« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月30日 (月)

今井さんの新刊

Jf1rnr  たくさんの刺激を与えてくれているJF1RNR今井さんの新刊が発売になり、入手できました。今まで読んだ本とはちょっと味付けが違う感じの、お勧めの一冊です。

 電子部品の基礎知識では、自作初心者に呼んでいただきたいアプローチで書かれています。「難しいことなんだからわかるまで何度でも読み返せ!」という感じではなく、部品の動作が自然にイメージできるような感じがしました。測定器も作ってしまうというアプローチ、ラジオの基本から実用になるステップまで、タイトルのとおり「作りながら理解する」という感じがいいですね。

 基本的な部分は、2SC1815・2SK241・LM386の3つの半導体で製作例を作っているところがなんとも言えずすごいと思います。本を読んで作ろうと思っても部品がそろわないということもしばしばありますが、このくらいでしたらそろえられるのではないかと思います。(2SK241は生産中止品らしいですが、まだまだ流通在庫があるでしょうから入手は難しくないと思います)

 もう少し涼しくなったら、この本を元にいろいろと作ってみたいと思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年8月29日 (日)

YJ0VK

Wako  YJ0VKバヌアツのDXペディションが始まっています。自分のDXCCリストを見ると20m~10mはCWでCFMされていますが、他のモードが皆無でした。このチームはSSBやデジタルでもアクティビティが高いようなので、とっておきたいところです。土曜日から夜シフトになっているので早起きができません。運用場所がとれるかどうか心配でしたがとりあえず出かけてみました。

 和光市の運用場所に行くと見覚えのある車にデルタループアンテナ。MACさんでした。6mの運用だけなのかな? 横に車を止めてご挨拶してみると、ハムランドコンテストに参加中でした。今日のコンテスト開催は全く考えていませんでした。隣でHFの運用を快諾いただき、さっそくアンテナの設営開始。バンドが違うとはいえちょっとエレメントが近寄りすぎたかなぁという感じもしました。迷惑をかけなかったかな?失礼しました。 実はカメラも忘れてしまい、MACさんの撮った写真も頂戴してしまいました。重ねてありがとうございました。

 さて、目的のYJ0VKですが、最初に24MHzを探して、すぐに21MHzにQSY。運用可能になってから10分という早さで発見しました。運用予定周波数が発表されているのでその近辺をワッチするだけで発見できるというのは便利でもあります。広い21MHzのSSB周波数でこの早さで発見できたことはWKDの可能性が格段にあがります。信号の存在を発見した時は周波数チェックしているような信号。そのうちオンフレで3局ほど交信。そしてUP-5指定。NAも同時に開けているようでしたが、5局目ぐらいで拾っていただけました。「7K1?」と返ってきたので、やった!とばかりに「7K1CPT CPT CPT CPT HOW COPY?」 しっかりとコールを確認していただけました。 それほどのパイルアップにはなっていませんでしたが、自分が交信してほどなくコールする局が急に多くなったようです。クラスターに載ったんだろうなぁ。帰宅してクラスターを見てみると、自分の次に交信した人がUPしたようです。危機一髪だったかな?

 その後、各バンドをワッチしてみましたが、DXの信号はあまり聞こえてきません。14MHzでロシアのコンテスト参加局の信号は聞こえていましたが、交換するナンバーをチェックしてきませんでした。MACさんが仕事で離れるまでの間、ログインしたのはバヌアツと超近距離交信1局だけです hi

 MACさんが撤収を始めた時にリグから離れてちょっとお話しできました。ついでに2eleデルタループの構造も拝見させていただきました。収納がしやすくコンパクトにまとめられており、いいアンテナです。真似して作ってみようかな・・・hi

