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2010年11月28日 (日)

CQ-WW-CW 2日目

 仕事が早めに終わったので、前日の運用場所へ車を走らせました。アンテナを設営している姿も無くひと安心。同じ場所ですが昨日とは違う方向に向けてダイポールアンテナを設営しました。W-AS向けと言った感じです。

 スタートが17時半でしたので、ハイバンドは諦め気分で7MHzからスタートしました。NA方向にアンテナが向いていることで、昨夜よりWの入感が多いような気がします。ログを進めているうちにZF1Aの信号が強く聞こえてきました。でもパイルアップで順番が回ってきません。コンディションが持続するのを期待して周波数をメモに残し他を回ります。ZK2Aも聞こえていますが届かず。FO8RZはなんとかコピーしてもらえました。ZL8Xもパイルアップでしたが、OPがすごい勢いで交信を重ねています。コンディションが持続すればそのうちできるかもしれません。バンドを一周してきて先ほどの周波数をワッチするとZL8XがUP指定でCQを出しています。コールしたら一発で取ってもらえました。ZL8Rで交信済みのバンドですが、今回の運用では初バンドでした。コンテストでは7-14-21-28の4バンド交信できてしまいました。

 そしてこの日の大ホームラン。ZF1Aのコンディションが持続してくれていて、やっと交信することができました。オールバンドNEWを捕まえることができました。かなりうれしい交信となりました。夕方から出かけてきた甲斐があったという感じです。

 その後、3.5MHzで局数を拾います。Wの他にKH2、KH0、KL7、あたりが交信できました。実は昨日7MHzでサイパンが聞こえていたので3.5MHzで交信できることを期待していましたが、やっと聞こえてきました。距離的には交信可能な場所ではありますが、なぜか80mが抜けていて交信したかった。160mが交信できているのに80mがまだだったのです。このバンドNEWを捕まえることができて、KH0は160m~10mの全てを埋めることができました。比較的簡単に思える場所ですが、全てQRP-5Wでの交信ですから、達成感があります。

 7MHzに戻ってみると中米方向までコンディションが上がってきているみたいです。TI5Nの信号が聞こえていて、届くかなぁ?と思いながらコールしてみると反応がありました。これもバンドNEWとなりうれしい交信となりました。EU方面はヨーロッパロシアのZONE-16までは取れました。スーパーステーションのOH8Xが強力に入感していながらも全く反応が無く、EUはちょっと難しいかな?と感じてしまい終了することにしました。4時間の運用で34局追加して174交信で終了しました。月曜の朝も運用することができますが、起きられないかな?という感じがします。(というか起きられませんでした) 21時半に撤収を開始し帰路につきました。夜の撤収がちょっと寒く感じられました。WW-CWが終わるともう冬だなぁという感じがします。

11/29  記

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2010年11月27日 (土)

CQ-WW-CW 初日

 土曜日がお休みになって、朝からコンテストに参加できることになりましたが、前日の帰宅が遅く、目が覚めても身体が起きてくれないような感じでした。なんとか出発して戸田市にアンテナを設営完了したのはコンテスト開始時間を少し回ったころでした。アンテナはいつものダイポールアンテナです。パイルアップになれば順番待ちは必須ですからあまり焦ってやることも無いかな? 聞こえる局を順番にコールしていってNEWが取れたらいいなぁという感じです。

 最初は21MHzから始めました。コンディションが良いことを期待して・・・。Wを2局交信した後に発見したのはZL7でした。バンドNEWになります。まだパイルアップになっていないときに見つけられたようで、それほど待たずに交信することができました。ZK2Aもコンテスト参加していて交信できました。日本から東側が入感していて、西側はまだ早いという感じでしょうか。ブラジルのビッグガンにも拾っていただけました。あとはいつも通りの入感状態でした。

