていた40m・20mのほかにバンド変更の改造をした21MHz版も作って登録してあります。SW-40は発振段のコイルの巻き数を変えて可変範囲を目的のバンドのなかに入れるということを勉強させてくれました。説明書どおりに作ったら、アマチュアバンド外でしか電波が出せなかったんですね。

 国内のキットや回路図を発表されている自作機にチャレンジしたものもたくさんありますし、一応動作状態として分解せずにとってあるというところも送信機の数をここまで伸ばしている要因にもなっています。「ビギナーのためのトランシーバー製作入門」という本に載っていたキットも作りました。自分で無線機を組み立てて交信を楽しむという分野に深く足を踏み入れる結果につながっているかもしれません。2mFM機を皮切りに6mAM機・6mSSB機を作って交信を楽しみました。VXOを改良したりケースを何度も塗り替えたり、ずいぶん楽しませていただきましたがまた機会があればQSOも楽しみたいです。6mSSBで初めて交信した沖縄は出力70mWによるこちらのCQに応答していただいた思い出深い交信でした。中野グループのマニュアルを手に入れて作った6mDSB機での交信も印象深い交信が楽しめました。

 ミズホは好きな無線機メーカーでした。中でもピコは第2送信機となっている21MHzから始まって、7台(7バンド)のピコがあります。P-7DXなども手放したいと思ったことがありませんでした。

 開局はC520というFMハンディ機でした。その後車で使用するときに出力を上げるために作ったブースターアンプもありました。変更申請を行って430MHzは15W出せることになっています。車の入れ替えの際に取り外してとってありますね。FMハンディ機は昨年購入したVX-8で4台目となりますが、一台一台が性格の違う無線機でもあり、出番が少なくなってもそのまま登録してある状態です。

 手放す気持ちがあまりないので、元箱にあまりこだわりを持たず、保管はこんな感じになっています。

Hokan  100円ショップなどで安い段ボール箱を同じ大きさで購入しておくと保管もしやすくなります。オプションパーツなどもまとめておくと使いやすいと思います。

 HFマルチバンドのオールモード機も多少はあります。HFを始めるときに交信を楽しんだIC-726S・上級資格取得の自分へのご褒美に買ったTS-690S・8J1VLPの使用リグの操作を覚えるために買ったIC-706mk2GM・QRPのFT-817・K2・K3など。今思い返してみると移動局の上限となる50Wのオールモード機はTS-690S・IC-706mk2GM・K3の3台しかありませんでした。

 他にも書ききれていないものもありますが、それぞれが購入時に理由があって手に入れたものでもありますし、たくさんの思い出の交信をさせてくれたリグ達ですから、使う頻度は少なくても手放して撤去の変更申請を出すことはなかなかないかもしれませんね。

 証票を張っていてい気がついたことがありました。

Syouhyou 本来はそれまでの証票をはがして新しいものを張り付けるべきでしょうが、細かいところは突っ込まないでください hi 10年前の商標が張ってあるんだから新しいものを張ることもないかなぁと思いましたが、両端の「7」のステッカーは違いがあります。今回初めて気がついたのですが、郵政省が総務省に変わっていたんですね。

 たくさん送信機があっても意外と安いものがそろっているので、FT-DX9000とFT-2000をそろえて充実した無線運用をしている人がいるとしたら、たぶんそちらのほうがお金がかかっていると思います。数で勝負したとしても、(たしか以前どこかのホームページで見たのですが)メーカー機ばかり100台そろえたシャックで無線を楽しんでいる人もいましたし、ギネスブックなんて足元にも及ばないというところが本当のところだと思います。

 それから、「一度に使えるのは・・・」というコメントですが、無線機を一度に操作するのは当然1台です。もっとも、ゲストオペ制度で個人局をマルチバンドにしてコンテスト参加するとしたら、複数台の送信機を一度に使える可能性はありますが、誰もゲストオペで7K1CPTを使って運用したいという希望は出てこないでしょう hi もっとも、一度に使う目的で登録してあるわけではないことは分かっていただけると思います。使いたいと思ったときに使いたいという理由だけでこれだけの無線機を登録してあるというところです。おそらくこれから先も増えていくことでしょう。

