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2018年4月30日 (月)

さいたま市西区移動

 前日、コンテスト中ではあったものの、H40Dの激強の信号とC96RRCのカスカスの信号を聞くことができた。どちらもIOTA未交信なので交信しておきたいところではあった。さすがに弱いアフリカの信号にどう対応するべきか? ふとデルタループを展開するアイデアが浮かんで、出かけた時に最初にチャレンジすることにする。
 
 アンテナを展開したときに方向を合わせやすいので、まずさいたま市西区に行ってみたところ休日にもかかわらず場所取りに成功し、さっそくアンテナの作成に取り掛かる。まずは14MHzクワッドループに使っていたエレメントをデルタループに変更してデータを測定し、18MHz用にエレメントを切ってデータ測定。うまくいきそうな感じだったのですが、風が出てきてトップヘビーの状態では伸縮ポールが上がらなくなってしまった。さらにビニール被覆線を仮止めしていた部分も外れてしまい、結果的に今日の展開・使用をあきらめることになってしまった。そんなわけで、展開した状態のアンテナを写真に残せませんでした。
 
 ダイポールだけなら・・・と伸縮ポールを軽くして設営。いつものように十字に日本のダイポールを展開して風対策。
Nishiku  設営を終えてホッと一息ついたところにH40DのQRV情報が届く。夕方の14MHz-SSBを想定していたのだが、18MHz-CW。早速当該周波数に合わせワッチ開始。NA指定か?解除されるまで待つことにする。しばらくするとオープン戦になりJAが交信に成功する。数局交信すると再びNA指定。コールが無ければ再びオープン戦。NA重視の運用は相手の目的でもあるので、よく聞いて守らないと交信の可能性が遠のく。うまく隙間をとらえて交信することができた。予想外に早い交信で、気になるターゲットは夕方のC9ということになる。時間はあるのでのんびりできる。
 あちこちワッチを始める。18MHz-SSBで聞いたことのあるコールが飛び込んできた。沖縄移動とのこと。QRP愛好家なので5Wで呼ぶもののなかなかピックアップされない。沖縄の側ではパイルアップなんだろうなぁ。こちらではスキップしていて、交信に成功した局の信号がまるで聞こえない。待ちきれず出力を50Wに上げてしまった。その後QRPを指定してくれたものの、3回ほどQROで呼んでしまった手前、QRP指定の時だけパワーを下げるのもなんだか気がのらず、オープン戦になるのを待って50Wでなんとか交信できた。その後10MHz・7MHzで呼びまわりを進める。
 
 一息ついたところで、どうしてもやっておきたかった洗車を始める。連休後半は天候が崩れることは承知の上だったのだが、駐車場の隣が工事で更地になっており、むき出しの土の地面から吹き上がる砂埃が気になり、きれいにしておきたかった。
 
 洗車を終えた後にC9が入感し始める。感度の良いアンテナを持つDXerは早いうちからコールしているようで、すでにパイルアップ。ギボシのダイポールをC9の方向に張りなおして50Wで参戦開始。信号はQSBのピークで579まで上がることもあり、交信の成功に期待が高まったもののパイルアップの壁は厚く、自分の選択した送信周波数でほかの局が何度もピックアップされるのを聞いていると、読みは成功しているようだが力負けしていると痛感する。そのうち信号が弱くなってくる。DXペディションの終盤だと弱くなったときは聞こえない局が呼ぶのをやめるので交信の可能性は高くなるのだが、前半だと良いアンテナの局ばかり呼んでいるのでパイルもおさる気配が感じられない。ギブアップしてしまった。
 
 その後はのんびりと国内の呼びまわり。10MHzではラグチューモードの局2局とも会え交信を楽しめた。「水門でアイボールしたいね」なんて打たれるとなんだかうれしくなってしまう。
 
 7MHzで8J8VLP/8が大パイルになっていた。なんとかピックアップしてもらった時に「RST 599 5W QRP DP」と打つと短く「FB」と返ってきた。短いながらも充分満足。それにしても、呼ぶ側はロングコールやご本尊が送信している最中に送信し始める信号で、8J8VLPが応答してもわからないような状態が続いている。私も反応が無ければ2回目の送信はするが、送信したら受信の時間を作る。そうでなければご本尊の応答を聞くことができないし、他局の交信の妨害となる送信につながり、自分の順番が回ってくるのに時間がかかることになる。相手がQRP記念局ということもあるが、聞こえないなら送信すべきではない(パイルに参加すべきではない)し、2回連続でコールしてよいのは部分的に応答があったときに自分だと確信が持てるときだけで、呼び出しの時には連続コールは行わないほうがスマートだと思う。自分がパイルを受けるときには連続コールする局はできるだけ避けて、部分的に耳に残る信号に応答したいと思ってしまう。移動サービスの局や記念局をOPしたりする人は同じ考えを持つ人が多いようだ。
 
