WW DX Contest CW
未交信のIOTA NA-075の運用があるということで、交信することを目的にさいたま市西区に移動しました。WW-CWも行われているということで、DX主軸の運用となりそうですが、狙いが比較的近い場所なのでダイポール1本の設営でスタートしました。
最初は2日前にクラスターに載っていた18MHzをチェック。DU局をコールしてログイン。その後14MHzに合わせてコンテストに参加を開始した。
コンテストはQRPでスタートしました。目的の局はコンテストにも参加しているようで、交信できそうな14MHzバンドで呼び回りしながら探します。そのうち目的の局が呼び回りをしているのを発見します。CQを出しているんじゃないんだ・・・。見つけても呼べません。このことをフェイスブックに書き込んだところ、「3バンドで呼ばれたよ」なんていう情報をもらいました。目的のメインがIOTAだったので交信の可能性を広げるためにどうすればよいか? 結局QRPでのコンテスト参加をあきらめ50WでCQを出す方向に転換します。ただ、NA方面のコンディションが良い時間もそろそろ終わりかもしれません。
IOTAの周波数の近くを意識して空き周波数でCQを連発。時間的には近場の局が多い感じです。呼ばれることが少なくなってくると21MHzや28MHzもチェックしますがVE7方向で交信の可能性があるのはやはり14MHzかと思えます。あまり時間をあけずに14MHzに戻ってしまいます。どこかでCQを出してくれるかもしれない。呼び回りをしながら探します。ニューマルチの局でもパイルになっているときはパス。可能な限りCQを出し、発見してもらうのを待ちますが、なかなか目的の局には呼んでもらえません。こうなると夕方の7MHzかなぁ?
そろそろ14MHzでEUがオープンしてくるころ、普段では早すぎると判断する時間に7MHzにQSYしました。呼び回りをしてからCQを出します。狙いは当たっていたようでNAからは強力な信号でコールしてくれる局がパラパラといます。でもなかなか目的局は現れません。近いと思われるVE7の局とも3局出会いましたが、狙いのVE7ACN/7は聞こえません。時間的に3.5MHzもオープンしている可能性がある。でも設営に時間を使っているあいだにすれ違う可能性もある。結局3.5MHzを捨てて7MHzで可能な限り電波を出し続けることにしました。
7MHzで予想外だったのはEUがオープンしていていくつかログインできたことでした。ローバンドでEUを狙うには夜明け前だろうという気がしていたのでちょっと驚きました。呼び回りの時にけっこうログインできました。
一応翌日の仕事が早いこともあり、21時頃に終了するつもりでした。結局VE7ACN/7には出会えず、コンテストも通常のLOWパワー部門での参加となりました。マルチを増やすために執着する交信も行わなかったので得点としてはそれなりの結果となりました。
JAの皆さんからもコールをいただきありがとうございました。DXのコンテストでは得点にならない国内交信ですが「JA」というマルチは総得点に影響してきます。バンドで2局目からは得点に影響しなくなりますが、呼んでもらうのはwelcomeです。マルチ稼ぎのために遠慮なくコールしていただければと思います。
11/28 記
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コメント
お疲れ様でした。
VE7は日曜日は聞こえて来ませんでした。
土曜日だけの運用だったみたいです。
またQRVがあると思うので頑張られてください。
12時間でもすごいQSO数ですね。
流石です。
投稿: tcv/kazu | 2017年11月28日 (火) 21時39分
Kazuさん こんにちは
コンテスト、お疲れ様でした。
目的の局とは出会えませんでしたが、短い時間の中で楽しみました。
VE7ACN/7は27日までの予定を発表していたので、充分間に合うと思っていましたが早期撤収だったのかなぁ?残念です。
出現のチャンスを逃さないようにクラスターを見ていたので、アシステッドでログ提出しました。珍局の出現を取りに行くこともなかったので、コンテストには使用した意識は無いのですが・・・。
クラシックのカテゴリーにも参加できなかったです。
利用できるものを活用するのは否定しませんが、VFOを回して未交信局を探し、コンディションを自分で感じてバンドを選択するスタイルが楽しいです。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2017年11月29日 (水) 11時41分