いつもながら週末は仕事になることが多いです。土曜日は帰宅が22時ぐらいになってしまい、すでにコンテストは始まっていました。無理して夜中に移動をかけても大遅刻となるので、開き直って日曜の朝に出発することにしました。
近いところから場所を探していって空いているところで運用しようと思い、最初に行った和光市が無線の人もいない上車を止める場所も空いていました。同じ場所からばかり運用していても交信相手はつまらないかもしれませんが、すでに始まっているコンテスト参加ですからなるべく早く設営したいところです。でも、出発も遅かったので設営が完了し、運用を開始したのは9時半頃になってしまいました。
設営のスタイルはいつもと変わらない感じです。伸縮ポールのトップに6mデルタループ、市の下にギボシ接続ダイポール。ダイポールは最初から3.5MHzのエレメントも取り付け、抜き差しでQSY出来るようにしてあります。144/430のAWX。コンテストで勝とうという設備ではないかもしれません。リグはK3とFT-817を準備してQRP参加です。交信相手がいなくて間が持てなくなったらPHONEもやるけどとりあえずはCWでの参加を決めました。
14MHzから順番に上がっていって430MHzまでQSY。途中HFハイバンドを回っているときに、強く入感しているオセアニアDXコンテストの運用局も呼びまわったりして、シリアス参加とはいえないような感じになってしまいました。
コンテストバンドだけではなく、なぜか24MHzにQSY hi バンド未交信の8Q7SNと交信しました。ピックアップされるのがEUばかりのときにコールして、私が交信できた直後にJAのパイルアップが起こりました。みなさんEU狙いのQRVだと思ってコールを躊躇していたのかもしれません。
6mでCQを出してログを進めていたときに、なにやらかぶりが聞こえてきました。空いているバンドでなんでわざわざこの周波数に出てくるんだろう?と思ってその信号の出所を聞いてみると、VKと聞こえます。どうやらビーコンの周波数で運用していたようです。VKのビーコンの信号はどんどん強くなってきました。コンテストを中断し50.110付近をワッチしてみると、VK4WTNのCQが聞こえます。コールするとすぐに返事があり、559のレポートをもらいました。レポート交換だけで終わるかと思ったら名前を打ってきたりQTHを打ってきたり、設備の紹介もありました。6mでDXと交信するのにここまで出来ると嬉しくなりますね。TX-5W/QRP es 1ele Delta Loopと打ったら、相手から「WOW」と返ってきました hi
その後V60も6mで聞こえましたが、こちらはパイルアップが激しい感じです。しばらく呼びましたがあきらめてしまいました。 28MHzではV63GWも交信できました。どうも全市全郡に注力していないと思われる運用になっています。
15時近くなってやっと7MHzにQRVです。CQを出してもいままでQRVしていなければ効率よく呼ばれるかもしれません。呼びまわりでもCQ連発している局を呼ぶのは効率よくログを進めることが出来ます。日が落ちてきて3.5MHzにQSY。こちらも昨夜出ていないのでそこそこ効率の良い交信が出来たかもしれません。でも効率が良い交信と言っても大票田の7MHz/3.5MHzで100交信超えていないのはやはり少ないといえるかもしれません。
ランニング中にどんぴしゃの周波数でCQを出し始める社団局がいました。ナンバー交換でPを送っていますから弱い局だろうと思われるのかもしれません。珍しいことではないのですが、あからさまに周波数を奪いにこられるとカチンときてしまいます。こうなるとログは進まなくても周波数を譲らない行動に出てしまいます。CQ出しっぱなしでしばらく休憩しました。相手のほうが断然強い信号を出しているかもしれませんが、QRPと言ってもフルサイズダイポールから出る信号はそこそこ強く出ていると思います。相手が別の局からコールされてもナンバーをコピーするのに苦労するようなことになると思います。だいたい、運用中の周波数に無理やり出てくるほうが間違いでしょう。周波数チェックは行なったと言うのかも知れませんが、こちらが送信している間にチェックしても返事は出来ないものです。やはり出ている周波数を無理やり奪い取る行動はスポーツマンシップに反すると思います。信号が強ければ誰でもあきらめて周波数を明け渡すと思ったら大間違いです。その後、その社団局を未交信のバンドで何度も聞きましたが、一度もコールしませんでした。結果的にスコアを落とすことにつながるでしょうね。たかが1局の抵抗ではスコア的にはたいしたことは無いかもしれませんが、コールサインは私の頭に刻まれているので、今日以後のコンテストでも少しずつスコアダウンすることになるでしょう。その社団局があきらめた後に私もその周波数を離れました hi P3で見ていると空いている周波数はいくつも見つけることが出来ました。周波数の選定をしっかりやってくださいね。
最後は1時間半をV/UHFにあてました。もともとあまり交信数が多かったわけではないので、ぽつぽつログは進みます。最終結果はこんな感じになりました。 運用時間は12時間弱ですのでフル参加の半分でした。。DXに浮気した時間帯もありましたので、まあまあ楽しめたかなぁと思います。HALFの部門があったらよかったのに・・・hi 交信いただいた皆さん、ありがとうございました。
10/13 記
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