 特異なオープンを期待して28MHzを聞いてみるも、KH2、KH0の2局のみ。向こうではオープンしているJA相手にログを進めることができているのかな? 早々に14MHzにQSY。交信したことのあるエンテティばかりでしたが、まあまあ安定したバンドという感じです。Wがスキップ気味でその先のアルゼンチンなどが良く聞こえていました。ロシアは最近プリフィックス1文字+数字の局が多くなてきましたね。やはりコールサインは短いほうが使いやすいという感じでしょうか? 発給されていることは知っていましたが、「UB」というプリフィックスの局と初めて交信しました。サフィックスを含めて地域によって決まっている文字があるので、「UA」が売り切れになった地域もあるのかもしれませんね。 通常交信でWKD済みのZL8Xもコンテストのマルチに重要なのでQSOしておきました。

 午後は14~28をぐるぐる回って局数を伸ばします。聞こえている局は片っ端から呼んで回って、反応が無い局はさらにコンディション上yすするのを期待して後回しと言う感じです。15時近くなって14MHzがEU方面に伸びてきました。もっとも耳の良いビッグガンに拾ってもらっている感じです。そんな中で大ホームランがありました。ZA3HAアルバニアはオールバンドNEWです。まだ、パイルになっているわけでもなく、比較的簡単に交信することができました。ダイヤルを回しているうちにうまく出くわした感じでしょう。ラッキーです。

 17時近くなって、このままハイバンドでEU方面を期待するか7MHzに降りるか?判断の難しいところですが、とりあえず7MHzを聞いてみることにしました。オセアニアの交信しやすい地域を少し、Wのビッグガンにも少し拾ってもらい、14MHzに戻ってみると思いのほかバンドが閑散としています。ハイバンドのクローズが早い感じだったのかもしれません。その後は3.5と7を行ったり来たりしてログを進めました。目新しいところは取れませんでした。 7MHzで聞こえていたHK1NとZK2Aが交信できなかったのが残念でした。

 翌日は仕事が早く、20時30分に終了を決めリグのスイッチを切りました。初日の交信局数は140交信ほど。日曜日に早く終わるようであれば再度チャレンジするという感じで帰路につきました。

 コンテストの最中に寄り道した18MHzでZL8XのRTTYをWKDすることができました。20Wで交信してしまったRTTYを5Wで交信することができて、DXCCの穴埋めが5Wでできました。バンドでは80m~10m、モードではCW-SSB-RTTYの3モードを埋めることができます。実際は24MHzでも発見したのですが交信できず。18MHzに降りてきてRTTYが2局同時に聞こえていたのがびっくりでした。

11/29 記

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7K1CPT/QRO

 某OMの好意で設備共用の許可をいただき、1KWの免許を取ることができました。もっとも、いつも使えると言うわけではありませんが、遊びに行ったときに運用させてもらえるという感じで、普段は相変わらずのQRP運用が続くと思います。

 1KW局を開設する動機になったのは、以前太平洋岸に1.8MHzのダイポールを張ってトップバンドコンテストに参加した時に、メキシコの信号がS-9で強力に入感していた時でした。私が聞こえているのですから当然JAの他の局にも聞こえています。もちろんパイルアップになっているわけですが、メキシコの局はJAの信号をピックアップできず、CQを連発しています。おそらくは1KWで呼んでいる局も少なくないであろう状態をしばらくワッチしていて(QRPでは無理だろうと呼びもしませんでした)この状態で50W出しても焼け石に水だろうなぁ、一体どれだけ出力を出せばメキシコまで160mの信号が届くのだろう? そんなことを考えていました。

 各種記念局の運用でお世話になっている某局から許可をいただいて1KW局の開設に動き始めました。最初は自分のほとんど役に立っていない「移動しない局」の設置場所と設備を変更して免許状を取得するつもりで申請を出したのが8月末。1カ月ほどたって申請書が送り返されてきました。申請手続きとしては設置場所の変更と設備の変更を同時に行うと落成検査が伴いますとのことでした。設備共用なのに落成検査? なんだか納得できません。設備共用を行うには、まず最初にその場所に設置場所の変更をして、そのうえで設備の変更を行うという2重の申請を行う必要があるということのようです。そして、設置場所の変更を行うには保証認定が必要になる。もともと認定されているリグで設置場所を変更するだけで保証認定が必要になり認定料3000円が徴収されてしまいます。なんだかなっときできないなぁという気持ちもありましたが、TSSのHPで確認してみるとそのとおりに書かれています。

