« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月28日 (月)

JT5DX QSL CFM

Jt5dx1  モンゴルのJT5DXのQSLをCFMしました。 距離的にも近いモンゴルをあえてUPした理由は・・・

Jt5dx2 先日のコンテストでの交信ですが、QRPで交信した160mバンドでのQSLでした。 トップバンドを160mでやるのはかなりマニアックと言えるかもしれません。このQSLでDXCC-11エンテティとなりました。なかなか増えませんが、1-upが大きな喜びですね。

 QSLの写真を見ると、うらやましいと思えるアンテナ群です。よく見てみるとタワーの途中にも八木が付いています。どうやって回すんだろうなぁと思いながらデータ面を見て驚きました。「2x45m high rotating tower」と印刷してあります。 ロータリータワー、アンテナが回るのではなく、タワーごと回るようです。なんとも豪快なアンテナ&タワーではありますね。こんなアンテナで運用してみたい!という感じです。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2011年2月27日 (日)

ちばハムのつどい

Chiba1  日曜がお休みになりました。移動して無線を楽しむのが週末休みのとれたときの過ごし方ではありましたが、ちばハムのつどいにEDCによるエレクラフトリグの展示があるということで、遊びに行ってきました。Chiba2  P3の展示説明も行っていました。

Chiba3  ホワイエ(ロビー)に設置された展示テーブルが数か所あり、各種内容の説明などをしていました。2200mのテーブルにも知った顔が・・・。顔なじみの方ともお会いでき、楽しい時間を過ごせました。 ジャンク品の販売も行われていましたが、場所を見つけたのが遅く、ほとんどめぼしいものは無かったようです。 JARL局のJA1YAA/1の運用も行われていましたので、430MHzのOPをされているときに、ハンディ機で交信し、参加の記念になりました。いつもながらではありますが、自分ではOPしませんでした。HFの調子が良くなかったようで、VUの運用が主体だったようです。

 昨年のオール千葉コンテストでは、県内電信QRPの第2位になりましたので、壇上で表彰状をいただいてきました。予定が立たなかったので、出欠確認のはがきに欠席と書いて出していたのですが、受付で「来ました」と行ったら表彰の手続きをしてくれたようです。壇上に上がるのならやはり第一位で上がりたかったですね。来年参加出来たら第1位を撮れるよう頑張ります。 くじ運が悪いようで、抽選会での当選はありませんでした。

 普段なら終わった後も近場で無線の運用という感じになるのですが、この日はなんとなく早めに帰ろうと高速に向かいました。DXのコンディションも良いみたいなので、運よく交信できるかもしれないと思い、戸田市についてアンテナを上げました。

Toda1  17時半を過ぎてからの運用開始でちょっと遅かったかもしれません。24MHzではVK9Cが聞こえていましたが、ちょっと信号が弱く交信出来ませんでした。BYも24MHzで聞こえていたもののちょっと弱い感じ。21MHzに降りてBYとSSBで交信。18MHzでFフランスからのCQ-JAが強かったので呼んでみました。コールした後に気がついたのですが、前のコールの際にQROしていたのを戻し忘れ、50Wでの交信となりました。ストレスなく届いたようでした。DLの信号も強く、SSBで交信できました。チェックしてみるとドイツのSSBは初めてとなり、SSB-DXCCに一歩近づきました。

3.5MHzでは国内移動局をコールして、1局上乗せ。10MHzで聞こえたVK9C/G6AYもなんとか交信することができました。翌日が早いこともあり、運用開始から3時間とちょっとで6局と交信することができました。EUの局は比較的強く入感していましたが、今日の成果は6交信だけでアンテナを下ろしました。それなりに楽しめた一日でした。みなさんありがとうございました。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011年2月21日 (月)

A1 club contest

A1c  A1 club contestの賞状が届きました。 春のコンテストの賞状ですから、他の方の受け取りから半年遅れではありますが、とりあえず受け取ることができて良かったです。 7MHzバンドの1位となりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年2月20日 (日)

ARRL DX CW-2

Toda  昨日に引き続きコンテスト参加するために戸田市にきました。もし先客がいたら、同じ場所から運用出来ないのでコンテストはあきらめて国内交信で愉しむつもりではありましたが、運よく先客は430MHzの運用をしている人だけでした。ほぼ同じ位置に車を止めてダイポールを設営しました。実は、夜の帰宅が遅かったのでやはり朝はなかなか目が覚めません。前日より少し遅くなってしまい、設営が出来たのは9時を過ぎてしまいました。

 最初は昨日と同じく14MHzから回ります。日曜しか出ない局が沢山出てきてくれればいいなぁと思っていましたが、バンドを1周したところでログインできたのは2局だけ。昨日30交信しか出来ていないので、先行きに不安が感じられました。コンディションがぱっとしないのだろうと21MHzに移ってみると、けっこうにぎやかです。テンポよくログが進み、1周回った後にもう一度回ると先ほど聞こえていなかった局も聞こえさらにログが進みました。結局3週目もいい感じでログが進み、28MHzに移ってみましたがバンドは静まり返っています。

