移動をするにあたって、運用場所の選択が大切。広島WASはどこでもよいかなと思っていたが、UBAはEU方向に面を向けられる場所がFB。とりあえず朝霞水門に行ってみた。遠目ではアンテナを張れそうと思ったのだが、行ってみるとギターアンプを出して練習している人がいた。いつものようにアンテナを張ると上げ下ろしの時に楽器にあたってしまいそう。少しずれてと頼むのもどうかと思い場所を変えることにした。
さいたま市西区の場所が開いていた。ラッキーとばかりに設営を行う。土手に直角にダイポールを展開するとEU方向に面が向きます。広島WASの午前中は14MHzを聞いてみます。もっとも、残り時間1時間という感じで、ターゲットにしていたのは午後に行われる7MHzの部門でした。
14MHzはそれほど聞こえているわけではありませんでした。JA8はなんとかできました。6エリアも飛んでくれてはいます。そんななかで聞きなれないグリッドロケーターを送信している局がいます。N6TIです。びっくりして規約を読み直すとたしかに国内局のみという制限はありません。サンディエゴも広島県外局ですね。早速コールしナンバー交換できました。でも、更新数は5局のみ。3.5MHzと14MHzのどちらを選択しようか?
午後は13時から7MHzです。バンドはそれなりににぎやかです。少し呼びまわり、空き周波数でCQを出してみます。それなりに呼ばれたような気もしますがQRPで電波を出しているせいか、それほどパイルという感じではありません。7020より少し上でCQを出していたときは執拗にシングルトーンをかぶせてくる邪魔者がいました。自分運用スタイル以外は受け入れられない人はコンテストのたびに出てくるようです。バンドスコープで見ると空き周波数も数か所見つけられそうですが、空き周波数を探してQRVしようという気持ちはないのでしょうかね。邪魔をするために送信に使われるRIGはかわいそうな気がします。
2時間ぐらい経過したときに少し各局の信号が強くなってきたかな?という気がしました。SSBの周波数も聞いてみると、コンテスト参加の局もちらほら聞こえてきます。呼びまわりで数局ログを伸ばします。CWとSSBで両方交信できるので2度目の交信もできます。
CW周波数に戻って呼びまわりをしていると、N6TIが呼びまわりをしているのを見つけました。どちらに動いているか?近くの空き周波数でCQを出し始めると、ほどなくコールがありました。5WのCQを見つけて呼んでくるとはさすが耳の良い局です。7MHzでも交信できるとはさすがです。
ログがあまり進まなくなったことで、45分ほど残してUBAコンテストにシフトしました。広島のレートは参考になりませんがこんな感じです。
ログは7MHzと3.5MHzの2つの部門に提出し14MHzはチェックログとしました。
UBAコンテストはベルギー主催ではありますが全世界と交信できます。EUはポイント。が少し高くマルチがつきます。春先のコンディション把握には良いかな?と思いました。(そろそろ開けてくるか、まだ厳しいか?というところです) EUでも聞こえてくるのはビッグステーションかなぁ。アジアロシアの局は強い局もいますが、JAと逆向きにビームを振っている局もいて、反応が無い局もいます。逆にベルギーの向こう側のEU局はビームの方向がこちらに向いているようで、予想外に一発交信ということもあります。いろいろと予想することも面白いと思います。
シリアルナンバーのコンテストは終盤に001からの若番を送るのはちょっと恥ずかしい気もします。たまに「GL」などと送ってくる局もいました。バンドは14MHzオンリーとなりました。21MHzより上は何も聞こえてきません。7MHz以下は運用できる時間帯が移動局としては厳しい。レートはこんな感じになりました。
ベルギー局は3局だけでした。とくに珍しいところとの交信は」ありませんでした。ちなみにこちらのコンテストは50Wで参加しました。
ハイバンドがオープンして、EUの普通の局が聞こえてくるのが待ち遠しいです。はやく春が来ないかなぁという感じです。
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