 そんな時、電子申請で開局申請すると申請手数料が2900円であることを知りました。もっとも電波利用料を考えると多少は高くなりますが、保証認定という手段を取らなくても申請が可能ということで申請期間が短くなる可能性があります。そちらでやってみることにしました。

 ここで問題になったのが、手持ちの送信機は全て既存の無線局で登録してあって空きが無いこと。技適のリグをそれほど持っていなくて、さらに登録から外すのには時間がかかるかもしれないと思い、以前から欲しいと思っていたIC-911Dをこの機会に購入して1KW局のベースとなる申請に使用することにしました。IC-911Dは変更申請が終了した時点で未登録リグとなりますので、後日1200MHzユニットを追加した状態で移動局のラインアップに加えることになります。

 技適リグで電子申請による開局は比較的すんなりと進みました。他人の土地に設備を開局するために必要な土地使用許可書は免許状返送用封筒と一緒に送付しました。開局申請が終わり免許を受け取ったらその日のうちに設備共用の変更申請を郵送で送りました。電子申請で必要書類を別送という手段もあったかもしれませんが、二度手間になるので郵送で一括変更申請です。こんどはすんなり申請が通り免許状を受け取ることができました。

 私の壮大な計画はこんな感じでした。実際に運用をするためにはスケジュールの調整も必要になりなかなかQROで運用する機会は少ないかもしれません。直近のWW-160mは私のほうが仕事が入っていてNGでした。160m以外でも、信号が弱いためにショートQSOで終わってしまうような交信がラグチューに発展する可能性はあるかもしれませんね。「QROで運用してノイズレベルすれすれのQRP信号を拾う苦労も味わってみなさい」という言葉も、ありましたが、そんな苦労を体感することでQRP呼ぶ側にまわっているときのオペレーションも変わってくるのかもしれませんね。できることの範囲が広がったということもあり、設備共用を許可していただいたOMには感謝です。

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2010年11月23日 (火)

東京UHFコンテスト

 東京UHFコンテストに参加しました。夕方から仕事に出かけなければいけないので、移動するために時間を使うのが惜しくて、homeから出てみました。

Uhf  設備はFT-817で出力5Wです。とくにQRPの部門があるわけではないのですが、QRPでの参加です。アンテナは7mhの屋根に取り付けたモービルホイップ。あまり良い設備ではありませんが都内局ですから多少は呼んでもらえるかなぁと思いましたが、信号が弱いせいかあまり呼んでもらえるコンテストにはなりませんでした。

 一応最後まで走りきって、呼びまわりを中心に104交信をログインできました。モードはCWとFMを使いましたがSSBは聞きに行きませんでした。1st-QSOの方もちらほら居て、参加して良かったと思います。見晴らしの良い高地に行って無線を楽しみたいところですが、時間の制約があってなかなか出かけられませんね。とくに土日は仕事になる可能性が高いので、なかなかコンテストにフル参加というわけにはいきません、でも今年の東京UHFコンテストは6時間走りきることができました。交信いただいた皆さんありがとうございました。ログは交信後にe-mailで送っておきました。QSLは全ての交信分をJARLへ送ります。

11/24 記

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転送QSL届く

Qsl  10月末に届くはずだったQSLが届きました。待っていても届かないのでJARLにメールして確認をお願いしたところ、不在でビューローに返送されてきたとのことでした。再度送り直すことを聞いて5日ほどかかりましたが無事受け取ることができました。国内と近場のDXばかりですがひと安心です。

 QSLに所在が心配だったのは、以前配達業者の不具合で200枚ほど紛失され、あきらめるしかないようになったことがあったからです。2度目ともなればもう許せないとも思いましたが、今回は再送して受け取ることができたので、まあ良かったです。中身のチェックはこれからということになります。でも、待ちわびているK4MのQSLは入っていないようでした。ダイレクト請求すれば良かったなぁ。