 そろそろ終わりにしようかと思ったところで発電機がガス欠で停止した。ちょうどよいタイミングなので撤収を開始した。
 
 5/1は暦通りに出社なのでC9の追っかけはできない。未交信で終わってしまうか?連休後半は2日の夜から4日まで8J1ITUに参加する予定です。5日6日は仕事があるので戻らなくてはなりません。まだまだ時間のあるかぎり無線を楽しみたいと思います。
5/1 記

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2018年4月29日 (日)

ALL JA コンテスト

 大型連休の前半はうまく休みが取れることになりました。ALL JA コンテストにもフル参加できます。久しぶりのフル参加。でも、高所のロケの良い場所は早くから場所取りされていると思います。平地でアンテナの張れる場所、バッティングの可能性が少ない場所を考えて、以前何度か行ったことのある比企郡川島町にしました。鳥羽井沼近くの土手上になり見晴らしも良好。
Kawajima  お昼ぐらいに出発して現地到着。設営したのはトップに6mデルタループ、下に14-21-28の3バンドダイポール。ステー代わりに3.5/7MHzダイポール。その下には滑車で上げ下げするギボシダイポールです。ギボシダイポールはどうしても交信したい局が現れた時にWARCバンドでもQRVできるようにと、コンテスト中は14~28の任意のバンドに合わせておいて上の3バンドは南北方向、下のギボシは東西方向にしておいて手元で切り替えられるようにします。
 
 設営が完了してからコンテストまでだいぶ時間があります。IOTA運用局を探していたのと、連休の移動サービス局を呼びながら時間を使いましたが、そのうち間が持てなくなり、3.5MHzでCQを出してしまいました。コンテストに参加しない局も少なくないだろうという感じです。
 
 コンテストは電信オールバンドQRPで参加することにしていました。スタート直前はコンテストでお会いできなさそうな局を探して6m-SSBをワッチ。QRPの里にも参加していただいている方とのんびりお話しできました。ほかに誰かいないかなぁとVFOを回していたらL〇T局とE〇M局の交信を発見。交信終了を待ってコールしようかなぁと思っていたらコンテスト開始時間が近づいてしまったので、そのまま電信の周波数に移り周波数確保。6mCWなら周波数確保も難しくないだろうという感じでした。
 
 1時間半ほど6mで運用し順番に周波数を下げていきます。28~14はグランドウェーブの届く範囲、7MHzはスキップして6エリア局が少しログインできました。コンディションの良いはずの3.5MHzを最後にしたのはQRPの戦略としました。周波数確保は難しい。呼びまわりだと呼び負ける。競争相手の少なくなるころを待ちながらすれ違う可能性の高い局を先に交信しておくという感じです。23時半ごろ3.5MHzで呼びまわりを開始。一通り交信してCQ空振りの出てきたところでテンポよく呼びまわりできました。日付が変わる前に周波数を確保してCQ。お休みになった方も少なくないようですがまあまあ良いテンポで交信を続け、3時半ごろ仮眠になりました。
 
 2時間半ほど仮眠して6時頃にまず10MHzをワッチ。SP2XFとCT9/DL5AXXと交信できました。14MHzに移ってYJ0AGと交信してコンテストに戻りました。3.5MHzで少しログを伸ばし、その後9時ごろまで7MHz。その後はあちこちのバンドを回ります。手元のスイッチでバンドチェンジができるので楽です。
 
 最近のコンディションを考えて15時頃には3.5MHz。夕方、DXの情報に気がつき、H40Dの周波数を聞きますが信号は激強。でもすでにEU指定になっています。しばらく聞いていましたが、呼べるようになる可能性は低いと感じコンテストに戻ります。
 
 日没後、予想外に7MHzが良く、呼びまわりしているうちに空き周波数を見つけランニング開始。予想外にログが伸びました。終了20分前で3.5MHzに移りましたが、CQを出しエイル局はほぼ交信済み。最後に6mに戻り、2局ほどログを伸ばして終了となりました。
 
