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2012年12月31日 (月)

2012年 ラスト運用

Koutouku  仕事で江東区に来ています。働く時間が夜なので、宿で釣竿を伸ばしてQRVしてみました。KX1を持ってきたのでせっかくだから足跡を残したいという感じでした。

 5mのエレメントに内蔵チューナーでは、7MHzはあまりパワーが出ない様子なので、10MHzでCQ開始、時間はかかりましたが3局の方に呼んでいただけました。定格出力は4Wですが、おそらく2W程度しかアンテナコネクターから出力されていなかったと思います。尻切れになる交信もあり、申し訳なかったですが、コンディションの変わり目だったのかもしれません。

 7MHzも再度チューニングを取り直して、呼びまわりしてみます。ほとんどが誰も呼ばなくなってからの交信となり、やはり輻射効率が悪いなぁと感じます。7MHzでは6交信。QSBが出てきてあまり聞こえなくなったので釣竿をしまいCLとなりました。

 3.5MHzは時間が早すぎるのでしょう。それにエレメントが短すぎて1W程度しか出ないようです。14MHzは閑古鳥状態なので、交信出来ず。

 久しぶりに使ったKX1は周波数ダイヤルのロータリーエンコーダーが接触不良気味で、ダイヤルを回しても周波数が変わってくれないときもありました。使っていないと不具合が起きたりしますね。他にも最近使っていないリグがあるので、チェックも兼ねて火入れしてあげないといけないなぁと思いました。

 仕事の最中に新しい年を迎えることになります。みなさん良い年をお迎えください。今年一年ありがとうございました。

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2012年12月30日 (日)

30日

Toda  朝は5時に目が覚めましたが、外は雨音が大きく、あまり乗り気がしません。でもしばらくしてすこし雨音が弱くなってきたところで、「行かずに後悔するよりは行ってみて、出来なくても仕方ない」というつもりで出かけてみました。場所はいつもの戸田市です。

 設営のときはほとんど雨がやんでくれました。ラッキーでした。時間的に見て18MHzかなぁと思っていたのですが、予想外にVP2Mは14MHzにいました。それもRTTY! パイルも大きいし出来るだろうか?でも、このパイルが相手に届いているうちはQSYしたりはしないだろうなxあという気がして、参戦開始。時間はかかりましたが、相手の受信の癖を読んで交信成立。PCの画面にくっきりと私のコールサインがプリントされた時はガッツポーズでした。50W出していますけど、まあこればかりはQRPにこだわって出来ないと後悔しそうな感じでしたからね。 Fists-CWクラブの仲間なのでCWで交信したいところでしたが、とりあえずは1交信出来たので一安心といったところでした。

 他にDXでは、H40RN/14MHz W1E/18MHz W8BLA/18MHz XE2HQI/18MHz E51E/21MHzなどができました。E51Eは私との交信の直後にQSY/SSBを打ってPHONEにチェンジしてしまいました。追っかけてみると、CWよりSSBのほうが強い感じもしましたが、呼んでいる局もいて、1局ずつ会話を楽しむ感じの交信で順番待ちが長くなりそうで断念しました。

 国内は、沖縄で年越しのRRRさんが18MHzでほど良い信号で入感しており、年末のご挨拶。レポート交換のみかと思ったら、平文が送られてきてFBでした。本当にご挨拶が出来た感じでした。Kazuさんのリクエストで和文交信をしましたが、3年ぶりぐらいかと思いましたが、実際はもっとやっていないかもしれません。普段から和文をやっていないので錆ついている感じですね。和文をするときは全文筆記になってしまいます。でも50%ぐらいしか取れていないかも・・・。こんな話を送っているだろうと、欠落した部分を想像で穴埋めしながら15分程度の交信。A1クラブでは和文QSOパーティも行われています。10局交信以上で景品もあるようです。10交信には届きそうにありませんが、ログぐらいは出しておきたいですね。

 今日は仕事のため、10時に撤収開始。短い時間ではありますがDXも入感しています。年末年始のお休みに入っているから競争も普段より激しいかもしれませんね。冬の割には暖かい日ではありますが、それでも雨の中の撤収は濡れた設備が冷たく感じます。なるべく早く干さなければ・・・(移動しなければ・・・hi)

 本日出発すると帰宅は元旦のお昼頃になります。でも、もしかしたら宿泊先で電波を出すチャンスがあるかもしれませんが・・・hi みなさん、良い年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。(今年のまとめは来年に書く・・・かもしれません)

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2012年12月29日 (土)

29日

 年末年始は毎年仕事が立て込んでいますが、2012年の最後のお休みは穏やかなお天気になりました。大掃除もろくに進めずに午後になって戸田市に出かけました。数日前からクラスターにあがっているオールバンドNEWのVP2Mと交信したいというねらいがありました。

 夕方には10MHzに出てくるようで、15時頃には設営を終了し、各バンドを聞いて回ってコンディションを確認し、狙いの10MHzにダイヤルを合わせ待ちかまえます。待っている間も時間がもったいないのでJARLから届いたQSLのチェックをしながら出てくると予想される周波数を聞いていると、数局が呼ぶ信号が聞こえてきます。ご本尊を探しにダイヤルを回してみてもなかなか見つからない。みなさん耳がいいですねぇという感じでした。そのうちご本尊を発見し、コールを開始するも、なかなかパイルアップも大きな上にやっと聞こえる程度の信号。コンディションがあがってくれないかなぁという感じで待ち続けます。すこし強くなっか感じがして50Wで呼び続けますが、交信できないままに時間だけが過ぎていく感じです。結局、コールが帰ってきても聞き間違いそうな弱さになった時にあきらめました。今年のハムフェアですこしお話していただいた方でFistsのメンバーでもあるopさんなので、なんとか交信したいところではありましたが、このさきどれくらいチャンスがあるか?

