7月7日の有間山に行ったときに偶然アイボールして教えていただいた情報に蕨山の駐車場というのがありました。場所を確認してみたいというところがありました。おそらくここだろうと思っていた道を入ってみると思ったより短い距離でそれらしい広場に出ました。そのときに場所の確証はなかったのですが、後で確認してみると橋小屋の頭という場所で有間山と蕨山の分岐点だったようです。道しるべを頼りに登り始めました。最初の急登りを過ぎると平坦な尾根歩きになります。20分ほど歩いたところで蕨山の山頂にたどり着きました。
一通り写真をとった後に6mのヘンテナを上げます。3つあるベンチのひとつを利用して設備を広げました。
ロケーションもよさそうで期待して空き周波数を見つけPTTを押すと電源が落ちてしまいました。なんとバッテリーがアウトになっています。先日使ってからチャージャーに(トリクル充電も含めて)3日ほどつなぎっぱなしにしていたので充分充電されているだろうと思っていましたが、不具合があったようです。チェックしないで持ち出すのはよくないですね。写真はまぼろしの設営風景となってしまいました。
交信できるかどうか不安でしたが、緯度経度をチェックするために持ってきたVX-8を使って電波を出すことにしました。出力はバッテリーのもち具合を考えて1Wに設定しました。付属のWHIPでどれだけ飛んでくれるか? 同じ時間に金山移動をしているKazuさんとは交信したいなぁと思って、6mに出られなくなったので430に出ると携帯メールで送信しました。圏外表示が多いのですが、タイミングの良いときに送信ボタンを押すとうまく送信することができました。
VX-8に付属ホイップもロケーションが良い場所ではそれなりに飛んでくれるようです。ポツリポツリとコールがあり、そのうちにKazuさんが運用途中の6mをいったん中断して430でコールしてくれました。ありがたいです。お互いの山移動の成果をなんとか交信と言う形で残すことができました。ありがとうございました。
17交信できました。記憶に残る山移動の仲間とかなり久しぶりの交信ができたことも感動を感じました。17局目に交信した相手はバッテリーアウトで尻切れになってしまい失礼いたしました。無線機本体のマイクに向かってしゃべっているので、最後はバッテリーが切れたことに気がつかずしゃべっていたようです。電源の問題で交信できないのは悔しいので、重くても余裕のあるバッテリーをもってくるようにしていますが、今回はいろいろと反省点が多い感じです。
KX1に電池を入れっぱなしにして液漏れさせてしまったこともあり、KX3に電池は入れないつもりでいましたが、せっかく本体に電池を入れられる設計になっているんだから、電池を入れっぱなしにしないよう気をつけることにして電池内臓を生かす使い方をしたほうが良いのかもしれません。
思ったより早めに車に戻ってしまいました。まだ帰るには早い時間、どうしようか考えていて、車に無線用のバッテリーが載っていることを思い出して、有間峠に行ってみることにしました。アンテナは見えず、15時という時間帯ですいていたこともあり、運用できなかった6mをやっていこうとヘンテナを上げなおしました。
ロケーションも良く、のんびりQSOを楽しみました。Eスポも期待できる感じだったようで、高所からの運用は不利になるような感じでしたが、逆にパイルアップと言う感じにはならず、のんびり話をすることができたような気がします。相手からの情報では2mでも北海道が開けたらしい感じです。
リグの紹介なども含めて交信しているとKX3を使っているかたに2人も声をかけていただき、シリアルナンバーの交換もさせていただきました。けっこうユーザーも広がっているのかもしれません。KX3ユーザー1局相手に45分も話したり、自作機で出ている方と20分ぐらい自作の話をしたり、homeから出てラグチューしているような感じのQSOもありました。6mの雰囲気は今も変わっていないようなきがしてうれしい気がします。
18時近くなるとあまりコールがかからなくなります。Eスポが出てきているのかな? それとも参議院選挙の結果の速報が流れ出す時間かもしれません。逆川林道は落石も転がっているので、日が落ちる前に名栗湖まで降りておきたい。18時に終了して帰路に着きました。
反省点も多い移動でしたが楽しめました。やはりPHONEの運用もいいなぁという感じでCWの信号を一度も出さない日となりました。
7/22 記
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