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2013年8月31日 (土)

KX3でHOMEから交信

 午前中に、YB3MM/Pが21MHzで聞こえているとの情報が携帯に入った。移動していなかったこともあり、自分は交信できないだろうと思って、未交信の方に「頑張れ!」の返信を書いた。その後、「交信できた」との連絡に「強くなった」という情報も流れてきて、HOMEのLWでは聞こえるだろうか?と、KX3をつないで当該周波数に行ってみる。弱いながらもYB3MM/Pの信号が確認できた。昨夜の14MHzで満足していたのだが、バンド違いと言うことで、10Wでコールしてみると、「CPT?」と返事が聞こえる。え?届いているの? そう思ったら、キーを打つ手に力が入った。プリフィックスをしっかり聞かそうと再度コールをするとフルコールで返ってきた。なんと交信成立。思わぬところでOC-217で2ポイント取れてしまった。コンディションが良いときをつかめばできてしまうんだなぁ・・・。

 気を良くして、18MHzと24MHzを聞いてみると、24MHzでKH6FPが聞こえる。5Wにしてコールすると、こちらも電波が届いた。ALOHAと送るとALOHAと返ってきた。その上のほうで次に聞こえたのは5W1SA。交信済みではあったが久しぶりに聞いたので、呼ばせてもらった。そして届いた! なんてことだろう。homeのLWも結構使える? ただ、ATUから伸びるエレメントの半分は屋根の下なので、電波の強く出るあたりは障害物が多い。運がよければ交信ができるというぐらいかもしれない。

 調子に乗って7MHzで国内移動局を呼んでみた。パイルアップには待たされるものの、意外と返事が返ってくる。みなさん耳が良いです。Kazuさんが多々良沼に移動しているというので当該周波数を聞いてみるものの、まったく信号のかけらも聞こえず。情報にあわせて7MHz~18MHzまで聞いてみたものの、やはりだめだった。逆に7003でCQを出してみるよと言ってCQを打ってみる。2局ほど交信できたものの、群馬のKazuさんの電波は聞こえてこず、千葉からのコールも聞こえなかった。ところが、群馬にも千葉にも529で届いているという。呼んだけど反応無かったと・・・。ちょっと交信できて喜んでいたが、homeのアンテナでは受信がよろしくないようだ。国内を呼びまわってみたが、2-3-7あたりは反応が良いみたい。近場1エリアはスキップ気味。時間帯もお昼前後ではこんなもんかもしれない。家にいるときも少しはログが進められると思うとちょっとうれしい気がする。今日は日没までに18局ほどログインすることができた。

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石が出たかも?

 もしかしたら石が出てくれたかもしれません。トイレに行ったときになにか異物が通ったような気が・・・。その30分前ぐらいに下腹部でなにか動いたような気が・・・。出た石を発見できなかったのですが、もし出ていてくれたのならこれで全快に向かうことができるかもしれません。それにしても、経験者の話とはちょっと違って、痛みもほとんど無く、あれ?と言うような幹事でした。膀胱に入るうちに少し小さくなってくれるものなんだだろうか? 長かった。あの痛みは経験が無く本当に驚いた。気のせいではなく、本当に出てくれたと信じたい。ご心配をおかけして、たいへん失礼いたしました。

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2013年8月30日 (金)

戸田市移動

Toda


 この日も夕方から移動に出かけてしまいました。前日にOC-217から出ていたYB3MM/Pがパイルアップで交信できず、1バンドでよいから交信しておきたい気持ちもありました。時間の早いうちはYB3MM/Pはなかなか聞こえてこず、その代わりにYB8Sが元気な声を聞かせてくれました。こちらのIOTAはOC-236.以前1バンド交信済みの場所ですが、2バンドを追加してIOTAマラソンのMAX3バンドになりました。

 21MHz/SSBのIOTA周波数を中心にワッチをしていましたが、思いがけずYB3MM/Pは14MHz-CWで出ていました。UPと打っているのでスプリットの設定をして呼び始めます。呼びながらピックアップされる周波数を確認してみると、UP周波数の上下を往復しているように見えました。下のほうを拾った直後に上の空き周波数でコールしてみたものの、そのとき拾った周波数は先ほどよりさらに下。しかもKazuさんがピックアップされました。先を越されました hi それから、相手の受信に移るタイミングで送信していたのをやめて、パイルの立ち上がりを確認してからコールが集まっていない逆サイドで送信してみるとほどなくピックアップしてもらえました。こちらはNEWのIOTAとなりました。今年になってAdhiさんからNEWを4つほどもらっています。彼の話ではYBでは郵便事故も多いらしく、運よく届いても返信がトラブルになることもあるというような話でした。OQRSも始めてくれたようですが、「時間がかかるけどビューローでも返信する」という話でビューロー送りにしていますが、NEWの到着待ちが多くなってくるとまとめて請求したくなってきますね。どうしようかな。

 18MHzのRTTYでマラソンのカウントになる局が出ているようで聴きに行ってみると、なんとなく聞こえてはいます。そのすぐ下でほんの少し強いEUの局がいたので交信しようとMMTTYを立ち上げますが、うまく受信できません。USBのサウンドアダプターがうまくいっていないのかな?PC画面に受信文字が現れません。しかたなく、久しぶりにパドル操作でRTTY信号を送ってみましたが、相手の言うところによると送信信号がいまいちクリアではないとのこと。FSKなんですけどね。パドル操作だから送信時間がかかってしまい、相手の画面に隙間だらけにプリントされているのだろうか?こちらの液晶ディスプレイにはちゃんと送信しているようにも見えるんですけどね。とりあえず交信成立かな?でも、肝心のIOTA-NEWの局(OZ)は届いていないようで交信できずに終わりました。

