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2014年12月28日 (日)

さいたま市浦和区

 今年も残り少なくなってきました。最後の日曜休みなのでどこかに移動したい。久しぶりに浦和区に行ってみました。この場所を選んだのは1.9のアンテナも張りやすいという理由でした。日没後も出るのだから・・・と出発は遅く、設営が完了したのはお昼過ぎになってしまいました。

Urawa


 可能なときは年末のご挨拶も含めてのんびり7MHzでログを進め、一段落して10MHzに移るとJO2ASQ/6がパイルを受けています。ログ確認してみるとオールバンド未交信の場所でした。早速パイルに参加。交信できたあとは追っかけ体制に移りました。デュアルワッチの機能を使い、CQを出しながら片方で先ほどの周波数をワッチ。信号が消えたところで上の周波数を探します。14MHzも交信することが出来ました。また、信号が消えるまで、少しずらしてCQを出していると、けっこう呼んでもらえます。おこぼれ頂戴運用になってしまいました。バンド未交信のQTHもちらほら。ありがたい感じです。またJO2ASQ/6の信号が消えたので18MHzにQSY。このバンドも交信できて、またCQも出しましたが、こんどはまったく呼ばれません。同じようにはいかない感じですね。18MHzで信号が消えたときに21MHzに移動しましたが、コンディションのせいか?SATに行ってしまったか?信号を見つけられませんでした。

 追っかけを終了し、10MHzに戻ってCQ。そして一段落して7MHzに戻りました。しばらく運用していると、突然パイルになりました。こちらの送信にかぶせて送信する信号はぜったいにコピーできません。前の局と交信が終わるまでは聞こえてもログインしません。そのへんは聞いていてわかって欲しいと思います。パイルアップの中でJH5の局を拾ってレポートを送ると、599と返ってきました。交信成立と思ってこちらのコールサインをはさみ、次の局を受信しようとすると、今交信したと思っているJH5が呼んできます。あれ?じゃあさっきの599を打ったのは誰?ログインしていないですよ。QSLが送られても記録に無い交信は「not in log」で返すしかありません。この作業、けっこうがっかりするんですよね。でも、交信しましたなんていってQSLを送ることは心情的に出来ないことです。いったい誰のQSLが送られてくるでしょう?

 日が落ちてからローバンドのエレメントを追加して3.5MHzにQRV。1.9MHzのリクエストもありました。所属するクラブの和文QSOパーティも始まりました。自分から積極的に参加するつもりは無かったのですが、和文が好きだと知っている局からコールがあったときに「パーティやってる?」と振ってみると、和文パーティと返ってきました。援助交信ではありませんが、一往復ぐらいは和文も良いかな?なんて思ってしまいました。和文が嫌いなわけではありません。でも和文局に嫌いな局はいます。和文を打っているとその局に聞かれているのではないかと言う心配が気持を揺さぶります。旧上福岡市のその局は昔はサフィックスが4文字ありましたが、コールサインを変更したようで最近はプリフィックスが4文字になっています(JME1)。符合の切れ目がぐしゃぐしゃで「モールスコードで打ってくれ!」と打ち返したことがありました。幸いその局には見つからなかったようです。二日前にレポートを返したので満足してくれたのかもしれません。落ち着いた後はすぐ欧文に戻りました hi

 3.5MHzでコールが無くなった後に1.9MHzにQSY。バンドは静かで不安になりましたが、CQを出すとコールが続きました。副都心が近いせいか、ちょっとノイズが高く時折QRNが上がりますが、まあまあ楽しめました。最後に3.5MHzに戻って少しログを伸ばし撤収となりました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。交信数は200を超え、今年元旦からののべ交信数も8000を超えることが出来ました。無線とともに過ごした今年もあと3日になりました。あとどれくらい交信できるか? 一年前のように無線をしながら年越しというわけには行かなくなりました。年越しイベントのお仕事です。まだ仕事の日が残っています hi

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2014年12月26日 (金)

さいたま市西区

 年末の墓参りに行き、いつものように帰りは移動運用に立ち寄りました。久しぶりに西遊馬に行ってみたらスーパー堤防になったところは道路を作っていてアンテナを上げるどころではなくなっていました。つながる先は野球場などがある運動場ぐらいのような気もします。通り抜ける車はすぐに土手下に降りてしまいますが、こんなところに大きなお金をかけて整備するんだなぁという感じです。