 14MHzに移ってみると、先ほどのコンディションが信じられないほど沢山聞こえてきました。こちらもログを進めることができました。21MHzで交信した相手が14MHzに降りてくるのも数局聞きました。21MHzが頭打ちになってきたのかもしれません。12時ごろになるとログインした数が90まで進みました。昨日より短い時間で倍の交信をすることができています。100交信は無理だろうなぁと思っていましたが、ここまで来るとやはり大台を超えたい気分になってきます。21MHzを再度回り、28MHzもチェックしてみましたがバンドは死んでいるという印象でした。別のエリアには開けているのかもしれませんが、北米が全く聞こえてきません。残念なことは、昨日と同じくオールバンドで未交信のエンテティが北米相手にCQ連発していて、信号も結構強いです。呼べないつらさが大きいです。

 こうなると、ログを少しずつでも進めるためには14MHzしかありません。新しい局の出現を期待して丹念にワッチし、1局ずつログを進めていきました。12時23分、やっと100交信達成! 昨日の状況では100交信出来るなんて思ってもみませんでした。ダイポールでの運用では交信できるエリアはコンディション頼みという感じではあります。最後にもう一周して4局追加して104交信をログインしたところでコンテスト運用を終了しました。13時前ではありますが、この時間から局地的にオープンするエリアを期待して続けても効率が極端に悪くなると思いました。7MHzがオープンするまでにはまだ時間が早いですし、そのころには撤収しなくてはならないので、もう満足かなという感じです。

 振り返ってみると、オープンするエリアが狭い感じがして、同じナンバー(州)が連続する傾向にあったように思います。14MHzで15マルチ、21MHzで12マルチ、東海岸は全くなく、八木でフロントゲインを強くできない弱さが顕著に感じられました。あとは運用できる時間帯が限られていたので、7MHzや3.5MHzに出られなかったのはちょっと残念ではありました。でも2バンドしか使えずに100交信を超えることができたので大満足ではあります。

 昨日はお昼すぎからハイバンドのコンディションが良かったようです。残り時間でコンテスト以外の運用も捕まえておきたいとハイバンドを中心にワッチ開始。24MHz-CWでNH0S/KH2が大変強力です。昨日はコンテストに参加していましたが、北米のコンディションが落ちてしまったあとは他のエリアに向けても運用してくれているのですね。それにしても強い信号でした。この局とはその後28MHzのSSBでも交信出来ています。

 W0Sが28MHz-SSBで強力に入感していました。でも呼ぶ局も多くなかなか順番が回ってきませんでした。そのうち24MHzにQSYするとアナウンス。24MHz-SSBは交信済みでしたので、こちらは交信ならずでした。その後でてきた28MHZ-RTTYも時間切れで交信ならず。28MHzはCWのみのQSOとなりそうです。

 28MHzもOC方面が良かったようです。E51CGのINFOをもらい聞いてみるとS-9の強力かつ明瞭な信号で入感しています。ただ、ラグチュー好きのようで、1交信にかかる時間が長く感じます。でも聞いていると結構楽しい。英語のヒアリングの練習にもなります。交信が終わるたびに沢山の局が呼んでいて、順番が回ってくる可能性があるかどうか? Sが2つほど落ちてきて交信できないかなぁと思っていたころに、QRPを好意的にピックアップしてくれるようになりました。パイルアップでしたが運よくコールサインの一部をコピーしていただいて交信することができました。QRZ.COMを見ながら確認しているようです。ファーストネームで声をかけてくれましたが、「Yama」と知らせて、5Wとダイポールであること、移動していることなどを伝えました。うまく聞こえてくれたかな?と祈る感じでしたが、コピーした内容をほぼ繰り返してくれて、「よく飛んでいる」的な返事が返ってきたのでうれしくなりました。実はE51は28MHzでバンドニューになり、さらにSSBでモードニューの交信になりました。この交信が出来ただけでも今日の移動は大成功という印象になりました。

 遊べる時間もおわり15時に撤収を開始。入れ違いに何度かお会いしている方が現れました。ARRLの7MHzに出たいと行っていました。こちらはもう撤収なので、楽しんでくださいと話し、選手交代といった感じです。アマチュア無線をしているひとには知られた場所でもあるのでだれかしら運用している感じでしょうか? もっとも、私が一番ここで運用しているかもしれません hi

 この日は、一度も日が差しませんでした。どんよりとした天気ではありましたが、充分楽しむことができました。

2/21 記

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年2月19日 (土)

CQ誌 3月号

Cq  本日発売でございます。「オーナーが語るお気に入りのHFトランシーバー」という特集記事で1ページ書かせていただきました。K3を使っている方はそこそこいると思いますが、ご指名をいただき、光栄でございます。 リグの性能をフルに引き出してはいないかもしれませんが、なかなか使い良いリグだと思います。

 エレクラフトは気に行っているリグですが他のメーカーに興味が無いわけではありませんし、これからじっくりと皆さんの記事を読ませていただこうと思います。

 パラパラとめくっただけで思わず読んでしまった記事があります。「11バンドDXCCを達成」 いつもHFで交信いただいているJS3CTQさんの記事ですが、2mのEMEによるDX交信へのチャレンジが書かれています。 今の自分には夢のような話ではありますが、このようなチャレンジも興味深い内容ではあります。

 JA3AVO中出さんのVK9Xの運用レポートもあります。交信出来たのは中出さんではありませんでしたが、このDXペディションとの接点を交信という形で残せたのもうれしいことだなぁと実感しています。