 管理が大変という印象もあるかもしれませんが、A4サイズの30穴リングファイルを2冊用意して、「現用」と「過去」のファイルに整理してあります。「現用」はポケットファイルに免許状を入れ、第1~第74までの送信機系統図をファイルしてあります。混乱しないように、保証認定機器は保証認定の番号を書いて1枚のページにしておき、技適機器はそのように書いて1ページを作っています。欠落が無いようにしておくほうが疑いなくチェックできるようになります。過去のほうは変更申請をした際の写しをファイルし、新しく変更申請を行ったら、古いほうは「過去」のファイルに入れ替えをする。現用のチェックをすれば現用の詳細が分かるようにしてあります。

 再免許の際の書類作りですが、実はすべての送信機に関して細かく記入する必要はありません。郵送で申請する場合も、工事設計書の欄に「第1~第74送信機まで変更なし」と書くだけで終わってしまいます。簡単に済んでしまいますよ。

 一つ一つのコメントに返事を書くよりもこちらのほうが一気に説明できると思うので、RE:の形でスレッドを立ててみました。たくさんのコメントをいただきありがとうございました。

 

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2010年3月15日 (月)

和光市移動

 こちらも時間ができてからの書き込みになってしまいました。

Wako1  月曜日は出勤時間が遅かったので、最近良く出ている様子のZK3ねらいもあり移動してみました。お昼を挟んだ4時間ぐらい。28MHz~21MHzを中心にワッチしてみましたが、残念ながらターゲットの局は聞こえてこず残念。18MHzでVQ9LAがよく聞こえていました。過去のログを見てみると18MHzはすでに交信済みでしたが、あまりCQ空振りが続くのでコールしてみました。インド洋のアフリカがスポット的に入感している感じでしょうか? 交信はできたもののQRPではちょっと手こずらせてしまったかもしれません。

 交信できそうな局もなかなか聞こえず、時間を持て余してしまう感じもあったので「最近使っていないリグを使ってみようプロジェクト」第2弾。今回はK1を使って7MHzで国内交信も楽しみました。

Wako2 「高価な台の上に乗っているK1の図」  hi  ときおりアンテナをつなぎ換えて聞き比べてみましたが、K1のAF段の増幅度は飛びぬけているような気がします。K3よりはるかに大きな音。K3はヴォリュームが12時でもちょっと小さく感じていても、K1はボリューム9時でも大きく感じます。

 平日ということもあり、のんびりとした交信も多くできました。ただ、空いているにもかかわらず混信する可能性に気がつかないはずはないはずなのに混信を与えられてしまいました。

 とある局と交信を終了し、その後CQを一回、コールをいただいてその局と交信を開始しましたが、ここまで時間が経過しているのに、先ほどの私の交信相手を呼ぶ混信が現れました。いくらなんでも遅すぎるだろう!BKをかけるわけでもなくいきなりかぶせてくるのはどうかと思ってしまいます。結局、この混信を起こしている信号に邪魔されて、交信を開始したばかりの相手局も私もお互いの信号が聞き取りにくく進行が不可能となってしまいました。混信を起こしている相手が送信を終了したあとに、もういなくなってしまったかもしれない相手局を呼びだしてみましたが、相手も待っていてくれたようで、なんとか交信をすることができました。 混信を巻き起こした信号は別エリアの/QRPと名乗っていましたが、QRPであろうとも入感する地域によっては強力な信号で伝わる可能性は多々あります。自分が弱いから大丈夫だろう・・・なんて思い違いもはなはだしい感じです。 「混信を与える可能性のある送信は行ってはならない」今一度電波法を思い出してほしい感じです。 なんとなく気分がのらなくなってしまい、先ほどの交信を最後に運用を終了し撤収に入りました。

 帰宅してクラスターを確認してみましたが、ちょうどDXの入感もほとんどない時間帯での運用だったようです。ZK3は帰宅した頃に18MHzで入感し始めたようでした。運用中の時間帯にクラスターに載った情報もあったようですが、当該周波数付近を聞いているにもかかわらず相手の信号も交信している局の信号にも気がつかなかったところを考えると、指向性アンテナでフロントゲインのあるものを使用していないと交信できないようなコンディションだったのかもしれません。

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2010年3月14日 (日)

埼玉ハムのつどい

 書き込みが遅くなりましたが、日曜日に「埼玉ハムのつどい」に行ってきました。JARL埼玉県支部の支部大会ですね。分類としては東京都支部になるのでしょうが、いままで支部大会というのには参加したことがありませんでした。今回はJA1BVA齊藤さんの講演があるとのことで、そちらを目的に行ってみることにしました。