 場所を変えて桜区との境に近い土手に行ってみましたらこちらのほうがアンテナを立てやすくなっていました。

Nishiku 他の通行に邪魔にならないように立てられないと無線は出来ませんね。土手に直角に張りましたが、スーパー堤防のお陰で傾斜が緩やかでした。

 一年の終わりのご挨拶のつもりで、599BKよりちょっと長い交信を心がけました。でも、相手によりますので、599BKで返ってくる相手にも困らせないようにしました。10MHzからスタートし、7MHzにおります。一段落したところでハイバンドのDXの入感を確認。28はすこし聞こえているものの交信ならず。21MHzはEU方面が良い感じでした。もっとも交信済みの局ばかりだったので超えがけは少なかった感じです。18MHzではJD1と交信出来ました。

 暗くなってから再度7MHzでCQ。もうスキップ気味かもしれません。遠いほうが交信できるようです。きわめて遠いところではサンディエゴのN6TIから呼ばれました。耳が良い感じです。

 70交信ほどログを進めることが出来ました。みなさんありがとうございました。天気がよかったせいか、富士山が夕焼けできれいでした。

Fuji 肉眼で見るともうすこしきれいだったような気がします。一眼レフを持ってくればよかった。ポケットカメラで撮影し、トリミングでこのサイズにしました。雪の部分が日を浴びて赤く染まっていました。


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2014年12月24日 (水)

QRPクラブ主催コンテスト結果

 帰宅したら、11月3日に開催されたQRPコンテストの結果発表のメールが届いていました。マルチバンド自作機部門で1位となりました。交信いただいたみなさんありがとうございました。

 結果を見て嬉しかったのは、(マルチバンドだから当然ではありますが)参加者の中で最高交信数をたたき出せたことでした。自作機といってもK2ですから設計もしっかりしていましたが、メーカー機使用の一般部門よりも得点が上だったことが嬉しい原因でもあります。参加バンド別で見ても、自作機のエントリーが一般(メーカー機使用部門)よりも上なのはマルチバンド部門と1.9MHz部門の2つだけでした。これも良かったと思います。

 自画自賛しすぎでしょうか? hi でも、沢山の交信をしていただき、ありがとうございました。

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2014年12月23日 (火)

秩父郡東秩父村 二本木峠

Higashichichibu 白石峠を越えてさらに北上し、定峰峠まで進む。以前何度か登った大霧山の選択しなかった登山口。いつも北側からのぼり北側に戻っていた。山頂から南側は歩いていないことになる。定峰峠には有料の駐車場も確認できたので、いつか南側から登ってみたい気もする。車を進めて反対側の登山口へ。途中の林道でアンテナを張れそうな場所はないかとゆっくり走ってみるものの、無線の運用に適した場所はうまく見つけられなかった。北側の登山口(粥荷田峠)にも車が数台。こちらは路肩に無料で止められるので、こちらの利用者が多いのかもしれない。

 牧場に向けて車を進めると、以前路上にヘリコプターの着地マークが書かれていた場所があったが、着地マークがきれいになくなっていた。利用されなくなったか?緊急のヘリが来なくても良いぐらい事故も無いということかもしれない。ここの眺めはかなり良い。電波も飛びそうな感じがする。

 車を進め、二本木峠まで着く。コンテストなどで聞いたことのある場所だが、アンテナを立てたい場所に電線が通っている。どうやってマルチバンドのアンテナを上げていたのだろう?なんて考えてしまった。だが車も止められるし、ここは愛宕山の登山の出発に適しているといえそうだ。さらに北上し皇鈴山の付近を通り過ぎて、登谷山の上り口に駐車スペースを確認する。ここまではハイキングガイドに書かれていていつか行ってみようと思っていたところであるが、暖かくなったら歩いてみたいと思う。もっともそれほど標高が高いわけでもないので、暖かくなる前に来ても良いかもしれない。でもハイキングに良い季節は花粉との戦いもあるので、なんともいえないところではある。春先に山歩きしなくなったのも花粉のせいでもあるかな・・・。

