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2010年3月 2日 (火)

K3 振動対策

 K3の振動対策はすでにJK1TCV栗原さんが書かれています。サブ受信機のSYN基板の分も送ってくれるとのことだったので、サブ受信機用の部品を待って作業に入ろうと思っていましたが1週間たっても届かず。メールしてみると、サブ受信機用を含めると部品が足りなくなったのでメインの分だけ出荷したとのこと。 え?送るって言ったんじゃないの? という気分ですが、とりあえず来る予定の決まっていないものを待っていてもしょうがないのでメイン基板だけ取り付けることにしました。

K302  SYN基板に取り付けた(入りつけた)様子。3か所のねじ穴がありますので、最初に位置合わせのため3本のねじを差し込んでから貼り付けるとうまく位置が合います。

K303 本体に取り付けました。サブ受信機をはずす必要があった場合時間がかかるので、サブ受信機用のSYN基板も同時に取り付けたかったところですが、うまく取り外しができ、取り付けることもできました。

K304_2  受信用のFT-817を上に乗せて送信してみました。(ダミーロード付きです)

K305 下側600Hz付近を探ってみますが、余計な信号は見当たりません。

K306  上側600Hz付近にも余計な信号は見当たらないようです。うまくできたようで良かった。リグを片づけた後に思い出したのですが、最初にこの不具合が発見されたのは50MHz帯でした・・・50MHz帯でチェックするべきだった。まあいいか次回の移動のときにもう一度確認してみましょう。

 この不具合は内蔵スピーカーを使って運用しているときにサイドトーンがスピーカーからなる時におこる不具合だったようです。だから、ヘッドホンで運用されている場合は出ません。また外部スピーカーを使用しているときも、K3本体に振動が伝わらなければ、症状は出にくいと思います。当初原因が分からずEDCに持ち込みましたが、症状が確認できずとの結論で引き取ることになりました。症状が出ていないことを確認するためにデモしていただいたときに症状が発生し、チェック段階で症状が出なかったときの状態とどこが違うか突き詰めていったことにより、内蔵スピーカーを使用しているか否かで症状が出ることが分かったそうです。(一時はバッテリー運用で出るようだという判断もあったようですが・・・)

 チェックはしていないのですが、サイドトーンを800Hzに設定していれば800Hz上下に出るかもしれません。サブ受信機のSYN基板は厳密にいえば送信時に利用されているわけではないので無くても大丈夫ではあるかもしれませんが、DDSの発振を揺さぶっていることは変わらないでしょうから、追加の対策部品が届いたら処理しようと思います。

 取り付けは予想外に簡単でした。待っていた意味が無かったなぁと思います。先日の菖蒲町移動の際にはいつも常駐させているヘッドホンが無かったのでイヤホンを使って運用しましたが、ちょっとやりにくい感じでした。慣れかもしれませんけど・・・普段使っているヘッドホン(あまり使っていませんが・・・)はアドニスの通信機用のもので音楽を聴くハイファイなものではありませんが、目的周波数範囲を聞かせてくれるので使いやすい(聞きやすい)と思っています。今では廃品種になってしまいましたので、一部破損部分も出ていますが使っています。カタログ落ちする前にもう一台買っておけばよかったかなぁと思います。

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コメント

ケンウッドのHS-5も良いですよ。
通信用の特性で、こちらは現行品です。

投稿: UBL/Ken | 2010年3月 2日 (火) 20時41分

昨年の8J1Pを北本のスポーツ広場で運用した時、
山田さんの信号のごく近くに同じ信号・・・というか、何かモレたような信号を受信していました。おかしいな?と思ったのですが、
距離が距離でしたから、とっくに忘れていました。
KX1のイヤホンよりスピーカからの音の方が強かった。
完全に解消して良かったですね。

投稿: JA1BVA 齊藤 | 2010年3月 2日 (火) 22時12分

入れましたね。
これで子供の発生は無くなるようで、良かったです。

7135はあのときのままですね。HIHI

投稿: JK1TCV/Kazu | 2010年3月 2日 (火) 23時47分

田中さん こんばんは

自分の使い方だと密閉型が良いのです。
ケンウッドはオープンエアタイプなので回りの騒音がけっこう気になります。
というのは、ヘッドホンをして運用するのは記念局運用のときぐらいですからね hi

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 3日 (水) 00時36分

齊藤さん こんばんは

気がつかれていましたか? この症状は使っている本人では絶対にわかりません。だって、余計な電波が出ているときは自分が送信していますからその余計な電波が聞こえる周波数は絶対に聞けないのです。

発見したのは栗原さんでした。言われなければ今でも気がつかず送信し続けていたでしょうね。

とりあえず、安心してヘッドホンをはずせます。一人のときは回りに気兼ねせず音を出せますからね。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 3日 (水) 00時40分