 また、JE2EHPさんの「ネバダ州のレアカウンティー」という記事、会ったこともないハム仲間とのコミュニケーションが自分のことのように嬉しく感じられました。

 これからじっくりと読んでみようと思います。

| | コメント (13) | トラックバック (0)

ARRL DX CW

Toda  W/VEが主役のARRLコンテスト初日です。都合で夕方のコンディションには出られないのですが、せっかくのコンテストですから参加してみました。

 戸田市で8時過ぎの設営でしたがおとといの雨がまだ残って水たまりになっています。しかも、凍りついていて気温の低さが実感されます。

 14MHzからスタートしてひととおり呼びまわり、そして21MHzにQSY。21MHzはCAばかりで西海岸しか開けていないようです。そしてストレスがたまる原因でもありますが、南米の信号がそこそこ強く聞こえていてW相手にCQを出しています。ルール上JAからは南米と交信できません。バンド未交信のエンテティからの信号がしっかり聞こえているのに交信できない。ストレスの原因です。こちらからの信号はアメリカ西海岸でワンホップして、そのあとアメリカ大陸を通り越して南米に届いてしまっているのかなぁという感じですね。

 28MHzは相手が全くいません。オープンすればハイバンドのほうがローパワーでも交信出来たりするんですけど、今日は駄目かな?

 ひと段落して、JAの移動局を呼びまわりに7MHzへ、そして14MHzに戻ってみると静まり返ったような感じで、コンテストやっているの?という感じになってしまいました。

 ログインできた数は30。あまり出来ませんでしたけど、まあ仕方ないかな? 明日同じ場所に出かけるかどうか?まだ思案中であります。

 仕事に行かなければいけないので、体力を使いきってもいけません。余力をのこした状態で13時に撤収。週末の良い時間帯に自由にならないのは残念ではありますが、平日に休めることが、よい結果につながることもあるので、まあいいかという感じです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年2月18日 (金)

Guinea Bissau

Wako  前日に聞いたTJとJ5の信号が耳に残っていて交信のチャンスがありそうだとかんじていた。朝もDXの更新の可能性があるので早めに出かけてみようかと思ったものの、雨の音で移動に出かける気持ちがさめてしまった。でもしばらくして雨音がなくなり、お昼近くになると日が差してきた。これは移動に出かけろと言われているような感じがする。

 今日はループを上げられるように和光市に行ってみたものの風が強く大きなアンテナは難しそうな感じ。とりあえずダイポールを上げようとしたが、伸縮ポールも楽には上げられない。6mhで我慢するかとも考えたが、ステーロープが通行の邪魔にならないようになんとか8mまで伸ばして東西に向けてダイポールを設置した。やはりこの風ではループは無茶な感じだった。

 DXの入感までの時間に430MHzコーリニアアンテナのチェックもできるかなぁと思ったが、風が強くてそれも出来そうにありませんでした。のんびりというよりは時間をもてあましているような感じで各バンドをぐるぐると回っているような感じでした。

 28MHzではサイパンから運用しているW0SがCWで聞こえました。オンフレで交信しているうちに呼ぶ局が多くなったようでUP指定になりました。ダイポールの指向性が真横のせいかこちらの電波が届きません。50Wにパワーアップしてコールしましたが、「QSY SSB」と打って消えてしまいました。CWの50Wで届かないようであればSSBに追いかけて行っても無駄足になりそうと思い、深追いはせずに下のバンドを回ってみることにしました。

 しばらくして、18MHzのRTTYでW0Sが聞こえます。まだこの局とは一度も交信出来ていないので、UP周波数のピックアップされた局の周波数に合わせてコールすると返事が返ってきました。アンテナの指向性が真横でもバンドによっては電波が届いてくれました。もっとも最初から50W出してしまいましたが・・・。その後は14MHz-CWで交信。24MHzのSSBは風が収まらないので、DPのアンテナも合わせず14MHzのDPをリグのチューナーで合わせただけなのに交信できてしまいました。さすが50Wというか、さっきの28MHzはなんで拾ってもらえなかったんだろう?という印象を持ちました。まあ、3バンド3モード出来たのでよしとしましょう。

 昨日のAFが聞こえてきた時間が近づいてきました。アンテナは14MHzに合わせた状態で入感する信号を探します。近場の局の信号もポツリポツリ聞こえていて昨日よりにぎやかに感じます。上下のバンドも要チェックですが、アンテナエレメントは14MHzのままでチューナーで合わせて受信感度を上げてチェックしていました。TJはCWではなくRTTYに出てきました。こちらで文字化けが多い程度の信号強度ではこちらの信号が届くような気がしません。しばらく聞いていましたが、信号が弱くなりギブアップとなりました。後でCWに出てくることを期待です。

 そしてやっと昨日よく聞こえていたJ5NARが聞こえてきました。昨日よりちょっと弱い感じ。でもUP周波数もそれほどパイルも大きくなく「いけそう」という感じもしましたがなかなか順番が回ってきません。平日でも聞いている人はどんどん増えていくようです。パイルが大きく感じるようになって出力を50WにUP。今日を逃すと夕方の運用はしばらく先になりますからAFのDXペディションはなんとか交信しておきたい気分です。ちょっとダイポールの方向が向いていないかなぁとも思い、エレメントを引っ張っているペグの位置をずらして、電波の飛ぶ角度を変えてみました。J5の信号はS-1~2上がったような気もします。