 ここからはくだりになるので、車を二本木峠まで戻しデルタループを上げた(写真)電線に当たらないようステーも張った。そしてQRV。のんびりQSOを楽しんだ。というかパイルにはまったくならず、1局ずつ呼ばれる感じなので、のんびり交信という感じになった。奥武蔵の尾根の壁に加えて堂平山も壁になるので、真南方向との交信は期待していなかったものの、数局そちらからも声がかかった。最初からコンテストもこちらにしておけばよかったかもしれない。日が暮れかけて6mのアンテナを撤収し、出発までモービルホイップで430MHzにQRV。こちらもパラパラと呼ばれて交信を楽しんだ。最後に144にも出ようとCQを出してみる。あまり呼び出しが無いなぁと思っていると、壁の向こうの小平市からコールがかかり、30分ほど交信が続いた。移動運用なのに話が長いと思われるかもしれないが、homeから飛ばない環境なので、移動先でラグチューを楽しむといった感じかもしれない。さすがにその後は声がかからず、運用を終了したのは21時を回った頃になってしまった。6mのアンテナを撤収しておいたのは大正解で、あたりは漆黒の闇。車のヘッドライトが無ければ歩けないぐらいの暗闇となった。

 これぐらいの時間になると、祭日でも高速の渋滞も無く、すんなり車を走らせられます。終日無線を楽しめました。交信いただいた皆さん、ありがとうございました。なぜこんなに遅くまで遊んでいられるか? 11日間の連続出勤があったので、水曜日も休みとしていただけたことがあり、翌日ものんびりできるということになっています hi

12/24 記

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1エリアAMコンテスト

Tokigawa_2 12日ぶりのお休みとなった。無線ができないことに対するフラストレーションは運用でしか解消できないであろう。ということで、この日にちょうど開催されるAMコンテストに参加すべく比企郡ときがわ町に出かけた。最初の目的地は剣が峰の駐車場と決めていたが、バッティングの可能性がかなり高いと思っていた。グリーンラインの途中ならいくらでも運用場所は見つかるだろうという安易な考えもあったが、白石峠を越えたところでモービルホイップをつけた車とすれ違う。やはりすでに先客がいるのか?行ってみると4eleを上げている車が見え、場所の変更のためすぐに引き返した。大野峠を越え、南下していくと車を止められそうな場所があり、眼下には平地の町並みが広がる。先に行って場所を見つけられないと困るし、適当な場所と判断しアンテナを上げてみる。コンテスト開始前に2局ほど交信して、飛び具合に安心してコンテストに突入。

 運用開始からあまりログは進まず、こんなもんかなぁなんて思っていたが、呼びまわりをしていると、CQを出しているほうの信号は聞こえるものの相手の信号が聞こえてこない。最初のうちは「場所にもよるよな」なんて思っていたものの、良く聞いてみるとほとんどの東京局の信号が聞こえてこないことに気がつく。尾根が邪魔して南側が交信できないことに気がついたときはすでに遅いという感じだった。埼玉県の局はまあまあ聞こえるものの東京は江戸川区と瑞穂町の2局のみ。神奈川はまったく聞こえてこなかった。

 場所の選択を誤ったという感じである。いくら0.5Wと言ってもこれほど交信できないとは思っていなかった。交信数34局。せめて50交信ぐらいはしたかったという気持であった。反省の多いコンテスト参加となった。

 コンテストの後はSSBでのんびり交信を重ねようと思っていたが、飛ばない場所に長居をしても仕方ない。せっかく明るいうちにコンテストが終わったということもあり、場所探しのロケハンなどをしてみようと撤収を開始した。設備も簡単なものだったので10分ほどで撤収し、北に向かって車を走らせた。

12/24 記

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2014年12月12日 (金)

志木市移動

 午前中に予防接種なるもののために病院へ赴き、その後志木市に洗車に出かけました。11日ほど乗れなくなるのですが、水溜りを踏んで泥だらけになっていたのでなんとなく気分が悪かったです。洗車のあと、車のバッテリーから配線を車内に引き込む作業などをおこなって、からアンテナを上げてみました。

 昨日エレクトロデザインで手に入れた、12mに伸びる釣竿があります。Sao これを使って、7MHzのGPを上げました。Shiki 給電点は1,5mぐらいのところにあります。ラジアルは中空に浮かせた状態ですので、ラジアルの長さもアンテナの同調に影響が出ます。アンテナチューナーを併用せず、エレメントの長さで調整を行なったところ以下のような測定結果となりました。

7mhz_gp01 画面が小さくて醜いかなすみません。でもこの大きさで見ると21MHzでも使えそうな感じが見えてきます。スパンを少なくするとこんな感じ。7mhz_gp02 マーカーの数値を拡大すると、7mhz_gp022 こんな感じです。7MHzのバンド幅全てで低SWRを示しています。

