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2015年6月 5日 (金)

8J1VLP/1の運用

 今年の8J1VLPの初運用をさせていただきました。仕事が午後からの予定だったので、午前中のスケジュールをいただいて私のhomeからの運用です。homeにはロングワイヤー+アンテナチューナーという設備で、あまり強い電波を出せる環境ではありません。自分の局のCQでは、過去に交信済みだったりすると弱くて交信できるか出来ないかぐらいの信号だとお呼びがかからないこともありますが、記念局のコールサインとリグで電波を出すと同じ出力でもコールいただけることが多くなります。設備の可能性を確認するという意味では良い経験が出来ます。

 朝の6時過ぎから7MHz-CWで運用開始。最初の1時間ほどはかなり良いペースで進みました。2時間を過ぎたぐらいでだんだんCQ空振りも増えます。10MHzにQSYしましたが、こちらのほうがスキップ感も大きくログが進みません。7MHzと10MHzを繰り返しログを進めました。11時過ぎまでに126局をログインすることが出来ました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。QSLは期間終了後に交信数が確定した後に印刷され各opに配布されます。JARLにお送りしますので、お待ちください。この記念局はJARLの局ですので、QSLの返信は必要ありません。受け取っていただくだけでOKと言うことになります。

 運用中に8J9VLP/9からコールがありました。ちょっと気になってこちらからop名を送信すると相手からもopを表す符号が返ってきました。個人のコールサインのサフィックスでしたけど・・・。予想通り、古い友人のopでした。友人と言っても大先輩ではありますが・・・。相手のハンドルを送り、設備の紹介なども交えて、エールを送りあいました。(と、こちらでは思っています hi) お互いがQRPで、お世辞にも強力とはいえない受信信号同士で、必要な情報交換をこなせるのはCWの大きな利点であると思います。

 /QRPの方も多くからコールをいただきました。VLPはQRPの記念局として定着していると思えます。可能なときはこちらの空中線電力などの情報を送ったりしましたが、コピーが難しいほど弱かったりすると、レポート交換だけで終わるような交信もありました。もしかしたらQRPpでコールしていただいたのか?それともアンテナの輻射効率が低い設備なのか?(私のところも後者のようなものです)興味があります。QSLが一方通行ということはその情報はこちらでは得られずに終わるということにもなりますね。

 J-CLUSTERを見てみると8J4VLP/4も出ていたようです。周波数を合わせワッチしてみると、こちらは呼べるほどの強さではありませんでした。残念。コンディションという自然現象を相手に楽しんでいるので、良いタイミングをつかむことで交信が可能となりますが、パイルアップが大きいと順番が回ってこないこともあります。自ら交信のチャンスを狭めるQRPではありますが、そんな中でも交信を成立させるチャレンジは、考え方によっては、楽しみを永く持続させることにつながっているかもしれません。

 8J1VLPは6月の末まで運用されます。スケジュールの空いているときにopを申し込み、再度運用したいと思います。今度は別の場所で出たいですね。

6/6 記

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