オールアジアの参加証が2枚まとめて届いていました。

Sannkasyou 2枚合わせると世界地図になるんですね。あまり意識してみていなかったですが、完成したことがうれしいです。

 そういえば、国内コンテストの参加証で日本地図ができるはずなんだけどまだ並べていなかったなぁ。2009年は全て参加したはずなので、地図も完成させられるはずです。

11/24 記

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2010年11月22日 (月)

ZL8X

 11日ぶりに無線に出られるチャンスができた。日中の数時間だけだがZL8Xケルマディックの運用が始まって話題になっているので、DXCCの空きスロットが埋まればいいなぁと期待していた。

 ケルマディックは前回のZL8RのDXペディションで80m~20mの4バンドとCW/SSBの2モードをCFMできているので、17mから上のバンドがターゲットとなる。和光市に到着してダイポールを設営し、リグのスイッチを入れてから1分とたたないうちに18MHzで発見。平日と言うこともありパイルアップも無く一発で交信成立。そしてそのまま21MHzにリグのバンドチェンジをしてみるとこのバンドでもすぐに発見。アンテナも21に合わせたところで一発コールで交信できてしまった。そのまま周波数を上げていくとRTTYでも見つけてしまった。相手の信号が強かったこともあるが、あっと言う間に2バンド2モードの交信できてしまって調子がいいなぁと思って何気なくリグを見てみると送信出力が20Wに合わせてある・・・。げっ! QRPではなかったんだ・・・交信できるテンポが良すぎ・・・。 DXCCでは、バンドのスロットはモードの区別が無いし、モードのスロットではバンドの区別がありませんから、この2バンドはCW以外でQRP交信するために頑張るしかない。RTTYは21MHz以外で交信すればまあいいかな・・・。気を取り直して上のバンドを探してみることにする。

 24MHzでは信号が見つからなかったので、28MHzにQSYするとCWでZL8Xを見つけることができた。QRP/5Wで無事WKDできて、その後、24MHzのSSBでもQSO。後は最初の2バンドをQRPで狙う。しばらく時間がかかったが、21MHzのSSBで交信し、その後18MHzでもSSBでQSOすることができた。残りはRTTYを発見するのみ。

 14MHzは前回のZL8RでCFMできているがCWで発見したので交信しておいた。24MHzのCWもWKD。どのバンドも強力に聞こえてきている。その後14-RTTYでやっと発見することができてコールしてみたのだがこちらはパイルが収まらずなかなか信号をキャッチしてもらえない。結果的にコンディションの下降気味を判断したのか、ZL8Xの信号は聞こえなくなってしまった。停波してしまったように思う。

 4時間ほどの運用で、ZL8Rだけで9交信してしまった。他にいないの?と思えるぐらいのバンドコンディションという感じだった。途中見つけた18MHz-CWのZK2AがたまたまDXCC上の空きスロットだったので、ちょっと時間がかかったが頑張ってWKD、コールが返ってきた。国内はQRPpコンテストにログ提出できるよう3局だけ500mWで交信。もっとも他にたくさん聞こえていれば局数を伸ばしたかったところだが、平日でもありあまり聞こえてこなかった。

 ZL8XのRTTYは結局QRPでは交信できていないが、終わりまでになんとかできるといいなぁと思う。前回交信できなかった160mにチャレンジすることはできるだろうか?

11/23 記

Zl8x 仕事から帰ってみると、もうオンラインログにUPされていた。早いなぁ・・・全部の交信が無事ログインされているようで、ひと安心です。 バンド・モードのスロットを埋めるようなオンラインログだと、CFM済みのスロットも交信したくなりますね hi

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2010年11月14日 (日)

ALL JA 賞状届く

All_ja  本日届きました。デザインが変わったんですね。 他の入賞者のブログで3日ほど前に届いていたようですが、私のところはなんで遅いんだろう?

 10月末に届くはずのQSLもいまだ届かず。11月の7日ぐらいに届いた方もいるようだが、そんなに発送のタイミングがずれるものだろうか? 大丈夫なんだろうか?