 それでもなかなか交信できません。正面突破は難しいという感じもあり、ピックアップされるパイルアップの周波数からほんの少し外れた場所でコールを続けていました。信号はだんだん弱くなってきました。S-2ぐらいの信号で、今日もギブアップになってしまうのか?と思っていた時に、K3のサブ受信機の受信音でピックアップされた局がすこしずれた周波数で聞こえました。もしかしたら受信ダイヤルを少しずつずらしているかもしれない。その局が交信を終えたときは緊張感が走りました。そして。J5NARの「7K1?」を聞いたときに間違いないと確信し、フルコールを繰り返しました。やっとピックアップされました。気がつくと1時間半近くもコールしていたようです。50Wではありますが粘り勝ちということになるでしょうか? オールバンドニューのJ5をやっと交信出来たという安心感で気が抜けたような状態になってしまいました。そのまま聞いていましたがほどなく信号がフェードアウト。運よく間に合ったという感じかもしれません。その後も少しの間上下のバンドを含めてワッチしてみましたがTJのほうは信号を発見することができませんでした。DXペディション終了までの間に夕方の運用は出来ないと思うので、こちらはギブアップになりそうです。

 50Wではありますが狙っていた局のうち一つは出来たので早めに撤収を決めました。車が揺れていしまうほどの突風は少し緩和されましたがまだ冷たい風が吹いています。この後のDX局の入感は22時を過ぎたぐらいになりそうな気がしていたので、待つにはちょっと時間が長そうでした。まあいいだろうということで帰路につきました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年2月17日 (木)

坊主

 思いのほか仕事が早く終わったので移動に出かけてみました。前日のクラスターではTJカメルーンがにぎやかだったようです。オールバンドで未交信の場所でもあるので、1交信だけでもよいから交信出来ればうれしいなぁと思っていました。設営ができたのは16時半ぐらいだったでしょうか、14MHzで早くもTJを発見しました。信号の強さはS-5ぐらいで、うまくお会いるが収まれば交信できそうな気もします。UPの周波数を確認して呼び始めましたが、ほどなくTJが聞こえる14.024がJAのコールでいっぱいになりました。これは、クラスターを見てUPがわからずにコールする信号にしては多すぎます。TJの信号はマスクされてしまい、もしコールが拾われて返ってきても分からないような状態になってしまいました。

 周波数を下のほうへ回してみると14.020でJ5が聞こえています。信号はS-7で強力です。TJの周波数はもうパニック状態で、様子がわからない番人さんの「UP UP」も交じってもう交信ができそうな状態ではありません。14.024で送信しているJA局はTJを狙っているのではなくて14.020を聞いているわけですから、いくらUPを打っても聞いているわけがありません。

 J5の信号が強かったのでこちらを狙うことにしました。でもパイルアップは大きいです。一時はUP-8ぐらいまで広がってしまったようです。万に一つのチャンスを狙って長い時間コールを続けましたが結局交信できずに信号が弱くなってしまいました。

 今日はオールバンドNEWのAFを2つ逃してしまい、長く頑張る気力もなく撤収に入りました。翌日が休みになったので、リベンジに向かおうと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年2月15日 (火)

430MHz コーリニアアンテナ

430  120MHz用のコーリニアアンテナの運用実績をまだ作れていませんが、低SWRでうまくいきそうなので、同じ本に出ていた430MHz用のコーリニアアンテナも作ってみました。エレメントをまっすぐにするには釣竿でもできますが、ずいぶん前に手に入れておいたグラスファイバーロッドがありましたのでそれを使おうと思っています。エレメントとなる同軸ケーブルは5D-2Vです。これも手持ちのものを使いました。新規に購入したのはN型のコネクタとエフコテープだけなので、あまり投資をせずに出来上がりました。

 430MHzなら交信相手もいるでしょうから運用できそうなタイミングで使ってみようと思います。

 真鍮パイプも手に入れてあるので、他のアンテナもなにか作ってみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年2月13日 (日)

WPX RTTY

 珍しく日曜日がお休みになったので、ちょうど開催されているWPX-RTTYコンテスト参加を目的に出かけました。場所はいつもの和光市でした。朝、出発するために駐車場に行ったら、フロントガラスに雪が凍りついていて、エンジンが温まり雪が溶け落ちるまで走りだせませんでした。先が思いやられます hi。

 寒さはあったのですがお天気も良く、いい場所に車を止められたので14/21/28MHzのループと7MHzのダイポールを立ち上げました。気がつくとカメラを忘れています。うまくアンテナを上げられたのですが残念ながら写真を撮れませんでした。

 そして運用開始。Ctestwinを使ってRTTYの交信を試みましたが送信できません。事前のチェックではリグに接続してシュミレーションしていたわけではなく、ログの操作しかやっていませんでした。仕方なくMMTTYを別に立ち上げ交信したらCtestwinに切り替えてログを書き込むスタイルを1時間ほど続けていましたが、やはりやりにくいというか、なぜPTTが効かないんだろう?と考えていました。最初に表示された「EXTFSK・DLLが見つかりません」という言葉を思い出し、ふとフォルダの中を確認したら、Ctestwinのフォルダには入っていなかった。いままでRTTYのコンテストにCtestwinを使っていなかったから気がつきませんでした。MMTTYのフォルダの中に入っているファイルをコピーしてCtestwinのフォルダに貼り付け、ソフトを立ち上げなおすと見事に動作してくれました。事前準備がしっかりしていなかったといえばそれまでですが、運用場所で対処ができたので、これでシュミレーションで練習していた操作方法が使えるようになりました。操作がスムーズになりました。