 志木市・秋が瀬公園のゲートが閉まるまで、1時間半ほど電波を出しましたが、35局との交信が出来ました。QRP/5Wでも充分役に立ってくれているようです。

 バーチカル系のアンテナは打ち上げ角が低いのでDX向きかもしれません。DXと交信したかったですが、ゲートが閉まるとこまるので、早めに切り上げましたが、国内も良好に飛びました。ちょっと近場はスキップ気味だったかもしれません。交信いただいたみなさんありがとうございました。













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2014年12月11日 (木)

FDコンテスト結果発表

 JARLからメールが届き、各局のブログで紹介されています。自分のブログを読み返してみると終了間際の参加で28MHz部門にエントリーしていました。結果は電信28MHzバンドで全国3位でした。3位といっても。参加者7人中の3位ですから、たいした成績ではありませんでした。申告が41交信でしたが、ひとつ原点されて40交信が有効との判断をしているようです。

 こんなに交信数が少ないのに1局ミスコピーがあったか・・・とがっかりしましたが、、思い返してみるとほとんどCQだったようです。CQを出して他の局に呼んでもらうということは、ミスコピーした相手はこちらを呼んでくれたと思います。呼ばれたということはミスコピーした相手が間違ったコピーを容認してRと打っているように思えます。どちらが正しいかと言う判断は出来ませんが、こちらが間違ったコピーを送信しているのだから、相手が聞こえればミスコピーを修正せよと送信するべきだと思いますね。それができていないのだから、片方だけ減点されるのは、平等性に欠けるような気がします。もっとも細かい点数を気にするほどの高得点ということではなかったコンテストでした。

 

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CWってリズムだと感じます。

 一つ前の記事で5NNだけ早い送信は良い感じがしないという書き込みをしました。みなさんは長点と短点の数を数えているのでしょうか? 当然、CWに興味を持ち覚え始めた初心者の頃はほとんどの人が数えていると思います。でもある程度交信を重ねていくと自分でも意識せずとも、文字単位で長短点の組み合わせを聞いて(感じて)いると思います。-----と聞いて0(ゼロ)を意識するか? それともーーーーーと聞いている間に1・2・3・4・5と数えてから0(ゼロ)と認識するかの違いがあります。

 受信する際に一番気持ちよく感じるのはリズムがあっている符号だと思います。5NNだけ突然早くなって、その後に突然ゆっくりになる送信はここから長点と短点を数えなさいというように感じます。符号単位で感じて理解してくださいとは聞こえないのです。これはリズミカルに符号を耳で感じることは難しくなります。

 たとえば、Kと意識するまでに、ツー・ト・ツーと聞いてKと意識するか、長点・短点・長点・スペース、あっ、「K」だ、と意識することと書くと理解できるでしょうか?

 熟達者の領域になると、たぶんこれは符号単位ではなく、言葉単位になるのでしょうね。「・・・ ・・- -・ -・ -・--」と聞いて晴れなんだな、と意識する感じかな。英単語の知識も影響してくるのでなかなかこの領域には入れませんね。でも、目標にしたいところではあります。

 5NNだけを早くしても0.5秒ぐらいしか短くならないでしょう。それによって相手がコピーしきれず再送を要求されれば、それだけで何倍もの時間を費やしてしまいます。もったいないことです。

みなさんは符号を耳で聞き。数を数えて文字を意識するか?それとも耳で感じたことが文字として意識するような受信を行なっているでしょうか?

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2014年12月 7日 (日)

KCWA CW コンテスト

 KCWA CW コンテストに参加するために移動に出かけました。といいながらも、いつものとおり出発はあまり早くありませんでした。あまり運用場所にはこだわらなかったのでなるべく近い場所を考えていましたが、戸田市ではレジャーの車がいっぱい。和光市ではアンテナが上がっていて、続く朝霞市ではマラソンのコースになっているようで、駐車車両の排除を行なっているようです。結局先週と同じさいたま市桜区まで来てしまいました。

Kcwa コンテスト開始時間前にダイポールを設営が完了しました。コンテスト参加だけなら3.5MHzと7MHzで良好な動作をするW3DZZのほうがバンドチェンジの際に手間が無く、良い気もしましたが、使用バンドの割には長時間のコンテストでもあり、途中DXを探してハイバンドにQRVできるようギボシ接続のダイポールにしました。