 遅い時間になってくるとEU方面がよくなってきました。21MHzのCWバンドにたくさんに信号が見えるので、こちらからもCQを出してみました。けっこう途切れなく呼んでもらえました。Sメーターの振れが弱い局も少なくなく、相手も一生懸命受信してくれているようにも感じます。599-BKで返せばそれなりにテンポよく交信できるのかもしれませんが、できるだけ情報交換も含めた交信をしてみました。最初はレポートと名前。その後は相手からもらうRSTを加味して、続きそうだったらQTHを送ったり設備紹介をしたりしていました。今日はGPやダイポールの局はほとんどいなくて、3ele八木に100W~500Wの局ばかりでした。それなりに良い設備の局だからこちらの50W+ダイポールの信号に反応してくれたのかもしれません。イギリスからコールしてくれた局はなにやら5桁のナンバーを送ってきました。何のナンバーだ?と聞き返すとfistsと答えてきました。こちらも会員番号を返そうと思いましたが、久しぶりに思い出したナンバーに、間違ってはいけないとちょっと不安感を感じましたが正しいナンバーを送れたようでした hi

 スロバクから呼んでくれた局は名前をマリアンと言っています。YLさんかなと思ったのですが、間違えるといけないので一応73を送ってファイナルとしました。帰宅してQRZ.comで確認してみると、YLさんではなくOMさんの名前でした。印象だけで判断してしまうのは危険ですね。88を送らなくて良かったです。もっとも「LOVE and KISS」という意味もありますので、人によっては1st QSOから88を受け取るほど親密な仲ではないと思われる場合もあるようです。DX相手には73を送るのが無難な気もしますね。

 自分がCQを出したのは1時間50分ぐらいでした。16局との交信にこれだけ時間がかかっているのは、閑古鳥というわけではなく、それぞれとそれなりのやり取りを進めようとしていたこともあり、途切れてCQ空振りしていたわけではありませんでした。帰る予定時間を少しオーバーしてしまいましたが、それだけ楽しめたという感じではあります。もう感覚的には満足しています。14MHz~21MHzをひととおりワッチしてみます。YB3MM/Pは、まだ14MHz-CWで頑張っているようです。今日は他のバンドにQSYは無いだろうと、その後撤収に取り掛かりました。 

 今日の交信は36局でした。運用中にギボシ接続ダイポールの14MHzのところで接続用の矢イヤー部分がもげてなくなっているのを発見しました。ハンダの部分は何度も抜き差ししていて弱くなっていたようです。そんなこともあり、7/10MHzあたりの国内局との交信はゼロで終わってしまいました。

8/31 記

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ハムフェア

Ham1


 だいぶ時間が経ってしまいました。ハムフェアは前の書き込みでもご承知と思いますが、入院のため満足に楽しむことができませんでした。でも、撤収・備品回収の必要もあったので外出許可をいただいて会場に足を運ぶことができました。

Sato


 QRPの里に到着したときの賑わいと皆さんの暖かいお声がけが本当にうれしく感じました。ブースの設営・運営にご協力いただいたみなさんも多く、QRP・無線を通じてお付き合いいただいているみなさんの気持ちをほんとうにありがたいと感じました。あらためてお礼を申し上げます。無線って、機械に向かっている時間が長かったりしてネガティブな雰囲気を持つ人もいるかもしれませんが、やはりその機械の向こうにいる交信相手(人)と趣味を共有しているということもあり、印象以上に人と人とのつながりを大切にする趣味なんだろうなぁ。そのつながりの大きさがイベントなどでアイボールの形になって出てくるような気がします。これからも太く長く続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、短い時間ではありましたが、QRPの里を抜け出して、A1クラブのブースに向かいました。昨年の頒布のときに申し込みをしそびれてしまったクラブのKEYが限定販売されるということで、まだ残っているか確認しに行ったら、まだありました。さっそく1台購入してきました。残り10台を切っていましたが、なんだか待っていてくれたような気がしてうれしかったです。Key

Ghd
KEYを手に入れたときにコールサインプレートの割引券をいただきました。せっかくなので作ってもらおうと、GHDキーのブースに行きました。作業が一段落した氏家さんに声をかけてちょっとお話したことは前の書き込みで少し書きました。毎年ハムフェアに来るとなんらかの電鍵をひとつ手に入れています。コレクターというわけではないのですがなんとなくほしくなってしまうんですよね。昨年は名古屋の学校の教材を買い、一昨年はGHDでキットのパドルと縦振を手に入れました。商品陳列の中にバグはありません。「バグは来年」と毎年思っているうちに受注生産になってしまったのはちょっと残念でした。値段が従来の倍になるといわれるとさすがに発注しにくい感じです。

Tanハムフェアの前に7K4UBL田中さんから送っていただいたプレゼント。ブースのタイトルの左右に貼られた絵は、お子さんのYukariさんが書いたものですが、その絵をいれたタンブラーをいただきました。熱い飲み物を入れても持てるように中容器と外側に空気の層ができるような構造になっていますが、その隙間に絵を入れてあります。活用させていただきます。ありがとうございました。

 ブースの撤収の際も皆さんの協力によりあっという間に片付きました。「外で1時間ほどミーティングをやります」という声に後ろ髪を引かれながら会場を後にしました。帰宅して入り口に荷物を置いてそのまま病院に直行。約束の時間の3分前にナースセンターに外出許可証を提出して病室に戻りました。われながらすごい時間の読みです hi

 来年は健康で参加したいところです。その前に話のネタをたくさん作れるよう無線の経験をつんでいきたいと思います。お会いできたみなさんありがとうございました。お会いできなかった方は次の機会を楽しみにしています。ブースのお手伝いをいただいた皆さんにあらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。





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2013年8月29日 (木)

和光市移動

 退院してからも、まだ石が出たという意識はありませんが、大きな痛みも無く平穏な日が続いています。病み上がりということか仕事のほうもすこし外れて養生させてもらってます。というか、この日に予定されていた下見の予定が、2週間後の本番自体がキャンセルになってしまい、同時に中止になってしまったことでお休みになってしまいました。お昼過ぎまで雑用をしたりしてすごしましたが、夕方に移動に出かけてしまいました。久しぶりの無線です。