 交信は14MHzから上のバンドを回り片っ端から交信可能な局を呼びまわりしている感じでしたが、すでにCFM済みのDXCCばかりでした。そして10mでT30YAを見つけた時は喜びました。バンドニューでもありますが、モードニューにもなります。逃がしてなるものか!操作に力が入ります。(といってもキーボードの操作をしているだエkなんですけどね)そして交信。やりました! これでT30は80m~10mの全バンドをQRPで埋めることができ、RTTYで交信したことでSSB/CWと合わせて3モードでのWKDが完成しました。DXCC的には残っているのは160m・6mとSATになりますが、これはちょっと難しいかもしれません。

 お昼過ぎの7MHzではJAのマルチ稼ぎの意味もあってCQを出してみました。QRPでも国内交信ならそこそこ遊べます。10局ほど呼んでいただくことができました。操作してみると、CQ局を呼ぶよりもCQを出して呼んでもらった局をログインさせるほうが簡単なような感じがしました。

 日が落ちる前に3.5MHzのエレメントも追加し、5バンド運用体制。もっとも3.5MHzと7MHzは同じエレメントになりますので、バンドチェンジに接続部をつなぐ必要があります。日が落ちてしまうとハイバンドは閑散としてきました。7MHzを中心に呼びまわりを続けます。HK1Tの信号を発見し、ちょっと時間がかかりましたが交信することができました。このエンテティもバンドニューとモードニューを一交信で埋めることができました。それにしてもS-9の強力な信号でした。

 撤収を決めた10時までにログインしたのは110局になりました。もっとも操作ミスで2曲ほど落とさないといけません。同じシリアルナンバーを2局に送ってしまいました。それと、打ち込んだつもりだったのでい後でログを見直したら相手からもらうナンバーが記録されていない交信がありました。なんでわからなかったんだろうと思っても後の祭りです。

 終日RTTYの操作を続けていて、キーボードを操作することとCWパドルを操作することは楽しさに差があるような気がしました。符号を作りだすパドル操作のほうがキーボードをたたくだけで交信出来てしまうRTTYとは大きな違いなんでしょうね。CW交信のほうが楽しく感じる、というか飽きないようです。それに、しっかり見えているのに反応が無い局も多く、だんだん疲れがたまって肩がこるというような感じにもなりました。やはりCWが楽しいです。

2/14 記

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011年2月10日 (木)

関東UHFは欠席です。

 明日はちょっと楽しみにしていた関東UHFコンテストですが、残念ながら仕事になってしまったので欠席です。 このコンテストに間に合うように1200MHzのコーリニアアンテナを作ったのですが、活躍の場がなくなってしまいました。残念でした。

 お天気はあまり良くないみたいですね。雪になる予報も出ているので、山岳部に出かける方は注意が必要です。参加の皆さん、気をつけて楽しんでください。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

T30

Toda  いつもながらの平日代休です。前日にクラスターで入感状況を確認してみるとT30の運用が始まったようです。ちょうど情報をUPされていたのがバンドで未交信のところが多く、期待して出かけてみました。また、前日の日曜のようなAFの入感などもあったらいいなぁという気持ちもありました。

 一通りバンドをワッチしてみてもあまり入感する信号は少なく、2局ほど近場のDXをログインしてから7MHzの国内をワッチしてみました。CWも運用局が少ないのでSSBのほうにもダイヤルを回します。比較的パイルの少ないところをコールして3局ほどログイン。コンディションはまあまあという感じですが、道の駅や名勝などが人気のようでパイルアップが大きいところもありました。たくさん呼んでいるところでは非力な出力ではなかなか順番が回ってきませんね。あきらめてダイヤルを回してしまったところもありました。

 ハイバンドに移ってみると、21MHzでT30OUが聞こえます。でもちょっと弱い感じ。439~559程度のQSBがありました。5Wでコールするも届かないようで、交信する前に「QSY」と打って消えてしまいました。おそらく上下のどちらかには出てくるだろうと思い、18MHzをスィープ。見つからないので24MHzをワッチ。そして発見しました。先ほどと同じような信号強度でしたがコールしながら時間が過ぎていくと次第に信号強度が上がってきます。589ぐらいに上がったところでついに交信できました。バンドニューをゲットです。いつもQSLの返信が早いN7OUさんですから、CFMは間違いないでしょう。他のバンドにQSYするのを聞き逃さないようにしながらも、バンド全体をワッチ。目新しいところも発見できませんでしたが、そのうちT30OUが「QSY 21」と打ったのが聞こえました。内心では28MHzにQSYするのを期待していましたが21MHzも未交信です。すぐに追いかけたことは言うまでもありません。

