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2017年1月29日 (日)

CQ-WW-160mコンテスト CW

 コンテストは土曜日から始まっていますが、勉強会参加のために日曜日だけの参加となりました。前日(というか午前様でしたが・・・)遅かったので起床も遅かったです。お昼頃のんびり出発してアンテナの張れる場所で参加すればよいかなぁという感じでした。
 
Nishiku  さいたま市西区の場所が空いていました。ただ、飛行機を飛ばす人もまだ多かったので、場所をとるローバンドのエレメントはあとで追加することにして、7MHzより上のバンドで呼びまわりをします。
 
 今日(午後)は21MHzが開けているかな?というかほかのバンドがさっぱり聞こえません。開けているといってもカザフスタンの記念局「UP28●●」ぐらいしか聞こえてこない感じです。遠方は開ける時間が短いのかもしれません。3B9FR(アフリカ・ロドリゲス)が短い時間で聞こえましたがすぐいなくなってしまいました。一応交信はできました。HS0ZMEは過去に別バンドの交信だったのでコールしました。RST-559どうしの交信でしたが、ラバースタンプ定番の交信内容。最近はあまり聞かなくなりました。7MHzのKH6/VE7AHAはそこそこ強く聞こえていたのですがこちらの50Wでは厳しかったようです。短めの交信で終わりました。
 
 国内も呼びまわりました。日中は7MHzぐらいしか開けていません。バンドNEWはほとんど出会えませんがテンポよく交信を重ねている局を呼びまわってみました。ビッグというアワードがあるようでBAを付けたCQが多く聞けました。CQが長くなると自分のコールを打たない人も散見されました。コールサインがわからないと呼べません。あまりログは進みませんでした。中にはJCCではなくBAしか打たない人もいるんですね。私はBAのリストを持っていないので(持とうと思っていない)しばらく聞いていましたが情報が中途半端な状態で呼ぶ気持ちになれず通り過ぎてしまいました。
 
 本題の160mコンテストですが、エレメントを追加し17時ぐらいから開始しました。1.8MHzのバンドがにぎやかです。と言ってもJAばかり。もちろん国内交信も得点になりますから呼べば応答してくれます。また、自分のCQにも応答してもらえます。VFOを回してパイルになっているご本尊を聞いてみますがなかなかはっきり聞こえてきません。みなさん耳が良いですね。もっと受信をよくできる方法を考えなくてはなりません。もっとも、QRPでは聞こえても相手に届かないことも少なくありませんが・・・。
 
 予想以上に厳しい結果でした。46交信の中でDXはASIAロシアの3局のみ。聞こえていたのに交信できなかった局はK7CA・KH7M・K6NA・A35W・RW0AR・RA0FF・BV1EK・HS0ZIA・DU1IST。50W出せば交信できた局がどれくらいいるだろうか? S-9近くで入感している局もありましたが半分ぐらいは50Wでも交信できなかったかもしれない気がしました。
 
 JAのバンドの外側でCQを連発していたB1Zが印象的でした。上で聞こえたり下で聞こえたり・・・。JAを避けているのか?それともJAの混信を避けて運用しているのか? コンテストの時だけですが、強力なJAのCQのかぶりの中でDXのCQ空振りが続いているのも聞こえました。160mのバンド幅がもっと広がってほしいと思うのは欲深かなぁ・・・。バンド幅が広がりデジタルモードも海外と同じ周波数が広く使えるようになるといいなぁと思います。
1/30 記

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2017年1月28日 (土)

移動運用勉強会・新年会

 タイミングがなかなか合わず久しぶりの参加となりました。1 (EKMさんから拝借しました)
 
 無線の話を肴に飲むお酒はおいしいものですね。顔見知りの方、初めてお会いする方、皆さんとすぐに打ち解けられる気がします。自分としては珍しいかもしれませんが最後まで参加してしまいました。3次会+ラーメン。自分でもびっくりしました。いろいろなお話は・・・ところどころ欠落しているようです hi そんなの見方は最近無かったような気がします。これからも話題についていけるよう移動運用に精を出したいと思います hi
 
 話は前後しますが、秋葉原開催ということで早めに到着して買い物をしてきました。
Kaimono  先日基板上の組み立てを行ったA1のキーヤーを使用する形に作り上げたいと思います。ケースの穴あけがメインになるかな? それと電圧給電のアンテナを作ろうと思い、耐圧500Vのマイカコンデンサーとエナメル線を買ってきました。マイカコンデンサーは1ケ240円もするようになったんですね。 容量の変更で同調する周波数の変化を見ようとたくさん買っておこうと考えたんですが躊躇して最小限にしてしまいました。
 