Fukaya1  会場は深谷市です。アドニスというホールでしたがとてもきれいなホールでした。

Fukaya2  あまり参加者が多いとは言えませんが、同じ趣味を持つ方の集まりでもありますし、アイボールなどもあちこちで盛り上がっている様子。ホールの外の一室でジャンク交換のスペースがたくさんの人だかりでした。私は1マイクロFの電解コンデンサー一袋(50ケ)とHF帯のファイナルに使えそうな27MHz6Wと書かれたトランジスター(150円)を手に入れました。写真は開会のあいさつ、それから来賓のあいさつなどがあり、オール埼玉コンテスト表彰式(こちらは不参加の方も多かったようですが、数名が壇上に上がって表彰状を受け取りました)も行われました。オール埼玉はどんなに頑張ってもQRPで無差別のカテゴリー参加しても入賞にはほど遠い結果しか残せません。なんといっても6時間休まず交信し続けても10位ぐらいがやっとというところです。

 この後は講演がふたつ。最初はAPRSの講演があり、2番目が齊藤さんの講演でした。ビデオカメラを回すためにちょっと前のほうに移動しました。ビデオカメラを回していたので写真を撮りそびれてしまいました。最後は抽選会。こちらは残念ながらはずれでお土産は無しでした。

 ゆっくりしていきたかったのですが、後の予定がありすぐに高速で帰路につきました。最後に印象深かったので撮った写真です。Fukaya3 角が出ている車がたくさん! ナンバーのわからないような感じで撮ってみました。

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新免許状到着

 土曜日に再免許申請をしていた免許状が到着しました。申請の後は処理済みのメールを待ち、メール到着したらすぐにインターネットバンキングで送金。その後封筒を送付して、合計で約2週間で完了ということになります。早いですね。

 新しい免許状は5月1日から有効です。現在は現用の免許状が有効ということになりますね。ステッカーも74枚送られてきました。全部張り替えるもの面倒な感じの状態ですが、持ち出すきっかけのときに少しずつ張り替えていこうと思います。

 これでまた5年間無線を楽しめます。開局20周年もあと1ヶ月半となりました。

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2010年3月13日 (土)

今週のDX

 今週は、短時間ですが2回ほど移動に出かけられ、DXとQSOができました。なんだかブログを書く余裕もなく通り過ぎてしまいましたので、まとめて書き込みです。

 8日は17時ごろに18MHzでS5とCWで交信できました。バンドニューでもあり喜んでいましたが、その直後にSSBものぞいてみようとダイヤルを回していると先ほどの局がSSBで声を出していました。平日なので呼ぶ局も少なくピックアップいただけましたが、ほんの9分前のことなので、あちらからCWでもありがとう、というような感じで話ができました。CWだとショートで終わらせるような交信でしたが、PHONEとなるとちょっとした隙間にQRPであることを伝えてみましたが、しっかりとコピーしていただくことができました。なんだか妙に気分が良かったです。そして、スロベニアはSSBでの1st-QSOでもあり二重の喜びとなりました。

 その後はしばらくハイバンドをワッチして回りましたが、DL1局と交信して早々と店じまいとなりました。移動して3局だけの交信ではありましたが、まあまあ満足といったところでした。

 12日はさらにコンディションが良くなってきているような印象でした。この日は昼過ぎから買い出しの後で荒川土手に迎い、アンテナを設営。21MHz-CWでUR5とQSO。24MHz-SSBでH44と交信でき、バンドニューを拾うことができました。24MHzでごくうっすらZK3の信号が聞こえます。アンテナを回してチャレンジしようと思いましたが、設営したロータリーダイポールのポールが風でしなっていて下から回そうとしても力が入りません。そう風はかなり強かったです。回転させる部分の重みで揺らいでいたりしたので、ちょっと心配になりロータリー部分を下までおろし、車の屋根部分に固定して、ステーのほうのダイポールだけで各バンドを回ってみます。18MHzでEUが好調な感じがします。DL・SM・UA3・Fなどと交信することができました。

 SSBのほうも聞いてみるとちょっとした会話を伴ったDX同士の交信がよく聞こえてきました。主導権を握っているのがベルギーの局とわかりそちらをコール。ほかにも呼んでいた局がいたようですが、相手が受信に入ったところをすかさず呼んだので、こちらのプリフィックスをうまく聞かせることができたようです。拾い上げてもらって、RS-55をもらった後に59を送り、QRPの信号を受信してくれてありがとうと付け加えてみると、興味を持ってくれたのか、アンテナの紹介などちょっとしたやり取りをすることができました。