 有効交信数は575.得点は昨年のCAP1位は超えました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。
5/1 記
 

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2018年4月26日 (木)

QSL到着

 みなさん今月は到着が速いと言っていたのに自分のところになかなか届かずやきもきしましたがやっと到着しました。
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 なんだか見慣れない紙が貼ってあります。
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 箱を見直してみると、
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 これのようです。箱を修復するより早く配達してくれたほうが安心するのですが・・・。過去に郵便事故でひと箱なくなっているんだから・・・。
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 中身は無事でした。みなさん、QSLの発行ありがとうございます。
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 DXのカードもぼちぼち届いています。
 チェックが完了するのは連休明けかな。
 

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2018年4月24日 (火)

A1 club 20周年記念アワード

A120
 先日の移動運用で50-pointほど獲得し、そのうち20-pointを使い昨夜アワード申請したところ、今朝早々と発行してもらえました。ご担当の方には感謝です。
 
 アワードを受け取ってみて気がつきました。申告交信を7MHzに絞ったのに特記事項にバンドを入れ忘れたみたいです・・・hi 次の目標は100-pointですが、Onedayの特記は上に行くほど難しくなる、というかもう付かないかもしれないので、これはこれで良いかな。
 
 申請・発行状況を見てみると、すでに500-pointをGETしている方が2人もいました。アクティビティに頭が下がりますね。私も上位賞獲得の権利ができたら、また申請したいと思います。
 

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2018年4月22日 (日)

H44R

 レアIOTAの運用が予告されていて交信したい場所であるが、平日の追っかけが難しそうな予感がして、状の運用開始を狙って移動することにした。
 
 いつものさいたま市西区に行ってみたのだがアンテナを張るためのポジションに無線家ではない車が止まっており設営ができそうにない感じ。すぐに別の場所を確保するために移動する。さいたま市桜区の場所でアンテナを張ることにした。
Sakuraku 土手沿いにダイポールを張るとH4に対して真横になってしまう。しかたなく土手に対して直角となるように2本目のダイポールを設営した。ペグを打つ場所が土手下になる。スーパー堤防ではないので上り下りが急坂になってちょっとくたびれてしまった。
 
 H4向けのアンテナは14MHzに合わせる。土手に平行に展開したアンテナは、まずは7MHzで呼びまわり。オール東北コンテストもあるので多少は呼びまわりでも楽しめるかなと思ったものの参加があまりいない様子。コンディションが悪いのか? 7エリア以外でも聞こえる地域と聞こえない地域の信号強度が極端に違うようだ。どこかの局を呼んでいる信号は聞こえてもご本尊が聞こえないということもしばしば。
 
 友人が山に行っているという連絡をもらって、急遽6mのヘンテナを組み立てるものの、運用しているはずの周波数はなにも聞こえない。メールで聞いてみるともう下山を始めているとのこと。残念な結果に終わってしまった。
 
 HFに戻りハイバンドも含めてワッチしてみる。メールで主催者から情報が届いたCQMMコンテストがにぎやかだったら呼びまわろうと思い送るべきナンバーを記憶してきたのだが、聞こえてくる信号は皆無だった(夕方にはほんの少し聞こえたが・・・)。なにやら別のDXコンテストも行われているようで、BY局がやたらと聞こえていたものの、交換するナンバーもわからずパス。WARCバンドでCQを出したり7MHzに戻ったりしてH4の出現を待つ。18MHzでの交信局がクラスターにupしてくれたようで、5局ほどログインできた。
 
 7MHzのコンディションも少し開けてきたようで多少呼ばれるようになってきた。A1クラブの20周年記念のアワードがあり、A1クラブメンバーとの交信がポイントになる。クラブメンバーのコールを入力するとヒットするようにファイルを組み込んでいて、多くのメンバーと交信することができた。最初の20ポイントは達成できたようだ。バンドや交信日が変われば再度ポイントになるので、ログが進めば進むだけポイントが上がってくる。1年間でどれくらいになるだろう?
 