 MACさんが運用場所を離れた後で、18MHzのPSKでYJ0VKを発見し交信することができました。DXCCではPSKもRTTYと同じ枠組みでカウントされます。これで2つのモードNEWが取れてしまいました。移動した甲斐がありました。余裕を持って仕事に出かけるための時間に設定している15時まで、国内を少し追っかけ。先日のハムフェアでKX9Xの通訳として壇上に上がられていた局も聞こえ、思わずコールしましたが、599-BKまっしぐらという感じだったので、ショートで失礼しました。その後DXはログインできず。10MHzでBand NEWとなるYJ0VKを発見したのですが、時間的に早いのか信号が強くならず、NA指定・EU指定・AF指定が繰り返され、チャンスがやってきません。もっとも、プリアンプを入れなければ自分のコールサインを打ち返されてもわからないような信号強度でしたので、こちらの信号は届かなかったでしょう。30分以上ワッチしていましたが時間切れで撤収となりました。

 短い時間ではありましたが一応の目的達成で終了することができました。

8/30 記

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年8月28日 (土)

ALL JA コンテスト結果発表

All_ja_reslut 4月に行われたALL JAコンテストの結果が発表されました。 電信電話QRP部門で2位となりました。この部門はけっこう穴場のような気もします。でもそのうち簡単には入賞できなくなるでしょうね。JARLのコンテストで賞状を頂いたことのあるのはALL JAだけなのですが、これで3回目の入賞となります。仕事があって6時間を残しての途中リタイヤ。でもなんとか2位に食い込むことができました。

 電信部門は激戦区ですね。こちらに参加していたら全く足元にも及ばない結果になっていたでしょう。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年8月24日 (火)

DX狙い

Toda  このところ夕方からのEU方面ががコンディションが良いらしいです。比較的早めに仕事が終わったので戸田市に出かけてアンテナを設営してみました。夕方から夜にかけての時間が自由になるのはあまり多くないので、DXのチャンスをつかめるといいなぁと期待してました。早く終わったと言っても設営を完了したのは18時を回っています。まだ日が落ちるのが遅いので写真のような明るさではあります。

 DXの信号が聞こえそうな18MHzからワッチを開始。平日ですから、バンド中にぎやかというわけにはいきませんが、ぽつりぽつり聞こえます。アジア側のロシア・ウクライナをログインし、日本の南側(PK94というとフィリピンあたりかなぁ?)を航行する/MM局と交信しました。(帰宅してQRZ.COMを見てみると、QRPerのようです)

 19時近くなるとレポートは悪いながらもフランスができました。そしてSSBでイタリーをWKD。だんだんEUが近くなってきたような感じです。SSBで交信した勢いで18MHzのSSB周波数をワッチしていると、VU2RBIの信号が聞こえ、JAとQSOを重ねています。まだパイルアップと言う感じではありませんが、インドのSSBは持っていませんでしたので、がんばってコール。運よく拾っていただけました。信号が強い相手にはQTHやハンドルを聞いてきますが、私の信号はちょっと弱かったかな?「QSL Direct please」でした。ナマステ~とお礼を言った直後に何局も呼ぶ声が聞こえます。後で聞いたら私がログインした直後にどなたかがクラスターにアップしたようです。滑り込みセーフだったみたい。この局はインドの津波災害のときにアマチュア無線で災害用の無線連絡に貢献したことで、VU4のDXペディションを許され、VU7でハムのイベントを開催することができた人だったと思います。私の耳が悪いのかもしれませんが、どうも女の人の声には聞こえませんでしたが、中には88を送っている人もいましたね hi

 運用を開始して2時間しかたっていませんが、西の空が光り始めました。どうも雷のようです。急いでアンテナを下し伸縮ポールを縮めて同軸ケーブルをリグから外しました。なにもできないでいると間が持てなくなります。居眠りをしてしまいましたが、2時間ほど過ぎてしまったようです。EUのコンディションが開けてきたのに残念。目が覚めて、もう撤収しようかと考えたのですが、最後にもう一度だけバンドのコンディションを聞いてみようと思いアンテナを上げてみるとまだコンディションは下がっていない感じでした。