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2010年11月11日 (木)

アンテナチューナーとワイヤーエレメント

 実は昨日の夜に翌日も休みになることを聞きました。時間ができるとやっぱりやりかけのことを進めたいなぁと思ってしまいます。そんなわけで、今日はエレメントを接続した状態でのアンテナチューナーテストです。

01  写真では見にくいですが、釣りざおを2本柵に立ててエレメントを上げています(写真をクリックすると大きくなると思います)地上高は3mぐらい釣りざおがしなってしまうのであまり高く上がっていません。エレメントは台形みたいな感じで上がっています。エレメントの長さは約20mで7MHzで使う場合1/2λの長さになります。

02  車の後部にリグとチューナー、SWR計を置いてみました。047mhz 電圧給電でSWR-1.4が最低でした。このままのエレメントでは3.5MHzにまったく同調していませんでしたが、エレメントの反対側にグランド線を這わせてチューナーに接続してみます。1/4λの逆Lに1/4λのグランドエレメントという感じでしょうか?

063r5_edited1 SWR-1.1とかなりうまくチューニングが取れているようです。この状態でどれだけ飛んでくれるかは地上高が低いのでやってみないとわからないかもしれません。

 ちなみに、グランド線をつけたままで7MHzで再度チューニングを合わせてみると、先ほどと同じSWR-1.4になりました。グランド線が効いていないということなのかな?

  10MHzより上でもチェックしてみましたが、エレメント自体が周波数に共振する長さではないので、チューニングが取れるバンドとそうでないバンド・まちまちと言う感じです。もっとも、今日は20mのエレメントしか用意していませんでしたが、実際に運用するときは目的のバンドに合わせたエレメントを用意しようと思います。

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2010年11月10日 (水)

アンテナチューナー

Mtu  L型アンテナチューナーを作りました。電圧給電のアンテナに使用するためのものです。

Book  今井さんの本のP-80で解説されているチューナーを参考にしました。変更した点はコイルを密巻きにしてあるため、ミノムシクリップでコイルも巻き数を変更できないので適当な間隔で被覆を削り取ってロータリースイッチで切り替えるようにしています。

 7MHzまでの電圧給電を狙って作りましたが、うまくチューニングが取れてくれるかな? 実際の設営でチェックしてみようと思います。 実は今日の調整移動でやってみようと思ったのですが、釣りざおを縛り付ける柵のあるところに設置できなかったので、次回回しということでチェックしてきませんでした。

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戸田市

Toda  1.8MHzのアンテナ調整のため夕方から移動してみました。高さが低いせいか調整はSWR4.0止まりで思ったほどよくなりませんでした。FT-240-61のフロートバランがうまくいかなかったので、同じコアにトリファイラー巻きの強制バランに変更してみました。耐圧を考えなければFT-114-43で作ったほうが素直に低SWRのポイントを探れます。なかなか難しいです。

写真はその後7MHzまでのアンテナに張り替えたところです。DXも多少聞こえているようですが、アンテナの向きがいまいちだったので、ねばれませんでした。7MHzでPJ2、10MHzでMU、14MHzでCT3なども聞こえていました。交信できた局はDUとE51.バレーボールが気になったので、17時半に撤収し早めに帰ってきてしまいました。

Fuji  夕焼けにくっきり姿を見せる富士山。肉眼ではもう少しきれいに見えていました。写真では光量が足りないためちょっと暗いのと手ぶれもあり、いまいちな写真でしたけど奇麗でした。

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2010年11月 8日 (月)

QTH?

 CQを出すときに自分のコールサインを打つことは電波法にも書かれている通り当然のことだということは誰でも承知のことですね。中には呼ばれているのをいいことに自分のコールサインをなかなか打たない局もいますが、厳密に指摘すれば交信相手が変わっているのにコールサインを打たない(電波の出所を明示しない)ことは違反だと思います。

 自分では1交信に対して最低1回は自分のコールサインを打つように心がけていますが、複数局が呼んできていることを認識した時は移動場所の表示は省力しています。呼んでくれている局を優先的にこなし、片付いたら移動場所を付加したCQにすぐに切り替えるようにしています。