栗原さん こんばんは

ひと安心といったところですね。
ありがとうございました。

画像を良く見ていますね。たしかにBチャンネルはあの時のままですね。

もうひとつ。良く見ないとわかりませんが、子供の電波を見つけやすいように50W出しています。これ以上は出ないので・・・

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 3日 (水) 00時42分

スピーカーでの運用になるのは
山田さんの本業との関係と想像しています。

私の場合は、和文モールスをどちらかというと敬遠していますが、これも現役時代の経験が影響していると思っています。
簡潔かつ高速通信を要求されましたが、今のハムの和文通信は、時間ばかりがかかり、もうすこし簡潔な交信ができないものかと思っています。
たとえば交信最後の「ヨロシクオネガイシマス」は「ヨロタム」を使うことになっていました。
ハムでは「ヨロオネ」が一般的になっているようですが、これよりも短いです。
「ワタシノナマエハ・・・」「コチラノジュウショハ・・・」
最初、599と送信していながら「アナタノシンゴウハ599デヨクハイッテイマス」など、改善の余地が一杯です。

投稿: JA1BVA 齊藤 | 2010年3月 3日 (水) 11時59分

こんにちは。 昨日私の所にやっとK-3が届きました。 対策品も同梱されています。 ねじを締めるだけで組み立てられると聞いていたので結構安易な気持ちで居たのですが、意外と組み立てに手間がかかりそうですね。 気合を入れてなるべく早くK-3でQRV出来る様にしたいと思っています。 ではでは。

投稿: JF1TTN/Mukai | 2010年3月 3日 (水) 18時15分

齊藤さん こんばんは

hihi 仕事から離れているときぐらいヘッドホンをしたくないというのが本音のところですね。

和文電信を言葉のように扱える人にも、あえて使わない意味があるのですね。
私の場合、あまり和文局に良いイメージが無かったので使わなくなりました。JARL会員局名録に「H」がついた途端に何の予告も無く和文でガンガン打ってくる局が発生しました。試験で和文受信があったからといって完璧に使えるわけでもないのに遠慮なく打たれて、意味不明の符号を延々と聞かされて意味がわかりません。と返すのが辛かったですね。

CQを出していて平気でオンフレでかぶせてくるのはきまって「CQ ホレ」でした。「QRL PSE QSY」と打っても止まらないのに、「ホレ コンシンシテマス」と打つとピタッと止まることばかりでした。確信犯というやつだと思います。こんな人たちと楽しくお話する気にならないという気分がまだ抜けきらないので、今でも知り合いとしか和文になりません。こんな状態だからいつまでも上達しませんね hi

冗長な交信になってしまうのは仕方ない様な気がします。でも数文字欠落しただけで意味が変わってしまうこともあり、日本語は難しいと思います。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 4日 (木) 01時30分

迎さん こんばんは

到着したようですね。組み立ては時間がかかりますが、一つ一つ丁寧に組み上げていけば完成に少しずつ近づきますので、組み立ても楽しんでください。

まず最初に変更申請を出してしまい、免許が届くまでゆっくり組み立てれば良いと思います。

ぜひ交信して、シリアルナンバーの交換をよろしくお願いします。hi

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 4日 (木) 01時34分

・・・-・符号符号の送信の多い局もありますね。
「コンゴトモヨロシクオネガイ・・・」など、
最初の数文字で分ってしまう文章で、何度も訂正符号を入れられると、リグのスイッチを切りたくなります。訂正符号の送信がクセのようになってしまうと、これはなかなか直りません。

投稿: JA1BVA 齊藤 | 2010年3月 4日 (木) 20時47分

山田さん、斎藤さん、こんにちは。

和文を覚えてからあまり使っていませんが
ローカル局とはそれなりに楽しんでいます。練習を兼ねた「しりとり」は楽しかったですね。晩ご飯何食べたとか、欧文では
難しい会話が出来るのが楽しかったです。
このローカル局とのQSOは欧文で出来る
ところは欧文で本文のみ和文。QSOの
最後はCU AGN 73です。ヨロオネhi

7MHzでしりとりをやったらどうなるのかな

投稿: UBL/Ken | 2010年3月 5日 (金) 06時34分

訂正、ヨロオネ無しですhi

投稿: UBL/Ken | 2010年3月 5日 (金) 06時36分

思いのほか和文に関する内容が伸びているようです。

当然ながら母国語ですし、話はしやすいでしょうから、和文電信もやれば楽しくなることは当然と思います。

初心者・中級・熟達者とその人それぞれのレベルもありますし、相手に合わせることも大切ではありますが、下のレベルに合わせるのも意外と大変なことだと思います。(私の場合は和文は初心者の域を出ませんから相手の皆さんは大変でしょうね)