 イタリアの別エンテティのサルディニアをWKD。そしてアゼルバイジャン・ヨーロッパロシア・ブルガリア・オーストリアなどけっこう飛んでくれました。サルディニアは少し前にDXペディションがあったところです。何日もかけてやっと1交信できてDXCCのオールバンドNEWを喜んだところですが、この日は18MHzで2局、14MHzで1局、合計3局も交信できてしまいました。めぐりあわせが良いとこんなもんですね。

 日付も変わってだいぶ遅くなったので撤収して帰路につきました。平日ですが楽しめました。オールバンドNEWにはめぐり合えませんでしたが、バンドNEWやモードNEWを3つほど穴埋めすることができました。

8/25 記

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年8月23日 (月)

CQ Parrot

Cq  ハムフェアのA1クラブで頒布されたCQオウムをさっそく作ってみました。パーツ数は少なく組み立ては簡単でした。バグキーを使ってメモリーに録音し再生してみると、打ち間違いも含めて再生してくれます hi

 動作チェックもOKとなったので、活用したいところですね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年8月22日 (日)

ハムフェア 最終日

 ビール漬けの翌日は寝坊するかなぁとも思いましたが、予想外に早く目が覚めてしまいました。出展者開場の9時を待つほどの時間に到着するとは思いませんでした hi

 QRPの里ブースのお茶と氷をもってブースの準備を行います。思ったよりも体調が良いようです。 hi  一般開場してからはあちこちを歩き回ったり、QRPの里でたくさんの方とアイボールを楽しんだりできました。お会いできたみなさん、楽しい時間をありがとうございました。一つ一つ回れずにご挨拶できずに終わってしまったところもありました。SRI

 持って行ったVX-8の購入後1年近く経っての初交信は会場内で運用していた記念局になりました。8J1YUMEが最初でその次が8N1Sだったかな。ハムフェア記念局の8J1Aを発見しコールした時にバッテリーが落ちてしまいました。ちゃんと充電しておかなければいけませんね。準備不足です。KAZUさんのVX-8のバッテリーをお借りして再度コールして交信できました。記念局opの方にはお手数をおかけしました。1.9MHzの近距離QSO大会が始まるそうで、見に行ってみました。会場内でトップバンドのQSO大会が始まってしまいました。結構電波を出す人がいてパイルアップが楽しそうでした。今年は荷物を減らす目的でVX-8しか持っていかなかったので、来年はマルチバンドのリグを準備しておきたいなぁと思いました。

01 ブースを回っていてパッチンコアを購入。1つ¥100で3つ購入しました。

財布の中身が残っていたら買おうかなぁと思っていたもの。Paddle そしてTateGHDのキット電鍵は昨年欲しいと思っていたものでした。両方買うから安くして! ハムフェア特価なのにさらに安くしてしまいました。悪い子ですね hi 氏家さんありがとうございました。 こちらは後日郵送になるのですぐに組み立てというわけにはいきません。到着するのが楽しみです。高いものは持っていませんが、気がつけばGHDブランドのキーは4つ目になってしまいました。一人で一度に打てるのは一つだけなのに新しい電鍵を買ってしまうのはある意味病気かもしれませんね。 hihi

Ja1yuc KAZUさんにJAA1YUC/6宇治群島のQSLをあずかっていただいていました。IOTAの珍しいところだったそうで、早々にCFMできました。

ブース撤収後は例年通り会場の外で打ち上げ、そして新橋に流れて2次会?結局最後までアルコール漬けのハムフェアとなりました hi たくさんのアイボールと楽しい時間をありがとうございました。 ハムフェアが終わると夏の終わりという雰囲気になるかな? これから少しずつ涼しくなって移動運用もやりやすくなります。お空でもよろしくお願いします。

8/23 記

 

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2010年8月21日 (土)

ハムフェア 初日

 土曜日のハムフェア初日ですが、法事と重なってしまい朝から参加とはなりませんでした。電車の経路が思ったよりも良かったようで、予想より早くハムフェア会場に着きましたが、16時少し前でした。残りの時間で見て回ることにしましたがお酒も入っていたことでクラブブースの販売品を物色するのも集中力が起きず、ちょっと巡回するだけとなりました。まあ、日曜は終日会場にいられるので顔を出しただけでもいいかなぁという感じです。

