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2019年9月14日 (土)

さいたま市西区移動

 午前中に、前日切れてしまったアンテナエレメントを修理。夕方にDXの入感していた7MHz-FT8を聞いてみたい気持ちもあり、出かけることにした。宮城の別宅に行っている友人のNEWコールサインの局とも交信したい。アンテナの調整を行いたいものも数本あったので、それを車に詰め込んで出発した。 

 到着するとCBerがいる。ちょっと声をかけてお話ししてみた。昨年話題になった新型のリグを使ってのんびりしている。ロケの良いところに移動しているCBerの信号が良く聞こえていた。話を終えてアンテナを設営することを快諾いただいて少し離れたところに80mまでのアンテナを上げる。土手の上は草刈りが行われていないので、あまり長いアンテナは設営が厳しい。80mで止めておいた。

Ef  設営が終わってから釣り竿を一本上げて、電圧給電アンテナの調整。AA-1400を接続してエレメントを調整しようとする。3回ほど切り詰めたときにおかしいと感じる。SWRの低い周波数が動かず、SWRだけが少し高くなったような気がする。エレメントを調整する以前に給電部の調整を行わなければならないのではないか? インピーダンスを合わせているだけなのでどのバンドにも使えるという話も聞いたのだが、そうとも言えないような気がする。以前3本ぐらい作ったときのことがよみがえってくる気がする。このアンテナはペンディングとしていったん撤収とした。

Vda  そのまま釣竿を使って2m-VDAの調整。こちらはエレメントの調整で良い状態になってくれた。ビニールテープで仮支えをしているので美しくないが、実用できるよう細かい部分を加工して実用化したい。

 もう一本確認するべきアンテナを用意していたのだが積み忘れたらしい。ということでアンテナの調整は終了。

 7MHz-FT8のワッチを開始。いきなりYSがプリントされる。コールする周波数を設定して呼び始める。混信の無い高いほうに設定していたものの、ピックアップされるのがご本尊より低い周波数ばかりなので、そちらの方に合わせなおし呼び始める。思ったより早めにコールが返ってきた。ちょっとびっくり。

その後も珍しいところはいないかワッチを続ける。南米も受信できていたものの、コールが返ってくると別の局が当該周波数で電波を出し始めたりして、こちらで受信できなくなってしまう。コンディションが良いときはこのようになるのだなぁということを何度か感じた。すんなりいけば楽なモードではあるが、難しいところも感じ始めている。

 40m-CWをワッチしたあとで80mQSY。そろそろかな?と思っていたJP7局の信号が聞こえていた。あわてず2局ほど交信終了を待ってコールする。559をもらい599を送る。100W5Wの違いかな? それでも送った内容は完全に届いているようだ。

 559というレポートは微妙なレポートかなと感じることがある。ラグチューする相手なら、強力な混信を与えられなければ楽々会話が成立するようなレポートだが、599BKの人からすると「コールサインを完全にコピーできた」ぐらいの不安感が残るような弱い局に送られたりする。もちろんこんな場合は一言付け加えて送ってもほぼ返事は無い。もともとS-5は「適度な強さの信号」なのだから、前者のほうがあっているような気がする。リグのSメーターに数字が打ってあるが、参考程度であり、この数値がすべてではないと思っているのだが、最近JARLHPに「Sメーターの数値をレポートで送れ」との書き込みがあり愕然としてしまった。受信者の主観を相手に伝えなければ、その後の電文送信の役に立たない気がする。レポート交換を交信成立の条件としていることの弊害かなと思える。個人的には「RST-519否定派」なのです。「S-1 微弱でかろうじて受信できる信号」なのに「R-5 完全に了解できる」は無いと思うんですけどね。ちなみにS-2は「大変弱い信号」です。大変弱い信号よりさらに弱く、微弱でかろうじて受信できる信号とは、「信号を送ってくれていることはわかるけどコピーできない信号」と思うのです。ちなみに了解度ではR-1は「了解できない」と否定的な意味合いで使われています。V/UHFではSメーターの振れない信号でもコピーできるときがあります。Sメーターが振れないからS-0? Sメーター肯定派の人でも「レポートにゼロは無い」というんですよね。どうなんだろうなぁ・・・。 話がだいぶずれました SRI

 JP7局は受信レポートをしっかり送っています。自分の設備とどれくらい違うか?しばらくワッチしてみました。ちょっとSの振れが弱いのか?それとも受信の音圧感が弱いのか?そんな印象を持ちました。自分も同じリグ(50Wですが)があるので、たまにはフルパワーの運用でこんな運用をやってみるべきかもしれません。599BKタイプではだめですね。 Hi

 21時からはオール秋田コンテストです。一番条件が良いのは80mかなと思っていて少し参加して帰ろうと思っていました。でもスタート時間にコンテストのCQが聞こえません。通常の交信は聞こえます。なんでコンテスト参加局がいないの?時間を間違えたか?規約を見直してみました。 試しに160mを聞いてみると3局ほど聞こえます。やっぱりコンテスト時間に間違いはなかったようです。80mで交信相手がいないので、邪道ではありますが80mエレメントにATU160mの参加局をコール。さすがに5Wでは信号が弱かったようです。受信に苦労を掛けました。聞こえていた3局のうち2局と交信。1局は信号に気づいてもらえなかった。80mに戻ってみると、かろうじて1局聞こえる。そしてカスカスに聞こえるもう一局は勉強会のメンバー。呼ばないわけにはいかないとコールするも信号が聞こえなくなってしまった。QSBで上がるのを期待して待ち、なんとか交信できました。VFOを回してさらに1局追加。そしてパイルアップになっている局は進み具合が極端に遅い。何度かコールしてみましたが帰宅したい時間になってギブアップしました。待っていれば160mの局がQSYしてきたかもしれませんが、待ちきれず撤収となりました。こんなに県内局のいないコンテストで2日にまたがるコンテストでは、県外局参加でフル参加はできないなぁという印象を持ちました。

 9/18 記

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