 移動にも行きたいが、工作も進めたい感じです。
1/30 記

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2017年1月22日 (日)

さいたま市桜区移動

 前日は呼びまわりを中心にしていたのでCQを出して呼ばれそうなところに移動しようかなぁそれともまた呼びまわりするか?家で工作を進めようか?いろいろと考えているうちに時間が経ってしまいました・・・hi ゲートが閉じて運用できなくなってしまった和光市ですが、対岸の場所ならアンテナも張れるし、時間制限もあるけど久しぶりに行ってみようと思い出発しました。
 
 到着してみると目的の場所は駐車中の車でいっぱいです。あきらめて別の場所へ。朝霞水門もアンテナの張れそうなところは車で埋まっていました。志木市は日曜なので野球のグランドを使われているとおのずと駐車場もアンテナが張れる雰囲気が無い。結局さいたま市桜区まで来てしまいました。今日は風もなく暖かです。設営を完了したのがお昼頃。DXの入感も引き潮かな?YBを1局ログインした後はハイバンドは静かです。
 
 7MHzのRTTYがにぎやかでした。PCを立ち上げ久しぶりにRTTYの運用。15局ほどログインすることができました。その後ハイバンドも少し開けたようで数局のDXもログインできました。未交信の地域というわけではないんですが、聞こえると交信したくなってしまいます。
 
 7MHz-CWでのCQはそれほどログが進みませんでした。早い時間に国内コンディションが弱くなっているのかもしれません。エレメントを追加して3.5MHzに出てみます。日没前から開けているようで呼びまわりをした後にCQを出してみると予想外のパイルアップになりました。猛烈なパイルアップの中で浮き上がって聞こえるのはほんの少し周波数をずらして呼んでくれる信号だったりします。うまい呼び方です。隣に迷惑の掛からない程度広がって呼んでくれるとパイルのコントロールもうまく進むのですが、ぴったりの周波数で信号が重なると数文字でも拾おうとすることさえ困難なほど信号が溶け込んでしまいます。応対がフリーズ状態になってしまったとき一瞬の静寂をついて2度目の送信をしてくる信号に思わず反応してしまったことが2回ほどありました。コールサインの連呼はペースを乱されるのでできるだけ拾わないようにしているのですが、このときは呼び出しがおさまる瞬間を待って打ち込んできたように思いました。こちらの心理を突くようなみごとな打ち込み具合に返事をせずにいられないという感じでした。
 
 パイルの中で、なんとか2文字ぐらい拾って返したときに該当しない呼び出しが目的の信号を邪魔してしまうことがあります。その信号は比較的強力でコールサインはわかっているのですが、指定無視を拾ってしまうと秩序が乱れその周波数をコントロールすることができなくなってしまいます。7エリアと9エリアの方、信号は強力でした。でも返事できないタイミングでコールするのはダメです。微妙に周波数をずらすとかコールサインのしっぽを聞かせるとか、そういうテクニックで信号を聞かせてください。たぶん順番が早く回ってくると思います。ただし「/QRP」は難しい。これが聞こえるときはほとんどの場合ほかの方のコールサインがログに打ち込まれています。それを消してまで/QRPを優先させたりははしないし、ログに打ち込んだ局に対して申し訳ない気持ちがあります。/QRPのほかにコールサインの一部でも聞こえたら次に指定することもありますが、あえてQRPを優先させないのは自分がQRPを長く続けているうちに養われたポリシーがあります。相手と交信するためにアンテナを工夫したり勉強して上級資格を取得して送信電力のUPをはかったりとそれぞれに努力の成果を使って交信を成功させようとします。そういう努力は報いられるべきだと思います。QRPにチャレンジする方はさらに大きな制約を自ら作って交信にチャレンジしているわけですから、優先されて交信するのではなく独力で成功させた交信に喜びを持つべきだと思っています。だから自分がコールするときに/QRPはほとんどつけていません。(QSLには書いてありますけど・・・)あえて/QRPを付けるときは、交信したい相手がQRPとの交信を望んでいるとわかったときと弱いCQを出すときぐらいです。
 
 80mのパイルアップは80分続きました自分でもびっくりです。さいたま市桜区ってそんなに需要があるの?って思ってしまいました。すぐに160mに行けばよかったのかもしれませんが、せっかく準備したPCがあるのでRTTYに行きました。記念局が出ていてコールし、その後CQを出しますが・・・呼ばれません。30分で4交信。RTTYは聞いている人がいなかったのかもしれませんね。
 