Wako 場所はいつもの和光市です。無理して八木を上げることはやめてダイポールのみの設営でした。前日に磁気嵐がありましたが、午前中にはおさまったようでした。夕方のコンディションはEU方面が聞こえては来るもののあまりがつんと入ってくるような感じではありませんでした。QRPではせいかが残らず、おのずと50Wフルパワーになりました。CQを出しているときも呼んでくれる局の信号は弱かったりします。559を送ることも少なくありませんでした。というか交信数自体も少なかったとはいえますが・・・・。

 コンディションがいまいちと言ってもそれなりに強い局もいました。9M8SYA/PというコールサインでCQを出している局がいたので、コールして、「QTHはどこなの?」と聞いてみました。IOTA期待の気持ちもあったのですが、返ってきた答えは「9M2 LAND」。へー東マレーシアの局が西マレーシアで運用するときは/Pをつけるんだ・・・。なんだか新しい知識かなと思いました。これが正式なやり方かどうかはわかりませんがちょっと記憶の片隅においておこうと思いました。自分の意識としては/2のほうがCQを出していても聞いている人に伝わりやすいのではないかなと思いました。

 R100RQA、9A287R、LZ1105PIOなど、海外も記念局のコールサインが聞こえています。いずれもショートQSOばかりになりますが、CQ出す側も呼ぶ側もテンポのよい交信を望んでいるような感じですね。

 設備紹介に進むような相手は八木を使っていたり、500Wなどのハイパワー局ばかりで、ダイポールやGPにベアフットという設備の局には出会えませんでした。もしかしたら名前だけでショートQSOになってしまった相手にはそんな設備の局もいたのかもしれません。7MHz~28MHzをワッチしていましたがログに残った交信を振り返ると21MHzだけで18交信でした。やはりこのあたりが運用者も多く交信の可能性が高いという感じなのかもしれませんね。コンディションが良くないといいながらも、EA・DL・Iなどはログに残すことができました。A6のモービル局もショートQSOながら交信できました。

 YB3MM/7が21MHz/SSBで聞こえていましたがものすごいパイルアップで撃沈でした。A92も聞こえていましたがEUばかりがピックアップされます。たまのJAも拾われますが、ハイパワーでEUを押さえ込んで聞かせないと難しい感じかもしれません。

 無線で信号を聞いているとなんだか楽しい。気持ちいい感じがします。自分で言うのもおかしいですが、無線が好きなんだなぁという感じがしました。

8/30 記

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2013年8月26日 (月)

退院しました。

 みなさまにはご心配をおかけして申し訳ありませんでした。石が出たという確認はできていませんが、CTスキャンの結果、激痛を伴う場所は過ぎているという判断で退院となりました。もしかしたら知らないうちに出てしまっているかもしれないというところもありますが、しばらくは水分を必要以上にとり、流れ出るのを待つということになります。

 本日までハムフェアにあわせて夏休みをとっていたこともあり、明日から出社になります。夏休みを病院で過ごすことになるとは夢にも思っていませんでした。

 ただ、最終日に外出許可をいただけたことで、撤収して展示写真や備品を回収しにビッグサイトに顔を出すことができ、ほんとうに短時間ではありましたが、懐かしい顔にたくさん出会うことができてよかったと思います。設営・撤収をほぼお任せの状態になってしまった今回のハムフェアは、個人的には残念なところではありましたが、お空で信号を聞き、再会できることを楽しみにしたいと思います。

 短い滞在時間ではありましたが、QRPの里は大賑わいでした。皆さんのご来訪を感謝いたします。

 個人的には、以前買いそびれていた「絆電鍵」の在庫が無いか確認しに行ったところ、まだ在庫があったということで手に入れてきました。そして、その電鍵に貼り付けるコールサインプレートを作ってもらいにGHDキーのブースへ行きました。作業の手が空いた氏家さんに「受注生産になったバグキー」が展示されていないのか聞いてみたところ、「もう1年に1台売れるか売れないかというぐらい注文が少ない」のだそうです。気になる金額を聞いてみたのですが、単品製作となると、量販のころの金額の2倍ほどになるとか・・・。さすがに手が出ないなぁという気分になりました。本当のバグキーを購入して使うよりもエレバグモードというのがあるから、それでバグキーのような感覚のオペレーションを勧めている。とのことでした。機能美をもったバグキーというものが消えていくのは残念な気がしていますが。やはり商売にならないのではしかたないことなのかもしれません。

 消化不良とも思えるかたちでの夏のイベントの終了となってしまいましたが、来年は元気な状態でフル参加できるよう願っています。皆さんも健康に気をつけて一年の成果を話しにまた来年集まりましょう。 72

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2013年8月23日 (金)

尿管結石

 タイミングの悪いことに、ハムフェアの直前に尿管結石になってしまい、入院してしまいました。ハムフェア「QRPの里」の展示資料を持っているので、なんとかしなければということで、一時外出の許可をもらって帰宅しました。着替えを準備して、これからビッグサイトに資料を運び、その後再度入院となります。 楽しみにしていたハムフェアですが、いけなくなってしまい本当に残念です。みなさん楽しまれてください。いろいろなお話が聞けるとうれしいです。

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2013年8月12日 (月)

新PC その4

 USBアダプターでステレオ入力にならない不具合ですが、解消されました。もともとのPCに入っていた録音デバイスがステレオの対応していなかったようで、USBアダプターの販売元でダウンロードできる録音デバイスをインストールしてみると、ステレオ入力対応になりました。もっとも、ダウンロードして安心していたのか、PCの中に展開しないでいたというお粗末な内容ではありました。ただちょっと録音の音量が上がりきらないかな?10dBほどあがるとコントロールしやすいのですが、PCの入力レベルを100%にしてもちょっとゲイン不足を感じています。RTTYなどの入力では不満は感じないのですが、音楽録音となると、もう気持ち上げたいかな?