 カリブ方面はだめでしたが、10MHzでPAと交信できました。オランダはバンドNEWになります。QRPでも出来ないことは無い程度の強さではありましたが、アンテナが正面を向いていないこともあり、こだわらずに50Wで交信。7MHzではSMなども強く入感していて、DXのコンディションも全く駄目というわけではなさそうです。SMは過去に同じバンドで交信済みの局だったのでコールを遠慮しました。

 国内交信も合わせて今日は3交信だけしか出来ていません。まあこんな日もありますね。ということで、日が落ちてからはあまり欲張らずに早めの撤収となりました。

12/30 記

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2012年12月25日 (火)

DDXCC その後

 先ほどDDXCCのカウントに関するメールが届きました。内容を見ると修正・変更した部分のお知らせでした。

Ddxcc2

 9M2ZAKはNon-Federated Malay Stasesということで、カントリーの場所が変わっています。もともとそこに入力していたデータは削除ということになっているので、これで1カウント減。

 CN8ZGはTanger Zoneに入力してあったものが削除。

 RI0Kは Wrangel Islandでは無いほうの運用だったようで削除。結局マイナス3で143カントリーになってしまいました。

 7Z7ABは入力する場所が違っていたようで変更になりました。

 6O0CWも同じく変更。

 9J2BOはコールサインの入力間違いということで、修正してカウントされています。

Ddxcc3  WEBに行ってみるとしっかり143でクレジットされています。ついでにStanding(順位)を見てみましたが、もう143のところにコールサインが出ていましたので、しばらくしたらアワードが送られてくるものと思います。

 9M2の削除されたところは探せば他の局を見つけることが出来るかもしれません。それが出来たとしても、1カウントupだけですね。最終の更新は来年になってからということになりそうですが、ステッカーの追加はもう望めない感じですね。

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2012年12月23日 (日)

JA-1

Ja1  愛用のパドルです。某所の会報でキーの写真を募集していたので撮影してみましたが、気がついたら締め切りを過ぎていました。せっかく撮ったのでもったいないからブログにupしてみました。

 もう20年以上使っているでしょうか。ベースのコーティングがところどころぶつかって禿げてさびが出てきていますが、現用で一番使っているパドルです。カツミやGHDなどのようにカチっとしていなくて、ソフトタッチなのが気に入っています。MFJのパドルも活用していました。T-ZONEがJRの高架下にあった時に入手したものでした。

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2012年12月22日 (土)

DDXCC

 今年も終わりに近づいてきて締め切りの近づいたDDXCCですが、ARRLのWEBで交信出来たカントリーの入力をしてみました。エクセルのファイルでは148まで到達していたのですが、入力してみると2つ少なかったです。

Ddxcc_edited2 なんでだろう?もれなく入力したつもりでしたが・・・。ARRLのチェックで外された交信なあったのだろうか? もしかしたらエクセルのファイルに余計なカウントが入っていたのかも?

 残り10日を切った状態で残り4つ(150の区切りまで)では届きそうにないので、このまま申請してみました。追加の交信が出来るようであればエンドーズメントをすればいいかなと思って、146で申請手続きをしてみました。来年になってアワードが届くかな?楽しみです。

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2012年12月20日 (木)

木曜日

 出かけたついでに巣鴨によって、先日の西多摩郡移動までのQSLを預けてきました。積み上げで10cmぐらいあったかな。この先は来年になりますが、NYPで20交信をクリアしたら、ステッカーをもらいに行くついでにまた届けられると思います。

 JARLに行ったついでに、CQ出版に立ち寄り1月号を買ってきました。2013年の年間テーマは「アンテナ技術を学ぼう」だそうです。期待したいところですね。残念なところを発見してしまいました。ハム手帳に掲載されていた「欧文&和文モールス符号」ですが、数字のゼロを略す場合の表現として「ーーー」と書かれています。これは間違いですので、掲載してほしくないですね。訂正していただきたいところです。正しい0(ゼロ)の略体は「ー」です。これが掲載されていないのです。世界の共通語であるはずのCW符号ですが、正しくは無いがJAローカルで使う人が多い「ーーー」を正しいかのごとく掲載されるのは問題がありそうな気がします。DXコンテストなどでは、数年前までは「ーーー」を送ると「NR?」が返ってきたものですが、最近ではJAの間違いを認識してあえて聞きなおさないDX局も増えてきました。CWは言葉のように「時代とともに変わっていく」ものではないので、JAを代表する無線雑誌としては、こういう間違いを掲載していただきたくない気分です。

 一応休みのはずなのですが、ちょっと用事があり会社に立ち寄って、その後戸田市によりました。日没頃の設営ではありますがアンテナを張ってみました。ログインしたのはたった3局だけでしたが、まあ、こんなもんかなぁという感じです。7MHzでPA1CCが聞こえていたので呼んでみましたが50WにUPしても届かず。残念でした。もう秋のDXシーズンも終わるという感じでしょうか?21MHzのEUも弱く交信出来るほどでは無かった感じ。国後島移動のUA局と7MHzで交信してIOTAマラソンを1-point追加しました。

 あまり暇なので「Elecraft CC」のチェックをしていました。エレクラフトリグを使用した局との交信は80交信ほどありましたが、シリアルナンバーまで聞けたのは48局しかありません。なかなか進まないです。K2しかなかったときからカウントしているのにこんなもんです。Elecraftリグを使用している方は、ぜひシリアルナンバーの交換にご協力くださいね hi

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2012年12月18日 (火)

