A1 club Straight key Contest
所属クラブのコンテストでもあり、縦振りの使用機会が少ないので、楽しみなコンテストではある。QSYルールというのは、呼び負けるとその相手局がQSYしてしまうので、QRPには厳しいルールなのだが、今年も5Wでの参加とした。電鍵はVIBROPLEXのCODEMITE。あまり聞きなれない電鍵かもしれない。ミニチュアキーなので、打ちやすいとは言えないが、コンテストのルールで送信するナンバー(電鍵名称)が8文字にすることが一番得点を多くすることができるので、選択した。電鍵の名称を創作することも許されているが、なかには意味不明のナンバーを送ってくる局もいて、創作に関してはあまり感心できない感じがする。自分が感心しないんだから、自分がそれを行うのも気が引けるので、正しい名称が8文字となる電鍵を使用した。A1クラブで頒布した電鍵「KIZUNA」や「SAEZURI」も使ってみたい気もするのだが、文字数が少なくなることで得点が下がるので、なかなか登場する機会がない。
7MHzはコンディションが落ちてくる前に交信したいと思いながらも呼び負けてチャンスが逃げていく。コンテストに参加していることがわかっていても、その後会えずに終わってしまった局も少なくなかった。3.5MHzは終りまで交信のチャンスはありそうな感じで、終盤になってやっと交信できた局もいた。なかなか難しいコンテストではある。交信相手を逃がさないようにすることや、CQを出して確実に呼ばれるためには、やはりそれなりに強い電波を出す必要がある。それでもQRPで参加してしまった。運用地は移動場所のさいたま市桜区のまま。でもコールサインに「/1」は付けずに参加した。電波法上の「電波の発射場所を明示する」通達は数年前に効力を失ってコールサインを送出すれば問題ないこと、移動表示をミスコピーされればマイナスされてしまい、その可能性が大きいことを数年前にコンテストレビューに掲載されていたこともあり、マイナス要素を減らすためには移動表示をしないことが良い結果につながるという意味で、このような形になった。
コンテスト中に突然雨が降り始める。慌てて発電機を停止し車に載せる。これで終わるか?とも考えたのだが、雨で撤収できないのであればやむまで続けよう。電鍵をたたくと電波が出ない。おかしいと思い、あちこちチェックしてみると、慌てて外に出た時にケーブルをひっかけてしまい、電鍵の接続部が切れてしまったようだ。ケーブルの被覆を剥いて接点に乗せ、ガムテープで固定し、負担がかからないようにして、運用を再開。その後、終了時間の30分ぐらい前になってログが進まなくなってしまった。雨も止んでくれた20時35分の交信を最後に、撤収を開始した。
10/30 記
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コメント
QSOありがとうございました。
あの小さいパドルを使ったのですね。
FBです。
投稿: jk1tcv/kazu | 2019年10月30日 (水) 21時27分
Kazuさん こんにちは
交信ありがとうございました。
昨年に引き続きCODEMITEでした。
ハムフェアで新しい電鍵を買ったので、そちらを使っても良かったかな?とも思いました。
来年参加できたら考えてみます。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2019年10月31日 (木) 03時20分