KH5との交信は2000年と2006年に合わせて3バンドの交信が記録されていました。すべてKH6ND/KH5との交信で、そしてすべてコンテスト交信でした。10年ぶりの運用となるKH5ですし記録を残したいところではあります。金曜日ですがお休みとなりました。といっても朝方にちょっと会社のほうに立ち寄る用事があって、その後さいたま市西区に移動しました。
ダイポールアンテナを上げました。CQ誌の付録の手帳で方向を確認し、110度方向に8の字特性の面が向くようにします。できるだけ強く相手に電波を送り込みたい、そして受信もよくなるはず。アンテナ設営が終わって、発電機をかけようとしましたがどうにも動きません。メンテナンスをさぼったせいで機嫌が悪くなってしまったようです。とりあえず車から電源を取りワッチします。21MHz-CWでK5Pが聞こえましたがすでにパイルアップ。QRPでは抜けません。24MHz-CWも見つけましたが交信できず。
28MHzのRTTYは時折Sメーターがぐんと上がるようなQSBがありましたが、バンド/モード未交信ということもあって頑張ってコールを続けました。ASIA方向しか開けていないようです。途中NA指定などもありましたが呼ばれないようで、ASIAを取ってくれています。そんな中でJA-QRXと打ちBVやUA0などを拾い始めました。JAがたくさん呼ぶのは、それだけ運用局が多いのだから、ログがJAばかりになっても仕方ない気がしますが、相手が指定していることだし、いうことを聞かないでコールしても交信にはつながらないでしょう。たくさん呼んでいたJAもおとなしくスタンバイしているようです。そういう態度を見せると、呼ばれなくなればJAに戻ってくれるようですね。そのうち「たくさんの交信をありがとう」と言い残してCLしてしまいました。ありがとうと言われても、その時にワッチしているのは交信できていない局だけだと思いますが・・・。なんかがっくりな感じです。
その後、あちこちをワッチしながらも未交信のバンドを注視していて、24MHzで再度信号が聞こえました。UPという指定に、即座に2KHz-UPでコールしましたが、拾ってもらえず1局先を越されました。UP-1を拾っていたようです。急いで送信周波数を会わせコールしましたがまた先を越され、そしてやっと拾ってもらえました。でも呼ばれ方が少なかったのでQRPで交信でき、ほっと一息というところでした。
こういう時はK5P以外でも聞こえれば交信したい感じがしますが、平日ということもありあまり聞こえてきませんね。R25ARCKという局だけは交信できました。ロシアのスペシャルコールはいつでも何かやってるような感じがします。18MHzに狙いをつけていましたがK5Pの信号は聞こえず、10MHzにアンテナを合わせました。しばらくワッチしているとE51JがRTTYで見えました。ちょっと復調しずらい感じですが、なんとか届かないかなぁとコールを続けました。この時ばかりは5Wでは無理と思い50Wでのコールでしたが、他にも呼ぶ局が多く届きそうにない感じがしてあきらめてしまいました。
周波数を下のほうに合わせてみると、ZL1がちょっと弱い感じで入感。K5Pは大丈夫だろうか?なんて考えながら出現を待ちかまえます。P3で信号が見えると誰が出ているのか聞きに行きますが、10.11台の周波数でJCC打ちながらCQを出す国内局はさすがに呼ぶ気にならなかった感じでした。
そして、やっと出てきたK5P。UPと打っているのでコールすると。あれ?ご本尊がいなくなりました。でもすこしずれたところで信号が見えるので聞きにいきます。そしてまたいなくなる。UPと打ちながら送信周波数も追従してしまっているようです。以前にもこんなことが2回ほどありました。間違いないと確信しオンフレでコールします。そしてすぐ交信できました。ラッキーです。この状態を察知した人はどんどんオンフレで交信できているようです。こちらは間違いなく交信できたと確信しているので、アンテナを7MHzに変更しました。以前こんな状態を聞いたときは、ポリスがUP-UPとオンフレでうるさいのですが、その信号を抑えて相手に信号が届くと交信できるというようなことがありました。ポリスはオンフレの信号を聞いていることに気づいていないで余計な送信で周りに迷惑をかけていたような感じです。もっとも、その時もご本尊はUPと打ちながらオンフレを拾っていたわけでしたけど・・・。
7MHzに移って、先ほど信号を確認した7.033を聞きます。K5Pは聞こえていたのですが、拾っていたのがEUばかりでJAがコールしても相手にされていませんでした。状況は変わったかなぁと思ってワッチしましたがまだEUのようです。5分ぐらいでJAが拾われました。とうとう来たか? すぐにコールを開始します。実は10年前に交信できているバンドだったので、最初から50Wでコールしました。何度か狙いをつけてコールしていて、「7KCP?」と聞こえました。これは7エリアのKCPさんじゃないだろうと思い、2回コールすると自分の送信している周波数でJA1が電波を出しています。あれ?DXのOMさん、自分も何度も交信したことのある人ですが、DX側の打っていることを理解できない人じゃないだろう?人のところにまわってきたチャンスを横取り?嫌な感じ・・・。と思いながらも、指定以外を拾ったりしないだろうと相手を信じて再度コール。今度は7K1?と返ってきました。もう間違いはありません。しっかり拾ってもらえ、本日3バンド目の交信となりました。
発電機も動かないことだし、3.5MHzや1.8MHzの状況も把握しきっていない。風も出てきたところで早めに撤収することにしました。この1か月はあまり珍しいところはできていませんでした。CQ誌のDXレポートにやっと格好がつくような交信ができたような気がします。ほっとしました。
6時間運用で4交信。ちょっと少な目ではありますが、移動に出てきた甲斐はあったと思います。残りの運用期間で未交信のバンド/モードが少しでも埋まればいいなぁという感じです。E51Jと交信できなかったのはちょっと残念。
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