 会社の若い後輩に見せながら不具合の解消を模索していましたが、ネットにアクセスして不具合の対処を探してくれたりして、若い人は行動が早いです。脱帽します。PC-9801の頃からPCにかかわっていますが、あたまが固くなってきたかなぁ・・・。スマホ世代は「調べる」という行動に出るのが早い気がします。

 

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2013年8月11日 (日)

第4回QRPスプリント 賞状到着

Qrp_award 先日発表になったQRPスプリントコンテストですが、早々に賞状が到着しました。集計・発表ご苦労様でした。交信いただいたみなさん ありがとうございました。

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比企郡ときがわ町 刈場坂峠

 丸山で雨のため早めの撤収となったが、まだ帰るには早いかなと思い、奥武蔵グリーンラインのロケーションの良い場所で、ちょっと無線を再開することにした。

Kabasaka_2 以前は茶屋があったと記憶していたが、今は駐車場だけになっていた。丸山に向かうときはコーヒーの移動販売車がいたが、雨のせいか誰もいなくなっていた。430MHzのモービルホイップで、9局ほどログイン。144MHzのSSBでは誰も声がかからなかった。雨も上がったので、6mのヘンテナを手すりに取り付け運用を開始。1局ずつのんびり交信が続いた。パイルのときはてきぱきと交信を進め、呼ばれ方が少ないときはのんびり話が続く、6mのいい雰囲気を感じた。こんな交信ができるから遠出してでも6mに出たくなってしまうんだろうなぁと思う。

 関八州見晴台の近くで、以前車を止めた場所にコン柱とHF八木アンテナが立っていた。リモート設備かな?こんなロケーションの良いところにアンテナを設置できるのはうらやましいなぁと思っていたら、その、設備を利用してコールしてくれた局とお話ができた。いろいろと設備の説明をしていただいて、興味深い内容だった。クラブ局の設備を構築して、運用を始められたようで、まだそれほど日がたっていないようだが、成果を期待できる設備だなぁと感じた。

 18時を過ぎたところで、フロントガラスに水滴が落ちてきた。そろそろ終了ということで、アンテナ設備を撤収して下山を開始。暗くなる前に西武線沿いの県道まで降りようと、刈場坂峠から直接下に向かうことにした。雨が次第に強くなり、県道を下りきってから川越に向かう道では何度かバケツをひっくり返したような雨に出会い、前方には稲光が見える。ちょうど良いときに撤収の判断をしたように思った。ワイパーを最速にしなければならないような雨は久しぶりだった。突然の豪雨で水はけが間に合わず、路面の車線表示も見えにくくなるような感じでおのずとゆっくり走行になってしまう。それでも走っていくうちに路面が乾いてきたり、また豪雨になったりで、めまぐるしい天気の変わりよう。8月の低山移動はお天気も気にしなければいけない感じではある。お盆休みのこの1週間に限って言えば、帰省地近辺からの運用を期待してHFの運用が成果が多いのかもしれない。

8/12 記

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埼玉県秩父郡横瀬町 丸山移動

 日曜は、ミシガンに仕事で駐在している友人の一時帰国でアイボールが計画されていた。確実にいける自信が無かったので、行くという返事はしていなかったものの、朝起きられたら突然顔を出してサプライズもいいかななんて思っていた。場所が群馬県だったこともあり気軽に行ける場所ではなかったが、とりあえず関越に乗る。しかし渋滞情報が出ていた。吉見SAの入り口から渋滞が始まっている。とりあえずSAで朝食を済ませ、本線の渋滞に戻ると、川越の先で事故渋滞とのこと。そしてその先も渋滞。まいった。このまま走って太田市に着くのが解散の時間になってしまっては出かけた意味が無い。迷った末に、行き先を変え、埼玉の山の上から無線でつなげようと考えた。川越を降りた後の一般道は車が少ない。やはりお盆の規制ラッシュのときは高速で遠出するものではないかなぁと感じた。

 走る距離はあるものの、車は順調に進み、奥武蔵グリーンラインに進んだ。コンテストなどがあると、あちこちにアンテナの立つところではあるが、携帯電話のつながりにくいところで、土曜日に連絡をとらなければいけない都合上、コンテストで利用したことは無い。8J1VLPの最初の年に運用した関八州見晴台などを通過して、緑の中をのんびりドライブで、ターゲットにしていた横瀬町の丸山に向かう。以前丸山で運用したときは大野峠から尾根道を歩き目的地に到着したのだが、山頂直下に駐車場があることを知り、そこからロケーションの良い山頂に行けばアプローチにかかる時間を短縮できると考えた。

 駐車場は車が1台しか止まっていなかった。やはりお盆休みで帰省されている方が多いのだろうか?それともこの8月の暑さで1000m未満の山に来る人は少ないということだろうか?山靴に履き替えて、山頂に向かう。もっとも、12~3分で到着してしまうほどの近さではある。

Mauyama 一応、三角点で写真撮影。

Tenbou 山頂の展望台にあがると武甲山方面はちょっとガスっぽく、山並みが墨絵のようで風情がある。南のほうは青空も見えていた。

Antenna 山頂エリアには誰もいない
ので、展望台の上にアンテナ設営させてもらった。6mの準備をしていたが、携帯メールで連絡を取るとワッチしているのは430とのこと。ヘンテナに430MHzのモービルホイップを取り付けて、Kazuさんと交信。帰国中のTuboiさんとも交信することができた。もっとガツンとくるかなと思っていたが、Sの振れが弱く、聞いてみると280mWとのこと。ここまであがってきたから交信できたのかなぁ。中途半端に低いところでは交信できなかったかもしれない。もっとも、こちらも使った出力は1Wに設定していた。それなりの遠距離をQRP同士で交信してしまうのは、さすがといえるかもしれない。Kazuさんの2.5W+プリンテナの信号はS-9オーバーの強力な信号で、途中から省エネで1Wに出力を下げて交信を続けたものの、S-9の安定した交信だった。

