さいたま市西区移動
午後から移動に出かけました。14MHzのデルタループのチェックをメインに考え、設営をおこないました。かすみがうらではITUの運用の真っ最中ですが、50kmぐらい離れたところならいろいろと確認できることがあるかなと思い電話で聞いてみると、食事の真っ最中だったようです。あとで出てくれるとのことで、それまでの間、各バンドをワッチしてみます。14MHzと28MHzの2バンド対応とのことで、閑散とした28MHzでCQを出してみると、すぐにUA0からコールがありました。エレメント長が2λとなるループも輻射効率は悪くないかもしれません。もっともそのあとは続かず。CQを出している2局をコールしてログインしたような感じです。
同調していないバンドでも、リグのATUを使用するとSWRはかなり低い状態になります。ダイポールと聞き比べたり、電波を出してみたりしますが、やはり同調したダイポールのほうが良いことが多いみたいです。ただ、このあたりは設置した状態での輻射方向もありますので、運用を重ねていくことで雰囲気が見えてくるかもしれません。
食事が終わったとの連絡をもらって14MHzにQRVしてもらいました。opしたのはオーナーではなく別の方でした。SSBでダイポールとの比較などをレポートいただきました。アンテナを回してみたりしたかったのですが、記念局の運用中ということもあって短い時間で比較テストを終了。その後、反対側に50kmほど離れたKazuさんに28MHzの比較テストにおつきあいいただきました。2λのループは正面ではダイポールのほうが強く、45度ほど回したところがループのほうが強いという興味深いレポートをいただきました。一人ではわからないことも受信してくれる相手に協力してもらって比較テストができるのはありがたいことです。ご協力いただきありがとうございました。
夕方になって、風が出てきました。トップヘビーなループアンテナは心配なので、いったんおろしてダイポールのみをあげなおしました。オール群馬コンテストは、昨年「/QRP」の付加義務に関する意見を書きましたが、検討していただいたようで規約変更となりました。お礼の意味も含めて参加したいと思っていましたが日曜の仕事が早いので、短時間だけでも参加しようと20時から少しだけ参加するつもりでした。その前に、7MHzでCQを出してみると、なんとなく良いテンポで呼んでいただけました。何度も出ている場所なので、猛烈なパイルアップということにはならず、ときにはちょっと会話もできるような感じでした。
20時からはオール群馬です。県外局としては呼びまわりになります。コンテスト慣れしている方は待っている人を飽きさせない良いテンポで交信を重ねますが、呼ばれっぱなしで自分のコールサインを打たない局が少なくなく、交信のリズムはがた落ちです。周波数の空きも多く、かつての賑わいが懐かしく感じる気がします。
3.5MHzも聞いてみました。でも、7MHzのアンテナにATUという形では輻射効率が悪く、応答も少ない感じです。某局のコールサインを使って妨害に回っている信号がありました。CQの出ている周波数にのっけて電波を出してくるので、CQ局は呼ばれません。妨害局は交信する気が無いようで呼ばれてもCQを打ったり、呼ぶタイミングを作らずCQ連呼したりしていました。時間がたつと別のランニング周波数でも聞こえ、その周りは静かな周波数がたくさんあることからも、やはり妨害に間違いないと思います。
普通に運用しても相手がいないのかなぁ・・・悲しい人だなぁと思います。
オール群馬は15交信で終了しました。まだ2時間半ありましたが、翌日の仕事のこともあり早めの撤収です。出張があったり、ちょっと忙しい感じでブログの書き込みもできず。upが木曜日になってしまいました。
5/26 記
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コメント
QSOありがとうございました。
28メガはグランドウエーブですが、微妙に伝搬経路が変わって、指向性が変わったのかもしれませんね。
こういった実験はやっていて面白いです。
いつでもご協力しますので、その時は連絡ください。
投稿: TCV/Kazu | 2016年5月27日 (金) 00時08分
Kazuさん こんにちは
電波の出ている状態を詳しくレポートいただけるのは、なかなか興味深いことです。ありがとうございました。
10mは意外とグランドウェーブが伸びますね。昔はローカルラグチューのバンドだったと聞きました。そのローカルの範囲が関東一円だったとか。もっと活用したいですね。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2016年5月27日 (金) 09時58分