群馬県沼田市 黒檜山
赤城山の最高峰である黒檜山には、以前一度登ったことがある。再度登る気持ちになったのは、SOTAのプログラムのおかげかもしれない。ちょっと早く目が覚めたが、木の生い茂った中を暗いうちから歩くのは厳しいと思い、6時まで待ち登山を開始する。太陽の登る方向とは反対の西側を登るため、あたりが明るくなっても日陰のままの登山道をひたすら登る。稜線っぽいところに来ると、昨日登った地蔵岳が朝日を浴びて輝いている感じ。でも写真を撮ると白飛びしている感じでなかなか難しいと感じた。
登りのほとんどが岩の上を歩くような感じで、けっこう疲れる。登山道となっている場所以外も土で覆われているものの地面のすぐ下は岩がごろごろしているのかもしれない。前回登ったのは10年以上前だったと思う。途中おばさんグループに追いつき、抜くと後ろから迫られている感じでペースを崩し、息が上がってしまい2回ほど休憩したような覚えがあるが、今回は休憩無しで分岐点まで到着した。黒檜山の頂上と思われるところが樹林から見え隠れしはじめてから歩いても歩いても近くならないなぁという気がしていたが、ふと気づくと山頂と駒ヶ岳方面への分岐に立っていた。ここまでくると、横移動のようなもので、ここまでくると一気に山頂の広場に進むことができる。
朝の6時に出発しているのに、下山ですれ違うひとが4人もいた。何時から登っているのだろう? 声をかけた人に聞いてみると、朝日が見たかったので暗いうちから登ったという、慣れている人はそんな感じなのかもしれない。
山頂標識で写真を撮る。人が少ないので早めに登って正解だったかもしれない。それと、昨日の地蔵岳で足慣らしができていたのかもしれない。休憩無しで登ってくるとは思わなかった。山頂の西側は風が強く、木々が大きく揺れている。それに対して東側は無風状態で太陽も当たって暖かい感じがする。立っている場所で快適さが全然違う。
黒檜山の山 頂は沼田市と桐生市の境界線が通っている。後で駒ケ岳(桐生市)に行くことも考えて、境界線の西側・沼田市とアナウンスして運用を行った。朝早いことで、430MHzも空き周波数を見つけやすく、430MHzからスタートした。過去の記憶では、赤城山の最高峰ということで、飛は良さそうな感じだが、思いのほか周りの山にさえぎられて交信の伸びがなかった印象があったが、今回の430MHzでは途切れなくコールが続きログの進みも早い気がした。金山に登る予定のKazuさんとは予定時間的に次の駒ケ岳での交信かな?と思っていたが、予定より早く登るということで、コールがあるまでここで粘ることにした。出力は1Wの設定で続けたが2時間ほど運用し、DJ-G7のバッテリーが落ちてしまった。だいたいこんなものか?それとも車の中での充電が不十分なのか? このスタイルで何度か運用を行い、持ち具合を確認してみたいところです。バッテリーが切れて、リグをVX-8に切り替えると、Kazuさんからコールがあった。強力な信号。ワッチしながら登っていたらしいが、いきなり切れたので、慌てて呼んでくれたのかもしれない。なんとか交信ができたところで運用を終了し、駒ケ岳に向かう準備を開始。山頂は昼食や休憩の人で歩く隙間もない状態になっていた。
10/6 記
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コメント
移動お疲れ様でした。
黒檜山は昔登りましたが、また登ってみたいですね。
山頂の小さな祠があるところでやりました。
1200で出来なかったのがちょっと残念でした。
また次回、よろしくお願いします。
投稿: TCV/kazu | 2015年10月 6日 (火) 20時34分
Kazuさん こんにちは
コメントありがとうございました。
1200MHz、すみませんでした。バッテリー残量を考えての振り分けが良くなかったと反省しました。前日の運用が終わってから車内で充電しました。VX-8のほうが満充電にならなかったので、DJ-G7を先に使い始めてしまいました。8時前からQRVしていたので、2時間半ぐらい使い続けていました。バッテリーの持ち具合はまあまあなのかなぁと思いました。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2015年10月 6日 (火) 21時02分