 バンド/モードニューをとることができて喜び、強い信号だったので、いつも情報を送ってくれる栗原さんにメールしようと携帯電話を開いた途端に電話がかかってきました。なんと、交信をワッチしていたようです。これにはびっくりでした。こちらの信号は聞こえなかったようですがベルギー局が私に送っているときにはFBに入感していたようです。なんだかどこかで見られているような感じです。 hi

 その後はドイツがスポット的に良かったのか、DJ4・DK2・DL5と3局続けてドイツの局と交信が続きました。

 アンテナが回せなかったことで、太平洋の運用局とは交信することができませんでしたが、けっこう楽しめたような感じがします。

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2010年3月 6日 (土)

土曜日のDX

 7MHz-AMのために移動しましたが、やはりDXの入感状況は気になります。時間的には昼ごろになってしまい、DXの入感もひと段落という時間帯でしたが、ARRLのDXコンテストで聞こえたUSA局を14MHzで3局ログインしました。21MHzは全く入感なしという感じで、聞こえない時間帯になっているという感じでした。USA相手に交信したりCQを出している局は聞こえましたけど、ルール上こちらからは呼べません hi

 栗原さんからINFOをいただき、V63MYを18MHzでコールしました。レポート交換だけかと思っていましたが、直後にQSY-21.004?と打たれました。「え?」とおもいましたがせっかくQSYしていただけるので、OKを打って当該周波数にQSY、急いでアンテナも繋ぎ換えます。その後21MHzでレポート交換をした後に、今度は「QSY-24.911?」。またまた「え?」です。なんで私なんかに・・・ログを見てみるとV63MYは過去に交信したことがありますが、マルチバンドではなく1回だけの交信でした。無事24MHzで交信した後にまた「QSY-28?」と打たれるかな?と構えていたのですが、今度はありませんでした。信号の強さが弱かったのかもしれませんね。ミクロネシアとしては80m~10mまでCFMしているので焦ってこちらからリクエストすることはありませんが、相手からQSYのリクエストをされるのは新鮮な感じがしました。その後V63MYは24MHzでパイルを浴びていたようです。

 VK4のレアIOTAからの運用情報も栗原さんからいただきました。当該周波数を聞いても何も聞こえません。「聞こえないね?終わったのかな?」と聞いてみると、「スケジュール交信だからその周波数を聞いている」そうです。「相手コール de 自分コール」で呼んでみたら反応がありました。その時パドルに不具合が出てしまいました。長点が接触不良で思ったように符号が出ません。突然のことで焦ってしまいました。相手の送信タイミングに急いで縦振りを引っ張り出して打つようにしました。あわてて出したのでもう車の中はぐしゃぐしゃです hi

 メールでやりとりして快くIOTAのサービスを引き受けてくれ、コンディションをつかめるまで2週にわたって時間を作ってくれたそうです。周波数ダイヤルを回して偶然の出会いに感動することもありますが、このようなスケジュール交信も感動がありますね。

 このVK4の局はがんがんパイルアップをこなすタイプではないそうです。キーイングもゆっくりです。パイルアップになってしまうと運用を中断してしまうらしい。クラスターにUPされパイルになったことでスケジュール交信がはかどらずQRTしてしまったこともあるようです。クラスターはたくさんの方に情報を知らせる良い手段ではありますが、自分の耳の良さをアピールするようなUPはせずに、交信の具合を判断してUPすべき相手とそっとしていたほうが良い相手を感じてほしいものですね。

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7MHz AM チャレンジ

200903061  7MHz-AMでの交信が話題になり、実際に電波を出してみようという試みがあったので、スケジュールに合わせて移動に出かけました。霧雨状態ではありましたが、アンテナを設営してワッチするころになると雨はあがってくれました。

 10時前から予定していた7.150前後でワッチをしていますが、AMの信号は聞こえてきません。少し時間が過ぎたところで7.153でAMのCQを出してみました。占有周波数帯幅がSSBよりも広いので、電波を出す前にかなり気を使って聞いてみました。リグのBchに7.156をセットして、一度AMでCQの電波を出した後は、呼ばれていなくても7.153-AM、7.153-SSB、7.156-SSBのチェックをして、混信などが影響しないよう気を使ってみました。

