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2020年2月29日 (土)

さいたま市西区移動

コロナウィルスの影響が大きくなっている。この日も仕事の予定があったが、集客のあるイベントに関する内容で、政府の自粛要望を受けて中止になってしまった。週末がお休みになったことはありがたい気もするが、先のことを考えると仕事がなくなることは今後大きな影響が出てくるのかもしれない。

そんな中で、夕方のVP8PJ狙いを考えて移動に出かけた。前回は10MHzに狙いをつけたものの、当てが外れ14MHzで聞こえていた情報もあった。今回は14MHzのループを南北方向に面を向けられる場所、そして行われる広島WASコンテストのためにローバンドアンテナを展開しやすいさいたま市西区に向かった。

1-nishiku

アンテナを上げてチェックすると14MHzループのSWRが異様に高い。手近なところからチェックするものの、アンテナを途中まで降ろさないと原因がつかめそうにない。給電点まで降ろした時に、給電部につなげたビニール線の付け根がぶらぶらしているのを見つける。芯の部分が切れてビニール線だけでつながっていたようだ。被覆をはがし給電トランスにじか付けしてビニールテープで固定する。移動で上げ下げの多いアンテナエレメントは切れることも少なくない。いつも修復して運用を行っているので、慣れたものだなぁと思う。再びアンテナを上げチェックする。うまくSWRが下がってくれた。使えそう。約20mのエレメントを2cm切ったくらいでは、それほど中心周波数も変わらない。

設営が完了したことで発電機を回そうとするが動かない。どうもオイルの減りが早いような気がする。エンジンがかからない理由はオイルセンサーの動作でかからなくなっているらしい。補充用のオイルを足してエンジン始動。やっとワッチができる。

HFバンドを回って交信したい相手がいないか探す。28MHzVK9NKFT8に出ている。ギボシをつなぎ変えてもいいのだが、アンテナの方向を考え、28MHzでダイポール波ではあるが動作してくれる14MHzループを使ってコールする。F/Hモードで交信成立。14MHzFT8の運用。相手の信号強度を見ながらコンディション(QSB)の具合や交信できた相手から受け取ったS/Nとの比較をしながら様子を見る。交信は経験数がいろいろなことを思いつかせてくれる。DX向けにはほとんど50W運用。QRPで呼び分けるのはもう少し経験してからでも良いかな。

14MHz-CWはコンテストをやっているようだ。想定していたUBAコンテストはまだ始まっていないはず。情報を把握していなかったので参加しなかった。

7MHzの国内交信もワッチして呼び回ってみる。でもあまり入感していない。コンディションが悪いかも?午後になるとかなり悪い状況になってしまうようだ。ログに残した交信数もほんの少しだけだった。

ターゲットにしていたVP8PJは、今日は40mがメインのようだ。また狙いが外れた。20mのループが良い方向に向けられるよう、ダイポールは東西方向に展開してしまっている。真横では入感の信号強度も下がってしまうだろう。予想通りにVP8PJを呼ぶ信号はたくさん見えるもののご本尊が入感しない。今回も失敗かな。

広島WASコンテストは21時からスタート日が落ちる前に160m80mのエレメントを追加してコンテスト参加の準備を行う。

3/2 記

 

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QSLチェック終了

QSL受領チェックを完了しました。

少ない割に、長期間受領が無いので発行していなかった交信のQSLが届いて「PSE QSL」と書かれているものに対してこちらから送るQSLを作ったり、QRZ.COMにDirect onlyと書かれていたので発行していなかった局からBuro経由でQSLが届いたり、「TNX QSL」の作業はけっこう手間がかかります。イタリアからSWLカードも届きました。レポートに信頼性があると思えるので、これもQSLを作ります。

時間とバンドが違っているQSLがありました。バンドは手書きで訂正されていますが、訂正前のバンドも間違ってます。これは返信かなぁ。正しいQSLが欲しいというよりは、交信証明書なんだから管理がずさんすぎるよという意味で返信したいと思います。「御笑納ください」と印刷されていましたが、笑えないです。

あえて返信しませんが、「貴局運用場所 かすみがうら市」と印刷されているものがありました。交信した場所は常置場所の練馬区でした。その局と過去にかすみがうら市から交信したことはなく、前回の交信から引き継いでいるとも思えません。JARL会員局名録にも練馬区の住居のほうが掲載されているし、総務省の検索なら両方出ているはずなので、あえて間違いの情報を得られる理由がわからない。