 タイミングを外してしまったか?160mも8交信で終了しました。でも一日無線を楽しむことができました。交信いただいた皆さん、ありがとうございました。
 
 アンテナを撤収し、車載しっぱなしのK3とP3を外しました。駐車場が建て替えでしばらく一般の有料駐車場に車を止めることになります。出入りの自由な場所になるのでメインリグは自宅に持ち帰ることにしました。それなりのお値段のものですし、なにかあったら嫌なので・・・。これを機会に使用頻度の少なくなったリグを使ってあげるのも良いかもしれません。
 
1/23 記

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2017年1月21日 (土)

さいたま市西区移動

 天気予報で「風が強い」と何度も聞かされ、移動するか迷い続けてしまい、結局出るのが遅かっただけで出かけてしまった。アンテナを上げなければ無線ができない宿命・・・。いや、homeのLWでもできなくはないんだろうけどやっぱり弱いというのはおおきな問題だし、受信が弱いというのも満足度が低くなってしまいます。
 
 場所が空いているか心配でしたが、さいたま市西区に行ってみるとしっかり空いていました。風が強いせいか飛行機を飛ばす人もいません。風にあおられないようにダイポールを十字に張ることにしました。でも、やっぱり伸縮ポールをあげるのはきつかったです。
Nishiku  これだけの設備で設営に一時間以上かかってしまいました。一本は給電部を固定したW3DZZタイプのDipole。その下に上げ下げできるギボシダイポールとしました。ギボシのほうは18MHzにしておくことが多かった。W3DZZは3.5-7MHzが無調整でOKで、14-21-28は中心周波数が少しバンド外になってしまっています。でもATUで合わせて活躍してくれました。展開方向の問題もありますが、ギボシで14MHzに合わせても聞こえなかったE51WWAがW3DZZでは聞こえてきました。
 
 DXは聞こえる局を呼びまわり、でも信号はいまいち弱いものばかりです。パワーも50W出してしまう交信が多かった。国内も呼びまわり。こちらはいつものように5Wでした。西のほうの記念局が強かったのでコールしてみましたが返事がありません。コンディション良くないのかなぁ・・・。そういえば中途半端な周波数で聞こえます。0.8の端数がある。試しに200Hz上でコールするとなんと一発で返事がありました。この局、送受信がずれてる・・・。しかもゼロインすると反応がありません。私だけでなくほかの局も交信できずにいました。暇そうにCQ連呼が続いていました。たまに交信できる局がいたりしましたがその局もずれているのかな?使用リグを聞いてみたいところです。
 
 国内も7MHzぐらいしか開けていないようで、このバンドに運用局が集中しています。相変わらず呼ばれるとコールサインを打たなくなる局がいます。しばらくVFOを止めてコールサインの送出を待ちます。相手がわからなければ呼ぶに呼べません。しびれを切らしてしまうと携帯電話でJ-CLUSTERをチェックして確認します。ああ、この人か・・・と思ってVFOを次の周波数に動かします。ここで自分の耳でコールサインを確認せずに呼んでしまうとクラスターの情報と違う局(入れ替わっている)が出ていた時に事実とログが食い違ってしまうことになってしまいます。実際に、私が周波数を離れた後の時間がかかれたQSLが送られてきて、NILと書いて送り返さなければならないことが起きています。本人が気がつかないうちに他人に迷惑をかけていることも起きるものです。運用場所の情報はつけなくても良いからコールサインは毎回送信してほしいものです。
 
 最近では珍しくバンド未交信の場所から出ている局がいるようでした。コールサインの送出を待ちますがいつまでたっても呼び出し局のコールサインしか打ちません。とりあえず呼んでおいてからコールサインの送出を待つか・・・。これが良くなかったかな。その後も呼ばれ続け、コールサインの確認ができません。待ちくたびれてVFOを回してしまいました。20分以上はその周波数にとどまっていたと思います。でもこちらがコールサインを確認できていないんだから交信成立とは言えないかもしれない。QSLのチェック欄に印刷しないようしるしをつけました。残念。
 