Xu7avo 会場入りする前にMASUMIさんが訪ねてきてくれたそうで、QRPの里ブースでQSLを預かっていただけました。直接お会いしてカンボジアのお話など聞けたら良かったなぁと思いますが、不在で失礼しました。 クリスマス島のときも探して呼びますので、次回のDXバケーションでもよろしくお願いします。

02  A1クラブの今年のキットは縦振り・バグキー用のメッセージメモリーキーヤーです。売り切れになると困るので、KAZUさんに先に買っておいてもらいました。結果的には多少余裕が合って2日目の終了時点で余ったものは通販でハムフェアに参加できなかった方にまわるようです。パドルでの打ち込みができるものは多いですが、縦のキーイングをメモリーしてくれるものは珍しいのではないかと思います。¥2500でした。

03  業務用の送信回路に使われていたらしい頑丈なコイルです。無料提供品でMASAさんがもらって来てくれました。何ができるかはまだ考えていませんが、活用できるといいなぁと思います。¥0

 会場に足を運んだ理由はQRPの懇親会に参加するためということもありました。ハムフェア終了後、新橋に移動して宴会開始。今日はお昼からアルコールが抜けません hi 1年ぶりの方、かなり久しぶりに方ともお話ができ楽しめました。例によって写真を撮り忘れています。 1次会は2時間半の予約でしたが(空いていたせいか)1時間もオーバーして楽しめました。荷物置き場にしていただいたとなりのスペースのおかげで、座席移動も容易になり、たくさんの方とお話ができる雰囲気になったようです。

 2次会はあちこちに分散して行われたようです。カラオケに行くグループ、ホテルで部屋飲みのグループ、私もそのうちの一つに入って遅くまで宴を楽しみました。結局終電近くで帰ることになりました。 ほとんど一日中ビール漬けの一日だったような気がします hi

8/23 記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月20日 (金)

ハムフェア ブース設営

 ハムフェアのブース設営日です。DXCCのフィールドチェックが終わった後にビッグサイトへ向かいました。

Big_sight1 1時間ほど早く着いたので、屋上へ向かいました。VCHアンテナを使って7MHzにQRVしてみました。

Big_sight2  30分ほど電波を出して5局の方と交信できました。平日でもありますし、3WのQRPですし、満足な交信だったと思います。QSBもあり、こちらの信号が聞き取りにくそうだなぁという感じもありました。でも、4エリアや7エリアともQSOできています。

Qrp_no_sato  お隣のQRPクラブブースの設営スタッフにもお手伝いいただき無事完成しました。皆さんのご来訪をお待ちしております。いつものようにお茶のサービスはセルフサービスです。楽しい時間をお過ごしください。

私は残念ながら土曜日は所用がありますのでブースに顔を出しませんが、日曜日にはハムフェアを存分に楽しむつもりでおります。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

DXCC 申請

 ハムフェアの設営の前にJARLに立ち寄ってDXCCの申請を行ってきました。今回は11時少し前に到着しましたが、申請をされている方はおらず(熱心な方は終わっていたのかもしれません)到着後すぐにQSLチェックに入ることができました。懸念していたT32の24MHzも無事通過しました。

 どのチェッカーさんでも良いですよとの言葉に、真っ先に指名させていただいたのはARRLから来ているKX9Xでした hi せっかく来日していただいているのだからコミュニケーションを取りたいところです。

 QSLチェックの合間に、「全部QRPで得たQSLなんですよ」と言ったら、反応がありました。KX9XもQRPerだったのです。FT-817を愛用していて、アンテナを含めたトータル重量が3kgしかないんだと話してくれました。ipodを使って画像データも一緒に見せてくれます。U-tubeにUPした自分のフィールドディの移動運用のvideoも見せてくれて、初対面とは思えないコミュニケーションです。

