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2010年6月20日 (日)

CQ誌

Cq  一日遅れで入手しました。今月の別冊付録はRTTY特集ですね。参考にしてたくさんの方が電波を出してきてくれると嬉しいですね。本体はこれから読み始めます。

6/22 追記

メインの特集はATUですね。みなさんお手軽運用に活用されている感じが印象的です。必要な長さのエレメントがあれば簡単に電波が出せるATUですが、意外なことに落とし穴に関して詳しく書いてある文面はあまりありません。特定の長さで、全てのバンドでチューニングが撮れたとしても、たとえば7MHzにうまく同調し90%ぐらいの効率で電波がでて、うまく交信できたとしても、ほかの全てのバンドが90%の効率で電波が出るわけではないということを認識しておくことは重要だと思います。50Wだして運用したとしても、バンドによっては効率が10%程度しか中空に電波が輻射しない場合も充分ありえます。この時にコンディションが悪いと思いこんでしまっては非常にもったいない。多くのバンドにQRVできる代わりに、アンテナの持つ最大の効率を犠牲にしているということを認識しながら使用するにはATUは充分価値ある附属品だと思います。

言いたいことは何かというと、移動運用で、ATUを使って100局も交信できた!と喜んでいたとしても、実は輻射効率の良いアンテナだったら200局交信できるコンディションだったのかもしれないということです。手軽にQRVできる半面、犠牲になっているものもあるということを認識して使用するべきだろうと思います。

JJ1VKL原岡さんの2ページ目あたりに大切なことが書いてありますが、意外と読み飛ばしてしまうのではないかと感じています。

記事を参考にして導入してみたが、思ったよりも成果が出なかったなどがあるかもしれません。そのときに工夫して電波を飛ばせるようにできる人は良いのですが、あきらめてしまう人もいたりするともったいないなぁと感じました。うまく成果を出せなかった場合にこうしてみるとよいなどの記事もあると良いのではないかと思いました。

「モールス通信バンザイ!」はJN1BBOさんの執筆ですね。CWを始めた頃の緊張感がよみがえるような記事だと思います。「私もやってみよう」と思ってくれる人がたくさん現れるといいなぁと思います。

私は1992年のCW免許取得でしたが、その頃は599-BKは無かったように思います。1局1局とのラバースタンプQSOで取得した相手のQSLが本当にうれしく、毎月首を長くしてJARLの転送封筒を待っていました。そのころにお相手をいただいた皆さんには感謝です。なにしろ一通りの情報交換が済むまで1交信に30分かかっていたことはしょっちゅうありました。スピードが遅かったですからね。遅い速度に付き合っていただいた人がいなければCWの楽しみは持続しなかったかもしれませんね。

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コメント

ご紹介ありがとうございます。
今は599BKが多いのでデビューしやすいと思います。一人でも始める人が出ると嬉しいのですが。

投稿: JN1BBO | 2010年6月22日 (火) 19時11分

時代と共に交信スタイルも変わるんですね。もっと無駄や間違いがたくさんあったほうが味があって面白そうなんですけど

投稿: JP7AAV | 2010年6月22日 (火) 21時43分

JN1BBOさん おはようございます。

執筆ご苦労様でした。いざ書いてみようと思うとなかなかきれいにまとめるのは難しいものですね。記事として掲載され、本として手にした時の感動も大きいのではないかと思います。

免許取得も簡単になり、CWの世界への扉も大きく開いていますから、たくさんの方に入ってきてほしいものですね。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年6月23日 (水) 06時53分

JP7AAVさん おはようございます。

たくさんの局がCWの世界に入りやすくなるという点では今の交信スタイルは悪くないと思います。599BKができるようになって、気持ちにすこし余裕が持てたら、そこから一歩踏み込んで交信内容を広げてみようとか、スマートなオペレーションができるようになろうとか、考え、そして練習していくことが、長続きしてCWをさらに楽しいものにしてくれると思います。

ショートQSSOを楽しんでいるときでも、パイルアップが大きく無ければちょっとひとこと付け加えてみようとか、名前が送られたら名前を返すとかの余裕を持って楽しめるようになりたいですね。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2010年6月23日 (水) 07時08分

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