 21Mhzでは、それほど時間をおかずに交信することができました。最初に見つけた時の信号よりははるかに強力になってきています。平日なので呼ばれなくなればまたQSYするかも? いきおい28MHzまで言ってくれないかなぁと期待していましたが、コンディションのUPに合わせてコールする局も無くならないようです。2時間以上21MHzで続けていたのではないかと思います。その間に他のバンドをワッチしていて18MHzでUN7、ES1、RY4、UA3なども交信することができました。14MHzではやっと相方のT30YAも発見し交信できました。

 14MHzでは強力に入感しているSMと交信できたりしましたが、逆に近いところでDUや3Wなどは強力な入感でありながら5Wでは反応が無く50WにQROして交信できました。

 日没時間になって、7MHzでもT30OUを発見。ちょっと時間がかかりましたが5Wで交信することができました。今日だけで未交信の3バンドを埋めることができて、3.5~24MHzまで済みになりました。こうなってくると欲がでて28MHzもほしくなりますね。さすがに1.8MHzはよほど気合を入れて頑張らないと難しそうです。それ以前にあちらが1.8MHzに出てくれるか?というところもあります。T30

 その後7MHzではVR2PX、3W3Bと交信。ただ5Wでは全く反応が無く、50WにUPするとすぐに交信することができました。どちらもS-9の強力な信号でした。この強さで聞こえるのにQRPでは交信が難しいのは相手側の受信状況もあるのかもしれませんね。DU1ISTが599+の信号で強力に聞こえていましたが、反応がありません。反応が無いというかASIAを拾っていないような感じです。私だけではなく他のJA局がコールしても拾ってもらえない感じでした。「CQ DX」と打っていはいましたが、EUとかには反応があります。この局とは7MHzでは未交信だったので、ちょっと残念でした。

 最後のログインから1時間ほどあちこちを回りましたが、あまりコンディションが上がってこないようなので、ちょっと早めではありますが20時にリグの電源を切りました。明日の仕事はちょっと早い出発なので、あまり遅くまで頑張ると明日がつらいかも・・・という感じです   hi。

2/11 写真を追加しました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年2月 7日 (月)

DXCC LIST

Dxcc_list2   IOTAセミナーでJN6RZMさんがエクセルを駆使して使いやすいリストを作って楽しんでいることを聞きました。自分でもDXCCリストを作っていますが、いろいろと使いやすい・見やすいようなファイルを考えて作ってみました。

 NEWと交信できるとリストの該当する部分に「0」を打ち込みます。そしてバックカラーを飽かにします。 QSLをCFMできると「1」に打ちかえてバックカラーを黄色にします。 DXCC申請が済んだものはバックカラーを緑にしています。

 一番下のCFMの部分はCFMできた数が表示されます。リストに打ち込んである数(1)を合計した数が表示されています。SUM関数を使っています。

 WKDに関しては、COUNTAを使ってセル内に何か打ち込んであるセルの数を数えています。つまり「1」と打ち込んであるセルと「0」を打ち込んであるセルの合計数を表示しています。MIXとPHONE・CW・RTTYなどのカウントとバンド別のカウントも一目でわかるようになりました。

Iota_list2  IOTAリストのほうは、まだ作りかけであることとQSLを抜き出していないので、途中になっています。140~150ぐらいはあると思います。IOTAはバンド別やモード別のカウントがありませんので、一交信だけを打ち込むようにすればOKとなりますが、大陸別の数も気になるところではあります。6大陸+南極大陸のそれぞれをいくつCFMしているかわかるようになっています。このリストもWKDがわかるように変更すると思います。

 エクセル系のソフトをうまく使えば、リストを眺めていても楽しめるようになりますね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年2月 6日 (日)

日曜日

Wako2  週末は平日に比べて運用する局も多くにぎやかになります。DXもお休みの人が多いはずで、コンディションさえよければ交信の可能性も高くなります。この日もタイムリミットはありますが移動してみました。場所はこのところ連続できている戸田市です。430MHzでオンエアミーティングをやっている人がいましたが、何度かお会いしている人なのでご挨拶してHFのアンテナを上げました。指向性は太平洋に面が向くような向きにしてみました。メインターゲットはA35AYです。

 アンテナを上げてから前日にQRVの情報があった18MHzをチェックしてみます。残念ながら入感する局はありません。その後アンテナをそのままで上のバンドをチェックしてみます。ログが進まない状態で14MHz、10MHzとチェックしていくと妙に強い信号が聞こえました。コールサインを確認できずにUPの周波数を確認してみるとかなり広い幅でコールしている信号があります。辛抱強く待っていると、やっとコールサインがわかりました。S9DX!未交信のアフリカの信号がこんなに強力!パイルアップに参加したことは言うまでもありません。しかし、コールする信号が広範囲に広がっています。UP-7KHzあたりで599が聞こえますが交信した近辺で強い局にコールが返ってきますが、少しずつ周波数が変わっているようです。UP-4KHzあたりまで下がっているときもありました。また上のほうにあがってUP-12KHzぐらいに動いたようです。この近辺はJAの移動局も出ている周波数になります。

 QRPにこだわって交信出来ずに後悔するか? フルパワーで交信して、QRPではなかったことを後悔するか? この時はまず交信することを最優先に考え50Wフルパワーでコールしました。拾っている周波数より1KHzほど高い周波数で競合する信号が聞こえないところでコールを続けていると、自分のコールサインがフルコールで返ってきました。呼び続けながらもそう簡単には交信出来ないだろうと思っていましたから、思いがけない感じがして一瞬パドルを操作する手が止まってしまいました。 S9DXの信号強度を考えるとQRPでも交信出来たかなぁとも思えましたが、まずは交信出来たことを喜びました。オールバンドNEWのエンテティです。