 目的の交信が終わると6mにQSYしてCQを開始。あまり呼ばれはしなかったものの、安定した交信が続いた。国師岳に移動していたJN1WLCさんがパイルアップになっている。ちょっと反則気味ではあるが、コールサインの後に「丸山山頂移動!」を付加してコールすると、そこだけ耳に残ったようで、「丸山移動局どうぞ」と一発で取ってもらえた。ハムフェアでは同じ宴会に顔を出す予定で、アイボールが楽しみである。赤城山移動のJA1TAZさんとつながったときにAM-QSOパーティの話をもらった。そういえば規約は読んでいたもののすっかり忘れていた。50.600にQSYしてTAZさんと交信。他に2局ほどAMで呼んでもらった。呼びまわりもしようとダイヤルを回すとJA1CCXさんの信号がFMかと思えるようなクリアな信号で入感していた。呼ぼうと思って、待機していると、水滴が腕に落ちてきた。遠雷も聞こえていたので、交信をあきらめ、撤収を開始。車まで戻る道では立ち木にさえぎられてぬれることは無かったが、駐車場で昼食を取っているうちにそれなりの雨になってしまった。交信数は少なかったものの、それなりに成果の残った丸山移動をログに残せた。

8/12 記




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2013年8月10日 (土)

WAEDX Contest CW

 坂東市でEU方面に見晴らしの良いところで設営ができた。想定していた場所は土手下ではあったが、そこが進入不可だったことで逆に良い場所で参加することができた。自分尾設備ではEUのオープンは3時間ぐらいであろう。15時ごろに21MHzに行ってみるとすでにDLあたりが入感していた。

 QTCルールのあるコンテストは、いままでQTCを要求されてもNOと答えて、交信のみを行っていたが、なにごともチャレンジだと思いQTCを送ることに注力するつもりではいた。最初に要求されたときに、手はずどおり送信を行ったつもりではあったが、データの前にQTCナンバーを送らなければいけなかったらしい。最初の局が気を回してOKと答えたことが逆に安心させてしまったのか、それから先5局ほど、混乱させてしまったようだ。ルールを読みきれていなかったことで、迷惑をかけてしまった。QTC情報の送り方はしっかりと呼んできたつもりであったが、やはり母国語ではない英語の規約を読みきるのはむずかしい。時間をかけてQTCを送っている局をワッチすれば理解できていたかもしれない。反省とともに、次回の時にはしっかりとQTCを送って得点をMakeしたいところである。

 ログの書き方も確認しなければ・・・というか、正しいQTCナンバーを送れなかったので、チェックログとして提出すべきか?

 交信は69でQTC送信は68になった。やはりQTCを要求されるコンテストであるから、NOばかり答えるのはちょっとつらい感じもする。50W出力に3ele八木の設備で、それなりに楽しめるコンディションではあった。コンテストは日曜まで続いているが、参加はこの日だけのつもりであった。2日目は参加しないつもりなので、坂東市まで足を伸ばしたというところもある。

8/12 記

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茨城県坂東市移動

 近場の移動が続いていたので、少し足を伸ばすことにして、5年ほど前に行ったことのある利根川沿いの坂東市に行ってみた。 目的のところに到着すると、河川敷への通路は閉鎖されており、関係者以外進入禁止となっていた。他にアンテナの設営のできるところはないかと菅生沼の方向に向かって川沿いを走ってみた。ほとんど農作業車しか通らないであろう道を走ってみる。袋小路になっていたらバックで戻らなければいけないかもしれないと不安に思いながらも、明るいうちならなんとかなるだろうという気持ちで前に進んだ。。土手の上に上がれる道を見つけあがってみると、ちょうどゲートが作られている場所で、ここなら車通りは無いだろうとアンテナの設営に取り掛かる・・・といきなり目の前に草刈作業の軽自動車が現れた。ついていない!、急いで伸縮ポールを抜き、車を退避させ通ってもらえるようにしたときに、「失礼しました」と言って、無線をしにきたことを話すと、この先に広い場所があるので、そこなら車の通行の邪魔にならないよと教えてくれた。茨城の人は親切だ! ありがたくお話の場所を探しに行ってみると、なるほどアンテナの設営には充分な場所。しかも土手の上で障害物が皆無。さっそく設営を行ったのは言うまでも無い。

Bando WAEDXコンテストのために八木を21MHzに合わせて設営する。運用開始は12時を回ってしまった。EUの開ける時間帯までは国内向けに7MHzでCQを出してログを進めた。強烈なパイルアップという感じではなかったものの、順調にコールが続き、3時間ほどで100交信を超えた。直近のHF運用ではハイバンドでEUのオープンする時間は15時頃だろうという予想で、その時間にハイバンドを聞きに行く、コンテスト参加の信号が聞こえ始めているのでコンテストに参加し始める。コンテストに関しては別のスレッドを作ることにして、その他の交信。14MHz・18MHzは思ったよりも入感が感じられなかった。24MHzも閑散としていて、21MHzがベストバンドのような気がした。EUのIOTA運用の情報をもらって21MHz-SSBの周波数を聞きに行ってみると、しっかりと聞こえてきていた。やはり障害物の無いロケーションが良かったのであろう。50Wでのコールであったが、一発で交信することができた。EU-081のNEWをGETできた。

 18時近くなって、EU方面も頭打ちに感じてきて、7MHzに戻ってみる。夕方になって無線機の前に座った人が出てきたようで、再度呼び出しが続くようになる。予想外に7MHzの交信が伸びてきた。日が落ちる前に3.5MHzのアンテナを追加しようと思っていたのだが、呼ばれ続けてタイミングを逃してしまった。でも19時半まで交信が続き、150交信に達することができて、気持ちは満足してしまったので、3.5MHzのアンテナは追加せず、撤収に取り掛かった。

