8J1P/JD1
小笠原・母島からの運用が前日から始まっていて、信号が強力に入感しているとの話題を目にしていました。交信できるかなぁと思い戸田市の場所に行ってみると、土手の草刈り作業が進んでいるようでした。邪魔をしてはいけないのでその先まで進み、いつもの和光市の運用場所に来てみると平日にもかかわらず駐車中の車が多く、アンテナを張れそうにありませんでした。せっかく来たのでこのまま帰るのも残念だし、土手を一段下がったところで設営をすることにしました。高さは5mほど下がりますが仕方ありません。今日は13時がタイムリミットです。3時間の間に目的局と交信することができるか?
アンテナはダイポールのほかに50MHzのデルタループも設営しました。連日入感しているらしいXV1Xが聞こえないかなぁとちょっと期待して、50MHzはFT-817を接続して常時50.110をワッチ。K2でHFを回るというスタイルをやってみました。
まずは小笠原の8J1Pを探そうと前日にQRVしていた21.220MHzに周波数を合わせてみると、なにやら信号らしきものが聞こえます。なんと8J1P/JD1の信号でした。設営して電源を入れたらすぐに発見できてしまいました。PCが立ち上がるよりも早くです hihi
QRPの記念局なので躊躇することなく/QRP付きでコールすると、その/QRPを拾ってくれて優先的にコールが返ってきました。一発コールです hi ちょっと話したかったなぁとも思いましたが、ほかにも呼んでいる局が多くいたので、ショートQSOで失礼しました。でも、一局ずつ丁寧に名前を確認してQSOを重ねていらっしゃいました。コミュニケーションが大切ですね。
あっけなく目標の半分を達成してしまいました。50.110MHzは相変わらずノイズのみ。ダイヤルを回してみると8エリアの信号だけは良く聞こえます。平日でもあり、競合する相手が少ないせいかコールするとすぐにとってもらえる感じ。しばらく聞いてみると、交信している相手側の信号は全く入感してきません。この季節によくある感じです。こんな時はCQを出しても8エリアや6エリアとしか交信できません。その6や8がCQを出すほうにまわっているので、自分がCQを出すより呼びまわったほうがログが進みます。
コンディションが良いようなので28MHzや24MHzでCQも出してみますがまったくログが進みません。18MHzでやっと数局からコールしてもらえました。お昼ごろになって7MHzにQSY。記念局をコールした後、自分でもCQを出してみました。比較的よく来ている和光市ですのであまり呼ばれないかなぁとも思いましたが、けっこう呼んでいただけました。相手によってはショートチャットのような感じのQSOも含めて楽しむことができました。1st QSOの方にも3人に会うことができて予想外に楽しめました。
時間切れぎりぎりまで交信を楽しみ、アンテナを下げるまで50.110MHzを生かしたままK2を片づけたりダイポールをまとめたりしましたが、結局XV1Xの信号はおろかDXの信号を聞くこともなく完全撤収となりました。今日はDXのコンディションが良くならなかったかなぁ?まあ、こんなことのほうが多いですけどね。でも3時間の運用でしたが、自分なりに楽しむことができました。移動の甲斐がある運用でした。
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