 しばらくAMのCQを出しても反応が無かったので、SSBに変えて普通にCQを出してみました。普通に交信している間にスケジュールの方とお会いできるかもしれません。2局さんほど通常のCQに応答していただいた方と交信したのち、JK1TCV栗原さんに呼んでいた台SSBで交信開始。ほどなくAMで交信を試みる9エリアの方のBKがありラウンドQSOとなりました。3局がでそろったところでやはりAMの話題となり、モードをAMに変えてQSOしてみようという段階になって3KHzUPをチェックしてみると別の局の交信が行われていました。6KHzの使用していない周波数を見つけて7.160にQSYしてAM交信にチャレンジ。

 AMでのレポート交換は無事成功しましたが、SSBに比較するとやはり了解度が落ちます。雰囲気としては1/4の了解度というところでしょうか。SSBの良さを再認識することとなりました。

 のちにQSOを録音してくれていてMP-3ファイルと受信時のスペクトル画像もいただきました。K3のAM波はちょっと変調度が浅いかもしれません。無線機2台を使っての鳴き合わせでは良く聞こえてしまうので、あまり気にしていませんでしたが、このへんも追求したほうが良いかもしれません。

 空いている周波数を見つけて、また7MHz-AMにチャレンジしてみようと思います。

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2010年3月 4日 (木)

7MHz-AM

 先週の菖蒲町で栗原さんとSSB交信の後にAMでも交信できましたが、某メーリングで話題が広がり、今週末にAMで出ようという話になりました。

 SSBよりも交信はしにくいかもしれませんが、チャレンジしてみようと思います。仕事の前のQRVになると思いますが、聞こえましたらよろしくお願いします。いまさらAMをやってみようという物好きなかたはいますか? hi

 周波数は7.150付近でSSBの妨害にならなさそうな周波数を探します。6KHzの幅でSSBの運用が聞こえないところをうまく見つけられるか? 東南アジアのAM放送波も避けなければいけませんが、今日の夕方聞いた感じでは7.140に放送波が確認できましたが、ほかは空いていそう。日中は夕方よりも国内向けのコンディションだと思いますので、放送波も(あっても)弱いような気がします。

 交信できるかな?

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再免許電子申請

 帰宅したら、再免許の手続きが進み、申請料納付のメールが届いていました。さっそく電子納付を行い、あとは免許状送付用の封筒を送るだけとなりました。電子申請だと納付の金額も割安となり、1950円で処理ができます。早くて安いです。

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用事を済ませて戸田市へ・・・

 先日の菖蒲町移動の帰りからなにか車の下のほうでこすれているような音がして、不具合が出ていないか気になってみてもらいました。そうしたら車の下から枯れ枝が・・・マフラーに日かかっていたそうです。以前ブレーキパッドが一か所外れてしまい、引きずっていたときの音と似ていたので心配していましたが、心配するほどのことではなかったようです。まあ、原因がわかってひと安心。

 車を出したついでに、戸田市に立ち寄ってすこし無線をやってきました。夕方のハイバンドの入感を期待していましたが、アンテナを張れたのはNA/東南アジア方向に指向性が出るような張り方で、EUの方向にはあまりよく無い感じになってしまいました。雨の予報もあったのでダイポールのみの設営。今回はリグをK3とK2の2台を重ねてちょっと聞き比べてみようかなと思いました。

 K2でちょっと聞きにくい様な信号強度の局を受信して、アンテナをK3につなぎ換えてみると、ちょっと聞きやすくなるような気もしました。また、K2でSが1つぐらいつく信号で、音の感じがよさそうな信号は、K3でDSPならではの平べったい感じの音に感じます。そこそこの強さで入感している信号はK2のほうが聞きやすく、必死になって聞きわける弱さの信号はK3のほうが了解度がよさそう。もっともそこまで弱いと、QRPでコールしても相手は分からないかもしれませんね。呼ぶ側に回るといろいろと機能的にもK3に軍配が上がりますが、呼ばれる側になった時の聞きやすさはK2のほうが良いかもしれません。まあ、その時その時で入感の状況は変わってくるかもしれませんので、一度聞き比べたぐらいでは正確な判断ができていないかもしれません。

 50Wでキャリアを出してみると、電圧電流計が動きます。バッテリーの問題か?メーター内部接続の配線が細いのか?電圧降下がちょっと大きく感じました。電流は13Aほど流れていました。やはり安定して50W運用するには発々が良いのかもしれませんね。