 最近、CQにアワード対象地の情報をやたらと多く付けることがあるようです。アワードがアクティビティをあげ、バンドが賑やかになることはありがたいことですが、CQに付加する情報が多すぎるから面倒になってコールサインを打たない人もいるのではないかと思ってしまいます。VFOを回して信号の出ているところにゼロインします。そうするとCQの前のほうで送信されるコールサインの部分は聞けてなくて後ろに続く数字の羅列しか耳に入ってこない場合が少なからずあります。ほとんどの方が経験してると思います。HFはQSBの伴うコンディションの場合もあったりQRMやノイズなどで一発でコールサインが確認できない場合も少なくありません。だからこそCQを出す側としてはコールサインだけは頻繁に(本来は毎交信ごとに送信する必要があり省略はできないものです。10分以内なら省略して良いのは交信相手が変わらないときだけです)送信してほしいものです。
 
 友人からの情報があってバンド未交信のYJから80mで出てきたら知らせてほしいとの連絡がありました。チェックしてみると自分も未交信でした。出現を待つのに時間がたっぷりあります。待っている間にあちこち呼びまわりをしていました。この日はアンテナが無かった160mもATUでチューニングが取れたら呼んでみたりしました輻射効率は悪くなるかと思いますが、それでも拾ってくれる耳の良い局もいました。ありがたいです。
 
 待っていたYJは21時近くになって聞こえてきました。パイルになる前でしたが信号が弱く、もしかしたらミスコピーされているかなと思えて何度かコールサインを打ちました。相手の信号の強さも考慮し50Wのフルパワーで送信していたのですが・・・。ちゃんとコピーしてもらっていたらありがたいのですが・・・。交信終了後にドッグパイルとなりました。余計な信号を出さずに待ってくれていた皆さんに感謝です。
 
 ミッション終了で撤収を開始しました。風も弱くなり、設営の苦労も嘘のようです。でも夜遅くなってしまったので当然寒かったです。
1/23 記
 

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2017年1月17日 (火)

SK

 A1クラブのMLに流れた情報ですが、JA1NHM/三浦さんが1月10日に永眠されたとのことです。
 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 
 QRP懇親会でお会いしてから、度重なる交信・ハムフェアでのアイボール・江戸川区に移動したときは「荒川の反対側に住んでいるので探してみた」といってアンテナを見つけていらっしゃったこともありました。
 
 印象深い交信は、2004年のNYP。奥多摩でRockmiteを使い7MHz-CWの運用をしていた時に、カスカスの信号で何度もリトライしてくる信号に「相手があきらめないならこちらがあきらめるわけにはいかない」と必死に信号を受信し、やっとの思いでコールサインをコピーしてRST-229を送ると、相手からは599が返ってきました。そして続いて・・・10mW・・・PWR 10mW・・・。耳を疑いました。後日直接聞いてみると、500mWの信号が強力に聞こえていたから10mWでもきっととってくれるだろうと・・・。ATTで10mWに下げたのだそうです。
 
 他にも20mWとか、QRPpにチャレンジした交信がログに残っています。2015年に144と430で交信したときは珍しくPHONEでつながり、「最近は足が悪くなって出歩けなくなっちゃったよー」と言いながらも、元気な声で近況を伝えてくれました。最後の交信は昨年12月。26回目の交信が最後となりました。訃報を目にしたときは、え?最近交信したばかりだぞ?と思ってしまいました。
 
 永くお付き合いしていただいた方がいなくなってしまうのは残念です。「ありがとうございました。ゆっくりお休みください」と伝えたい。

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2017年1月15日 (日)

埼玉県羽生市移動

 多々良沼を離れ南下します。利根川を越え埼玉県に入ります。かなり前に移動したことのある羽生市に来てみました。ここの土手の手前だと160mのアンテナも十分に張ることができます。
Hanyuu なんとか日没前に設営完了。発電機も準備したものの、寒いので車のエンジンをかけっぱなしにしてエアコンを生かしておこうと考えました。5Wで運用するのであれば車から電源をとっても支障がありません。そんなわけで発電機は使用せず、80mから運用を開始しました。良いテンポで呼ばれ、一段落した後は 呼びまわりを始めます。なんとノルウェーが程よい信号で入感していました。だれも呼んでいないときにコールするも「?」が返ってきただけでコールサインの一部も取れていないようです。急いで発電機を回し、出力を50Wにあげ聞いてみます。2局ほど呼んでいるJAがいました。コールするとほどなくピックアップされました。80mのバンドNEWをGETです。
 