 

LoTWも2か月ぶりにuploadしたらバンドnewがひとつ、モードnewがひとつ増えていたようです。20290229-dxcc

紙QSLでしかもっていないカウントを足してもChallengeは1500に届かないかな。

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2020年2月27日 (木)

QSL受け取り

前日に不在通知書がポストに入っていた。出勤前に郵便局に引き取りにいってきた。いつもの靴箱であるもののちょっと軽い感じがする。

Qsl_20200227175001

この入れ方は初めてかもしれない。縦積みで約10cmぐらいだろうか?数が少ないと寂しい気もするが、チェックが楽かもしれない。年末年始のお休みからアクティビティを上げてきているが、その影響が出てくるのは次回のQSL転送かその次ぐらいかもしれない。今年はかなりハイペースで運用を行っている。

 

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2020年2月26日 (水)

埼玉県朝霞市移動

かなり早めに帰宅できたので、朝霞水門に行ってアンテナを上げる。VP8PJの運用が始まっていて、とりえず電波をキャッチしたい。運が良ければ交信したい。DXCC300を超えると、ATNOのエンテティと交信したい気持ちが大きくなる。1月に複数運用されていたC5ガンビアと一度も交信できなかったので、なおさら気持ちが大きくなっていた。

SNSで交信できたレポートや受信した話などを聞き、ターゲットを10MHzとしてこのバンドは固定ループを上げる。ステー代わりにギボシダイポールを7MHzに合わせて設営。一応バンドは変えられるように上げたが、方向を南向けに固定しているので、頻繁にバンドチェンジしないつもりでいた。

Asaka-loop

夕方、7MHz-CWで出ているらしい。UPの周波数で呼ぶ局の信号が聞こえる。ちょっとてこずっているようだが、レポートを送っているので、交信が成功したのだろう。こちらの方ではご本尊は全く聞こえない。10MHzFT8にして入感状態を確認する。やっぱりいない。(前半は運用周波数を勘違いしていたので、もしかしたら入感していたのだろうか?)2つのバンドのアンテナをつなぎ変えて、7MHzFT810MHzCWにしたりしてワッチするものの、ご本尊はやはり入感しない。何度もアンテナをつなぎ変えているうちにリグが進まないのもつまらない。入感するDXをすこし呼び回ってみた。

7MHz-FT8で、V31MAをコール。レポートが送られてくる。こちらもレポートを送る。そのあとが続かない。何度もレポート送信。そのうち相手が出すCQが受信できた。交信成立したということなのか?あきらめられたのか?それほど悪いレポートではなかったので、受信されていると思われるのだが・・・。そういえば以前もこんなことがあったような気がする。この局だったかなぁ。

同じく7MHz-FT8ZF1RCをコール。こちらはRR73まで確認できた。モードNEWの交信。これだけあれば移動に来たかいがあったかもしれない。

7MHz-FT8のウォーターフォールでVP8PJの出ている周波数の低いほうで信号が見えた。ご本尊か?と思ったものの、ピックアップされた局がF/Hで低い周波数に引っ張られたときの信号だった。やはり出ていることは出ているんだ。コールする局が少しずつ多くなっている気がする。みんな受信できているのだろうなぁ。こちらでは一向に信号がデコードできる気配がない。23ターンに一度ぐらいピックアップされて低い周波数に引っ張られる局がいるようだ。でもこちらでは相変わらず気配を感じず、10MHz-CWもたまに呼ぶ局がいたものの、呼ぶ局もいなくなってしまった。発電機のガソリンを補給していなかったので、殻になってしまってエンジンが止まってしまった。良いきっかけと思い、撤収を決める。外はたまに冷たいものが落ちてくるようだ。撤収中は気になるほどではなかったものの、帰路についた後にはフロントガラスを濡らすぐらいの雨になった。これも予報通りといえば予報通りなのだが・・・。VP8PJ、この先交信できるだろうか?