 八木の設営撤収もすこしずつなれてきたような気がする。すべてを片付けた後、土手から出るためにきたときとは反対に上流に向かった。草刈作業の車がやってきた方向だからすんなりと出られるだろうと思っていたが、河川の工事で通行止めになっている。あれ?さっきの車はどこから来たんだろう?暗くなっているので道をうまく見つけられないか?それとも作業車だから工事中の場所を抜けてきたのかもしれない。どちらにしてもここから抜けなくてはならないので、来た道を帰ることにした。車の車幅いっぱいに草が覆われている道を暗い中走るのはあまり気持ちの良い感じではなかった。こんな道を10分以上走るなんて思っても見なかったがとりあえず無事脱出することができた。アンテナの設営条件としてはすばらしいところではあるが、ちょっと行きにくい感じではあった。

8/12 記

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2013年8月 7日 (水)

H40IOTA

 休みである。休みであるが会社に行ってきた。来週の借用機材の発注と明日の資料を受け取って、お昼過ぎに会社を出た。休みなのだから長くいても仕方ない。H40IOTAがOC-100から運用を開始したようで、迎撃移動しなければ・・・。和光市に行って八木アンテナを上げた。21MHzに網を張ってみた。

Yp3 10m上げていることもあるが、24MHzより下にあわせたときは短縮八木なので、大きさは6mの八木程度に見える。実際にそれくらいの大きさた思える。

 今回の設営で、なんで同軸の接続部がBNCなのかわかった。

Bnc1 不思議な形のプラスチック接合部だなぁと思っていたが・・・

Bnc2 バナナチップーBNCの変換が刺さっていたのでした。なるほど、M型で無い理由はこれだったのか! 3回目の設営で初めてわかりました。わかったからどうと言うわけではないんですが、もし個々に不具合ができたとしても交換することは容易なんだなぁと思いました。

 設営が完了しても21MHzは何も聞こえてきません。下に張ったダイポールアンテナで7/10MHzを使って国内を少しログイン。14MHzでUA0とWを1局ずつ交信することができました。21MHzで1局だけ聞こえていたFO8WBBはこのバンドを含めて何度も交信しているので、なんとなく呼びにくい。ためしにビームを動かして信号の変化を見てみることにしました。サイド方向とバック方向ではSメーターがひとつ付くか付かないかという信号強度でしたが、八木の指向性の正面に向けるとS-6~7ぐらいまで強くなります。こんなに違うものか?受信がそれだけ違うということは送信信号も同じように違ってくるでしょうから、やはり八木の性能というのは大きいかもしれないとあらためて感じました。

 少しコンディションが上がってきたかなぁという気がして50WでEU方面に向けてCQを出してみました。あまり入感局が多くない空模様でしたから、わたしの信号にもコールがぱらぱらありました。予想外に弱い信号に苦労したりしましたが、なんとFからコールがあり、しかも/QRPと言っています。コンディションはそんなに悪くないのかもしれません。「fb! QRP何W?」と聞いてみたんですが73を送られました。こちらの信号はあまり強くなかったのかなぁ・・・。UAが中心でしたが、DL・SM・LZなどからも呼ばれ、医局ずつ名前や設備を聞いたりしているうちに、20局ぐらいログインすることができました。13年ぶりの交信相手もいて、びっくりでした。

 長くパドルを打ち続けちょっと疲れて休憩。ちょくちょくIOTAの周波数を確認しに行きます。そのうちやっとH40IOTAの信号が聞こえてきました。ヤマを張った21MHzではなく14MHzでした。50Wでコールするも反応が無い。ダイポールの指向性としては真横なので、うまく空いて方向に飛んでいかないのだろう・・・。土手を駆け下りてダイポールの方向を90度曲げ、少しでも強く届くよう対処してみると程なくコールが返ってきました。NEWのOC-100
をGETできました。マラソンもあるので21MHzで出てくることを祈りつつあちこちのバンドの入感具合をチェックしていると、その内21MHzでもH40IOTAの信号が聞こえてきました。というかちょっと乗り遅れ気味のようです。EU方面が良かったみたいで、エリア指定で0エリアの次に「エリアナンバー1」と言ったときに即座にコールしましたが、「ソーリー NOW EU only」だそうで呼べなくなってしまいました。2時間近く待って、「NOW JA/ASIA」と聞こえたときにコールしましたがけっこう待っていた人が多かったようです。ちょっと時間がかかりましたが、交信することができて、2バンド上乗せすることができました。目的局と交信することができて、満足して撤収に取り掛かりました。

 移動でしかDXできないのに、このH4/IOTAツアーはいまのところパーフェクトに交信できています。われながらよく続いているなぁという感じがします。

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2013年8月 4日 (日)

FD・運用場所選び とカーナビ

 FDにフル参加できるときに高所からV/UHFの伸びを期待して運用したいという気持ちがあり、先日の蕨山移動のときにあの場所を選んだのは、携帯電話がつながるかどうかの確認をしたいということもありました。場所はそこそこ広く、アンテナも設置できそうでしたが、携帯電話は圏外でしたので、運用場所としての蕨山の駐車場はNGとなりました。おそらくJN1ZUAが有間峠の場所取りをしていて近所で運用するのはかぶりの問題もあるかもしれませんが、多少離れていれば、まったく使えないわけではありませんし、こちらはQRPですから、数km離れていれば相手のバンドがまったく使えないということはないだろうと判断できます。携帯電話は便利な道具ではありますが、使わなければいけない用事があるときはやはり届かない場所には出かけられませんね。山のほうでは意外と3本立つ場合もありますが、飛びの良さで下界の基地局にアクセスできることも少なくありませんが、安定してつながらないことは何度か経験しています。堂平山剣が峰の駐車場でも、会社に連絡するのに苦労しました。そんなわけで、今回は携帯のつながりやすい平地の運用となりました。

