« さいたま市西区 | トップページ | 14MHz R-DP 調整 »

2011年12月 4日 (日)

DXとKCWA

 日曜日もお休みになりました。KCWAのコンテストもあるので和光市に移動しましたが、コンテストの前にDXと交信出来ればいいなぁと思いちょっと早めに出発。昨日組み上げた24/28MHzダイポールも上げてみました。

Wako (ちょっと風で押されているときに写真を撮ってしまいました。)カリブ海のCOやHRなども入感していましたが残念ながらQRPでは届かず。24MHzで久しぶりにHS0ZBSと交信しました。最初は5WでFBと言われたのですが、最初の受信でちょっとだけ599から539にQSBで落ちることがあったので出力を50Wに上げてちょっと話せました。水害が心配だねと言ったら「私のところには水は来ていない」そうです。このところ良く聞こえていたんですが、NA方面が開けているときにCQを出していることが多かったので、交信しやすいJAからは何度か様子見していました。

 その後、KURTの周波数の2KHz上でHK3CQを発見し、最初は5Wでレポート交換。その後ファイナルを送られそうになったところで、50WにUPして「さっきは弱くてごめん。QRPだったんだよ。今は50WにUPした。A1クラブのメンバーとあえてうれしいよ」と打ってみました。相手も好意的に返事をしてくれました。

 呼びたい局も見つからなくなり、24MHzで50WにUPしてCQを出してみました。KL7からコール。そしてKC0からもコール。コンディションは良いみたいです。RIG/K3と打ったら相手も同じK3だと打ってきました。「エレクラフトのシリアルを集めているんだが、教えてくれないか?私のK3は1016だよ。」と打ったら、ちょっと待てと返ってきます。ちょっと待ったらすぐに信号が聞こえてきました。私のログはボルトで留めてあるんだよと言ってきました。でもしっかりと確認してナンバーを送ってくれました。エレクラフトを話題にして楽しい交信が出来ました。

 その後呼んでくれたのはどうも信号がはっきりとりきれない。何度か聞いてKH7?ハワイか?と思ったときに、「QRX for ANT Rotate」と打ったらアンテナを回す間、「NW QRX FOR ANTENNA MOVE DE KH7・・・」とアンテナ方向を合わせやすいように信号を送り続けてくれました。なるほど、うまい方法だなぁと感心しました。信号ははっきりとわかるようになりました。90度ずらすとSが2つぐらい上がるようで、わからなかった信号がラグチュー出来そうな感じになりました。でも合わせ終わってレポート交換したら、名前も言わずに73でした。hi こちらから「ALOHA es MAHALO」と打ってファイナルになりました。

 その後K6IIIからもコール。結構楽しめます。交信が終わったら、いつの間にか10時を過ぎて、KCWAコンテストが始まってしまいました。

 KCWAはリグをK2に変えて出力を5Wに設定して参加です。特にQRPの部門があるわけではないんですが、なんとなくフルパワーではなく5Wで始めてみました。ちなみにK2はパワーアンプが無いのでフルパワーでも12Wぐらいしか出ません。CWの受信に関してはK3よりも上ではないかと思っています。強い信号が複数重なってもほんの少し周波数がずれていれば分離して聞こえることが多く聞きやすいリグです。K3は総合的には良いリグですが、あまり強い局にまとまって呼ばれると信号がとけあってしまうような気がします。

 コンテストは7MHzと3.5MHzしかありませんので当然7MHzから開始です。呼びまわりをしながら空き周波数を見つけてCQ。でも長くは続かずまた呼びまわり。交信情報が地域略符号とシリアルナンバーなのでその局の進み具合がわかります。ハイパワー局のナンバーが通り過ぎるたびに差が開いていくような気がしました。

 途中、DX交信のためにコンテストを離れようかとも思ったのですが、結局ずっとコンテスト交信を重ねてしまいました。CQ空振りのときにK3でハイバンドを聞いてみようと試みましたが、呼ばれたときにコールサインを取りこぼしそうなので、結局DXはあきらめました hi

