レアIOTAの運用が予告されていて交信したい場所であるが、平日の追っかけが難しそうな予感がして、状の運用開始を狙って移動することにした。
いつものさいたま市西区に行ってみたのだがアンテナを張るためのポジションに無線家ではない車が止まっており設営ができそうにない感じ。すぐに別の場所を確保するために移動する。さいたま市桜区の場所でアンテナを張ることにした。
土手沿いにダイポールを張るとH4に対して真横になってしまう。しかたなく土手に対して直角となるように2本目のダイポールを設営した。ペグを打つ場所が土手下になる。スーパー堤防ではないので上り下りが急坂になってちょっとくたびれてしまった。
H4向けのアンテナは14MHzに合わせる。土手に平行に展開したアンテナは、まずは7MHzで呼びまわり。オール東北コンテストもあるので多少は呼びまわりでも楽しめるかなと思ったものの参加があまりいない様子。コンディションが悪いのか? 7エリア以外でも聞こえる地域と聞こえない地域の信号強度が極端に違うようだ。どこかの局を呼んでいる信号は聞こえてもご本尊が聞こえないということもしばしば。
友人が山に行っているという連絡をもらって、急遽6mのヘンテナを組み立てるものの、運用しているはずの周波数はなにも聞こえない。メールで聞いてみるともう下山を始めているとのこと。残念な結果に終わってしまった。
HFに戻りハイバンドも含めてワッチしてみる。メールで主催者から情報が届いたCQMMコンテストがにぎやかだったら呼びまわろうと思い送るべきナンバーを記憶してきたのだが、聞こえてくる信号は皆無だった(夕方にはほんの少し聞こえたが・・・)。なにやら別のDXコンテストも行われているようで、BY局がやたらと聞こえていたものの、交換するナンバーもわからずパス。WARCバンドでCQを出したり7MHzに戻ったりしてH4の出現を待つ。18MHzでの交信局がクラスターにupしてくれたようで、5局ほどログインできた。
7MHzのコンディションも少し開けてきたようで多少呼ばれるようになってきた。A1クラブの20周年記念のアワードがあり、A1クラブメンバーとの交信がポイントになる。クラブメンバーのコールを入力するとヒットするようにファイルを組み込んでいて、多くのメンバーと交信することができた。最初の20ポイントは達成できたようだ。バンドや交信日が変われば再度ポイントになるので、ログが進めば進むだけポイントが上がってくる。1年間でどれくらいになるだろう?
ラグチュー好きのメンバー局に呼ばれて少しchatになった。最近こういう交信が無かったなぁと思いながら送受信を繰り返す。送信の途中に、単語の順番が違っている・・・と気がついて慌ててしまったり・・・。なんだか全然スキルアップしていないなぁと反省しきり。でも、会話のキャッチボールができるのは楽しい。
ちょっと長い交信があるとその後はコールがなくなってしまったりする。ほかのバンドを回る機会とみて、またハイバンドを回ってみる。ふと思い立ってDXクラスターのワールドワイドのほうを見てみると、H44Rが運用を開始したようだ。CWに狙いをつけてRBNも見ていたのだがSSBから運用が始まるとは・・・。急いで当該周波数に移動する。パイルアップは始まっているようで、UPの受信周波数を確認してコールを始める。50Wでは力負けしているようでなかなか拾ってもらえない。そのうちエリアナンバー指定となり、パイルアップが少なくなったところで拾ってもらうことができた。メインの目的達成でホッと胸をなでおろした。
7MHzで交信した局からローバンドのリクエストがあったとき、「H44Rとの交信がメインの目的なので、クリアできたらエレメントを追加する」と返事していた。約束通りエレメントを追加し、1.9MHzから運用すると連絡する。時間的に早いのでスケジュールの後に呼んでくる局もいないだろう。すぐに3.5MHzにQSYできると読んでのバンド選択。うまく進んで2バンドの交信を短時間でサービスできた。後に回した3.5MHzではすぐに呼び出しが始まりたくさんの局をログインできた。呼び出しが少なくなったころ、またしてもCHAT相手になってくれる局からコールがかかる。CHATになると順番待ちしている局が散ってしまうので、ある程度待ってから呼んでくれていうような気がする。東北コンテストでは会えなかったこと、コンディションはあまりよくなかったなどと話すことができた。もっとも地域対全国なので、呼ばれる立場の相手にとってはどこか開いている地域があったのかもしれない。
その後は1.9MHzと3.5MHzを一往復。AA-1400を手に入れてから測定していないアンテナはなるべく測定しておくようにしている。1.8MHz・1.9MHz・3.5MHzそれぞれに測定してみた。おおむね良好な状態で中心周波数もバンド内に入っているかすぐそばの周波数にある。バンド幅が少ないトップバンドでは、ほぼ中心周波数と変わらない状態で運用可能周波数になっている。満足できる状態だった。
最後にハイバンドを覗いてみる。H44RはCWに変わったようで、呼べるようなら2交信目で安心したいところだが、すでにEUが開けているようで、コールするのは遠慮した。(後で気が付いたのだがEU指定だったようだ)目的をほぼ達成することができ、満足な一日となった。
4/23 記
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