 いつも行く戸田市・和光市ではなかったのはなぜかと言うと、数日前の運用で戸田市へ行ったときに。「8月3日・戸田市花火大会」の看板を見たからです。あそこで花火大会の打ち上げを行うのか?(立ち入り禁止になるかも?)打ち上げが別の場所であっても(堂満あたり?)、特等席となるいつもの場所では無線をやっている状況ではなくなるでしょう。同じように朝霞市・志木市・富士見市・さいたま市、この近辺は花火の見物客でごった返しになると予想されます。そんなわけで、比企郡川島町まで離れることにしました。当該時間には影響の無い程度に花火の打ち上げの音が聞こえてきます。遠方に打ち上げられた花火が見えますが、かなり小さく見えますので、花見見物の車は1台しかやってきませんでした。

Nabi


 目的の川島町は今年の冬に一度行っていますが、ふと思いついてスマホに付属しているカーナビを使ってみました。知っている道とは違った経路を示しているので、そちらで行ってみようと車を走らせました。手持ちの地図が古いせいか、地図に出ていないバイパスを通って時間短縮して到着することができました。結構便利です。カーナビを使っていると道を覚えないと思い普段は使用していませんが、自分では絶対に選択しないだろうという道を通り抜け目的地につけるのは新しい道を知識の中に入れられることになるかもしれません。高速道路を使いたがるのはちょっと困りますが、設定を変えることができるのかもしれません。この辺はスマホをいじっている時間が少ないから使いこなせていないのかもしれませんが・・・。活用できるようにしたいと思います。

8/5 記

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フィールドディ コンテスト参加

 今年のFDコンテストは、フル参加することができました。運用場所は埼玉県比企郡川島町・鳥羽井沼の近くにある土手の上にお昼過ぎに到着しアンテナの設営を行いました。いつものことではありますが、夕方に会社に連絡して日曜のスケジュールの確定をもらうまでは休みの確定にはなりません。もし仕事になったら撤収して帰ることも覚悟のうえでの設営となります。もっとも、たぶん休みになるだろうという予想はありました。

Kawajima_2 伸縮ポールの頂部には6mのデルタループ、その下に14-21-28MHzの3バンドダイポール、そしてギボシ接続のダイポールは3.5-7MHzに使用します。別に立っているのは144/430MHzのAWXアンテナ。これで、QRP部門のフルバンド参加です。コンテストの前後にはギボシのダイポールでWARCにQRVできます。設営が終了すると、各バンドの状態をチェックして、聞こえている局を呼んでみたり、CQを出してみたりして、「飛んでるチェック」を行います。せっかくアンテナを上げたのでDXも交信できるとうれしいかな・・・と言う感じでしたが、ロシアと韓国ぐらいでした。国内は8J88RL/8や8J7EQ/7などと交信できました。

 夕方に会社に連絡をして日曜の休みが確定して、安心してコンテスト参加できることになりました。夕方になってDXのコンディションもよくなってきたか、K6VVA/KL7・NA-050やYB5NOFとも交信できました。21MHzあたりではEUも開けています。もっともQRPで交信できるほどコンディションがよいというわけではなく50Wでの交信が多かった感じでした。コンテスト開始前に3.5MHzの「飛んでるチェック」をしていて、3.526というJAのCWバンドから少し外れたところに5W1SAの信号を発見しました。未交信バンドでもあったのでちょっと気合が入りました。5Wでは反応が無いように感じて50Wでコールし交信することができました。うれしいNEWをGETできました。他にも呼んでいた局もいましたので、QRPにこだわりすぎるとせっかくのチャンスをものにできなかったかもしれません。交信できたのはコンテスト開始の寸前でした。

 土曜日21時からのコンテストは、まず6mからスタートしました。80mからスタートしたいところですが5Wでは呼び負け1交信に時間がかかるだろう。狭いコンテストバンドではCQを出す隙間も無いだろうし近接の抑圧で聞きにくい時間帯でもありそうとのことでちょっと時間を置いて80mに移ることとして、まずはバンド幅の広い6mからのスタートといったところです。ちょっとコンテストバンドのエッジから離れていたこともあって、SSBでCQを出し始めて最初に呼ばれたのは6分後でした。やはり平地からの運用ではガツンと聞こえてくれる反意が狭いのでしょうね。強く届いていなければなかなか呼ばれないもんです。山からの運用をしたときのラッシュが懐かしいぐらいに脳裏に浮かびました。CWにも移りましたが、予想以上にログの進みが遅い感じでした。

 22時近くなって、21MHzに移りました。未交信のIOTAからJA向けにQRVしてくれる情報をもらっていたので、せっかくのチャンスだからとりあえずは聞いてみようという感じです。当該周波数には目的局の信号は聞こえてきません。Kazuさんが相手を呼ぶ声や6エリアの局の信号は聞こえますがYBの本人は聞こえてこないようです。いったんコンテストに戻ってログを進めますが、運用開始の情報をもらって21MHzに戻りました。YBとの交信にはちょっと遅い時間かなとも思いましたがそこそこ強い信号で聞こえてきました。私がコールしているとロシアの局が交信しました。ロシアの局は「CQ JAと言っていたけど、JAが誰も呼んでいないのでコールしたよ」なんて言っています。「JAからも呼んでるよ!」と言いたいところでしたが、その後に交信することができましたので、安心してコンテストに戻ることができました。OC-144のNEW IOTAでした。
 