IOTAコンテストのカウント

 今年の7月に行われたIOTAコンテストの交信データがIOTAアワードの申請に使えるようになりました。QSLをCFM出来ていないIOTAのカウントを6局ほど上乗せすることが出来ました。残念ながら3局ほどのNEWはログの提出が無かったようではじかれてしまいました。

 過去のコンテスト交信も2004年までさかのぼってチェックできます。他に無いかなぁと思ってハムログを開いてみていたらコンテストログからハムログに転記しているときにIOTAナンバーを書き写していませんでした。これは?と思える交信のコールサインをIOTAのHPで検索にかけるとその局がクラスターなどに書き込まれた情報が検索でき、IOTAのナンバーも見つけることが出来ました。

 2009年のコンテスト参加ログでQSLをCFMしていないHL0C/4(AS-148)をIOTA申請の入力に入れてみると、「成功」のコメントが出てきました。これって、お宝発見という感じなんでしょうかね。1-upとなりました。

 いろいろとやってみるもんですね。ただし、次の私の申請は8月のハムフェアになるだろうと思います。ランキング競争の締め切りが1月なのでみなさんこの時期に申請される方が多いようです。私はのんびり進めます。

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2012年12月16日 (日)

西多摩郡檜原村移動

 このところDXの追いかけなどが続いていたこともあり、PHONEで交信を楽しみたい気持ちが強くなりV/UHFで飛びの良い場所に行きたくなって檜原村に出かけてみた。前にここに来たのは1年ほど前だったような気がする。そのときに終了前に1200MHzで沢山呼んでいただきながらゲートが閉まるまえに撤収しなければならず、ちょっと残念だったこともあり、最初に1200MHzの運用から開始した。

Hinohara1  1200MHzの12段コーリニアアンテナを10m釣竿の先端に取り付け8mhまで上げた。フルにUPしないのは5D-FBの同軸ケーブルが10mにしてあり、これ以上長いケーブルを使うのは減衰が顕著になってしまい1Wの信号も弱くなってしまうということでこの高さにしました。これでも同軸の先端で20%ぐらいのロスがあるようです。

 無線用のバッテリーでしばらく運用していました。10時ごろから運用を始めましたが、思ったよりもコールは少なく、呼ばれるたびにそこそこ話し込むような感じではありました。話が長いから敬遠されたかな? 6交信ほどログを進めたところで、予想外に早くバッテリーが落ちてしまいました。お昼頃まではもつだろうという判断でしたが予想より早かったです。IC-911Dの1200MHzがバッテリーを食うというよりはもしかしたら送信している時間が多かったせいもあるかもしれません。最後に交信いただいた方はファイナルを送り、受信した後でしたが、最後に送信できなくなってしまいました。こういう状態は自分でも珍しいかもしれません。発電機を使い始めてから、安心して電圧をチェックしながら運用することを忘れているような感じになってきていました。送信時の電圧降下をチェックしながら運用しないといけませんね。

 バッテリーがアウトになったところで、駐車場の端までACコードを伸ばし、発電機を回しました。エコモードでエンジンがあまりうるさくならないように配慮しましたが、どうだったでしょう? まあ、周遊道路を走りぬけるバイクのエンジン音よりはかなり小さかったと思います。発電機を動かしてから再度1200MHzでCQを出しましたが、呼ばれなくなってしまったので、いったんアンテナを下ろして50MHzのデルタループに設備を変更します。1200MHzのアンテナは、また上げられるようにたたんで車の横に置いておきました。

Hinohara2  天候は晴れで風も全く吹かず、おだやかな感じでした。ステーを張らずにアンテナを上げましたので、6mhで高さを抑えました。標高が高いので、これだけ上げれば充分という気分でした。リグハK3を使用しました。出力も5Wに抑えての運用だったので、それほど電力は食わないだろうと思いましたが、すでにバッテリーはあがっているし発電機を回していたのでパワーを上げても良かったかな?まあ、普段からQRP運用を続けていたので、これくらいが良いところかもしれません。

 コンテストでも無いですし、のんびり話をしているところもあって、1交信ン最低3分はかかっています。長い人では20分ぐらい話す人もいました。興味の方向性が近かったりするとやはり話が長くなったりしますね。自作機で呼んでこられた方も3人ほどいて、さすが6mだと思いました。DSBの送信機ですと言われた時は、ちょっと感動しました。アイテックの100mWキットトランシーバーを作ってあちこち運用に出かけたり、200mWのDSB機で運用を楽しんでいた頃が懐かしく感じました。自分でも久しぶりに昔のリグを引っ張り出して運用に使ってみようかなぁなんて思いました。DSBの送信機では100交信まで届かなかったんじゃないかなぁと思います。逆に交信相手がDSBだったことは思い出してみても今回が4曲目ぐらいだったんじゃないかと思います。自作派は健在と言ったところでしょうか。自作をする人は意外と多い気がしますが、実際に自作機で電波を出す人は今となっては貴重な存在かもしれません。また、自作機での運用を楽しみたい気分が盛り上がってきました。でも、最近は細かいハンダ付けをするのがちょっとつらくなってきましたね hi

 思いのほか初交信の方が多かったような気がします。自分が運用する機会が少なくなったか? いや、それだけ6mの人口は少なくないということかもしれません。ベランダにホイップとか、運用するときだけ車で出かけてくる方とか、みなさん苦労して無線を続けているようなお話も聞きました。たしかに以前よりは呼ばれ方が少ない感じはありますが、交信が好きなハムはまだまだ少なくない。楽しめる。と感じました。