 日没前から3.5MHzにQSY。すでに運用している人は20交信ぐらい進んでいるようです。一通り呼びまわってからCQそしてまた呼びまわり。以前参加した時よりも参加者は減っているのかな?どちらのバンドも忍耐の運用。CQ空振りも多かったですが結局最後まで走りきり、160交信ぐらい出来ました。交信いただいた皆さんありがとうございました。20時の終了時間にはハイバンドも静かになっていたのでそのまま撤収に入りました。

|

« さいたま市西区 | トップページ | 14MHz R-DP 調整 »

コメント

土日と移動運用を楽しまれたようでFBでした。
特に日曜の青空をバックにした写真はFBですね。
当地は日曜はみぞれ混じりの強い風が吹いていて
とても寒かったです。Yamaさんは午後はハイバンド
は出られなかったのですね。私は強風の中、車で
移動してTACコンテストに参加しましたが、ハイバンド
のCONDXが悪く、わずか5局交信しただけでやめました。
それにしても、Yamaさんのアンテナはいつ見ても
すごいですね。ぜひ1度実物を拝見してみたいもの
です。今度、そちらに出張したときに時間が合ったら
見学させてくださいね。

投稿: ぶいてけ | 2011年12月 5日 (月) 12時50分

やっぱり、K2はいいですか。
KX3が出ますが、考えてしまいます。

投稿: ust | 2011年12月 5日 (月) 22時21分

2バンドQSOありがとうございました。
QRPとは思えないほど、良く届いていました。
ロケーションの選び方が良いのだと思います。
3.5MHzはそんなにできないだろうと思い、ナンバーを見るかぎり、CPTさんよりも後に3.5MHzにQSYしました。Hi..

投稿: JH7UJI | 2011年12月 6日 (火) 00時21分

アンテナの方向調整時のお互いの自然な連携は、素晴らしいですね。

ANTENNA MOVE という表現も面白いですね。

K3にも信号が溶け込む感じがあるのでしょうか。この現象を、何度か100万円機で味わいましたが、メーカーの設計者にも気づいて欲しいですね。

ぶいてけさんとのアイボール実現の際は、お声掛けをお願いします。

投稿: JA1BVA 齊藤 正昭 | 2011年12月 6日 (火) 09時04分

月曜・火曜と泊りがけの仕事で、しんどかったです。沢山コメントいただいてありがとうございます。

ぶいてけさん こんにちは
TACコンテストは気がついていませんでした。にぎやかだったのかな? だいぶ寒くなってきましたね。日曜はあと1時間早く出発すべきだったと思いましたが、体が言うことを聞きませんでした hi

タイミングが合えば、アンテナ見学はwelcomeです。リグを持参して、ぜひ使ってみてください。他の人の印象などもおおいに参考になります。見てみたいアンテナを上げますよ。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2011年12月 7日 (水) 06時30分

ustさん こんにちは

K2は愛着もありますけどね。CWで複数に同時に呼ばれる時はK2のほうが符号を拾いやすい気がします。でも、K3のほうが使用頻度は高くなってますね。

KX3は、いまのところリグのコンセプトが自分の運用形態に必要ないと言い聞かせて手を出さないようにしています hi 余裕が出来たら欲しくなってくるかもしれませんけどね。バックパッッカーで出かけてHFのSSBをやったりするときはいいんじゃないかな? CWだけならK1とKX1があるので、たまには使ってあげないと・・・hi

投稿: 7K1CPT/Yama | 2011年12月 7日 (水) 06時35分

JH7UJIさん こんにちは

コンテストではありがとうございました。コールサインが聞こえると、毎回ハムフェアでの立ち話を思い出します。機会があったらゆっくりお話しできたりするといいですね。

UJIさんの信号も強力に入感していましたよ。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2011年12月 7日 (水) 06時37分

齊藤さん こんにちは

英語を母国語として使う人の表現は参考になりますね。どんどん交信して、プラスアルファの一言を付け加えると、返ってくる返事が楽しいです。

100万円機は、いろいろな機能がついていて、使いこなせるまでに時間がかかりそうでしたね。出力も大きいので呼んでくる局も多いでしょうから、信号がとけあってわからなくなることも多いと思います hi K2は受信信号の増幅配分が良いのだと思います。「まず最初にRF段で何dB稼いで・・・」って始まるのが普通でしょうからね。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2011年12月 7日 (水) 07時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DXとKCWA:

« さいたま市西区 | トップページ | 14MHz R-DP 調整 »