2/27 記

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2020年2月24日 (月)

登谷山 秩父郡皆野町移動

巷では3連休だったが日曜日はお仕事になっていた。終電近くなってしまった帰宅で振替休日の月曜もゆっくり起きてしまった。でも、多くの人がお休みの日は交信相手が多いということもあるのでなるべく運用に時間を使いたい。運用場所として考えていた小川町の仙元山に行ってみることにした。スマホナビを見てみると約1時間で到着できそう。遅い朝食を高坂SAでとって1時間半ほどで目的地近くまで進む。ところが、公園となっている駐車場までの登り道が園地内工事のため36日まで閉鎖となっている。予想していなかった。車が止められなければそこから歩くこともできない。せっかく来たのだから、このまま帰るのももったいない。どこへ行こうか考えて、結局登谷山に向かうことにした。

1_20200225055401

車を停めるところは先日関東UHFコンテストで運用した場所。オール埼玉でも来ている。そこから歩いて山頂を目指す。それほど時間がかかる道でもない。12分ぐらいの登りで山頂到着。遠くの山並みや眼下の街並みが良く見える。持ってきた設備はFT-817DJ-G7.アンテナは6mスカイドアと430MHz3段コーリニアを準備した。コーリニアを三脚にセットして運用を開始する。

2_20200225055401

今回のポイントはリチウムイオンバッテリーでの運用持続時間のチェック。5Wフルパワーで消費電力の大きくなるFMモードで運用を行う。そして、もう一つは徒歩移動用に導入した小型のPCでログを付ける。重さ500gの軽量PCFT-817よりもちょっと小さい。小さいだけにキーボードも小さく、普段のキーイングというわけにはいかない。でもなれるしかないのだからやるしかない。最初はカーソルを進めることもうまくいかない。自宅で試し打ちして大丈夫だろうと思っていたが、いざ使ってみるとやはりうまく進まないところも見えてくる。ハムログの設定も思ったより完成させていなかったところもあった。でも、使っているうちに少しずつ慣れてきているかもしれない。

4gpo2 3gpo

2時間ほどのんびり運用。のんびりというのは、呼んでくれた局といろいろと話していたりするので、1交信が長い。まあ、話すことを目的に移動しているので、当然となるのだが送信時間が長くなるだけバッテリーも消費する。最後はバッテリーが落ちるくらいまで使ってしまった。リチウムイオンバッテリーの使い方としてはあまりよくない使い方かもしれない。持ち時間の確認ができたので、次回からは2.5W以下の運用を行うようになるかな。

バッテリーが落ちたことで、FT-817DJ-G7に変えて電波を発射した。送信パワーは一段落として2W送信としたが、先ほど交信してくれたKazuさんから極端に信号が落ちたよとレポートをくれる。たしかに送信電力を落としているのだが、それにしても極端な下がり具合だという。次に呼んでくれた局もさっきまで運用していた局(多分私のこと)と比べてだいぶ信号強度が違う、と教えてくれた。どこかに不具合があるのか? 同軸ケーブルにSMA変換コネクタを付けただけなんだが・・・。リグのほうをチェックする必要があるかもしれない。ちょうど良いタイミングかもしれないと思い撤収を開始した。6mのほうはバッテリーが落ちたので運用無しで終わった。まあ、バッティングしたときの予備的な感じで2バンド分の設備を持ってきたので、運用できなかったのはまあいいかな。

リュックに入れておいた昼食は車に戻ってからとった。目的をこなすことができたつもりで、帰路についた。でも、車からすこし運用していっても良かったかもしれない。

高速道路は事故渋滞があった。休日は事故が多い。当事者にならないよう気を付けなければ・・・。高坂SAで休憩がてら、430MHz-FT8をモービルホイップで運用。8局ほどログインした。初交信の局も3局会えた。

2/25 記

 

 

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2020年2月22日 (土)

DXレポート 皆勤賞

Dx

宅配便の荷物はこれでした。1年間かかさずレポートを送ったご褒美。今年はコールサインの刻まれたロックグラスでした。底面にコールサインが刻まれているときもありましたが、今回のように側面に刻まれているほうが良い感じがします。ありがとうございました。

2/24 記

 

 

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埼玉県志木市移動

前日帰宅したときに宅配便の不在持ち帰り通知が入っていた。小包を受け取るために出かけられないのは時間がもったいない気がする。引き取りに行く手続きをして移動に出かけることにした。もっとも、電車で秩父に向かうつもりもあったのだが、目が覚めて雨音が耳に入り、やんでも足元がぬかるんでいる山登りはいやだなぁという気になってしまった。