 注目していながらも、まだ手に入れていないKX3を使って呼んできてくれた方もいました。山歩きが好きで、何度も交信していただいていましたが、だいぶご無沙汰になっていました。それでもコールサインは頭に刻み込まれています。コールを聞いたときにはログに打ちこむ前に話し始めたりしてしまいます。最近は平地からの運用が多くなりましたが、たまには歩いて山頂を目指し、徒歩でなければ見られない景色の中で無線を楽しむこともやりたいなぁという気持ちがわいてきました。ありがとうございました。KX3との交信は2局目となりました。自分が手にするのは来年暖かくなってからかもしれませんね。財布と相談しなければ・・・hi

 DXの情報交換やこのブログにもコメントを書いていただいているKazuさんも呼んでくれました。出発前に携帯メールで「奥多摩に行く」と伝えておきましたが、浅間尾根駐車場は携帯メールが届きません。一生懸命コールしてくれて、信号を聞いたときにはうれしく感じました。話を聞くと、以前ここで運用した時に信号が聞こえなかったので裏山に登って探していただいていたようです。それでも聞こえなくて帰宅してから6ele八木を駆使して50Wで呼んでくれたとのことで、話を聞いてさらに感動してしまいました。RS-32とのことで、こちらも出力を5Wから50WにUPしてQSO。エコモードの発電機がちょっとあおりますが、でも、問題なく会話が出来ます。正直なところ、群馬県の方向は雲取山から続く尾根が邪魔をして交信しづらいところではあります。そんな中で交信出来たことは感動の一つになりました。ありがとうございました。

 10時から運用を始めて、昼食を口に入れたとき以外はしゃべり続けています。17時を過ぎて回りが暗くなってきましたが、コンスタントにコールしていただいているので時間が過ぎるのが早く感じます。終わり時間を意識し始めたころに2局ほどかぶって呼んでいただき、/1だけ取れた相手を指定して受信に移ると、なんといつもお世話になっているかすみがうらのオーナーでした。なかなかランダムで交信出来る機会はありません。予告もしないで電波を出していたのに、よくぞ見つけていただけました。これも驚きと感動が大きかったです。偶然の出会いでコールサインが聞こえてくるのはうれしいですね。お互いに驚き合っていました。これだから無線はやめられないという感じです。もちろん、それぞれの交信がそれぞれにうれしさが広がる交信だったりしますが、ひとつひとつの交信を全部書ききれません。また、このうれしさを感じるために移動してしまうのだろうなぁなんて思いました。

 終了予定時間になり、アンテナ設備を分解し、車に放り込んで、出発しました。ゲートが閉まる10分前に都民の森の前のゲートを通過。時間ちょうどでゲートが閉まるのを見たことは無いんですが、遅れて出られなくなっては大変です。今回も一応セーフということでひと安心。この後は予定の中にある、数馬の温泉で汗を流します。予想外に暖かく無風状態の日でした。車の中に差し込む日差しでこの季節では珍しく額から汗がにじんでくるような良い天気でした。日が落ちても寒さはあまり感じませんでした。7時間半の運用で51交信をログに残せました。交信いただいたみなさんありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。 73

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2012年12月15日 (土)

和光市

Wako  普段はほとんど無いのですが、金曜の夜に土日の休みを伝えられました。週末に連休が確定するのはかなり珍しいことですが、さてどうしよう? 天候があまり良くないので出発を躊躇していましたが、お昼頃に和光市へ出かけました。アンテナを上げた後にちょっと雨がぱらついたりして、やはり移動日和とは言えません。でもせっかく出かけてきたので少しでもログを進めたいところです。お昼過ぎにはDXも期待できないし、7MHzから呼びまわりを始めました。偶然にもJCCの残りに出会えたら・・・なんてそうはうまくいかないもんです。さすがに残り3つになると出会える機会もなかなか少なくなりますね。

 HFハイバンドもくまなく回ってみます。暇な時間も多かったので、何度か修理し直しているギボシ接続ダイポールの中心周波数のチェックなども行いながら各バンドを回ってみました。すべてのバンドでSWR最低点がCWのバンドエッジに近いところにありました。作った時とあまり変化は無いようでFBです。端から端まで聞いていると、違法と思える運用もいるもんですね。28MHzでFMらしい信号が聞こえたり、29MHzのレピーター周波数で普通に声が聞こえたり。理解できない外国語だったりしますので、コンディションが完全にだめになっているわけではないような気もします。

 15時近くなって21MHzでカザフスタンと交信。28MHzでは8N1CJがCQ連発していました。コールすると一発で拾ってもらえて交信成立。このあたりだと空振りをあきらめずにCQを続けていれば予想外のDXと交信できるかもしれません。成果は上がったかのかな?南米などは日に一度ぐらいはコンディションがあがり信号が聞こえてくる時間があるようです。呼んでも届かない場合はありますけどね。

 9M2/JA1PBVが18MHz-RTTYで良くに聞こえてきました。AS-058からの運用とのことでIOTAマラソンに1-upとなりました。

 3.5MHzでSM4OTIの信号を聞きましたが、50WにQROしても反応がありません。残念。その後7MHzにQSYしたようで、このバンドでは交信することができました。でもQRPではなく50Wでした。ローバンドのQRPは結構きついところがあります。その後M0UNN・VK3XUと7MHzで交信。国内向けのCQがバンドのあちこちで聞こえているときでもDXの信号は強く入っている場合があります。その後3.5MHzでSM2EKMの信号が強く聞こえてきてQSO出来ました。QRPで交信出来ているエンテティなので、躊躇なく50Wでコールしました。10MHzではOH・T8・BVなども聞こえていました。

 OK RTTYコンテストの運用はあちこちで聞こえました。RTTYにQRPで出るのはかなり自虐的な運用にも思えますが、あまり欲張らずに交信出来るところだけ交信して7曲をログインしました。耳の良い局は少なからずいるもんです。オープンする範囲が狭まっているような気がするのは、秋のDXシーズンも終盤という感じなのかもしれません。それでも、21MHzでウラル山脈を越えたQRP-RTTYが2局出来ました。主催国のOKとUA4でした。(LPなのかもしれませんが、ダイポールでは良く分からず。)ZLは28MHzと21MHzの2バンドQSOが出来ました。