 他にDXはいないかなぁとVFOを回してみます。JT1CD/3はまったく反応してもらえませんでした。そんなわけで160mにQSY。こちらもまあまあ呼んでいただけました。再度80mにQSY。もう一度160m・80mと回り、そろそろ撤収しようかというときに、上のほうでパイルアップが見えます。そのパイルアップを作っているのはなんと南米ペルーのOA4TTです。毎回コールサインを打ってくれているのでわかりやすいです。スプリットを設定してパイルアップに参加しますが、どうも交信のテンポがいまいちです。数文字拾ってコールを確認しようとしているのに該当しない局も送信をやめません。聞いていないんだろうか?それとも取ったもん勝ちと呼び続けているのか?このタイミングでほかの信号がピタッとやみ、該当する局の信号が浮き上がってきたらCQを出しているDXにとっても気持ちの良い運用になるんだろうに・・・。数文字拾われた局が送信している周波数にあわせて信号をかぶせる局もいるようです。DX界の有名なコールサインの方まで妨害と思えるような送信を耳にするとなんだかがっかりしてしまいます。
 
 NEWではありますがこの状態ではらちがあかないと思い、ギブアップして撤収にかかりました。多々良沼と合わせて100交信ぐらいをログに残すことができました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。
1/16 記

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邑楽郡邑楽町 多々良沼移動

 毎年恒例(昨年は悪天候が予想され中止となった)の多々良沼フィールドミーティング。真冬にわざわざ屋外で集まる元気な人たちの集まりです。いつも元気をもらっています。今年は朝のニュースで前橋が1cmの雪とのことで、悪天候の可能性も覚悟したんですが、空気は冷たいもののお天気は晴れとなりました。
 
 いつもは夜明けと同時に出発して、別の場所で運用してから会場に行っていましたが、今年はちょっと元気がなかったか?直接行ってしまいました。先についていた方が「7MHzの飛びがいまいちなのでアンテナ張ってよ」という声がかかり、早速昨日準備したアンテナを設営しました。
Tataranuma 右の車から10mの釣り竿で上にあげ、横に向かって引っ張ります。エレメントの半分を垂直、残りの半分を水平に展開した逆Lアンテナです。同調部分の写真を取り忘れました。3.5MHzでも合わせられるように大きめに作ったコイルは大きすぎたようで半分ぐらいショートさせたところでSWR-1.2ぐらいとなり、同軸ケーブルを延長してテーブルに持っていきました。5mほどの延長コイルバーチカルと比較してみるとSの振れも強くなりました。ちょっと安心した感じです。
 
 その後、2mのヘンテナも組み立てました。
Tataranuma2  FT-817のSWRメーターで同調点を探り、最低点に調整することができました。交信には使っていませんが、周波数の近い航空無線をワッチしてもらい、所沢の信号がSメーターを振らして聞こえているので、期待できそうと教えてもらいました。
2m_hentenna 同軸ケーブルは75Ωの廃材を使用しています。家にあった材料だけで作ったもので、新規の予算は0円でした。
 
 ミーティングはいろいろなお話しを聞いて元気をいただきました。アメリカに6年ほど赴任していたVQVさんは久しぶりにお会いできました。お話のほかにもお土産までいただいてしまいました。Miyage 左側のガラスは電柱の上部に差し込んで使う碍子だそうです。本来の使い方をすることはないと思いますが、なにかアイデアが浮かんでこないかなぁなんて考えています。
 
 この後はいつものように弁天様に初詣。アンテナは撤収せず、解散の後はすこし運用して飛び具合を確認してみます。
Inv_l  そろそろ開けてくれるかと思っていましたが、近いところはスキップ気味のようです。4・5・6・8エリアから呼んでいただけたものの、14交信ぐらいで運用を終了しました。このようなコンディションの時には、自分がCQを出していてもスキップゾーンから新たにCQが出てきたりします。こちらの信号が聞こえないのかもしれません。QRP/5Wの運用ですから、これも仕方ないのかもしれません。
 
 もう少し交信したいなぁ。でもこの場所で80mのアンテナを展開するにはちょっと厳しいかなと思い、日没までに設営を完了できそうな場所へ移動することにしました。
1/16 記

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2017年1月14日 (土)

アンテナ作り

 移動に出ようか? でもコンディションも良くないしなぁ・・・。なんて考えているうちにお昼を過ぎてしまいました。近場の移動では呼びまわりぐらいしかしないかもしれない。コンディションが悪ければ呼ぶ相手もいない・・・ということになってしまうかもしれません。
 
