和光市移動
10月10日は晴れの特異日だったと記憶しています。そんな理由で昔は体育の日に設定され、運動会が開かれていたというようなことを聞いたことがあります。今週は1日おきに移動しているような感じです。来週は忙しくなるだろうから、無理やり出かけているようなところもあります。午前中に先日壊れたダイポールを治し、PTTスイッチのケーブルを交換し、周波数調整をした6mデルタループの接続部分をきれいにハンダして、お昼ごろ和光市に出かけました。風の具合が心配だったのでダイポールのみの設置にしました。
お昼過ぎに21MHz-PSKでTX5Dを見つけ交信。バンドNEWとなりました。あまり開けている様子も無いので、7MHzで国内移動局を3局ほどログイン。15時過ぎに24MHzでキャリアを出してチェックをしている信号を見つけ、それが誰だか確認するために待機。意外な珍局をGETできるときがあったりします。信号の主は3D2GCでした。一発目のCQで応答して交信。ロツマで3バンド交信できたりして今はFIJIにいます。DXぺディションの前に、友人を通して私(と数人)のコールサインをopのStanさんに伝えられていたので、ちょっと他のDXぺディション局とは反応が違います。「Thanks FB QSO from FIJI GL」と打ったら、「Toshiによろしく伝えてくれ。」とか今回の交信局数を伝えてきたりします。そのうち、必要なバンドはあるか?今QSYするぞ、と打ってきました。私の残っているのは160mだけなんだよ。と伝えると、では今夜160mに出よう。11-GMT。と伝えられました。これにOKと答えないわけには行きません。スケジュールQSOしてまで交信しようとは思っていなかったのですが、DXぺディション側からの提案です。夜の8時まで帰れなくなりました。それでは160mのフルサイズダイポールを張って待ってるよと伝えました。
交信の最後にこの周波数をスポットしてくれと頼まれ、移動運用でPCの前にいないので、お休みで無線機の前にいるであろうKazuさんにお願いすることにしました。ログの時間を見るとショートQSOでログを伸ばすことが大好きな漢字のするDXぺディション局相手に16分のラグチューになってしまいました。なんだか心地よい感じがしています。待っている極には申し訳なかったかもしれません。HomeのLZに帰った後も出会えたらこんな交信ができるのかもしれないなぁと思いました。そういえばFIJIって一度行ったことがあったはずだが・・・。空港に降りてすぐ仕事が始まり、寝る時間以外は仕事していたような気がして、どこを見たのかあまり思い出せない。たしか宿泊のためにどこかの島に船で渡ったはずなのだが、ホテルの前の庭ぐらいしか景色が浮かんでこないなぁ。
まだ1バンドしか交信していないTO2TTを探すのがメインになっていましたが、信号は聞こえてきません。EUまではそこそこオープンしているようにも思えます。ZM90DX(これはニュージーランドですが)9A282N、LZ2013IPAと交信することができました。LZ2013IPAはそこそこ呼ばれながらも、1局ずつ名前を打ったり一言送ったりして、いい雰囲気で交信を重ねていたので、待つほうとしてもそれを聞きながらのんびり順番待ちをしていましたが、突然パイルアップが大きくなりました。クラスターにUPされてしまったようです。OPもしかたなく599-BKスタイルに成ってしまったようですが、時折名前の交換なんかも交えます。でも先を争うようにコールがかぶってくるのでやりにくそう。ピラニアの池に肉を投げ込んだような感じが思い浮かびました。クラスターにUPするときは空気を読んでほしいよなぁと思います。そしてクラスターを見てその周波数に来た人はしっかりと聞いてからコールしてほしいですね。
日が落ちてから、OC向けのアンテナにトップバンド用のエレメントを追加しました。ちょっと早いですが160mの様子を確認してみます。この場所は人口ノイズが出ることがあって使い物にならないときもありちょっと心配していましたが、今日は今のところ大丈夫みたいです。1.8MHz用にエレメントを接続しましたが、1.9MHzのほうで8J1TK/1が聞こえていたのでコール。その後、少しCQも出してみました。7交信は少なめかもしれませんが、以前良く出ていたこともありますし、そんなにニーズが無いかもしれません。トップバンド初交信の局は1局だけで、あとは交信実績のある方ばかりです。まだ、トップバンドのシーズには早いのかな?今シーズンもチャンスを見つけてトップバンドにQRVしたい感じです。