 中途半端の小雨と砂ぼこりが舞い上がるようなところを走ったので、洗車したばかりの車がまた汚れてしまいました。また洗車するために移動しなくては・・・hihi

12/16 記

 

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2012年12月13日 (木)

川越市 伊佐沼 LA-1

 年越しも近づいてきて、いつ墓掃除に行こうかと考えていましたが、一日空けることが出来ました。帰宅時間を気にしないで良いので、のんびり構えられます。とりあえず花は前日に買っておけたので適当な時間に出発した。道中に2つほど雑用を入れてみた。そろそろ減ってきた発電機用のガソリンを買い足しに朝霞市のガソリンスタンドへ。普段ガソリンを入れているのはセルフサービスのガソリンスタンドなのだが、携行缶には入れてはいけないらしく、店員の給油するガソリンスタンドに立ち寄った。そして志木市の秋ヶ瀬公園で洗車。運動場のそばに地下水の蛇口があるのでそこを利用しようとした。ただ、凍っているのか?水が出ない。以前も止まっていたことがあるので、一応ペットボトルに水を用意しておいたが、それがよかった。洗車も無事済んで、所沢の墓所にお昼頃到着。掃除とお参りを済ませ、これからが自由時間。

 所沢まで行ったので、その周辺で移動運用出来そうなことろは無いかとチェックしておいたのだが、最近流行の兆しがある湖沼アワードのポイントとなる川越市・伊佐沼に行ってみることにした。

Kawagoe1  大きな沼ですが、水が引いていました。とりあえず車で1周回ってみて、公園の駐車場に車を入れました。駐車場で運用するときはダイポールなどは張れません。とりあえずモービルホイップでいいか、とアンテナを設営して7MHzを聞いてみます。平日の昼間ですし、国内スキップもあり得る時間帯なので、あまり期待はしていませんでしたが、かなり静かです。CQを出してみましたが呼ばれません。ダイヤルを回してみると、Sの振れは弱いもののしっかり聞こえる感じで5エリアの記念局が出ていました。これくらいなら取れるかなぁと思って呼んでみましたがCQを出される始末。飛んでいないのかなぁ? QROでもいいから1局だけでもログインして帰りたいなぁと思いましたが、まずアンテナを変えてみようとモービルホイップをMBL-V(モービルに設置できる釣竿バーチカルアンテナ)に変えてみました。

Kawagoe3_2  先ほどの記念局がS-9に信号に変わっています。強さの違いに愕然としました。MBL-Vの性能が良いのだろうか?内心うれしい感じでしたが、これほど変わるのもおかしいかもしれない。もしかしたらモービルホイップがおかしいのかもしれないと後になって思い始めました。

 5エリアの記念局も問題なく交信出来、それならばとCQを出し始めました。平日ですから驚くほどのコールが重なったわけではありませんが、コンスタントに呼ばれて、40交信ぐらいをログインすることが出来ました。ほっと一安心。とともに、久しぶりにMBL-Vが成果を残してくれてうれしい感じでした。

 コールもやんで、到着してから1時間半ほど経ちましたので、撤収して帰宅することにしました。帰り道の途中で、さいたま市南区の別所沼にも立ち寄ってみようと考えました。到着して沼の回りを車で1周してみましたが、停車できそうなところが見つかりません。住宅街の中で停車して無線をやるのは周りに迷惑そうなので、そのまま車を走らせ帰宅しました。別所沼はどうしてもQRVしたければ電車で移動するしかないかなぁなんて考えました。

 交信いただいた皆さん、ありがとうございました。運用中はエンジンを停止して、常時積み込んである無線用バッテリーを使用しました。IC-706mk2GM/出力5WにアンテナはMBL-V。PCは内蔵バッテリーで働かせていたので、発電機も使用せず、エコな運用となりました。帰宅時の走行中に無線用バッテリーをチャージしながらの帰宅でした。

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2012年12月11日 (火)

ARRL 10m Contest

 あちこちのブログを拝見すると、日曜日は良くなかったようですね。Ctestwinのデータをコピーしましたので、マルチなどを張り付けておきます。

まずは、QSOレート10m_rate 土曜日は風が強くなってきて早めの撤収となったので、13時に終了してしまいました。JAでも2エリアや6エリアに拾ってもらいましたが、素晴らしい設備の方がW方面に八木を向けている途中に私のところがあったのかなぁと思ってましたが、多少はコンディションが開いたのかもしれません。ただ、6エリアの方はPJ2Tと交信していた後にコールして、PJ2Tよりも手間をとらせたかもしれません。辛抱強く取っていただき感謝です。もちろんPJ2Tの信号は聞こえませんでした hi 夕方のコンディションはわかりませんでした。日曜日は仕事のため全滅。月曜日は夜明けとともにアンテナを設営しましたが、コンテスト以外のDXねらいもあって残り1時間というところで10mのオープンに気付き、あわてて呼びまわった感じです。

CWのマルチ10m_cw_multiWのマルチは月曜の朝だけでした。八木を使ってフル参戦している人はもっと出来ていると思います。南米は毎年入感していますので、少ないながらも貢献してくれています。運用した時間帯もありますがEUは全滅でした。

PHONEのマルチ10m_ssb_multi Wは全滅です。オープンに気がついたときに1つでも2つでもとっておけばよかった。CW周波数を2周してしまいました。DXのマルチも少ないです。近場を取りこぼしているのですが、BY・BV・HLなどは参加しないのかなぁ・・・という感じです。HSも聞こえていたんですが弱くて届きませんでした。