志木市は入口までは何度か来ていたが、入り口が大きな修復工事をしていたため秋ヶ瀬公園の仲間では入っていなかった。久しぶりに講演の中を見てちょっと驚いてしまった。川沿いのスペースはほとんど入口に柵が設けられ、駐車できなくなっている。ゲートボール場や野球場も増水したときに水没したようで、結構被害の跡が残っている。2面ほどは使われているようだが、他は雑草が生えたり、流れ込んだ土が除去できていないようだ。

Shikishi

ずいぶん前には砂利道だったかもしれない道がきれいに舗装されている。野球場を使っているときには参加者が車を停めるので、比較的広く作られている。ダイポールが張りやすかった。設営時は無風。しかし風が強くなる可能性もあるので、大きなアンテナは上げず、6mデルタループとギボシダイポールだけにした。空一面グレーの雲に覆われている感じだった。

無線は7MHz-CWの呼び回りからスタート。2局を呼びCQも出してみた。20局ほどログイン。あまり呼ばれないのはコンディションのせいか?それとも志木市のニーズがないだけか?今年の元旦にも運用しているので、「またか?」と思われていたかもしれない。50MHzFT8を送信すると7MHzにノイズが発生するので同時運用は行わなかった。ノイズは、出るときと出ないときがあり、原因の切り分けがいまだにできていない。なぜ変わるんだろう?もっともアンテナを別の伸縮ポールに付けるなどすれば解決するような気もする。

7MHzに戻って呼び回り。ASQさんの国頭村など2か所ほどバンドニューを拾ってもらった。10MHzに移ってワッチしても信号は聞こえない。CQを出してみる。1局だけ8の局が呼んでくれた。信号は強力。でも後が続かない。コンディションは開いているものの、近いところはスキップなんだろうなぁ。

50MHz-FT85交信。山岳移動している方が、FT8に出ている。後でMLで運用された状態を読むことができるのだが、設備を担ぎあげてのFT8運用は頭が下がる。一応14MHz-FT8をワッチしてみる。にぎやかなのだが近場しか見えない。とりあえずできそうな局をコールしてみる。ログインできたのはUA0BYのみ。まだ時間が早いからこんなもんかな。先ほどのグレーの雲はいなくなり青空が一面に広がっていた。風が強くなってきて伸縮ポールを揺らす。風が雲を飛ばしてくれたのかもしれない。春一番の可能性もあると天気予報で言っていたので、ちょっと不安になって早めにアンテナの撤収を行った。

Aozora

夕方に宅配便の引き取りでサービスセンターに行く予定があるので、それまでもう少し時間をつぶしたい。身軽になった状態で土手の上のほうで運用しようと思ったら出口のゲートが閉まっていて鎖がかけられていた。閉じない出入り口もあるので不安はなかったものの、入り口が閉鎖される時間までまだずいぶんあるはずなのだが・・・。野球場を使っていた人たちが終了して気をきかせて閉めてしまったのかもしれない。3月までは17時閉門のはずなのだが・・・。

Car

公園内のちょっと高い場所に車を停めモービルホイップで144/430MHzFT8をやってみた。430MHzFMにも出ようかと思い、3段コーリニアも上げてみた。風が強いので釣り竿を使うのをやめて水道管パイプのみの高さにした。運悪くちょうどよい同軸が無かったので10m3D2Vを使ってみた。430MHzで聞き比べてみたところ、モービルホイップのほうが受信感度が高い。強く意識はしていなかったもののやはりUHF。ロスの大きい同軸を使うとこれだけ減衰するものなのかもしれない。少し高い場所といっても、周囲はさらに高い土手があるので、ロケーションはいまいちかもしれない。FMは全体に受信感度が低く感じられ、CQを出す気持ちが起きなかった。FT8144MHz-6局・430MHz-5局交信。そろそろ良い時間となり、撤収をして荷物の引き取りに向かった。

2/24 記

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2020年2月21日 (金)

さいたま市西区移動

日曜日に仕事があるので、代休の先取りのような形でお休みになりました。お天気が良く風も弱いということで14MHzのループを上げてDXが狙えるような運用を考えてさいたま市西区に行くことにした。崩落した土手の修復具合を確認できる道を通って西遊馬の土手に向かった。崩落した土手のほうは、修復するための別のスロープを作っているみたいで、思ったより修復には時間がかかりそうな気がした。もう一つの土手上の駐車スペースは飛行機ファンの車で平日にもかかわらずいっぱいになっていた。きっと土手が完成しても土手下がきれいにならないと飛行機ファンの皆さんは降りて行かないかもしれない。