 KAZUさんに交信出来たことやup-12KHzという異常に高い周波数を拾っていることを連絡すると、KAZUさんもその後交信ができたみたいです。 その折り返しにA35AYが24MHzに出ていることを教えてくれるメールが届きました。今日の本命ですからQSYしてワッチしたことは言うまでもありません。

 24MHzで聞こえたA35AYはちょっと信号が弱めに感じましたが、相手が100WとしてもQRPで交信できない強さではないと思い、5Wでコールし続けましたがなかなか交信でき像にありません。UP周波数も先ほどよりも混みあってきたように思います。 前回のVK4移動のときには3回の移動運用で発見できなかったこともあり、今回は逃したくなかった。途中で50Wにアップしてコールを続けました。やっと拾ってもらえたときに「FB」と返ってきました。AKIさんはQRPで交信出来たと思われたのかもしれません。50Wではありましたが、とりあえずはAKIさんのDXペディションに接点を持つことができたのでちょっと一安心できた感じです。

 その後しばらくして(24MHzの交信から3時間ぐらいたっていますが)A35AYが28MHzにも出ているとの情報をもらって探しに行きました。とりあえず24Mhzで交信出来ているので5Wにこだわってコールを続けました。ただ、普段は「/QRP」をつけたコールはしないのですが、24MHzと差別化する意識で「7K1CPT/QRP」を打ちました。信号強度は24Mhzと変わらない感じもしましたが少しずつ信号が強くなってきた感じがあり、S-5ぐらいになってきたところで交信することができました。ほっと胸をなでおろす感じでした。

 時間を戻して、24MHzのA35AYと交信した後はDXの入感も一段落した感じで、国内移動局をコールして回りました。たまに自分でもCQを出してみましたが、あまりログを進められるような感じではなかったかもしれません。そんな中でも14MHzでFK8IKからコールがありました。以前、2way QRPで交信していただいた相手ですが、CQ空振りが続くなかでなんとも嬉しい交信ではありました。

 18MHz-SSBで5B4AIFが強力に入感している情報をもらいました。アンテナを合わせてみるとなるほど強力な信号ですが、呼ぶ局も沢山います。パイルアップも大きいようで、そのうちナンバー指定で1から順番に拾っていくようになりました。1指定のときにコールしたことは言うまでもありません。JK1?が返ってきたときにKAZUさんがピックアップされました。パワーはどれくらい?というような質問も出て、QRPに好意的な方の運用にも感じました。なんとか交信したいなぁと思っていましたが、数局交信して「QRZナンバー2?」になってしまいました。もう1周回ってくるのを辛抱強く待ちます。比較的安定した信号でなおかつ適度なテンポで、聞いていても飽きない感じがしました。ナンバー7のときにコールしてしまいたい衝動に駆られましたがここで秩序を乱してはならないとはやる気持ちを抑え込みました。 ナンバー0の指定のときにJG1がコールして指定無視を拾った時には周波数がパニックにならないかと不安になりましたが、整然と交信をこなす雰囲気は崩れず安心できました。

 1周回ったところで、ナンバー指定になるかどうか心配でしたが、もう一度ナンバー1を指定してくれました。先ほどよりは呼んでいる局が多くなったような感じがします。近距離だから良く聞こえていたのかもしれません。さっきよりは多くの1エリア局を拾ってくれています。そのうち「QRZ 1CPT ?」が聞こえました。自分に間違いないと思い、プリフィックスを多めに、そして、/QRPも付けてコールしました。フルコールと56のレポートをもらうことができました。やった!と思ったことは普段の交信と変わらなかったのですが、直後に5B4AIFから「Many thank for stand by everybody. Now QRZ number ! ?」との言葉を聞きました。そしてこの言葉を聞いて鳥肌がたってしまいました。パイルアップでコールサインをとるのも大変な相手の受信状態の中でも私との交信を成立させるために勇み足でコールする混信も無く、静かな状態で私の信号を聞くことができたのだろうと思います。競合している皆さんの秩序あるスタンバイで私の交信がうまくいったのかと思うと、普段以上の交信の感動を持つことができました。その時に同じ周波数にいた皆さんには本当に感謝です。

 その後は、強力に入感しているDX局を拾ってまわりました。14MHz-SSBで9K50が強力に入感していましたが、こちらもパイルアップが大きいです。オンフレで運用しているので、コールする局も多かったのですが、こちらは指定を無視して呼ぶ局も多く、パニック状態になっているような気もします。ロングコールでご本尊が電波を出し始めているのに停波しない局も多く、拾えた文字を指定しても一文字も入っていない局がコールしています。「エブリバディ スタンバイ プリーズ コール オンリー モバイルステーション」と言っても、コールする信号が大勢います。なかでも執拗にコールするBD4局は結局交信することになりましたが、相手の指定を無視して呼び続ける姿勢は多少は呼ぶ信号は減って効きやすくなっているときに自分の恥を世界にさらしているように感じました。「Aer you mobile station ?」と横やりを入れたやりたくなります。(やりませんでしたけどね) ご本尊の9K50も苦労しているんだろうなぁとかわいそうになってしまします。