 でも、パイルになった時にコールサインだけの送出で数局こなしていると、後になってダイヤルを合わせた局が運用場所が分からず「QTH?」をかぶせてくる場合が少なからずあります。こういう信号は強い場合が多く、呼んでくれている局のコールサインをコピーするのにとても邪魔になります。それほど強くない信号であれば無視して、コールサインを送ってくれている局を拾うようにするのですが、昨日も「QTH?」を打ってきた局の信号は強く、他の信号をマスクしてしまいました。こうなると意地でも他から呼ばれなくなるまでQTHを打ちたくありません。弱い信号をコピーするのに邪魔な匿名局に対してい、最後には「YOUR MAKING QRM」と打ってしまいました。

 考えれば考えるほどこういう行動をする人が自己中心的な人に思えて仕方ありません。少なくとも数局の間には必ず情報を流しますし、こちらのQTHがわからないということは、2~3分さえ聞いていない(待っていない)ということの表れだろうと思います。599-BKで交信しているときは1局に対する時間が短いですからね。

 こちらのCQに対してコールしてくれて、応答があった時にQTHを聞いてくれれば無視したりはしません。必ず返事をしています。QTHがわからなくても、交信に入って聞いてくる局は少なからずいます。このような運用はスマートだなぁと思います。「QTH?」を打つような局はこのような交信はできないのだろうかなぁ? QTHが必要なければ無駄な交信だと思うのかなぁ?

ついでに書きますが、自分のコールサインを打たないで延々と相手のコールサインだけを打ち返して交信を重ねる方へ

 はっきり言って、その時点で呼んでいる局の倍以上は、あなたがコールサインを打つのを待って足止めを食らっている人がいます。待たされた揚句すでに交信済みだったりした時のがっかり度は計り知れません。自分がコールサインを打ちだしたとたんに周波数がパニック状態になったことはありませんか? コールサインを毎回打つことは、呼んでくれる局に呼ぶタイミングを明示することになります。それがパイルアップをコントロールすることにつながり、CQを出すときの面白さを感じさせてくれます。

 自分のコールサインを延々と打たない人は、ピックアップされるまで呼び続けるロングコールを誘発することになり、ピックアップしにくいうえに特定のコールサインを返しても他の局のQRMで相手が一発でコールサインを確認できなくなります。そうなると、心配になって再度コールサインを打ち直したりして、結局毎回コールサインを打ち出しているよりも時間のかかる運用になってきます。それに、外から見ればパイルアップに振り回されているようにしか聞こえてこないのです。

 待っている局に送信するタイミングを明示するためにも自分のコールサインは打つようにしましょう。そうすると、こちらの信号をよく聞いてコールする局とやみくもにコールサインだけを打ってくる局と見分けがつくようになります。おのずと力任せで呼んでくる局よりも、よく聞いてタイミングを合わせて呼んでくれる局をピックアップしたくなります。強いから早く交信できるとは限らないのです。実際にタイミングのぴったり合った送信をする局は他の信号にマスクされても、その相手を拾い上げるまで終われないという気分にさせてくれます。自分のスキルアップを望むのならば、1交信ごとに自分のコールサインを打ちだすことは有効な手段だと思います。

 「でも、呼ばれちゃってるからコールサインを打ちだすタイミングが作れない・・・」という話も聞いたことがあります。某コンテスターさんからのまた聞きですが、「呼ばれても気にしないで打ち始めればいいんだよ。こちら(CQを出しているほう)が送信している間に送信している人は絶対にコピーされないから延々と待たされることになる。結局相手のリズムを感じられない人は後回しにされるということになるから、よく聞いてコールする人のほうが効率が良く交信を重ねられるようになる。スキルの違いが結果に表れてくるんだね」

 偉そうに書きましたが、自分が理想のオペレーションに近づくための自分に対する戒めとしても書くことにしました。相手が見えてくるような運用を心掛けたいです。

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2010年11月 7日 (日)

WAKU移動-8 さいたま市南区

Minamiku1  写真はさいたまの彩湖です。 このところ呼びまわりばかりだったので、CQを出して呼ばれそうな運用をしたくなりました。さいたま市南区は車でダイポールを上げて運用できそうなところが思い当たりません。以前行ったことがあるところで、彩湖の一部はさいたま市南区が突き出ている場所があります。地図上では志木市になるところからリグを持って南区になるところまで徒歩移動してみました。(と言っても10分ほどで着いてしまいますが・・・)

