さいたま市西区移動
コロナウィルスの影響が大きくなっている。この日も仕事の予定があったが、集客のあるイベントに関する内容で、政府の自粛要望を受けて中止になってしまった。週末がお休みになったことはありがたい気もするが、先のことを考えると仕事がなくなることは今後大きな影響が出てくるのかもしれない。
そんな中で、夕方のVP8PJ狙いを考えて移動に出かけた。前回は10MHzに狙いをつけたものの、当てが外れ14MHzで聞こえていた情報もあった。今回は14MHzのループを南北方向に面を向けられる場所、そして行われる広島WASコンテストのためにローバンドアンテナを展開しやすいさいたま市西区に向かった。
アンテナを上げてチェックすると14MHzループのSWRが異様に高い。手近なところからチェックするものの、アンテナを途中まで降ろさないと原因がつかめそうにない。給電点まで降ろした時に、給電部につなげたビニール線の付け根がぶらぶらしているのを見つける。芯の部分が切れてビニール線だけでつながっていたようだ。被覆をはがし給電トランスにじか付けしてビニールテープで固定する。移動で上げ下げの多いアンテナエレメントは切れることも少なくない。いつも修復して運用を行っているので、慣れたものだなぁと思う。再びアンテナを上げチェックする。うまくSWRが下がってくれた。使えそう。約20mのエレメントを2cm切ったくらいでは、それほど中心周波数も変わらない。
設営が完了したことで発電機を回そうとするが動かない。どうもオイルの減りが早いような気がする。エンジンがかからない理由はオイルセンサーの動作でかからなくなっているらしい。補充用のオイルを足してエンジン始動。やっとワッチができる。
HFバンドを回って交信したい相手がいないか探す。28MHzでVK9NKがFT8に出ている。ギボシをつなぎ変えてもいいのだが、アンテナの方向を考え、28MHzでダイポール波ではあるが動作してくれる14MHzループを使ってコールする。F/Hモードで交信成立。14MHzでFT8の運用。相手の信号強度を見ながらコンディション(QSB)の具合や交信できた相手から受け取ったS/Nとの比較をしながら様子を見る。交信は経験数がいろいろなことを思いつかせてくれる。DX向けにはほとんど50W運用。QRPで呼び分けるのはもう少し経験してからでも良いかな。
14MHz-CWはコンテストをやっているようだ。想定していたUBAコンテストはまだ始まっていないはず。情報を把握していなかったので参加しなかった。
7MHzの国内交信もワッチして呼び回ってみる。でもあまり入感していない。コンディションが悪いかも?午後になるとかなり悪い状況になってしまうようだ。ログに残した交信数もほんの少しだけだった。
ターゲットにしていたVP8PJは、今日は40mがメインのようだ。また狙いが外れた。20mのループが良い方向に向けられるよう、ダイポールは東西方向に展開してしまっている。真横では入感の信号強度も下がってしまうだろう。予想通りにVP8PJを呼ぶ信号はたくさん見えるもののご本尊が入感しない。今回も失敗かな。
広島WASコンテストは21時からスタート日が落ちる前に160mと80mのエレメントを追加してコンテスト参加の準備を行う。
3/2 記
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