 設備は5W出力にダイポールアンテナのいつもの設備で挑みました。

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2012年12月10日 (月)

C6AVA VP5/W5CW ARRL-10m Contest

Wako  日曜日は仕事で終日無線が出来ませんでしたが、月曜日は午前中ぐらいは自由な時間が出来ました。運用を続けているC6AVAはNA-054から出ています。IOTA-ペディションの局はマルチバンドの運用を重視せず、開けているバンドで1局でも多くの局にNEW-IOTAをプレゼントする目的があるので、オープンしている時間帯に同じバンドに出てくる可能性が高いです。そのC6AVAを狙って夜明け前に出発しました。和光市の場所は土曜日にARRL-10mに参加した場所と同じところを確保できました。あたりが明るくなり始めたころに到着。設営をしている途中で太陽が地平線に見えてきました。この季節はやはり寒いです。伸縮ポールを持つと手が痛くなるほど。自分でもよくやるなぁという気分です。

 狙いをつけていた18MHzで2本の線がP3で見えます。バンドエッジはZP6でした。もう一つの線に周波数を合わせると、ビンゴです!C6AVAがノーパイルで聞こえています。(ノーパイルと言ってもパラパラ呼んで交信を続けています)Sは3ぐらいでしょうか。クラスターに上がらないうちに交信しなければ・・・。最初のコールはQRPで呼びましたが、QRZ?が返ってきました。コンディションがふらつき気味に感じたので、すぐに出力を50Wに上げてコール。一度符号の訂正がありましたが、しっかりと交信することが出来ました。IOTAが1-upとなりました。

 もう一つ狙っていたPJ5Jは21MHzで発見しましたがパイルアップが大きいうえに信号がちょっと弱い。S-2ぐらいからだんだん下がっていく感じがします。パイルには参加しましたが、抜けません。これは難しいかなぁと思っていたところ、少し下に信号が見え始めました。どこだろう?と周波数を合わせると、VP5/W5CWです。Sは5ぐらいの強い信号で入感していますがCQ空振り連発。これは呼ぶしかないという感じで、QRP/5Wでコールすると、うまく拾ってもらえました。QRPでのNEWでありバンドNEWでもあります。やったーという感じでした。その後も聞いていますが呼ぶ局もまばら・・・。そのうちあきらめたように信号が消えてしまいました。

 21MHzのPJ5Jがパイルでなくても届きそうもないほど落ちてきたところであきらめて18MHzに戻ってみると、先ほどのVP5がこちらでも聞こえます。あまりパイルにはなっていない感じで、こちらもQRPで拾ってもらうことが出来ました。クラスターに出なければ交信のチャンスは大きいです hi

 8時近くなって10mを聞きに行きました。CWで予想外にWの信号が聞こえています。コンテストログを立ち上げ、呼びまわり開始。Wは全く撮れていませんでしたから、どこと交信してもNEWマルチになります。やはりARRLのコンテストですからWと交信したいですよね。東海岸が多いですが、LA・CA・MT・AZ・BC・HI・WAとUSAのマルチを増やすことが出来ました。アメリカを飛び越してLU・PY・CEなどもログインすることが出来ました。でもオープンしている時間は短く、8時40分頃にはあれだけ聞こえていたW局がカスカスの弱さになってしまいました。最後の10分でCQを出し、JA-2局に呼んでもらってコンテストを終了。総数は85まで伸ばすことが出来、来た甲斐がありました。あとで考えたら、Wがオープンしている間にSSBを聞きに行くべきだった。同じマルチでもモードが違えば計上できる。3つでも4つでも取れていれば得点に大きく差がついてくる可能性がありました。ちょっと失敗だったかなぁ。

 コンテスとが終わって一段落し、のんびり各バンドを回ってから撤収しようと考えていました。28MHz-SSBではAH0BTが強力に聞こえました。元気です。交信のお礼のつもりで呼ぼうかと思ったのですが、コンテスト終了後にもかかわらず、Wからけっこう呼ばれています。しばらく聞いてから他のバンドを聞きに回りました。14MHzRTTYでパイルが見えましたが、ご本尊が全く聞こえてきません。そのパイルアップの少し上に信号が見え、どこだろうと周波数を微調整してみるとYN5ZOです。RTTYでは未交信のエンテティ。ちょっとQRPでは難しそうな感じなので50Wでコールし始めます。USAから呼ぶ局には何局も先を越されました。JAも2局先を越されましたが、なんとか交信することができました。

 3時間ほどの運用ではありましたが実りの多い運用となりました。日の出前に設営を始めるのはけっこうきついですが、時間に余裕のある時はまた出てこようと思いました。思わぬ拾いものがあるかもしれません。コンディションのオープンする時間が短い気がするのは冬型になってきている証拠かもしれませんね。夜中のローバンドを狙いたいところもありますが車中泊にはきつい季節になってきました。

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2012年12月 8日 (土)

ARRL 10m Contest

 今日から始まったコンテストですが、早めに帰宅となりました。

 和光市に移動し、10mのRDPを上げて、スタートから参加し始めましたが、あまりコンディションは良くないようでした。DXの信号がほとんど聞こえない状態で、国内目当てにコールしたりCQを出したりしていて、やっと43分後にDUをログインすることが出来ました。いつも聞こえるVKと交信出来たのm1時間14分後。南米はLU・CXが1時間半後というありさまです。主役のUSAが全く聞こえてきません。参りました。

 XVは弱いながらも運よく交信できました。KH2・KH0・ZLなどをやっとの思いでログインし、UA9を一局。VR2に2局拾ってもらい、CQ連呼のなかでBVにコールしてもらえました。