 そのうち、あちらのほうからスケジュールQSOを申し込んできました。コンディションが良いのはどんな時間帯だろうな、メールアドレスを聞かれたので、そのうちチャレンジしてみるかもしれません。なんといっても東海岸ですから、チャンスはそう長くは続かないかもしれません。私の移動運用のメインはダイポールアンテナです。うまく予定ができたらかすみがうらの友人のアンテナを借りてでもスケジュールQSOを成功させたいねといったら、それではこちらもW1AWのアンテナを借りてJAにビームを向けるよ・・・だって hi さすがARRL職員ですね。

 アメリカ東海岸と2way QRPのスケジュールがうまく成功するかどうかはわかりませんが、トライしてみたいところですね。

 KX9Xは日曜の13時に講演があるそうです。かならず見に行くよと言って、ビッグサイトへ向かいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月16日 (月)

XU7ATM RTTY

Xu7atm  先日、大宮区移動で交信したXU7ATM/RTTYですが、オンラインログにヒットしました。カンボジアのRTTYは私のDXCCのモードNEWとなりました。

 今、幾つぐらいになっているかな? 細かく数字を出していないんですが、ハムフェアのDXCC申請も今週に迫ってきて、RTTYとSSBのモードNEWを中心に申請書を作りましたので、年末ごろにクレジットスリップが届くのが楽しみです。もっとも、まだどちらのモードも100までは届かず、NEWアワードの申請はまだまだ先になるでしょう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

A1 クラブ コンテスト 結果発表

 6月に行われたA1クラブコンテストの結果が発表されました。

http://a1club.net/test/Result/2010A1CLUB/kekka/A1C.htm

A1_club_contest2  7MHz部門で第1位となりました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。今回は、開催時間フルに参加できましたので、自分なりに頑張った結果でもあり、うれしいですね。

 このコンテストは7MHz部門と7/14MHz(2バンド)部門の2種類がありますが、7/14MHz部門に参加している方の中には、14MHzの交信を除いた7MHzだけの得点で私を上回っている方が2人おります。参加部門選定に運があったのかもしれません。ただ、送信電力による部門分けは無く、逆に50Wまでの出力限定のコンテストでもありますので、あえて5Wの出力で参加して、50W運用局を抑えての第1位はうれしい気分ではあります。

 エントリーログをPCでクロスチェックして交信の正確さを細かくチェックするコンテストです。申告した得点よりはすこし得点が下がっていて、1交信が引かれていました。コンテスト中に別のナンバーを送ってきた方がいたので、「NR is your CW lisence year  hw?」と打って正しいナンバーをいただいたのですが、相手局はログを提出していなかったのかもしれません。

 コンテスト中にいただいた別ナンバーの交信はログから削除してエントリーしました。コンディションが良い時期の別コンテストとの開催時間の重なりはある程度仕方ないのかもしれません。

 コンテストを最大に楽しむにはやはりマルチバンド参加だと考えています。コンディションを予想して時間別に運用するバンドを選択したり、いろいろと戦略を考えて参加することができるので面白いのですが、そうなってくるとやはり5Wと50Wとの出力差がどうしようもない差となって結果に出てくるような気がします。来年はどうしようか? もっとも、開催日に自由な時間ができるかどうかが最大のカギとなります。

 A1クラブのコンテストは秋に縦振りオンリーのコンテストがあります。こちらも参加できるといいなぁと思います。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010年8月14日 (土)

FT-301

01  以前、近所のOMから頂いたFT-301です。前回の変更申請のときに追加で登録していたもので、いつでも電波を出すことができますが、10W機のためオプションが全くありませんでした。とりあえずCWフィルターは入れておきたいと思い、インラジでフィルターを手に入れておきましたが、今日組み込んでみました。