予定時刻にはまだ時間がありますが、3D2GCは18MHzでパイルアップを楽しんでいます。EUからたくさん呼ばれ、時折JAもピックアップされます。地域指定をしないでがんがん交信するのは好感が持てます。ただ、あまり自分のコールサインを打たないので、確認するまでに時間がかかります。予定時刻を過ぎてもCQを続けています。まあ、呼ばれているんだからしかたないよな。コールが途切れがちになり、頻繁にCQを出すようになってきました。空振りが続いて、P3にも呼び信号が見当たらなくなったところで、こちらからコールすると、一発でピックアップされました。160mのダイポールにATUでSWRを下げた状態でQRP/5Wでのコールでしたが、しっかり届いていたようです。耳の良いopです。交信の後QSY要求はしないで本人の判断に任せたのですが、私との交信の後にStanのほうから「QSY-160m」と打って信号が聞こえなくなりました。すぐにこちらもQSYしたのはいうまでもありません。予定時刻から20分が過ぎていました。
160mのノイズは先ほどと変わっていないようです。これなら交信できるかもしれない。QRPで届かなければすぐに50Wに上げられるように発電機はエコモードからノーマルモードに変更しておきました。一応出てくるであろう周波数のあたりで待ちましたが、P3でバンド全体を見ながら、サブ受信機でダイヤルを回してどこに出てきてもすぐに見つけられるようにしました。時折チューニングする信号が見えるとそこに移ってCQを待ちます。HL5の局がCQを出し始めました。昨シーズンに交信した相手だったので、(呼んでいる間にStanがでてくるとまずいので)聞き流し、バンド全体を聞き続けます。なかなか見つからない。こちらの信号が届かないことはあっても相手の信号が聞こえないはずは無いと信じて待ちました。でもあまり聞こえないと心配になって先ほどの18MHzを聞きに行ったり、他のバンドを探してみたりしました。すれ違いになるほど時間を空けたくないので、すぐに160mに戻って様子をみましたが、そのうち10MHzでパイルアップを発見します。StanがCQを出しています。捕まえることができなかったんだ。あきらめて10MHzを選択したようだ。残念ながらトップバンドの1-upはなりませんでした。外に出ると小雨がぱらついてきました。あきらめて撤収を開始します。土手を往復して張ったダイポールは国内交信で役に立ったので無駄足にはなりませんでした。雨に濡れた草で滑らないように慎重に上り下りしてアンテナを回収します。濡れてしまった設備を乾かすために早めに移動したいなぁと考えながら帰路に着きました。
10/11 記
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コメント
お疲れ様でした。
160mは残念でしたね。
QSO出来ればFBでしたが、なかなかスケジュールは相手の都合もあって、うまくいかない時が多いです。
投稿: JK1TCV/Kazu | 2013年10月11日 (金) 17時36分
TO2TT,TX5D聞こえるのですが、相手にされません。
160mはうちの無理矢理乗せでは聞こえもしません。(^^;
投稿: JM1EKM | 2013年10月11日 (金) 22時02分
Kazuさん こんにちは
コンディションが左右される無線の世界ですから、トップバンドのスケジュールは難しいものがあるのでしょうね。こうなるんだったら太平洋岸まで移動して置けばよかったというような気もしています。
まあ、交信できないのも無線だなぁという感じです。でも、交信することに対して使った労力は交信できなくても自分の記憶に残ると思います。交信できたらもっと鮮明に記憶に残ったかもしれませんが・・・。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2013年10月12日 (土) 06時59分
JM1EKMさん こんにちは
できないと、できるようにグレードアップしたくなります。その努力が楽しみを深めると思います。
聞こえていて交信できないのははがゆいですよね。交信を成功させる手段として自分が選択したのが「移動」だったわけです。人それぞれでグレードアップの仕方は違うと思います。QROもその手段の一つかもしれません。頑張りましょう。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2013年10月12日 (土) 07時03分