 QRPの部門はありませんが、いつものようにQRP/5Wでの参加ですので、ハイパワーのCQ局よりも呼ばれ方が少ないと思います。それでも7MHzでランニングからスタートしました。長く電波を出していれば、多少は呼んでいただけるかなという感じでした。スタートから1時間半は呼ばれなくてもCQを出し続けるという感じでした。お昼までの30分で呼びまわりをしてみよう。そしてお昼のスキップが感じ始めたら車内の整理に時間を使ってみようという感じです。

 コンテストから離れたときにはハイバンドのワッチをして、DXの入感を期待します。実はA63DIの未交信IOTAが聞こえてきたら交信したいという期待がありました。でも残念ながら聞こえてきませんでした。他にも強いと感じる局は聞こえてこないようです。TACと打っているコンテスト局は多少聞こえました。10mRTTYのコンテストもあったようですが、こちらはちょっと聞いただけでパスしてしまいました。

 何時ごろ3.5MHzにQSYするか?7MHzの状況を聞きながら考えていました。一応の7MHzの目標を100交信としていたので、暗くなり始めるまで7MHzで粘りましたが95交信でログが伸びなくなってしまいました。中にはシリアル100を超えたナンバーを送っている局もいました。やはりQRPの弱さかなと言う感じです。

 3.5MHzにQSYしてからは呼びまわりからスタートします。すでにシリアルナンバー40を送ってくる相手もいて、さすがだなぁと言う感じです。P3があるので空き周波数を見つけるのも比較的楽になります。CQも出来る限り出しました。最後の1時間はなかなかログが伸びませんでしたが、最後まで走りきった感じです。

2014_kcwa_point_2

 ログのチェック後どれくらい減点になるのか興味深いです。自分の都合ではなく相手がログ提出しなければ減点となりますので、なんともいえない感じです。ミスコピーは無かったと思いますが、結果を見てみないとわからないかもしれません。

 コンテストの終盤にこちらの送信にかぶせて「cqcqcqcq de 7K1CPT」と打ってくるいたずらがありました。他人の交信を邪魔して面白いのだろうか?かわいそな人です。かかわっても時間の無駄なのですぐにQSYしました。

 コンテスト中で気になったことがあります。数字の略体の使い方がおかしい感じがします。地域略称がローマ字であるのだから、数字は略体を使うべきではないと思います。特にセロをオーと打つのは、少なくとも地域符号にオーが入っている局は避けるべきだと思います。ログの突き合せが行なわれ、ミスコピーが減点となるコンテストですから、不安要素は可能な限り排除すべきと考えました。特に、3桁のシリアルナンバーを贈る際「O20(オー・ツー・ゼロ)」なんて送っている局は略体の使い方を統一しなければ相手にしっかり伝わらないという認識を持つべきです。普通の略体であっても、東京001を「TKTTA」なんて打たれたら相手はしっかりコピーしてくれるだろうかと不安にならないのだろうか?結果的に自分が減点になる原因を作っているような気がします。

 5NNだけ早い局はだいぶ少なくなりましたが、まだ少しいましたね。必要な部分をゆっくり聞かせるという手段は有用な気もしますが、CW符号を聞いていてずっこけます。遅くなったとたんに「なんだこれ?」と思われたらミスコピーを誘発します。普通に打ってもコンマ何秒という短縮にしかなりません。さらに、ミスコピーを排除するために複数回繰り返してしまえば、5NNを早くする利点はまったく役に立たないといっても過言ではないと思います。他にも相手がコピーできていない部分を再送要求しているのに余計な部分を付して何度も繰り返す行為も聞きました。これらは「だからあなたはダメなんだ」と言っているわけではなく、自分がそういう送信を行なわないようにすることが一番の成果を上げる早道だということを再認識しているということです。

 国内コンテストは大小あります。交信してくれる相手も9割以上はおなじみさんばかりと言う感じでもあり、JCCのNEWを捕まえることも少なくなりました(というかWACA・WAGAを完成した後では7MHzなどではほぼ皆無といえるかもしれません。)それでも国内コンテストに参加したいと思うのは、自分のスキルアップにつながる可能性もあるからといえるかもしれません。そういう意味では、QRPばかりではなくQROでの運用もありなのかなと言う気がします。ハイバンドがあればアンテナの工夫やコンディションの把握など、面白いところはまだまだありそうな気がします。

12/8 記



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