 翌日には多々良沼の新年会に行くという予定もあり、出し物が無いなぁと考えていて、構想だけにしていたアンテナを実際に組み上げてみようということを考え、部品を作ることにしました。
 
 電圧給電の7MHz用エレメントを準備しました。長さは1/2λとなりますのでダイポールの寸法を流用して長さを決めました。また、(最近はコンディションが悪いですが)10MHzの部分にギボシ端子で切り離しができるようにしました。給電部の同調コイルは以前作ったものを使用する予定です。展開の様子は翌日のブログで貼り付けます。
 
 6mヘンテナの上下のアルミパイプ部分を使用して2mのヘンテナを作りました。6mの上下のエレメントは1/6λの1m。2mの長いほうのエレメントは1/2λの1mとなり流用できます。2mは垂直偏波なので90度曲げた状態で設置するつもりで、縦の部分をちょっと太めのビニール線と目玉クリップで作ります。給電部は1/6λのシュペルトップバランを付け、アルミパイプに届くようにビニール線を取り付けます。外枠を固定するために100円ショップで買っておいた角材を使用しました。角材にアルミパイプと同じ大きさの穴をあけ固定することにしました。
 
 両方のアンテナの調整は現地で・・・ということで、準備を終えることができました。
1/16 記

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2017年1月13日 (金)

2016 オール千葉コンテスト 結果

 九十九里まで行って参加したオール千葉コンテストの結果が発表されました。
Chiba_kekka 県内個人電信電話QRPの部門で1位となりました。交信いただいた皆さん、ありがとうございました。
 
 ハイバンド・V/UHFがほとんど役に立たない太平洋沿いの場所を選択しましたので、スコアとしては満足のいくものではありませんでしたが、交信相手にとっては少しは喜んでいただけたのかなぁと思いたいところです。得点upを狙うのであれば都心に近い場所から県外局向けにV/UHFで得点を延ばす戦略が良いのだろうと思います。次回はどんな形で楽しもうか?今から楽しみではあります。

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QSLチェック完了

 昨年末に受け取ったJARL経由のQSLチェックが終わりました。cfmの進捗状況は細かく確認していないのですが、コンテストなどで相手のQTHがわからなかったものがQSLの受け取りによってバンドNEWとなったものも少なくありませんでした。QSL発行ありがとうございました。
 
 交信したバンドの誤記入が2枚。バンドNEWだったので送り返して再発行いただけるかどうか期待したいところです。コールサインのミスコピーとなる交信もありました。こちらがCQを出して応答していただいた局にはコピーしたコールサインを打ち返していますが、私がミスコピーしたのが悪いのか?コールサインの修正を求めずレポート交換した相手が悪いのか?厳密には交信不成立といわれる方もいるかもしれませんが、自分としては「その時に電波を介してやりとりをした相手だと確信が持てる」ときは、交信したと考えQSLを送るのも良いのではないかなぁと思っています。
 
 こちらが送ったQSLが返信されてきたのが2枚ありました。一枚は「UC」と書かれて返送されました。アンカバーというよりはミスコピーが原因かもしれません。残念でした。もう一枚は、とおくドイツから返信された自分のQSLに「Sirent Key」とスタンプを押されての返送。これも、別の意味で残念です。人生の最後まで無線を楽しんでいたのかもしれません。合掌。
 
 未チェックのQSLがたまっていると、なんとなく落ち着かないのですが、なんかすっきりしたような感じです。また頑張って運用したいと思います。
 

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秋葉原でミニ・ミーティング

 仕事帰りの秋葉原で、旧知の友人とミニ新年会を行いました。私だけちょっと遅れ気味で参加したので小一時間ほどの参加となってしまいましたが、同じ趣味を持ち、比較的年齢の近い方とのお話しは楽しく、貴重な時間をすごすことができました。ビールを口にしたのも元旦以来かな。あまり家では飲まないので・・・。あっ、仕事始めで一杯口にしたので、5日以来でした。
 無線というのも幅の広い趣味で、まだまだやり足りないことがたくさんありそうです。先が楽しみ。
 

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2017年1月 5日 (木)

ステッカー GET

Nyp 出勤前に大塚に立ち寄ってログを提出してきました。27枚目のステッカーをGETしました。お正月になるとやっぱりNYPの運用をしてしまいますし、運用すればステッカーを手に入れてしまいます。このステッカーもファイルに収まりました。たぶん1年見ることもなく、また来年の今頃にお目にかかることになります。
3週目はクリアすることができるかな?
NYPまでのQSLも転送かごに収めてきました。12月 21日に前回送っているのであまり枚数はありませんでした。
 