Minamiku2 立て看板の柱を拝借してポールを立て、5mhのダイポールを上げました。リグはK2。お昼過ぎの到着でしたが、なんだかバンドが閑散としているような感じです。まあ、パイルアップになっているようなところも少し感じられるので空いている周波数でCQを出してみました。でも全く反応がありません。そこにKAZUさんからメールが着信。リグの前にいるようなので、信号が出ているか?バンドはにぎやかか?と質問してみました。こちらの信号は全く聞こえない。そしてバンドはそこそこにぎやかな感じと言う情報をもらってどこかおかしい、と感じました。

 最初は同軸ケーブルを疑い、アンテナエレメントもチェック。テスターで測ってみると、片側のエレメントがかなり抵抗値が高い。どうも断線が疑われる。よく見てみると、アンテナエレメントの端に付けた圧着端子の付け根が断線しているようだ。収縮チューブを使って保護しているので、見た目には全く分からなかった。原因が分かればすぐに対処できる、先端のビニール被覆をはがして、バランのねじに直結してアンテナを上げなおす。先ほどとはうって変わってにぎやかな7MHzが展開していた。

 エレメントは5mmほど短くなったが、送信に不具合を生じるほどではなく、使えるようになってくれた。

 12時から3時間ほど運用する予定だったが、アンテナの不具合で30分ほどロスしてしまった。でも、交信でき始めると 早々にパイルアップを作ってくれた。撤収の予定時間まで2時間30分ほどたくさんの方にコールしていただけた。交信局数は83交信となった。まあ、坊主にならなくてよかったなぁと後で考えると思ってしまう。

 交信いただいたみなさん ありがとうございました。

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2010年11月 6日 (土)

戸田市

Toda  某局にこの場所の主とか言われてしまいましたが、帰宅するための移動時間を少なくするためにここばかり着ているような気がします。前日も遅い帰宅だったので、朝のDXの時間帯にはQRVできませんでした。今日は簡単にDPアンテナを設営。週末でもあるので国内の移動局の追っかけが中心です。

 JCC/Gも終わりに近づくと、なかなかオールバンドNEWには会えませんね。でも、バンドNEWもすこし取れました。また、CFM済みでも頑張ってCQを出している人がいるとどうしてもコールしてしまいます hi JF6ZNT/6が男女群島から出ているのを見つけ交信できました。AS-056だったかな? たくさんの方で移動されているのかな?

 自分で出したCQは7MHzのRTTYと21MHzのQRP周波数でのCQだけでした。7MHz-RTTYは5局の方と交信できました。21MHzのほうは沖縄のQRP局と交信できています。やはりハイバンドは近場がスキップしてしまうようで、沖縄ぐらい離れていないと難しいかな?      信号は強力でした。 DXのQRPは残念ながら呼んできませんでした。

 DXとの交信は9M6AHと21MHz-SSBで交信。そこそこ強く届いていたようで、QRP5Wであることなどを話しました。おそらくQRZ.comを見ているんだろうと思いますが、ハンドルを紹介する前に「Thank you for call YAMADA !」と言われてしまいました。  他に21MHzでLU7HFと交信。こちらはショートQSOでした。 18MHzで見つけたRA1AIF/MM/QRPは2度目になりますが、よく届いていたのでコールしてみました。

 これからDXのコンディションが良くなりそうな15時、時間切れとなり撤収となりました。

11/7 記

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2010年11月 4日 (木)

LOOPで

Toda  祭日は仕事があることが多く、文化の日もNGでした。翌日が代休。おととい泥だらけになった車を洗いに戸田市に出かけ、そのあとにアンテナを張ってみた。おとといのアフリカが聞こえていながら交信できなかったことが残念で、チャンスがあればつかみたいと思い、久しぶりにループを上げてみた。

 結果から言えばこの日はアフリカの信号を聞くことはできなかった。でも、21MHzで「CQ DX」を打ってみたら、2局のEUロシアが呼んでくれた。

 14.060で「/QRP」付きのCQを出していたら、VKのQRP局が呼んでくれた。信号が弱くてミスコピーもあったが、久しぶりにうれしい交信だった。そして交信後にFKからも呼ばれた。ループアンテナを張った成果だろうか?

