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2016年9月28日 (水)

H44GC

 LZ1GC/Stanが今年もオセアニアのDXペディションを開始した。友人から海外のFrendとして紹介され、それから毎回交信させてもらっている。ことしもとりあえず交信しておきたいなぁと思っていた。今年の運用はH4/ソロモン。ログを確認してみると、H4は30m・80m・160mで未交信だった。
 
 この1週間、けっこう仕事がきつい感じでした。1週間ぶりのお休みは平日。ちょっと遅く目が覚める。ターゲットは夕方から夜にかけてのQRVと判断し、午前中は雑用を片付けることに専念。13時頃に出発しさいたま市西区に到着。雨が降ったりやんだりの天気で気分はいまいちながら、こんな天気だから場所取りも問題なしだったかもしれない。設営はギボシのダイポールの先端に80mと160mのエレメントを追加する。ロープを含めると100mの長さとなってしまうが、広い土手の設営なのでなんとかなるかなという感じで設営を進める。先端はと手の下まで伸びてしまったが、方向的にはソロモンに向かってすこしずれたぐらいの設営ができそうだ・・・。とエレメントを引っ張ってみると24MHzのところで、エレメントを接続する塩ビプレートが割れてしまった。以前にも割れたのは反対側の24MHzの部分。負担が大きいのかなぁ?でも経年劣化ということもあるかもしれない。ずいぶん長く活躍してくれている。とりあえずロープで仮修復して設営を完了した。
 
 15時ぐらいだとまだ早いかなぁ・・・。H44GCは14MHzと18MHzで交信することができた。今回は2人の運用で同じコールサインを使用している。どっちがStanだかわからない感じではあったが、とりあえずコールサインの焼きこみはできたかなぁという感じ。他にはVK9NZがよく聞こえていた。14MHzと18MHzのコンディションが良かったようで、10MHzになかなか降りてこない。それでも待ち続けたおかげで運用を開始した直後にQRPで交信できた。未交信のバンドをQRPで交信することができた。
 
 その後はローバンドに下りてくるまで時間がかかるだろうと、コンディションのよさそうなバンドを探してあちこちうろうろしてみる。24MHzでS7/セイシェルが強く聞こえていた。なぜか相性が悪いセイシェルは24MHzの1バンドをQROでしか交信できていない。QRPで交信できるといいなぁと思って呼び始める。受信周波数を頻繁に動かしているようで、パイルから離れたところでコールしていて、サフィックスが返ってきた。再度コールサインを送りフルコピーしてもらうことができ、交信成立。QRPのNEWとなった。
 
 せっかく160mまでのアンテナをあげているので、頻繁にワッチしてみるものの信号のかけらも聞こえてこない。80mにあわせたままハイバンドをワッチしていてもH44GCは14MHzと18MHzの運用が続いていた。18MHzで「QSY80m」と聞こえその後信号が消える。やっとチャンスが回ってきたと思い、前日までの運用周波数を中心に80mの出現を待つ。でも聞こえてこない。当該周波数にはT8がQRV。出にくくなるかな?とワッチ周波数を広げてVFOをまわしてみるものの聞こえてこない。気になって17mのさっきの周波数を聞いてみると、H44GCが再度QRVしている。80mをあきらめたのだと思った。17mはぽつぽつEU方面から呼ばれていて、あと1時間ぐらいは80mのQRVは無いだろうと判断し、夜も遅くなってきたことで撤収を決めた。友人の情報によるとその直後にQRVしたようだ。その時間差は2分程度だったようで、なんとも悔しいすれ違い。まあ、これも仕方のないことではあるのかな。移動だからこそフルサイズダイポールをあげられるので、交信のチャンスも広がるのだが移動ゆえに撤収して帰宅する必要はついてまわる。まだ期間はあるので再チャレンジできるだろうか?
9/30 記

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