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2017年1月 4日 (水)

工作

A1  久しぶりにハンダコテを握りました。ハムフェアで購入したCW複合機です。なんか忙しくてなかなかてをつけられませんでした。タクトスイッチ・Vol.などつけていないものがありますが、ちゃんとケースに入れて活用できるように仕上げたい。ケースやそのほかの部品を入手するまでちょっと待機です。
 
K2100  こちらも購入からかなり経ってしまいましたが着工しました。かなりかかりそうです。部品の数字がルーペでも見えづらいです。老化ということなんだろうと思いますが、気持ちが自作から離れてしまいそうで寂しい感じです。
1/5 記

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オール兵庫コンテスト

 午前中のみ参加しました。7MHz-CWで20局にお相手いただけました。今年の初コンテストです。
 
 なかなかコールサインを打たない県内局は少なくなったような気がします。ゼロではなかったですが・・・。交信にリズムがあり、良い傾向だと思います。CQに自分のJCCナンバーを付けている人がいました。コンテストナンバーで知らせるからつける必要はないのではないかと思ってしまいました。CQが長いので順番待ちが長くなります。ホスト局(県内局)はスマートなオペレーションを見せてくれるとコンテストも盛り上がりますね。
 
1/5 記

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2017年1月 2日 (月)

秩父郡東秩父村移動

 愛宕山から下りてきて、大霧山に行く途中の運用経験のある場所に行こうと思いましたが、林道を走っていて、通行の邪魔にならないスペースのある所に車を止めました。AWXを7mぐらいにあげ、FT-817をセットしました。標高に頼って八方美人のアンテナを上げることが多いです。(写真撮り忘れました)
 
 144MHz-SSBからスタートします。みなさん午前中に終わっているのかパイルアップという感じではありませんがまあまあ呼んでいただけます。コンテストで良く会う方・CWでしか交信したことのない方、PCログで過去の交信を振り返れるといろいろなことが話題になります。のんびり話すのが楽しい感じです。24交信ほどログを進めてから430MHz-FMにQSY。こちらは結構にぎやかです。確保した周波数が呼び出し周波数からちょっと離れていたせいかあまり呼ばれません。VFOを回していると、豊島区の○○○EKMのCQが聞こえます。これは呼んでおかなくては・・・。Sの振れはいまいちですがコール。他の局に先を越されます。まあQRPだし仕方ないかな?交信が終わって再度コールしますが、CQを出されてしまいました。こちらの信号が届いていない? そんなに弱いのか? 外に出てアンテナをフルアップし信号が強くなるように回してみます。Sは7ぐらいまで振れるようになりました。時折S-5ぐらいまで落ちます。このQSBの原因はなんなんだろう? ○○○EKMの運用はローカルラグチューになってしまいました。聞きながら終わるのを待ちます。やっと交信が終わりコールするもまたもやローカル局に先を越されます。そんなに弱いのかなぁ? 競合局がいないときに「/1」を指定されました。本当に厳しい受信状態のようです。やっとコールサインをコピーされました。発見してから30分も立ってしまいました。もしかしたら知っている局のコールサインだからわかってもらえたぐらいだったかもしれません。東秩父村は山影になっているのかもしれない。以前にも同じ周波数でお互いがCQを出していたことがありました。それにしても、これだけSを振らしている相手に信号が届かないというのは、出力差を考慮しても納得できないなぁ・・・。ということで別周波数でCQを出すことにしました。
 
 埼玉・群馬・栃木・茨城・・・開けている方向を考えると当たり前の方向の局がログに並びます。東京はやはりいまいちみたいです。三鷹の局もログインできましたが設備が良いのかもしれませんね。
 
 多々良沼のミーティングでお会いした方、勉強会でお会いした方、いろいろと楽しいお話もできました。でも430で一番多かったのは初交信の方だったような気がします。自分のアクティビティが低いのかもしれません。頑張らなければ・・・。今日の交信数は2か所3バンドの合計で90交信となりました。
 
 19時に終了して帰路につきました。高速は車が多く渋滞情報もありましたが止まるほどの込み具合にはならず無事帰宅できました。交信いただいた皆さん、ありがとうございました。
 