 コンテストに戻ってV/UHFでできるだけログを進めることにしました。日付が変わった頃に6mで04秋田や30富山をログインすることができました。相手の設備に助けられてのこととは思いますが、シングルのデルタループで交信できたことは驚きではありました。強力なEスポが出なければ、関東+静岡・福島ぐらいのマルチで終わるのだろうなぁという気がしていましたからね。V/UHFで100交信超えたら80mにQSY、200交信超えたら寝るという計画を立てていました。80mは予想していた伸びが感じられましたが、総計200交信にたどり着く前にログが伸びなくなりました。夜中に頑張っている6m局を呼び、朝に運用開始する予定の40mにアンテナの接続を変えます。一応聞こえている局を呼び回って200交信を超えることができたので、仮眠をとることにしましたが、3時を回ってしまいました。

 仮眠といいながらもしっかり2.5時間寝ました。ぼーとしている体を起こして7MHzで運用を開始。2時間ほど頑張りましたが思ったよりもログが進まなかったかもしれません。自分のCQに対して呼んでくれる局が少ないのは取りやすい感じではありますが呼ばれるのが続く時間が短い感じがします。でもパイルになっていないので、P局が呼びやすい感じだったのか、思いのほかQRP局から呼ばれていたような気がします。8時半ごろにハイバンドが気になり始めて14MHzにQSY。この後はハイバンドを中心にマルチを伸ばす作戦です。(作戦と言うほどすごいことではありませんが・・・hi)携帯でEスポのコンディションをたまにチェックしてみます。国分寺で強力な反射が出ているようですが、6mで遠方が聞こえてきません。28MHzでもQSBが大きいようでなかなかログが進まない感じではありますが、21MHzは比較的安定したコンディションでログが進んだように思います。お昼前にKazuさんが登山運用している予定の6mに移動し交信。もう一人横にいたという情報をもらいましたが、すでに撤収を開始したとのこと。珍局(? 失礼 hi)との交信を逃しました。惜しいことをしました hi 

 午後は7MHzに戻るか?それともV/UHFに注力するか? 昼過ぎは7MHzの落ち込みがあるだろう。V/UHFは未交信の局を探して呼びまわりの局も出てくると判断してV/UHFに注力する事にしました。残り3時間でどれだけ交信できるか? でも平地の運用であることと、アンテナ設備の貧弱さもあり、思ったほどはログが伸びなかった感じです。この辺は今後の課題でもありますね。東京の都心部から離れたことも、局数の伸びが抑えられた原因かもしれません。430MHzでは神奈川のマルチが取れずに終わってしまいました。

2013_fd_graph 最終的な交信数は453交信になりました。開始前に今回の目標交信数を500としていたので、目標には到達できずでした。2時間半の睡眠はとりすぎだったか? まあ、目標は高いほうがやる気が出るでしょうし、戦略を考えるのも楽しいので、500は次回に持ち越しとします。標高が稼げるところに移動できればもうすこしV/UHFで数を伸ばせるだろうことはわかっているのですが、携帯電話のつながりにくいところに土曜日に移動することができないのがネックになっています。22時台に交信数が落ち込んでいるのはIOTAのサービスに時間を使ったことからかもしれませんね hi 総得点は結果発表のお楽しみに。でも、強力なQRPerが同じ部門に参加しているように思いましたので(たぶんあちらのほうがロケーションが良いと思われる)、どうなるか結果発表が楽しみではあります。(負けているだろうな・・・どれくらいできたんだろう?)

 コンテストが終了してからすこし休んで、10MHzにQRVしました。せっかくアンテナを上げたので、LA-15を打って交信数を伸ばしました。18MHzは思ったよりも伸びませんでした。8エリアの信号は強いのですが、それ以外は閑散としている感じです。国内はスキップし、DXまでは届かず、私の電波は海の上で力尽きている感じだったかもしれませんね。自分としては大掛かりな設備だったので、17時頃、日が落ちる前に整理しながら撤収を行いました。
交信いただいた皆さん、ありがとうございました。

8/4 記
 

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2013年8月 2日 (金)

第4回QRPスプリント結果

 表題のコンテストですが、QRP/5Wマルチバンドの部門で第1位になることができました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。

 QRPといっても他の部門はQRPpですからハイパワーなほうの部門になります。シングルバンドにエントリーされた方も私と近い交信局数の方もいらっしゃるので、同じ部門に参加されていたらどうなったか? エントリーした部門が良かったのかもしれません。オールバンドの部門は中空きの時間帯もあり、集中力を持続させるのが大変かもしれません。また運用エリアによっては、バンドによって相手のいない場合も考えられますので、1エリアという利点を生かしたエントリーだったかもしれません。

 個人的にはその時点で未交信だった8J8VLPと交信することが目的なところもあり、ハイバンドははずせなかった感じではありました。

 次回もうまく休みが取れたら最優先で参加したいと思います。

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新PC その3

Usb_audio AUDIO入力の無かったacer-V5ですが、USBオーディオアダプターを入手し接続を行いチェックしました。とりあえず入力された信号は認識してくれて、長時間録音ソフトやMMTTYでも信号を確認でき、交信もすることができました。とりあえず一安心というところです。

 ただ、問題点もありました。入力信号がステレオにならないのです。いろいろとやってみていますが、どうも、PC内のオーディオドライバーの入力がモノラルに限定されているのではないかと言う感じがしています。また、メーカーに確認してみる必要がありそうです。

 たいしたことではないのですが、このアダプターを接続するとPCのイヤホン出力はキャンセルされるようです。もっともUSBアダプターにもモニター出力端子は付いているので不都合は無いのですが、手元に置くPCではなく、少し離れた場所におくアダプターから出力を取り出さなければならないのは、もしかしたら将来不都合が出てくるのかもしれません。

 ちなみに、K3との接続ですが、AFSKの場合、入力も出力もこのUSBアダプターから接続することになるので、従来のステレオミニーステレオミニのケーブルではなく、ステレオミニーRCAのケーブルを準備する必要があります。ありものでチェックしましたが、ちょうど良い長さのケーブルを準備したいと思います。

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