土曜日の大雪は仕事から帰宅する電車に大きな影響が出ました。近くの駅に行くと京葉線の電車は運転見合わせの連絡は無いがいつ到着するかわからないとのこと。東京駅で出発を待っているまま動かないとのことでした。待っていても仕方ないので別の路線に向かうことにして、雪の中を45分ほど歩くことになってしまいました。ちょっとくたびれたかな。
日曜は天気予報よりも早くやんでいたようですが、雪は残っているだろうと思い、移動は半ばあきらめ気味の気分でいたのですが、青空が見えてきて、路面も早めに除雪が進んでいるようで、とりあえずいけるところまで出かけてみようとお昼過ぎに出発しました。
今回のFT5ZMは、毎回和光市の土手でチャレンジしています。ダイポールの面が真正面に向けられる方向でアンテナを張ることが出来るので、場所が開いていればここでチャレンジをしています。車を走らせる土手の上も運よく雪がほとんど残っていませんでした。夜まで頑張るつもりで3.5MHzまでのアンテナを張ります。車の通行路は雪がありませんが、アンテナを春場所は雪も残っていて、雪の中をアンテナ設営という感じです。
最初に見つけたのは21MHz-SSB。信号がいまいち弱い感じです。呼ぶ人も少ないようでCQも何度も出ています。ただ、QRPではまったく反応が無く、50Wの増力してなんとか更新できたかなという感じでした。信号の弱さから、ちょっと心配なところもありますが、こればかりは仕方ない感じです。日没後に再度聞こえたときはかなり強くなっていて、このときまで待ては安心できるコンディションだったかなと残念でした。コンディションの良いときも含めてCWをよく聞きに行きましたが一度も見つけることは出来ませんでした。
24MHz-RTTYは耳を疑うほど強力な信号でしたが、それに合わせて呼ぶ信号も多く、スプリット周波数も広がっています。コールに参加し始めました。DX側が拾い上げる周波数を先回りしてコールしていましたが、おや?と思いました。JAのDATA送信周波数は狭いので、気がつくとバンド逸脱してしまいました。白状してしまいますが、3回ほどオフバンド送信してしまいました。気がついてから送信をやめ、受信周波数がJAのバンドに戻ってくるのを待ちますが、バンド外でもたくさんのJAが交信しているのが見えています。DX側の受信周波数だからとオフバンド承知でコールしているのか?気がつかずに送信しているのか?どちらにしてもほめられたことではないですね。みなさんオフバンドでも堂々と送信しているように聞こえます。JAの送信可能周波数でしばらくコールしていましたが、受信周波数が2周ほど往復し、受信周波数がJAバンドの外に出たところであきらめてしまいました。ずいぶん長い時間チャレンジしましたが、EUに対してもオープンしているようで、JAの周波数で交信できる可能性はかなり低いと思ってしまいました。
日が落ちて10MHzのQRVを期待していましたが、なかなか聞こえてきません。せっかくバンドを合わせているので、聞こえていたVK8と交信したりしました。P3でバンドを広く見ることが出来るので、新たに出現した信号があると聞きに行ってみます。KP2を発見しましたがQRPでは完全に届かないようです。6Kとコピーされ訂正が効かないようだったので50WにQROして交信となりました。Kazuさんから情報をもらってRI1ANTも交信することが出来ました。極地からのコンディションは悪くないようです。FT5ZMが聞こえてこないのが残念でした。
7MHz、YB4IR/8の信号を7024で発見し交信しました。その後7023でFT5ZMが聞こえUPと打っています。YBの信号をまたいで1.5KHz-upでコール。ちょっと弱いかなと思い50W出してしまいましたが、QSBが大きくピークでS-7まで上がることもありました。どなたかクラスターにUPされたのか、いつの間にかUP周波数は大混乱の状態となりました。50Wでも交信しておいて良かったと思います。
今回の最大の目標である3.5MHzは22時過ぎに出てきました。3523に網を張っていましたが、RTTYコンテストを避けたのか、3505でした。ピークでS-7という予想以上に良いコンディションでしたが、気がついたときはNA指定が続いています。CQに「NA」が付かないときを見計らってコールしますが、JAの強い局が拾われます。というか、交信できる局はNA指定の最中も延々とコールしている方ばかりです。指定無視しないと交信できないのかなぁ・・・。それにしても、NAをひろうために長い時間待たされます。そのうちポリス局が出てきて、FT5ZMの送信周波数で「NA NA」と打っている信号がご本尊の受信を妨げます。聞いていると指定無視局が頭にきたのか「AHO」とまで打っています。関西出身のポリスでしょうか? 挙句の果てには、指定無視してコールしている局に対して、そのコールと599を送信しています。FT5ZMのログに残らない交信で指定無視をやめさせようと言う手段に打って出ました。なんの権利があってこんなことをするのだろう? 自分がそんな立場にあると勘違いしているのだろうか? 自分のコールサインを伴わない送信(交信)はあきらかに電波法違反だと思わないのだろうか? 数局がこのポリス局の599に反応してレポートを送り静かになりました。引っかかった局は指定無視だから自業自得とはいえません。唯一権利があるのはNAを指定するFT5ZMの側にJAを拾わない権利だけです。こんな状況になってしまうのはほんとうに残念なことです。
NA指定が終わりオープン戦になったときには待ち構えていたJA局がいっせいにコールをはじめ、大混乱状態となりました。これだけ長い時間信号が聞こえていて呼ぶことが出来ないのは、バーゲンの開店前の行列のようなものでしょうか? もっとも整列しているわけではないので、入り口に殺到しているような感じですね。NA指定が解除になったときには、しでに信号が落ちていました。QRPで交信出きるようなコンディションとはいえません。おまけに大パイルアップです。出力を50Wに上げコールに参加しましたが、弱小局にチャンスは回ってこず、FT5ZMの信号はフィルターを絞ってプリアンプをONにしてもコピーしきれなくなってきました。
夜中までチャレンジしましたが残念ながら足跡を残せませんでした。今回のDXぺディションも5バンドWAC/QRPの最後の1局とはならなかったようです。残念でした。終盤戦になってまでNA指定ばかり続けるのは、やはり欧米のチームのひいきなんでしょうね。最後ぐらいはオープン戦にして欲しい気がします。NAが交信しにくい距離にあるということもありますが、交信しやすいオセアニアのDXぺデイションであってもNA指定やEU指定は頻繁にあります。この壁はコンディションという壁よりもはるかに大きく感じます。月曜からは仕事のため追っかけは難しいかな。FT5ZMというお祭りは一足早く終了となりそうです。私の場合移動しないとなかなかDXは難しいです。帰宅してスイッチを入れるだけではQRVできない現状がつらいところではありますが、こればかりは仕方ないというところではあります。
無線に使っているPCがwin8.1にアップグレードして、それまで使えていたAUDIOドライバーが消えてしまいました。再インストールしなおして、MMTTY単体では使えるようにしていましたが、Ctestwinに付属のMMTTYで認識してくれませんでした。移動中にあちこち設定を見直してやっと動くようになってWW-RTTY-WPXに出てみましたが、回り込みが再発してしまい、カーゾルが飛びまくって思うようにオペレートできません。わずか9交信でコンテストは終了です。これも対策しないといけません。アイデアを考えたので、実行するための部品集めをしなければいけなくなりました。秋葉原に買出しにいけるのはいつになるかなぁ・・・。
2/10 記
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