1/3 記
 

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秩父郡皆野町 愛宕山

 NYPはこのところV/UHFのPHONEで運用しています。ある程度見晴らしがあるところで車の中でのんびり運用するつもりで秩父郡東秩父村の牧場付近を目指しましたが、1月というのに妙に暖かい感じです。現地についてから手軽に登れる山頂を目指すことにして、二本木峠まで足を延ばしました。そこから愛宕山(標高654.9m)まではわずか10分の登りです。
1 リュックの中身を入れ替え、ピコ6とヘンテナを準備。一応バックアップにDJ-G7も持ちます。歩き始めてすぐに山頂到着です。
2 山頂標識が曲がっていたのはちょっと残念ですね。
 
5 木立の隙間から大霧山・堂平方面が少し覗けます。他の方向も枝はかぶりますが一応見えるかなぁという感じです。
3 山頂の3mほど下にベンチがあります。端を使わせていただき、ベンチの横にヘンテナを上げました。9時55分最初の局をログイン。ちょっとずれているのか一発でフルコピーできず、再度送ってもらってRITで合わせます。ピコ6の送受信がずれているのか?それとも中途半端な周波数に出ているので端数の出ない近い周波数で(わざわざRITで合わせて)呼んでくれているのか?はっきりしません。交信を続けていくうちに、そのずれ具合と同じあたりとRITを入れていないところと2種類に分かれているような気がしてきました。後者は変調を聞いてVFOを合わせてくれているのかもしれません。
 
 NYPでにぎやかなお空では50KHzしか使えないのは厳しいものがあります。BバンドはCWの周波数になっているのですが、今となってはPHONEの周波数でCWを運用するのが当たり前になっているので、この50.050MHzもほとんど用無しになってしまっています。 時折近接のかぶりらしい音で聞きづらくなるときがありますが、もしかしたらこちらが中途半端な周波数で出ているからかもしれません。
 
 1Wとという出力は力不足を感じさせません。たくさんの局に呼んでいただけました。3時間で43交信。ありがとうございました。1月とは思えない暖かさです。山の中でじっとしているのに比較的余裕がありました。風も全く吹きませんでした。太陽の光が顔に当たり暖かでしたが、その暖かさにちょっと変化を感じたときに撤収を決めました。冷え始めると急激に温度が変わってしまうのが冬山です。歩いているのなら体温で気になりませんが無線はじっとしているので、気温の変化は気になります。撤収して下山しますが車まではあっという間に到着です。
4 二本木峠の案内看板に隣の山の皇鈴山の写真がありました。こちらは東屋もあるようです。山頂看板が立派ですね。次の機会に行ってみようと思います。皇鈴山は秩父郡東秩父村になります。境界線が林道付近を通っているんですね。
 
 この後、144/430MHzの運用をするために移動します。
1/3 記

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2017年1月 1日 (日)

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。本年もアマチュア無線を通してたくさんの刺激と出会いを楽しみたいと思います。よろしくお願いいたします。
 
 年が変わってからでは遅いかもしれませんが、昨年の交信実績です。
2016 仕事の面で大きな波があり、落ち着いて無線に向いていられない時期もありましたが、終わってみると前年に近いぐらいの交信数にはなったようです。アクティビティ持続のために考えている年間一万交信という 目標は途中であきらめてしまったところもありますが、CQ誌のアワードの特別賞が射程距離に感じ始めてすこし回復したかもしれません。
 
 自分的には思ったより山に行く機会が少なかった感じがしたので、今年はもう少し自分の足で歩くことを増やしたい感じがします。週末が仕事になることは以前から多かったですが今年も変わらなさそうです。機会があればコンテストも多く参加したいと思っていますが、埼玉コンテストの日程がすでに仕事がかぶってしまっています。とほほです。なんだか毎年続きそうな感じです。
 
 昨年のDX交信は1232となっています。交信局数はそこそこかと思いますが、内容としては、QRPでパイルアップを抜けるような機会が少なくなった気がします。比較的早くからK3+P3でDX側の受信周波数の動きの癖を見つけて、早めの交信を成功させていましたが、国内メーカーのバンドスコープ機能を持ったRIGの広まりで、力負けしている感覚が多くなり50W出すことが多くなったような気がします。DXのハイバンドのコンディションが下がっていることもQRPへのこだわりを小さくさせているのかもしれません。かすみがうらへ行ってハイパワーの運用をする機会もスケジュールの都合でほとんどできなかったことが残念でした。今年は少しでも機会を持てるといいなぁと思います。
 
 26年続けていて、まだまだやってみたいことがたくさん出てくる。興味深い趣味だと思います。今年も頑張りたいと思います。みなさんよろしくお願いいたします。
 

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