 他には3D2Aと交信することができた。なかなかコールサインを打たないのでダイヤルを回してしまおうと思ったのだが、思いのほか拾っている周波数にパイルが起こっていたので、コールサインを送信するまでじっと我慢。結果的にやっとわかった3D2は3つのエンテティとも聞こえた21MHzではCFM済みのエンテティであり、時間をかけて交信するほどの相手ではなかったかもしれないが、せっかく待ったので一応交信しておいた。

 このところYJ0HAがいろんなバンドで聞こえてくる。が、発見するといつも「EU」指定で呼ぶことができない。難しい距離と言われるかもしれないが、他には目もくれず「EU・EU」と打ち続け、EUが聞こえなくなると体裁を繕うように数局交信して他のバンドに行ってしまうように思える。この日2バンド目に聞こえた周波数は10MHz。バンドでは未交信であったしCQ空振りをしていたので、あわててアンテナを10MHzに合わせてコールしようとしたところ他の局にも見つかったようでコールが間に合わず数局が団子に・・・。すぐにUP指定になりここでも数局拾ったところでEUの信号を一局拾い上げるとそこから延々とEU指定が始まる。EU指定になる前に交信できた局は10局に満たないような気がする。途中、指定無視のUA0や6Kなどもログインされたが、EU指定は延々続く。30分・・・1時間・・・・。結局あきらめてリグの電源を切った。EUがオープンするバンド以外には出ていないのではないか?と思うと、ほかの地域との交信は全く考えていないように思える。

 移動に出かけてアンテナを設営しなければできないDXとの交信。YJの運用期間はあと1週間ぐらいあるようだが、こちらも1週間ぐらいは夕方の運用は無理だろうなぁ。どのバンドでも良く聞こえているのに、結局交信できずに終わるような気がする。EU指定の解除を待って合計何時間待ったろう? 1時間に10分だけでも良いから指定を解除してくれるようなOPはできないもんだろうかなぁ? そしたらあきらめもつくのに・・・。

 結局、この日は5局だけの交信でログを閉じた。設営したアンテナの割には局数は少ない。まあ、コンディションが良いというわけでもなかったのだろうから、こんなこともありますね。

11/5 記

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2010年11月 2日 (火)

さいたま市西区

Nishiku  場所探しも兼ねてうろうろしていて、さいたま市西区でアンテナを張ってみました。7MHzでは20局ぐらい交信できました。

 夕方からハイバンドを狙ってワッチしてみました。でもほとんど届かず。BVとJT・E5はログインすることができましたが、21MHzで5Rを見つけ、かなりしつこく呼んだのですがチャンスが回ってきませんでした。最初はS-3以下の信号でしたが、待っているうちにピークでS-7(プリアンプ無し)まで上がってくることもありました。信号が強い時は呼ぶ局も多いです。JAとEUが混戦状態だったようで、拾われる局の地域もいろいろでした。

 ゲインのあるアンテナが欲しいところですね。

 運用を始めてしばらくして、バンドチェンジのときにエレメントの付け根が切れてしまいました。ギボシのダイポールは車に2本乗せてあるので、付け替えて運用。帰宅してから修復しました。

 車の止め位置によってはトップバンドのダイポールも楽々設営可能です。でも今日の止め位置は車道に引っ掛かりそうなので、ローバンドの運用は先送りにしました。車を止めた場所は7MHzまでのアンテナをペグの位置を変えることによって方向を変えられるような止め方。ちょっと手間はかかるけどDXの信号は少し浮き上がって聞こえてきて、こんな方法もありかもしれないと思いました。

 車に搭載しているバッテリーがどうもフルチャージされていないようです。あまり走っていないからかな? 久しぶりに家で充電していますが、だいぶ落ちていたようです。やはり運用が終わった後には商用電源を使って充電したほうが良いのかもしれません。

 

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