 ラグチュー好きのメンバー局に呼ばれて少しchatになった。最近こういう交信が無かったなぁと思いながら送受信を繰り返す。送信の途中に、単語の順番が違っている・・・と気がついて慌ててしまったり・・・。なんだか全然スキルアップしていないなぁと反省しきり。でも、会話のキャッチボールができるのは楽しい。
 ちょっと長い交信があるとその後はコールがなくなってしまったりする。ほかのバンドを回る機会とみて、またハイバンドを回ってみる。ふと思い立ってDXクラスターのワールドワイドのほうを見てみると、H44Rが運用を開始したようだ。CWに狙いをつけてRBNも見ていたのだがSSBから運用が始まるとは・・・。急いで当該周波数に移動する。パイルアップは始まっているようで、UPの受信周波数を確認してコールを始める。50Wでは力負けしているようでなかなか拾ってもらえない。そのうちエリアナンバー指定となり、パイルアップが少なくなったところで拾ってもらうことができた。メインの目的達成でホッと胸をなでおろした。
 
 7MHzで交信した局からローバンドのリクエストがあったとき、「H44Rとの交信がメインの目的なので、クリアできたらエレメントを追加する」と返事していた。約束通りエレメントを追加し、1.9MHzから運用すると連絡する。時間的に早いのでスケジュールの後に呼んでくる局もいないだろう。すぐに3.5MHzにQSYできると読んでのバンド選択。うまく進んで2バンドの交信を短時間でサービスできた。後に回した3.5MHzではすぐに呼び出しが始まりたくさんの局をログインできた。呼び出しが少なくなったころ、またしてもCHAT相手になってくれる局からコールがかかる。CHATになると順番待ちしている局が散ってしまうので、ある程度待ってから呼んでくれていうような気がする。東北コンテストでは会えなかったこと、コンディションはあまりよくなかったなどと話すことができた。もっとも地域対全国なので、呼ばれる立場の相手にとってはどこか開いている地域があったのかもしれない。
 
 その後は1.9MHzと3.5MHzを一往復。AA-1400を手に入れてから測定していないアンテナはなるべく測定しておくようにしている。1.8MHz・1.9MHz・3.5MHzそれぞれに測定してみた。おおむね良好な状態で中心周波数もバンド内に入っているかすぐそばの周波数にある。バンド幅が少ないトップバンドでは、ほぼ中心周波数と変わらない状態で運用可能周波数になっている。満足できる状態だった。
 
 最後にハイバンドを覗いてみる。H44RはCWに変わったようで、呼べるようなら2交信目で安心したいところだが、すでにEUが開けているようで、コールするのは遠慮した。(後で気が付いたのだがEU指定だったようだ)目的をほぼ達成することができ、満足な一日となった。
4/23 記

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2018年4月16日 (月)

VE7ACN/VE2

 IOTA NA-084から出ているVE7ACN/VE2が10MHzでJAに入感し、弱いながらも交信できているようだ。日曜の仕事の代休でお休みとなり出かけるつもりはあったものの、入感は夕方だろうと思いのんびりしていた。クラスターを見ると、昨日で終わったはずの3B7Aがまだ運用してる様子。おかしいなぁと思い、HPのニュースを見てみると、6名のメンバーは島を離れ残り2名で運用しているようだ。予定では最終日となるわけだし、いつQRTしてもおかしくない。このチームだとJAに指向性を向けてくれることもないだろうと思って、焦らず出発することにした。
 
 今日の目的地は朝霞水門。下流側に車を止められればNA方向に向けてアンテナを展開できる。zone2からの運用で入感信号が弱いらしい。ダイポールではなく、ループを展開して待ち受けようと考えた。
Asaka エレメントが細くて写真ではわかりにくいですが、釣り竿で広げたうえに横からロープで広げて、30mのクワッドループを展開しています。その場で調整するつもりでしたが見事に一発でSWR最低点がバンド付近に入ったので、そのまま使うことにしました。一応ステー代わりにダイポールも設営することとし、お互いに悪影響が出ないか確認してみるとどちらも影響は少ないようでした。
 
 待っている間にVK9Xから運用している局と3バンド交信。ほかにVR2・DU1などと交信。7MHzでは町村レベルではNEWとなる交信もできました。
 
 日が落ちて待機していた10.1265MHzをワッチしていてなにやら信号がきこえてきました。待ちに待ったVE7ACN/VE2の信号に周波数を微調整すると、なんとs-7の信号が聞こえました。すぐに交信でき、NEW-IOTAをGETできました。
 
 無理して運用を継続してもそれほど成果は残らないだろうと思い。交信終了後にすぐに撤収を開始しました。目的が達成でき、大満足の運用となりました。
 
 