 交信できたのは、5W0YA(21MHz-CW、14MHz-CW)VK4、アンテナが良い方向では無かったんですがなんとかできました。DU(14MHz、21MHz)、UN(21MHz)、BY(24MHz)BYの24Mhzはまだcfmできていないので、ダイレクトで出してみようかな?、JA1ZGP/JD1(10MHz)他のバンドも聞こえましたが弱かった。10MHzだけはかなり強力な信号でした。HL105KRC(7MHz-RTTY)韓国赤十字の局だそうです。W9NGA(7MHz-CW)交信する局にJCCナンバーを聞いてみました。

 今日は交信しやすいところばかりですがDXのみの交信となりました。日没後雨が降ってきました。撤収のときは小降りだったのでそれほどつらくはありませんでしたが、洗車用に乗せていたペットボトルの水は使わずにそのまま乗せっぱなしとなりました。カメラを忘れてしまい、写真は撮りませんでした。まあ、いつも運用している場所ですので、撮ってもしょうがないかなぁという感じです。

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2010年3月 2日 (火)

K3 振動対策

 K3の振動対策はすでにJK1TCV栗原さんが書かれています。サブ受信機のSYN基板の分も送ってくれるとのことだったので、サブ受信機用の部品を待って作業に入ろうと思っていましたが1週間たっても届かず。メールしてみると、サブ受信機用を含めると部品が足りなくなったのでメインの分だけ出荷したとのこと。 え?送るって言ったんじゃないの? という気分ですが、とりあえず来る予定の決まっていないものを待っていてもしょうがないのでメイン基板だけ取り付けることにしました。

K302  SYN基板に取り付けた(入りつけた)様子。3か所のねじ穴がありますので、最初に位置合わせのため3本のねじを差し込んでから貼り付けるとうまく位置が合います。

K303 本体に取り付けました。サブ受信機をはずす必要があった場合時間がかかるので、サブ受信機用のSYN基板も同時に取り付けたかったところですが、うまく取り外しができ、取り付けることもできました。

K304_2  受信用のFT-817を上に乗せて送信してみました。(ダミーロード付きです)

K305 下側600Hz付近を探ってみますが、余計な信号は見当たりません。

K306  上側600Hz付近にも余計な信号は見当たらないようです。うまくできたようで良かった。リグを片づけた後に思い出したのですが、最初にこの不具合が発見されたのは50MHz帯でした・・・50MHz帯でチェックするべきだった。まあいいか次回の移動のときにもう一度確認してみましょう。

 この不具合は内蔵スピーカーを使って運用しているときにサイドトーンがスピーカーからなる時におこる不具合だったようです。だから、ヘッドホンで運用されている場合は出ません。また外部スピーカーを使用しているときも、K3本体に振動が伝わらなければ、症状は出にくいと思います。当初原因が分からずEDCに持ち込みましたが、症状が確認できずとの結論で引き取ることになりました。症状が出ていないことを確認するためにデモしていただいたときに症状が発生し、チェック段階で症状が出なかったときの状態とどこが違うか突き詰めていったことにより、内蔵スピーカーを使用しているか否かで症状が出ることが分かったそうです。(一時はバッテリー運用で出るようだという判断もあったようですが・・・)

 チェックはしていないのですが、サイドトーンを800Hzに設定していれば800Hz上下に出るかもしれません。サブ受信機のSYN基板は厳密にいえば送信時に利用されているわけではないので無くても大丈夫ではあるかもしれませんが、DDSの発振を揺さぶっていることは変わらないでしょうから、追加の対策部品が届いたら処理しようと思います。

 取り付けは予想外に簡単でした。待っていた意味が無かったなぁと思います。先日の菖蒲町移動の際にはいつも常駐させているヘッドホンが無かったのでイヤホンを使って運用しましたが、ちょっとやりにくい感じでした。慣れかもしれませんけど・・・普段使っているヘッドホン(あまり使っていませんが・・・)はアドニスの通信機用のもので音楽を聴くハイファイなものではありませんが、目的周波数範囲を聞かせてくれるので使いやすい(聞きやすい)と思っています。今では廃品種になってしまいましたので、一部破損部分も出ていますが使っています。カタログ落ちする前にもう一台買っておけばよかったかなぁと思います。

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