02  ふたを開けるとこんな感じです。

03  ユニット式の基板が入れられているところの真ん中にフィルターユニットがあります。

04 フルノーマルの状態ではSSBフィルターしかついていません。

05 ここにCWフィルターを取り付けます。真ん中の空いている部分はAMフィルターが入りますが、こちらは使わないと思うので追加購入はしませんでした。

06 裏側でねじ止めしてハンダ付け。SSBフィルターを使ってCWが聞こえるようにするために取り付けてあったジャンパー線をはずしてユニットを本体に戻します。

07 蓋をしようとしたときにSPの接続コネクターをつなぐケーブルがボロッととれてしまいました。コネクタを再利用しようとしたのですがハンダがのらず、手持ちの適当なコネクターを探しましたが良いものが見つからず、結局アンテナように買い置きがあったギボシ端子でとりつけてしまいました hi

 一応うまくできたようです。着手する前とはセットノイズがちょっと音質が違うように感じるのはCWフィルターが聞いているのかもしれませんね。実際にアンテナを接続していないので、移動の際に持って行って聞いてみたいと思います。

 さて、送信に関してですが、VOXがオプションとなっているフルノーマル機では、MOXに切り替えて送信状態にしてからキーイングする必要があります。(VOXオプション基板は3枚目の写真の一番右側に入ります)また、サイドトーン回路もVOX基板に入っているため、このままではパドルなどは使えません。縦振りではなんとか符号になりますが、さすがにサイドトーン無しでパドルキーイングはできないですね。

 この手のオプション基板は運よくめぐり合わなければ手に入れることはできないでしょうね。サイドトーンを鳴らすことと、MIC端子に接続してPTTのセミブレークインを制御するような外部コントロールユニットを作ろうかと考えています。

 実際に電波を出せるようになるのはいつになるかな?

   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月12日 (木)

WAKU移動-7 さいたま市大宮区

Oomiya2  お盆休みが始まりましたのでお空のほうはにぎやかになるかな? 今日はさいたま市大宮区に行きました。WAKU移動も今のところさいたま市ばかりです。いい場所は無いかな?と走り回っていましたが、結局以前運用を行った西区との境にある場所になりました。

 日本海側を走る台風の影響が出ているようで、不規則な風が立木を揺らしています。伸縮ポールはいつもより一段低い8mhに伸ばしました。ときおり雨がぱらついたり、雲の隙間から日がさしてきたりで不安定な天候でした。晴れているときは車のドアを開けて風を取りこんで過ごしやすいのですが、雨がぱらついてくるとドアを閉めてしまいますので、一気に蒸し暑くなります。耐えられずに車のエンジンを掛けてクーラーを入れてしまった時間もありました。

 運用は7MHz-SSBから行いました。日ごろのアクティビティの低さから1st QSOの方が多いです。8割以上は初めての交信だったような気がします。10年ぶりにお会いした方もいて、なかなか楽しいQSOになりますね。その後CW・RTTYの運用も行いました。ハイバンドを回っているときにXU7のRTTYと交信できました。モードNEWです。

 日が落ちてからまだ粘るかどうしようか考えましたが、結局3.5MHzのアンテナを追加してQRVしました。SSBは数局でしたが、CWはけっこう呼ばれて楽しめました。RTTYは聞いている方が少ない時間だったのか、残念ながらゼロ交信となりました。180交信ぐらいをログインすることができました。JAIAアワードの集計をしていますが、1カ月終了した時点で1700ポイントぐらいです。交信は1000交信ぐらい。このペースだと、残り半月で最高位の3000ポイントは難しそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月 8日 (日)

フィールドディコンテスト

Shiki  フィールドディコンテストは志木市移動で参加しました。 と言っても、土曜日の開始時間には仕事中でした。帰宅も遅く、夜中に移動するパワーも無いので、しっかり寝てから朝出発です。志木市の秋が瀬は夜中は走行禁止になりゲートが閉まるので、日中の移動と言うことで行ってみましたが、すでに何箇所かアンテナが設営できる場所は釣り客が場所を取っていたり、バイクの練習をしている人がいたりで、うまく設営できる場所がありません。いままで設営したことの無い場所にアンテナの設営をしました。野球場の駐車スペースの一番奥になりますが、(めったにないと思いますが)ライト方向への場外大ファールがあったりすると飛球が直撃する可能性もゼロではないかな? 場所が空いていれば他の場所を優先していたところですね。また、写真ではわかりにくいですが、ダイポールのバンドチェンジが木に引っ掛かってうまくいきません。思い通りにQSYできないので、結果的にはQSYタイミングもうまくできませんでした。3.5MHzも捨ててしまっているので、結果的にはぼろぼろでしたが、まあ、参加できたと言うだけで良かったのかなぁという感じです。

