月曜のコンディションは抜群に良かったらしいです。CY0のWEBにコメントが書いてありました。なんとか交信したいなぁと思い、朝早く出発することにしました。車をスタートさせたのは6時ちょうどでした。朝の時間帯は和光市の運用場所はつりの方に先を越されている可能性が高いです。ベストポジションではありませんでしたが、土手の反対側に陣取ってアンテナを設営開始です。
写真をとるのが遅かったので左側に車はありませんが、到着時は駐車中の車がありました。今日の場所だとEU/OC方面に向けてダイポールを張れないのです。とりあえず八木はメインだからまあいいかと言うような幹事で設営を行いました。WEBでは18/10MHzに注力すると書かれていましたが、出発直前のクラスターには21MHzが出ていたので、八木のバンドは21MHzにしました。でもこれが裏目に出ます。アンテナを設営完了したときには、当該周波数の信号はきわめて弱く、スプリットで呼んでいる周波数に信号が確認できました。まだそこにいるのに、コンディションが上がりきっていないようです。しばらくチャンスを待ちましたが、信号は上がってこず、スプリットで呼ぶ信号も見えなくなりました。
18MHzはダイポールをあわせてあります。ワッチしてみると、充分判別できる信号強度。とりあえずダイポールでも交信できれば良いと、50Wでコールしますが、拾ってもらえないようです。このまま待っているべきか? 考えた末に八木を18MHzに変更することにして、いったん伸縮ポールを下げ、エレメントの長さを18MHzに変更して上げなおします。しかし、アンテナを上げきって周波数をワッチしてみると、信号は聞こえなくなってしまいました。もっと早く出発できればよかったのかもしれませんが、昨夜も終電で帰宅だったので、贈られませんでした。。夕方の10MHzを期待して、18MHzはあきらめです。
せっかく上げた八木ですから、18MHzを中心にワッチをすることにします。と、SSBのほうで8P6NWを発見。コールを開始しますが、とってもらえません。充分強い信号なのに届かないはずが無い。とよくみるとスプリットになっていて、先ほど呼んでいた周波数で電波を出してしまったようです。迷惑をかけたかな?でもCY0は、まったく聞こえなくなってしまい、呼ぶ信号もなくなっていたから、妨害になっていなかったと信じたい感じです。8P6はS-8の強力な信号なのにCQを連発しています。QRPでも届くのではないかと思い、出力を5Wに設定してコールすると、なんとか拾ってもらうことができました。58-53のレポート交換で、オールバンドNEWをQRPで取れてしまいました。やった!
18MHzでめぼしい信号も見当たらず、ダイポールで21MHzを聞いていると、VY1JAが聞こえてきました。ちょっと弱いかなと言う感じがして50Wでコール。こちらも交信することができました。続いてCP4BTボリビアを21MHzでGET。こちらはバンドニューでしたが、最初のボリビアとの交信も同じ局と1年前に交信していました。
28MHz・21MHzでも見えていた3D2RA/PのRTTYでしたが、ダイポールの方向が真横と言うこともあってコールしていませんでしたが、指向性を向けられる18MHzに降りてきてくれました。QRPで交信成功です。18MHzでTX5Dと交信。バンドNEWをWKDできました。ここまでテンポ良く交信しているように読めますが、実は1時間に1局のペースで、後はひたすらワッチでした。21MHzはUSAが良く聞こえていました。でも、アンテナの上げ下ろしで疲れてしまったか、寝不足で疲れていたか、CWで平文交信する意欲がわいてこず、CQも出せませんでした。
あまりにも間が持てないので、ワッチの幅を広げようと思い、24MHzのバーチカルダイポールを上げます。こちらは10mhの釣竿を使用しています。
風でだいぶしなっているようですが、縛り方もあまく、けっこう斜めになってしまっています。XW4XRを発見しコールしました。出発してからすでに6時間。運用化視してから4時間半。まだログインできた相手局は5局しかありません。バーチカルダイポールも相手の場所によってはそれなりに聞こえてくるもんです。
15時頃になると10mが開けてきました。なんとオールバンド未交信のT02TTマヨッテが聞こえています。10mが使えるダイポールはマヨッテの方向と90度ずれているので、うまく飛んでくれる気がしません。急遽ロータリーダイポールをマヨッテ方向に設営することにしました。
同軸ケーブルを流用するためにバーチカルダイポールをおろしています。写真を撮った位置の関係もありますが、メインの伸縮ポールよりもかなり低い4mhでした。こんなアンテナでも信号がほんの少し強くなり、コールを開始するとすぐにとってもらえました。オールバンドNEWなので、逃してはなるまいと50Wでコールしました。
マヨッテの信号に呼ばれるように10mがにぎやかになってきました。EU方面も結構聞こえます。そんな中でV7・FK・LA・P2などと交信することができました。大急ぎでコールしまくればもうすこしログが進んだかもしれませんが、10MHzのほうも気になるので、他のバンドのワッチのワッチも行っていたのでこんなもんです。ただ、LA2MOAはEU-141だそうで、IOTAのNEWも捕まえることができました。
7MHzでパイルアップになっているJ8/DH5FSがなんとか聞こえる信号でした。可能性はあるかもということでパイルアップに参加。ちょっと時間はかかりましたが、隙間を見つけてコールしていて、7K1C・・にコールが返ってきました。・・はコピーされていないのではなく、DX局の周波数で電波を出す奴がいてマスクされてしまったのです。ほぼ自分だろうとコールサインを付加してレポートを送りました。なんとJ8もオールバンドNEWとなります。間違いなくログインされていることを祈りたいです。
P3で見ているとよくわかりますが、他の局にコールが返って来ているのに電波を出し続ける局、自分に返事があったと思われる信号に反応しない局、DX局の信号で余計な電波を出す局などマナーに疑問を感じる局が多いように思います。DXの周波数で電波を出してしまうのは、設定の違いに気がつかず自分もやってしまうことがありますが、調整信号をDX局の周波数で出すことは、他の局にとっては妨害以外の何者でもない。DX局の信号を聞きもしないでコールを続ける局は、自分のコールサインを打たれても気がつかないのではないだろうか?他の局にコールがあったときは送信を中断しその交信がスムーズに終わることの協力することが、次の交信開始を早めることにつながるのだから自分の交信の可能性を高くすることにつながります。闇雲に電波を出さず聞く耳を持つことが肝要かと思いました。コールが返ってきた局の送信周波数に移ってレポート交換も終わっていないのに信号を出し始める局もいます。交信局数を伸ばすのがDXぺディション側の使命というか楽しみだと思いますが、自分がDXぺディション側になったとしたらこういう局の送信は妨害局に思えてしまうので、拾いたくない。受信周波数を他に変えてその局との交信を避けてしまうでしょう。
20時近くなって14MHzでVP8が聞こえてきたときに、周波数を変更するためにダイポールをおろしたとき、バランの根本に接続してある圧着端子が切れてしまいました。風も少し吹いていたので、長時間揺さぶられていたのでしょう。このタイミングで撤収を決めました。残念ながらCY0との交信は成りませんでした。予定が早まって8日に終了とのことです。UTCで考えると翌朝もチャンスはあるかもしれませんが、チャレンジが無理かな。終日運用して11交信しかしていませんが、DXCC-250ほどまで来ている状態でオールバンドNEWを3つも伸ばすことができたのは自分でもびっくりの成果でした。IOTAマラソンのほうも増えて491まで進みました。目標のシルバー賞まであと9つです。残り一桁になって機関は3ヶ月弱。ゴールが見えてきたような気がしますがどうなりますか?
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