さいたま市西区移動
週末も仕事になっていたことで、平日休みとなった。T31EUで中央キリバスの穴埋めをしたいと思い、さいたま市西区に移動してみた。今回は、方向とバンドを欲張ってダイポール2本をクロスしてあげる設営を行った。
自分が欲しているバンドは17mと160m。前日まで17mは10時JSTにクラスターにUPされていた。それに間に合うように9時ごろから電波を発射できる状態に設営完了。18MHzを指向性の向いたダイポールにK3でワッチしながら、もう一本のダイポールにFT-991AをつないでFT8の運用。今回は14MHzで/1を付けた状態でコールとCQを行ってみた。電波法上では/1を付加する必要はなく、「電波を発射する場所を明示する」という通達もかなり前に効力を失っている。総務省としては無線局に付与しているのは6文字の識別信号だけであり、それに付加する部分は個人の判断による。という感じのようだ。国内の移動サービスという形では付加したほうが呼ばれやすいし呼びやすいのだろうと思う。DXに向けてはミスコピーを防ぐ目的で/1を付加せずコールしていた。だが、全文字を復調してくれるFT8では付加しておいても良いのかなぁという気分になっていた。
多くの場合不具合はなく、このまま付加する方向で運用を続けていこうかと思ったのだが、交信できない局がでてきた。「DU8/」のついたコールサイン。お互いが強力で、レポートを送りあっているのに、こちらも「/1」が付いているおかげで一回の送信で文字数がオーバーし、お互いにレポート交換ができない。こんなこともあるんだなぁ。この日はもう1局「DU1/」のついた局とも交信できなかった。やはり、DX向けのFT8の交信では「/1」の付加はしないほうが無難なのかもしれない。40m・80mでは国内向けの周波数がDX向けと違うところにあるので、「/1」を付して移動局であることをアピールしたほうがやりやすいかもしれない。
FT8をやりながらワッチしていたT31EUは17mには出てもらえなかったようだ。クラスターにも上がってこない。残念。
日中にいろいろ試してみて、日が落ちる前に160mまでのアンテナエレメントを追加する。目的の160mは日没前からFT8で入感していた。オンフレで交信しているのでスプリットになるのを待ち続ける。でもJAの送信できる周波数は聞いてもらえなかったようだ。NAからの信号は何度リトライしてもチャレンジするのに、たくさんの局が待っている(呼んでいる)1908は無視されていたようだ。WEBの方にはJA向けの周波数も指定され、好意的に感じられたのだが、opによってはそうとも限らないようだ。NAからのコールが無くなったらCQをやめて消えてしまった。160mの難しさは伝搬の問題よりもOPの気持ちによるような気がする。結局目的の2バンドとも交信できずに終了となった。帰宅しなければならない移動局にとっては聞こえた時のチャンスがオンリーワンというときも少なくない。JA排除のオペレーションは勘弁してほしい。
3/5 記
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