 HFはギボシ接続ダイポールで行いました。50MHzはデルタループ、144/430はAWXというスタイルです。リグはHF用にK2、50~430はFT-817を接続しています。FT-817はバンドによって前面のBNCコネクタと裏面のMコネクタを選択できますので、アンテナ同軸の接続を変える必要が無くなるので便利です。CQを出して呼ばれる立場になった時には、K3よりもK2のほうが聞き分けやすい様な気がしていますので、今回はK3の出番はありませんでした。

 結果的に見れば、215交信というリザルトになります。QSYしにくいところもあって7MHzでの運用が長引きました。隙間に50MHz~430MHzを回ります。お昼前に7MHzが空いてきたような気がして、もしかしたら・・・28MHzにQSYしてみると、多少オープンしているようです。ちょっと気がつくのが遅かったかもしれませんが、多少は遠方のマルチをプラスすることができました。21MHzに移るとすでにコンディションは落ち気味?28MHzよりも良い感じがしません。やっぱりタイミングをはずしてしまったかもしれません。夜中のうちに7MHzである程度ログを進めていれば躊躇することなくQSYできますが、まだ7MHzでログが進みそうだと思ってしまうとオープンのタイミングをはずすとなかなかログが進まないハイバンドに移りにくいのかもしれません。

 50MHz/144MHzではSSB、430MHzではFMでも交信しようと思っていましたが、SSBでは車のエンジンを切らなければノイズが高くて聞き取りにくくなります。FMは、ひところの大票田というイメージが感じられず、ほんの数局をログインしただけというお粗末な結果となっています。アンテナがあまり良くないですから仕方ないかもしれませんが、平地でのUHFというのはあまりあてにはできないという感じがします。土日連休でコンテストに参加できるようなことはほとんど無理だと思います。

 コンテスト終了時間に撤収を開始。ぎりぎりまで運用して、DXの入感も期待したいところですが、その後の予定があるので余裕を持って帰宅しなければいけません。帰宅して余裕の時間に休憩して、日曜の仕事に出発しました。

 密かに、JAIAのボーナス局になるための条件に向けてログを進めていましたが、期間の半分を過ぎた時点で1500ポイントまでしか到達していません。これから交信済みの局も増えてきますので、ポイントUPの可能性は減ってきます。DXのコンテストもログの進みが良さそうなものがありませんので、3000ポイントを超えることは難しいかもしれません。かなり難関なアワードだと痛感しています。

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年8月 7日 (土)

新着QSL

 T32のIOTA-DXペディションのQSLが早くも到着しました。

T32ci T32miT32siT32vi

 IOTAのNEWになる島を短期間に4つも回ってくれたチームの皆さんに感謝です。IOTAはバンドやモードの特記は無く、1交信クレジットされればOKなので、マス埋めのような交信は避けて(短い運用期間の中で)多くの人にチャンスを与えるのがマナーとされているようです。DXペディション局のミスコピーの可能性を考えて2~3交信でやめておくのが良いみたいですね。MI・SI・VIは一応マナーにのっとって交信できました。でもスタートのCIだけは5交信させてもらっています。

T32ci3最初の2交信で安心ではありますが、3つ目からの21MHz・28MHz・24MHzは自分のDXCCでT32がバンドNEWだったのです。自分にとっては3つのマスが一気に埋まってしまったのですからうれしいことではありますが、チャンスの少なかったIOTAチェイサーには非難される交信になってしまうのかな?