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2018年4月14日 (土)

強風

 土曜日が休みになり、VHFの運用もしたい気持ちもあったのだが、花粉の時期が終わり切っていないことと、DXの入感が気になり、いつものさいたま市西区に行くことにした。3B7Aの運用狙いもチャンスが少なくなってきていて積み増しを狙って、デルタループを設営。
Nishiku_2  クワッドループを使っていた時には、1本のポールに3バンド(14-21-28)をあわせて設営していたので、デルタループにも複数設営が可能かと思い、3バンド仕様にしてみた。すべてのバンドは単独で給電するようにしたのだが、釣り竿に沿わせる部分が近すぎて影響が出ているようで、SWRが高く輻射される電波に自信が持てない。一度伸縮ポールを下げて21-28エレメントの給電部分を取り外して再度上げてみる。14MHzでは(ベストではないものの)送信可能な範囲に入っているので、3B7Aの入感を待つことにした。
 
 以前、戸田市でお会いした方がここで再会することができ、ちょっとお話を始める。伸縮ポールを上げなおした直後で少し息が上がっているところでお恥ずかしい感じだった。なんでも、ドローンを飛ばそうとして土手に来たそうで、写真を撮ってくれるということになった。
Doloon 俯瞰の写真というのはなかなか撮れないこともあり、ありがたいかんじです。ドローンはちょっと興味があり、何度か販売店で見たりしていたのだが、本気で手を出しそうな気分になってきた。ありがとうございました。
 
 3B7Aはなかなか入感してこない、でも出ているらしい。ビームをこちらに向けてくれないのではないかという感じがしている。耳の良い局がUP周波数で呼ぶこともあったようだが交信に至らないような感じがした。
 
 風は強くなっているものの、十字に張ったダイポールのおかげで、車の中から見える伸縮ポールはがっちりと止まっていた。そのうち、目的の一つでもあるVK5MAV/9が入感し交信することができた。ある意味3B7Aよりもはるかに貴重な交信と思える。
 
 時間的にも14MHzが期待できない時間となり、14MHzに合わせたダイポールでワッチすると21MHzSSBで3B7Aが出ている様子。伸縮ポールの上げなおしは風で難しそうなので、ダイポールを21MHzに合わせようとして外に出てみると、デルタループが壊れている!
Break これは運用を続けている場合ではないと伸縮ポールを下げる。
Up なんとアルミパイプの溶接部分がもげている。片側の釣り竿はエレメントによってぶら下がっていただけになっていた。こんな壊れ方をするとは想像していなかった。もげたあるもパイプは回収できたものの、近くを人が通っていなかったことに胸をなでおろした。しかし、こんなになっていたことに気がつかなかったとは・・・。
 
 こんな状態になったら運用をあきらめるところだが、翌日の日曜は仕事がある。無線をすることができないので、今日交信の可能性があるところはチャレンジしておきたい。ダイポール1本を残して片づけ、ダイポールは21MHzに合わせてワッチ。3B7Aの21MHz-SSBは聞こえているもののEUばかりを拾っている。たまにJAがEUのパイルを抜いたようだが、3B7AのOPはアジアにパスが開けていることは眼中にないように感じる。チームリーダーが同じのFT4TAの運用が思い出される。
 
 その後、21MHz-RTTYでも同じような状況で交信に至らなかった。自分の信号に不具合があるのではないかと感じ、別のリグで受診しデコードしてみても不具合は感じられない。バンドスコープで交信できた局の周波数で送信しても、パイルになっていないクリア周波数で送信しても交信することができなかった。近い時間帯に18MHz・24MHz-CWでは数回のコールで交信できている。コンディションが悪かったとは思いにくい状況のなかで、積み増し無しで運用終了となってしまった。3B7Aの運用はスケジュールを前倒しして明日QRTするらしい。よくよくフランスチームとは相性が悪いようだ。
4/16 記
 
 

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2018年4月11日 (水)