 午前中は無風状態だったのに、昼過ぎになると風が強くなってきました。ちょっと心配になって外へ出てみると、伸縮ポールがおおきくしなっています。タイヤベースが浮き上がりそうな感じでもあり、危険を感じて半分の6mまで縮めて、7MHzで国内局を呼びまわりしながら様子をみようとしましたが、それでもポールが大きく揺れるので、今日はあきらめて撤収することにしました。時間は14時ちょっと過ぎ。正直なところ消化不良という感じです。でも、倒壊するよりは安全に帰宅して、次の運用を期待したほうが良い感じでしょう。交信数は62局となりました。

 日曜に出られれば・・・という感じですが、残念ながら明日はお仕事です。月曜は出社が遅いので朝に移動することも可能かもしれませんが、気力が無いかもしれません。これで終わってしまう可能性が70%ぐらいかな? hi まだまだコンテストは続きますので、参加の皆さんは頑張ってくださいね。 それにしても、USAを1局も聞くことができずに終わるとは思わなかった。

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2012年12月 6日 (木)

3バンド ダイポール

3band_dp  DXの追っかけもお昼頃にはなにも聞こえない時間が出来ます。先日チェックした際、エレメントが短すぎたことで持ち帰った14-21-28MHzの3バンドダイポールをエレメントのつけたしとちょっと改良して調整するタイミングを待っていましたが、今がチャンスとばかりに調整に入りました。

 改良した点は、3本のエレメントの端に一番長い14MHzをつけていたものを、真ん中に変え、21-14-28という順番にしました。前の状態では安定度が悪かった感じでしたが、多少は安定するようになったと思います。21MHzと28MHzのエレメントの両方に20cmずつつけたしSWRを計ってみると、中心周波数が低い方に出てきています。これで切り詰めることで目的周波数に中心周波数を追い込むことができます。数回上げ下ろし、エレメントを2.5cmずつ切り縮めて中心周波数の移動を確認していくと、すべてのバンドのCW周波数でSWR1.1まで追い込むことが出来ました。ほぼ完成と言っても良いと思います。

 このまま設営しっぱなしにして、チャンスがあったら交信に使いたいなぁと思っていましたが、DXの開けてくる前に風が吹いてきて、設営に使用した釣竿が大きくしなるようになってきました。別のダイポールを十字に設営してあるので、今回は撤収して、実際の交信で使うのはおあずけとなりました。

 このタイプのマルチバンドアンテナは輻射効率が落ちなければバンドチェンジに時間がかからず贅沢なアンテナとなりそうです。うまくいけば10-18-24MHz用も作っておき、2本で6バンドにQRV出来るようになるといいなぁなんて考えています。回せないのが弱点ですが、5.4mの釣竿2本で広げて伸縮ポールの最上部に上げるのも悪くないかなぁという気もしています。アンテナを作り、調整して成果があげられると、アンテナ作りも楽しいです。たかがダイポールアンテナではありますが、奥が深いと感じています。

 給電点からエレメントを3本出して平行に伸ばすスタイルはアメリカのアルファデルタ社から販売されています。この会社のアンテナはさらにトラップコイルで7MHzや3.5MHzまでQRV出来るタイプを作っているようです。データを持っていませんが、今回の3バンドダイポールがうまく行けそうなので、ちょっと気分がいい感じです。

12/8 記

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ZL9HR

 日曜日に追っかけていれば良かったのかもしれませんが、KCWAと160mコンテスト参加の目的で、あまりHFハイバンドに注力していませんでした。この日一日がZL9HRキャンベル島を狙う最初のチャンスになりました。とりあえず1交信だけでもGETしておきたい気分です。

Wako  だいぶ引っ張られているときの写真しか撮っていませんでした。 ギボシのダイポールを十字に張って、どちらから信号が来ても対応できるようにしました。先日21MHzで信号を聞くことが出来たので21MHzがメインターゲットかなぁという風に考えていました。もちろん他のバンドもワッチしますし、運用周波数を気にしながら他のDXも聞こえていればコールするような感じでした。

 8時台に21MHz-SSBでYNニカラグアと交信できました。QRPでの交信です。幸先の良いスタート?と思ったものの後が続きません。それでも18MHzでV63XGのOC-012を一つ拾うことが出来ました。18MHzのBU2AW、14MHzのXU1Aは日本人OPの方です。

 あまりにもログが進まないので、7MHzでJA国内の追っかけコールを数局。それでも暇なので、3バンドダイポールの調整などもしていました。本当は調整に時間を使えないほど交信出来れば良いのですけどね。

 日が落ちてきて、21MHzで5R8ICの信号を発見。ちょっと時間はかかりましたがなんとか交信することが出来ました。DDXCCのNEWとなり、やっとここまできましたよ。Ddxcc_edited1タイムリミットまであと22日。そして150まであと2つ。届くだろうか?でも難しいところばかり残っているような気がします。あとから調べたらIOTAもAF-090でNEWでした。

 10MHzでE51TLAをGETしてIOTAマラソンを1-UP。その10MHzの中で、パイルアップが聞こえます。もしやと思い予告周波数を聞くとやっとZL9HRを見つけることが出来ました。でもちょっと信号が弱いです。10MHzなら日が落ちてしばらくたてば信号が強くなってくれるだろうと、ちょっと様子を見ることにしました。その間に、5T0SPを14MHzでGET。ほとんどが50Wでの交信ばかりになってきています。