一つ心配なことがあります。24MHzの交信は欄外に記入されているため、年月とレポートが無いと判断された場合DXCCに無効な交信になってしまうのではないかと思いました。WEBの指示どおり、カードが追加になる可能性を考えてグリーンスタンプを多めに入れておいたのですが、この欄外の交信のためにQSL一枚を追加してはくれなかったようです。他の3島で24MHzができていれば不安は無かったのですけどね。なるべく早く結果を知りたいので、今年のハムフェアでのDXCC申請に持っていくことにして申請書を書き変えました。DXCCに有効とされるかどうかは、半月先の結果待ちではあります。

V63tr SASEを送ってから2年もたってしまいましたが、V63TRをやっとCFMできました。V63って難しいの?と言われそうですが、首を長くして待っていたのには理由があります。

V63tr3  そう、トップバンドの交信が含まれていたのです。無茶なチャレンジと言われるかもしれませんが、QRP/5Wでのトップバンドの交信は自分にとって貴重なQSOでした。やっと届いた・・・というよりは、忘れかけていた・・・というほうがあっているかもしれません。hi

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年8月 6日 (金)

WAKU移動-6 さいたま市中央区

Chyuuouku  前日に下見をしたさいたま市中央区に行ってきました。仕事が夕方からだったのですが、朝早く起きてしまい、なんとなく出かけてしまいました。与野公園の駐車場です。駐車場の中なので、伸縮ポールを立てて大げさに運用するわけにもいきません。今日もMBL-Vで運用です。

 お昼の13時をタイムリミットに設定しました。でも、かなり余裕のある時間です。時間があまり余裕がないことでアンテナの変更がめんどうなので、7MHzのみで運用するつもりでした。

 どうもQSBが大きく、CWで1回コールされる間にも信号強度が変わってしまうようなちょっと心配なコンディションです。中央区のハイバンドをリクエストされてしまいましたが、そんなわけで、お断りしてしまいました。次回に行くときはハイバンドを中心に考えます。

 CWが中心となりましたが、SSBも少し。ちょっと相手が聞き取りにくい感じもあるようです。数日前から急にコンディションが不安定になっているようです。せっかく来たのに残念です。

 運用途中に1台のワゴンと白バイの警察官が駐車場に入ってきました。表の通りで違反で捕まってしまったようです。かわいそうに・・・。その白バイ警官が切符を切った後にこちらに来るかなぁなんて思いましたが、ヘルメットをかぶって行ってしまいました。6mの釣竿を車に取り付けているので、道路交通法違反だ!と言ってくるかなぁとも思いましたが、走行しているわけではないので現行犯というわけにはいかないのでしょうね。もちろんこのアンテナは走るときにははずします。付けて走ったらすぐに折れてしまうでしょう hi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月 5日 (木)

WAKU移動-5 さいたま市北区

Kitaku  WAKU移動というタイトルをつけるのも久しぶりのような気もします。 さいたま市のMBL-Vで運用できそうな場所を探して2か所ほど下見し、北区まで来ました。この付近でダイポールを設営できそうな場所が見つけられるかと思ったのですが、予想外の地形でした。16時ごろになってしまいましたが、せっかく来たのでMBL-Vをセットし運用してみました。平日でもあり、比較的散発的にしか呼ばれませんでしたが、時間が遅くなるごとにだんだん呼ばれ始め、結局80局ほど交信していただきました。このアンテナでこれだけできれば充分かもしれません。

 やはり7MHzがたくさんいますね。でもスキップ気味やQSBが大きい時間帯もあり、コールされている間にコンディションが変化しているのがわかる時もあります。こんな時は17字程度のQRSだと、コールサインが打ち終わるまえに弱くなってしまう場合もあります。あまりCHATには向かないコンディションかもしれません。HLからも1局呼んでいただけました。また、サンディエゴのN6TIさんは正真正銘の599で強力な信号をこのモービルアンテナに送り込んできました。さすがです。

 3.5MHzは夏場のせいかあまり聞いている方もいらっしゃらないのかなぁという気もします。交信局数は少なかったですがそれなりにガツンと入感する局もあり、辞めようか続けようか迷う状態でもありました。

8/6 記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »