A1クラブQSOパーティ 参加証
結果発表に続き、参加証の発送が先週の金曜日に行なえました。(ポストに投函)おそらくは週明けの月曜日に到着する方が多いかなと思いましたが、到着の報告を皆さんからMLなどに書いていただいたので、ひと安心です。ということで、今年の参加証バッジの公表です。
全体のイメージは毎年統一された感じですが、バックカラーがデニム地のような感じで雰囲気を作っています。毎年、A1クラブの事務局JE1TRVさんにカラーデザインをお願いしていて、発注もしてもらっています。ご協力に感謝いたします。
A1クラブQSOパーティは、定型の情報交換で得点を稼ぐコンテストとは違い、モールス符号を使って、会話を伴った交信で、CW交信の幅を広げられるような感じを目的としています。599BKの交信やコンテストナンバーの交換といった内容はpointになりません。でも、以前CW入門の定番といったラバースタンプQSOによる交信は、名前やQTH、リグ・アンテナ・お天気の情報交換で大きなpointとなります。ひとつの交信にかかる時間は長くなりますが、電鍵から作られる符号が言葉となり交信相手との情報交換を可能にする。CW交信の面白さを広げるきっかけになるのではないかと思います。熟達者になると普段思っていることに関して、文字通り会話をしている方もいらっしゃいます。和文交信では当たり前のことかもしれません。欧文の通信は英語と言う壁がありますが、ちょっとした会話は中学生の英語レベルでもある程度出来たりします。チャレンジする気持があるかどうかと言うことのほうが重要な印象です。
北米方面がオープンしているときは、母国語が英語のアメリカ相手ですから送信内容に答えてくれる局は少なくありません。絶好の練習相手になります。EU方面は母国語が英語でなくても第2外国語として英語を使えるのが当たり前の方も少なくありません。効率重視でハイスピードでQSOを楽しむ局でも、こちらから名前を送ったりして自己紹介のかけらでも送ると、それに答えてくれる局も少なくないという印象があります。名前を教えてくれるだけでも、交信相手に親近感を持てるような気がします。
599BKでの交信、QSLカード集めを否定しませんし、逆に自分も好きではあります。でも、ちょっと踏み込んだ感じでCWを楽しめるようになると、無線が楽しくなってくる。永く続けたい趣味になってくるような気がします。なんといってもPHONEに比較して飛躍的に相手の送信が理解できるCW交信ですから交信成立することも容易になってきます。
興味のある方は、今年の結果を読んでみてください。
http://a1club.net/events/PTY/2015/index.htm
そして、ちょっとやってみようかなぁと思えたら、来年の開催まで練習がてら交信を楽しんでみるのも良いかもしれません。QSOパーティの開催は5月ですが、その時期になって始めるのは難しいですね。普段から意識してCW交信を行なうことが大事だと思います。
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