速度一つとっても、普段使っている速度から極端に遅くすると、ミスキーイングが目立つようになりますね。意図的に遅くしてもパドルから指が勝手に早く離れてしまったり、逆に長く接点を閉じすぎて余計な符号がついてしまったりします。縦の場合は出るわけが無い符号もエレクトリックキーヤーを使っていると別の文字になったりするので厄介です。

打とうと思っていることを頭で思いつく速度と実際のキーイング速度が大きく離れているのがミスキーイングにつながるのかもしれません。日本語は母国語ですから瞬時に相手に送りたい内容を思いついてしまいますね。
極端に文字間が少なくくっついてどこが切れ目だかわからないキーイングに人はそんなことが原因なのではないかと思うことがあります。おそらく本人のなかでは文字間が切れているのでしょうけどね。

欧文は考える時間がかかるので、送信時は思考と送信のズレが和文よりも少ないような気もします。(もっともそれでもミスキーイングがありますけどね・・・SRI)

根本的には、電波の伝搬に国境は無いので、DXに飛んでいる可能性があるのに交信相手を国内に限定するような「CQホレ」は自分では打ちたいと思わないところが本音のところでもあります。

田中さん
近所に、一緒に練習ができる友達がいるのは貴重な財産ですよ。ぜひ、楽しみながら熟達者への道を進んでください。たまには私にも胸を貸してくださいね hi
ヨロタム・・・

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 5日 (金) 07時49分

齊藤さんの「簡潔な送信」という言葉から電信を始めた頃のことを思い出しました。

初心者はラバースタンプQSOから入ります。しばらく頑張って練習・交信を繰り返していると、オウム返しがだんだんうっとおしくなってくる自分に気がつきました。

相手から
7K1CPT DE・・・・・
QSL ALL COPI
TNX FER MY REPT 599 OK
UR QTH NERIMAKU OK
NAME YAMA SAN OK
UR RIG IC-726 PWR 10W OK
UR ANT GP OK
QSL VIA BURO OK
TNX FER FB QSO
HPE CUAGN 73
7K1CPT DE ・・・・・・
ありがちなファイナル送信ですが、相手からの新しい内容は一つも無かったりします。
この受信内容を遅い速度で打たれると、やはりつらくなることもありますね。

そう感じた時はもう初心者の域を飛びだす時期に来ているのかもしれません。相手の打ったことをオウム返しするのではなく、それに反応した内容を返事として返すように工夫すると交信がより一層楽しくなってくるかもしれません。

たとえば、
UR 10W SIG REAL S9 OVER
GUD JOB
とか
UR GP MULTIBAND ?
I HOPE TO QSO MANY BAND
とか。
こういう文章は日本語では思いつきますが、欧文ではとっさに思いつかないと思います。それではどうするか?
普段から、こう打たれたときにこう返してみよう。この内容を英文にするにはどういう文章になるか?ということをあらかじめ考えておくことが実際の交信になった時に役に立つようになります。


初心者のラバースタンプQSOを否定しているわけではありません。CWを始められた方は躊躇せずどんどんラバースタンプしてください。OMに胸を借りるということは、この内容にもお付き合いいただくということだと思います。そして、その胸を貸してくれた方に恩返しするには、ラバースタンプから脱却した自分の交信する姿を見せてあげることだと思います。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 5日 (金) 08時24分

う~む、
ここまではひどくありませんが、
時々オウム返しをしてしまうのですよね。
反省。。。。

投稿: JK1TCV/Kazu | 2010年3月 5日 (金) 10時01分

栗原さんは全然大丈夫でしょう。
送られた内容に反応して返事をしているわけですから、問題があることは全くないと思います。
ぜひ、胸を貸す側でたくさん交信してあげてください。

オウム返しを全否定しているわけではないです。CWを始めた頃にはだれでもやっていたことだと思います。カンペを見ながら必死になって間違えないように送信していたのも今となっては良い思い出です。

なにかのきっかけで一歩外へ踏み出すとどんどん世界が広がってきますね。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 5日 (金) 10時46分

いろいろなパターンがありますね。

送信が終わって受信に入ると、Rがまず聴こえる。
「オッ、全部了解だな・・」と思っていると、RSTを聞いてくる、名前を聞いてくる、QTHを聞いてくる、という例もあります。
R符号は100%の了解を意味するので、これを相手に送信したら、相手に再送信させるような質問は禁じ手だと思いますね。

山田さんの掲示板が交信術の勉強の場になりましたね。

投稿: JA1BVA 齊藤 | 2010年3月 7日 (日) 13時16分

齊藤さん こんにちは

「R」は受信時の癖のように打つ人もいますが、気をつけないといけませんね。

あと、名前だけ聞き逃したときに、BKでそこだけ聞き直しているのに、延々と続きを打ってくる人もいます。こちらが話すタイミングを無くされているようで、いざこちらの番になった時になにを打っていいのか整理できなくなる時もありましたね。

会話のキャッチボールになって無いなぁ・・・なんて。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年3月 8日 (月) 09時10分

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