 この周波数を聞いているうちにタイムリミットとなりました。これから夕方のDXの時間帯となりますが、後ろ髪をひかれる思いで撤収を開始しました。平日の移動は珍局に出っくわせば交信できるチャンスは大きいですが、週末の入感する局の多さは大きな楽しみでもあります。限られた時間の運用ではありましたが、楽しむことができました。

2/7 記

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年2月 3日 (木)

戸田市

Toda_2 いつもながらの平日代休です。VP8ORKのDXペディションが行われていますが、いろいろな情報を見て考えると、日没後の14MHzがベストのようです。仕事の予定を見ると、その時間帯に運用できる日はDXペディション終了までにこの日しかなく、ワンチャンスをものにしたいということもあり、14MHzのLOOPを上げてチャレンジしてみました。AKIさんの移動しているA35AYも見つかるといいなぁということも考えていました。

 お昼過ぎに移動し、充分早い設営完了で、バンドの様子をうかがいます。5R8HLが14MHzで出てくるのを待ち構えていました。13時ごろに信号が聞こえ出し、頑張ってコールしましたが、QRPでは届かず、フェードアウトしてしまいました。短い時間のオープンだったようです。QRPにこだわらなければ届きそうな感じでした。 18MHzでT88ZM、14MHzでBD4QAとQRPで交信した後は車内の整理というかバッテリーの場所を移動しました。

 以前から30W程度の出力からリグの液晶が薄くなり電圧降下をしていました。電源ケーブルの引き回しが長すぎるのだろうという予想はあったのですが、バッテリーが後部の荷物スペースにあったので、それを後部座席(リグの真横)に移動して、電源ケーブルを最短にして接続してみました。結果は見事に50W出しても不具合がでません。リグとパラに接続した電圧計でも電圧降下が見られない状態になりました。フルパワーでの運用が常時可能になってくれました。

 しばらくは聞こえているDX局を50Wで交信を重ねてみました。UP2011AWG、R4AZ、9V1PC、強い局はストレスなく、弱い局はそれなりに交信出来ます。弱い局はQRPでは信号に気がついてもらえなかったのだろうと思います。18MHzで見つけた5R8HLはさっきの14MHzと同じくらいの信号強度でしたが、今度は躊躇なくフルパワー。50Wではミスコピーも修正が通り交信することができました。この時の信号も10分程度でフェードアウトしてしまいました。

 18MHz-SSBでRS-55~33のQSBで入感していたYB0AKMも50Wで交信出来ました。宮村さんはQRPにも理解のある方で、「コンディションの良い時にはQRPで呼んでください」などと返ってきました。Sの弱いコンディションでも多少は会話ができることは無線の楽しみを持続させてくれそうです。

 その後は、OE4AACから449、SP4XQNから59、I1YRLから569をもらいました。5Wから50Wになっただけで交信出来なさそうな相手とも交信が成立できるような感じです。だんだんQRPerじゃなくなっていくかも・・・hihi

 16時半ぐらいからVP8ORKの運用する14.024を気にし始めます。バンドの様子をうかがいながらもほとんどこの周波数を聞き続ける感じになりました。信号のかけらが聞こえながらも符号にならないくらいの入感状態でもUPの周波数でコールする局の信号が聞こえてきます。日没前はEUの信号がこちらでもガンガン聞こえてくるような場面もありました。

 19時半近くなってやっとコールサインがはっきりと聞こえてくるようになりました。はっきりと言ってもQRPでパイルアップを抜けるような状態ではありません。誰も呼んでいなくても相手はこちらの信号を見つけられないかもしれません。最初から50Wでコール開始です。UP2~3ぐらいを拾っていることは承知の上で正面突破は難しいと思い、あまり呼んでいないところでコールを繰り返しますが太刀打ちできない感じです。途中、「7K1?」と返ってきたので、とうとう来たか?と胸を躍らせましたが、似たコールサインの別の7K1局でした。設備の違いはかなりあると認識していますが、なんだかいつも同じ日に先を越されるような気がします。

 途中はっきりと「SSB-.190」と聞き、信号が止まったので、「こんなときにQSYかよ!」という気分で当該周波数に移りましたが、全く信号が聞こえてきません。おかしいなぁと思って元の周波数に戻ってみると、また信号が聞こえ出しました。聞き間違い? そんなことはないと思いましたが、とりあえず戦線復帰。しばらくしてQRXと打って信号が聞こえなくなりました。

 復帰直後の一発目はもしかしたら大当たりを引くことができるかもしれません。でも、同じように待っている人は沢山いるでしょう。最後に交信したUP周波数は競合すれば勝ち目はありません。ちょっとずれた所で万に一つのチャンスを狙いましたがそれもあっさりと外れてしまいました。頑張ってみたもののだんだん信号が弱くなり、これ以上は多素子の八木を持っていなければ受信もきつくなるだろうという判断で21時半に撤収をきめました。残念ながら今回のDXペディションも交信できずで終わりそうです。途中10MHzや7MHzも聞きましたが、こちらでは信号の確認はできず、それでもUP周波数でコールする局はポツリポツリと聞こえていたので、聞こえる局には聞こえるんでしょうね。

2/4 記

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »