土曜日は徹夜の予定。とはいえ集合が遅いので、早めの帰宅と休憩をとればよいかな?という気持ちで出かけました。一応の予定を14時過ぎに終了としました。
かなり昔によく移動していた和光市の土手を見に行ってみると車がいっぱいです。すぐに別の場所に移動しましたが、ちょっと懐かしい感じでした。和光市といっても彩湖の横の場所ではなく荒川の対岸の場所です。その頃はギボシのダイポールを作る前に、シングルバンドのダイポールを設営しなおしながらQRVしていました。「CWを勉強するなら7003を聞くと良い」と言われ、QRPの信号をワッチするために週末にここへきてはSWLしてました。その頃は599BKというスタイルはあまり聞かれず、QRP局どうしでも情報交換を主体とした交信をしていました。聞き取れないときは聞き返し、聞き返されたら再度答える。大事なところを相手に伝えるためにどう送信するか?それを実践で経験できる場だったような気がします。印象深かったのが、リグを送る際に型名を送るのではなく終段トランジスタの型名を送るのをよく聞きました。自作機で出ている方が多かった。ダイレクトコンバージョンで聞いている人もいるので、運用中の人がいるとすぐそばには出ないように気を使っているようだった。今は500Hz離れれば当然のようにQRVされるので、ダイレクトコンバージョンでは混信が厳しいかもしれませんね。
なんとなく昔話を思い出してしまいました。本題です。お隣の朝霞市・朝霞水門に行ってみるとアンテナを張るスペースが空いていて早速設営を始めました。
ちょっと斜めに見えますが、土手がカーブしているのでどうしても土手の側に引っ張られてしまいます。見た目には気になるほど曲がっているわけではないので、そのままQRVします。このところ、7MHzから運用している局呼びまわります。フルサイズダイポールを張っていると呼ぶときの順番待ちはQRPでも気にならなくなります。でもコールサインがわからずにVFOを回してしまうことも少なくありませんでした。午前中は国内ハイバンドが開けることが多くなってきています。また、IOTAコンテストに備えてQRVしている局もありNEWをGETできるチャンスではあります。
数多く運用している朝霞市でもハイバンドとなると未交信のところも少なくありません。24MHzでCQを出し呼んでいただける方も2局に1局はBANDニューのJCCがあり驚きです。それだけ空きがたくさんあるということでもありますが・・・。アマチュアの場合、たくさんのバンドがあり、コンディションにあわせて最適なバンドを選択して交信を重ね楽しめるというところもありますが、それぞれのバンドで成果を広げるという楽しみ方もあります。そういう意味では何度も交信できている地域や相手でもNEWとなる楽しみを得られることにつながり、モチベーションの持続に良い影響を与えてくれています。
28MHzは運用している局が少ないようでした。21/18MHzはまあまあオープンしていて運用局も多かった気がします。交信しやすいということは出てくる局も呼びやすい感じがあるのかもしれません。
ハイバンドを回るということはおのずと海外にも目が向きます。14MHzでR70ASIA・E28AC、21MHzでBG5BWZと交信できました。いずれもIOTAニューです。
ハイバンドのコンディションが落ちてきたと感じ7MHzに下りてきました。普段は7MHzでさえ落ち込む時間帯かな?という気がするのですが、そのわりにはまあまあのコンディションかなという感じです。CWに続いてRTTYにQRVしてみると思いのほか呼んでいただけました。この時点で終わる予定の時間ではありましたが、コールが続きうれしい悲鳴という感じでした。終了時間はオーバーしましたが、満足な結果を残すことができました。15時すぎに撤収というのはちょっともったいない気もしますが、こればかりは仕方ないですね。交信いただいた皆さんありがとうございました。
8/1 記
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