3B7A

 運用が始まってスケジュールの真ん中ぐらいになっている3B7A。多くの成果を上げている局もいるようで、とりあえず1交信ぐらいはしておきたい感じ。
Agalega & St. Brandon Is.は過去の運用で2バンドだけできているので、空きバンドもモードも多く、呼べるチャンスは少なくないのではないかと思っていた。
Nishiku 出勤が遅かったので15時をリミットとして移動に出かけてみた。さいたま市西区の場所でコンパスを使い、ダイポールの正面が目的方向になるように設営すると、土手と並行するような感じになり、普段止めない形で車を駐車し設営を行った。西から吹き上げる風がだんだん強くなり、ちょっと不安になるくらいの感じがあった。伸縮ポールはフルアップできず、いつもより低い状態での設営。
 14MHzは期待していたものの信号が強くならず、14時過ぎになんとか21MHzで交信することができた。18MHz・24MHzは交信済みのバンドで注力せず、一応バンドNEWをひとつとることができたので、移動した成果は残せたという感じで終了となった。ログに残ったのは1交信のみ。労力のわりには少ない成果であったが、平日に運用できたことを幸運と思うべきかもしれない。
4/16 記

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2018年4月 7日 (土)

VA7XW/VE2

 IOTAの運用が始まっていたのは知っていたが、なかなかチャレンジするタイミングが無く、最終日の前日にやっとチャレンジになりました。
 朝方にレポートされることが多かったのですが、その時間に交信するためには3時ごろ出発して夜明け前にアンテナ設営を完了していなければならず、根性なしなので朝は断念。夕方の入感を期待して、お昼過ぎに出かけました。
Nishi  風が強かったので、ダイポールのみにしました。それでも、バンドチェンジの時に伸縮ポールが揺れるのを防ぐために、固定のDPを一本。バンドチェンジ用のギボシダイポールをその下に展開。十字に張っているのでしっかりしています。風上に向けてちょっと引っ張りすぎて伸縮ポールがM\歪んでいます。まあ、丈夫なポールなので問題なし。
 
 入感するまでだいぶ時間があります。7MHzで国内を呼びまわったり、室内のセッティングとチェックなども行いました。
Pk4 タクトスイッチの接触不良で修理したPK-4も復活しました。部品の入手に時間がかかりました。よく見ると色の違うスイッチが2つあります。
 ほかに、ほかにK3のPC接続ユニットを交換し、RS-232Cコネクタからの入力が復活しました。RTTYでFSK運用できるようになりました。
 
 バンドの具合は21MHzが良いようです。A5AがCWでパイルになっていましたがダイポールではちょっときつい。交信済みのバンドなのでパス。運用が始まったばかりの3B7AはSSBで強力な信号で聞こえました。でもパイルアップがきつい感じです。少しすいてこないと難しい感じです。まだ期間があるのでチェックのみとしましたが長時間入感していました。
 
 表題のVA7XW/VE2は日没ぐらいから出没しそうな周波数を重点的にワッチし、時々国内局を呼びまわったりしました。クラスターに情報は出ないもののリバースビーコンには入感情報が出ているそうです。10MHzに聞きに行っても全く聞こえず、厳しいのかな?と思っていると突然運用が開始されたかのような強力な信号が聞こえ、交信することができました。移動の目的を達成することができホッとしました。
 
 本日は12交信で終了となりました。アンテナの測定や呼びまわるための運用でさいたま市西区は4回連続の運用となりました。障害物のない土手の上は追っかけに使いやすい場所です。アンテナも上げやすい。来週どこかで親積みが取れたらもう一回ぐらいはここに来そうな気がします。山にも行きたいのですが、花粉がいまだに飛んでいます・もう少しの辛抱かなぁ。
 
 

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2018年4月 3日 (火)

A1クラブ20周年

A1 会員サービスで無料提供とのこと。せっかくなのでいただいてしまいました。いきおい、記念電鍵も発注してしまいました。そちらは届いてからのお楽しみ。
4/7 記

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QRPコンテスト 賞状到着

2017_qrp_small  昨年のQRPコンテストでマルチバンド自作部門の一位をいただきました。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。
 
 メーカー機を使用した場合と、自分で組み上げたリグを使っての参加とは別部門になっています。メーカー機を使った一般部門の一位局とは90交信ほど差をつけられてしまいました。(遅刻したんですけど・・・) 自作といってもK2を使った参加でしたから性能が劣るわけではないと思います。この差を縮める・・・というか追い越すぐらいの気持ちで頑張りたいところです。
 
 どうでもよいことなんですけど、自分が在籍していたころに、「JARL会員を問わず、QRPの仲間を増やそう」という意味で、「JARL」を外して正式名称を「QRPクラブ」とすることを役員会で決定していたのですが、いつの間にか元に戻っていたのですね。
 

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