 だんだんとZL9HRの信号が強くなってきているように感じました。でもパイルアップも大きい感じです。50Wならなんとか届くかもしれない。パイルアップの中から拾われる信号を探し中らコールしますが、なかなかパイルを抜けません。そうこうしているうちにSA指定となります。指定が解除になるまで待つしかありません。でも、あちこちで指定無視のコールも聞こえます。そのうちSA指定がSA/NA指定となりまだ呼べません。VKが呼ぶと拾っているのは、チームがVK主体だからでしょうか? パイルの無い状態のときにASIAの指定無視が呼ぶと、「指定を守らないとQRTする」と打っているようです。指定がわからない人はそう言われても打ち続けます。やめてほしいなぁという気分で聞いていました。指定無視はJAだけにとどまらずHLやUAも呼んでいました。そのうち、「PSE QSO DE OH・・・」と聞こえたと思うとOHの局は拾ってあげるんですね。その後はSA/NA/EU指定です。まるでASIAを避けているような感じに思えます。普段だったら頭にきて待つのをやめてしまうようなところではありますが、オールバンド未交信でもあり10数年ぶりの運用とあっては、あきらめる気分にはなれなかった。この局と交信するために今日は出かけてきたようなものでしたから・・・。

 SA/NA/EUが枯れるまで交信した後に、「あれ?指定しなかったなぁ」と思ったらJAがログインされました。待ってましたとばかりにコールが始まりましたが、先ほどのパイルアップよりは少ない感じもします。以前、似たような運用をしていたDXペディション局が指定を解除して数分後に大パイルアップの中で突然CLしてしまったことを思い出してしまい、QRPなんて言っていられなくなり、50Wでコールすること数分。比較的早めにログインすることが出来ました。

 やっとの思いで交信出来たものの、なんだか気力が無くなってしまいました。ハイバンドでASIAとの交信が出来そうなバンドを避けるような選択をしているようにも思えます。WWのクラスターでは熱心にQRVしてるようにも見えます。噂話では局数が多く距離的にも交信しやすそうなASIA(JA)のログイン率が、遠距離で届きにくいNA/EUのログイン率の半分しかないそうです。欧米の人たちのチームではありますからわからないではありませんが、ちょっと極端なんじゃないかなぁという気もします。でも、オールバンドNEWを一つもらえただけでも感謝しなければいけないところかもしれませんね。

 この日は80mまででも追いかけて、夜遅くなっても構わない気持ちでいましたが、力尽きて撤収することにしました。帰宅してクラスターを見てみると、その後40mでもQRVがあったようです。QRVがあったと言っても粘って交信出来たかどうかはわかりませんので、撤収して正解だったと思うことにします。先ほどオンラインログでも確認することが出来ました。

12/8 記

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2012年12月 2日 (日)

KCWA ・ ARRL-160mコンテスト

 冬の朝は起きてから起き上がるまで時間がかかってしまいます。せっかくの日曜休みなので有効に使いたいと思いましたが、出発が7時になってしまいました。休日でこの時間だと和光市の場所は釣りの車が止められてしまい、アンテナを上げられないだろうなぁと思ったらその通りになりました。まあ、トップバンドも視野に入れてノイズお少ないところまで行こうとさいたま市西区まで行ってみたら西遊馬の運用場所は工事で入れなくなっていました。ちょっと戻ってスーパー堤防の上にアンテナを展開しました。

 今年最後の国内CWコンテストでもありますしKCWAに参加しようと考えていました。開始直後からCQを出すもあまり呼ばれず、呼びまわりに変更するとまあまあログが進みました。一通り呼び終えて再度CQ。呼んでくれた局がどう考えてもおかしいなぁと思うようなナンバーなので何度も聞き返しましたが同じような返事しか返ってきません。相手の送ったナンバーを繰り返してOKか?と聞くとOKと答えるので仕方なくそのままログインしました。でも3エリアでオホーツクのナンバーはどう考えてもおかしい。一度もOSと打ってくれなかった。ログを照合しておかしければ減点になるので、おそらく減点だろうなぁ。その後、何度聞いてもシリアルナンバーしか送ってくれない局が出てきて、モチベーションがガタ落ちになってしまいました。しばらくしてシリアルナンバーしか送ってくれなかった相手が再度呼んできて、今度は正しいナンバーを送ってくれましたが、PCログに入力すると「交信済み」となってしまいます。強引に入力したら、こちらのシリアルナンバーが進んでいないのに気付かず次の相手に同じナンバーを送ってしまった。たいした得点では無いかもしれないですがもうやる気がかなり落ちてしまいました。今年最後の国内CWコンテストはあまり気持ち良く終われなさそうです。

 時間はまだ残されていますが、予定より早くKCWAを終了してアンテナを160mに変えました。ワッチしているとWL7Eが聞こえます。でもなかなか強くならない。やっと聞き取れるぐらいだとこちらの信号が相手に届く可能性も少なさそうです。そのうちそのすぐ横でKL7RAが聞こえてきました。同じアラスカですがこちらの方が強力。QSBを伴いながら少しずつ寸毫があがってくるように感じ、何度もコールしました。あとから呼び始めた局にずいぶん追い越されましたが、なんとか交信することが出来ました。残念ながらQRPではなく50Wでの交信です。でも160mの難しさを考えると、50Wでも取ってもらえて良かったという感じでした。実は160mのアラスカは初交信になります。

 その後、K7NJユタ州なども聞こえましたが残念ながら届かず。N7GPという局も聞こえていました。KH6LCも聞こえましたが、アンテナがサイド気味で届きませんでした。すこし粘るつもりではいたのですが、フロントガラスに雨粒が落ちてきてしまいました。発電機を使い始めてから雨の運用を躊躇するようになってきた。今回もは雨ではありますが急いで撤収して帰りました。VEも未交信なので聞こえてほしいなぁと思いましたがそれを待たずにARRL-160mは1交信のみで終了となってしまいました。まあ、バンドNEWが出来たのだから良かったということで納得して終了でした。

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