Nishiku_20200224002401

目的地でアンテナを上げる。いつもデルタループと言っているものの、給電部を引っ張りすぎたせいか、アドバルーンのようになってしまった。ループアンテナの一か所がとがっている感じになっている。こんな状態でもSWR1.1で良好と思えた。ステー代わりにギボシのダイポールを通す。14MHxFT8にしておいて入感状態を画面でチェックしながら7MHzで国内の呼び回りをしてみる。最初はちょっと志向を変えてこんなものを使ってみた。

Ht1a

HT-1A。車の中は目的に合わせてセットしてあるのでそれだけで使いやすくなっているが、イレギュラーのリグを使おうとすると、ちょっとセッティングに変更があったりしてひと手間かかってしまう。でも、やっぱり部品から作り上げたものは使っていて気持ちが良い気がする。3局ほど交信できた。

14MHzFT81局ログインして、上のほうのバンドもチェックしてみる。途中で入感を感じればギボシダイポールを合わせるのだが、28MHzで発見した局が方向的に良いかな?という気がして14MHZのループを使ってコールしてみた。二倍の周波数のバンドでSWRがディップしている。輻射効率はダイポールなみのようだが、電波を出すことができる。試しにコールしてFK8VK4をログインできた。

この日のハイライトはお昼過ぎにやってきた。大阪市東成区の信号をキャッチしたのだ。交信としてはWAKUは完成しているものの、東成区だけがCFMできていなかった。3バンド17交信しているものの、WAKUの交信有効日となった後の交信は一枚も受け取っていなかった。再請求してみたものの返答は無し。まだJARL会員局名録にコールサインが残っているものの、住所は削除されているので直接請求もできない。9年間経ってしまうともうあきらめるしかない。別の局と交信するしかないだろうと思っていた。いつも大阪市を回っているらしいこの局は東成区の運用をいままで2度ほど発見したものの、こちらのHomeLWでは気がついてもらえなかった。さすがにQRPでは厳しかったのかもしれない。今回はダイポールを張っている。JCC番号を聞いた時にドキドキしてしまった。失敗しないように設定を再度確認し、キーイングスピードを合わせコール。一発で返ってきた。交信が成立するまであっという間だった。これでQSLCFMできれば早速WAKUの申請をしたい。ふだん、QSLにはあまりがつがつしないようにしているものの、さすがに今回は欲しいなぁと思ってしまう。これが完成したら、WACAWAGAWAKU3枚がQRP/CW特記でそろうことになり、文字通り日本全国をCFMした気分になる。ちなみに町村レベルまで広げると残り20町村となる。(なんと関東に4つの未交信町村がある)

夕方からはEU方面が開けてくれた。ループアンテナは良い仕事をしてくれた。八木があればさらに良くなるのかもしれないが、なかなか移動で八木を上げるのも躊躇してしまう。伸縮ポールを上げることや、3方向に向けてステーを張りやすい場所はそれほど多くはない感じがする。

14MHzEU方向も7MHzNA方向も落ち着いてきて、そろそろ終わりかなぁという感じになってきた。欲しいところと交信するためにはもっと深い時間まで頑張らなければならないのかもしれないが、今日は東成区で満足してしまった。早めの21時に撤収を行った。

2/24 記

 

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2020年2月16日 (日)

A1クラブStraightkeyコンテスト賞状

A1-straight

PDFで賞状を頂きました。ありがとうございました。

 

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千葉ハムの集い

朝から雨模様。移動運用はやめて集いに参加することにする。道中、京葉道路で新しいPAを発見。市川市になる。トイレに寄った後にモービルホイップでFT8をやってみることにした。思えば、メーカーのアンテナでQRVするのは何年ぶりだろうか? モービルホイップといっても自分で作ったものではないので、自作の手が入らない状態でQRVするのは珍しくなっている。

運用前にSWRアナライザーでチェックしてみると、7MHzのほうは使い物にならないほど中心周波数がずれている。雨の影響だろうか?144/430MHzWHIPも低いほうにずれているものの、SWR-3.0ぐらい、使えないことはないか? 20分ほどQRVして144MHz5局と交信することができた。430MHzは成果なし。

Chiba-ham 1-omake 30分ほど遅れて到着。受付とQSLカードの転送をお願いして身軽になる。EDCさんに顔を出し、リュックを置かせてもらってさらに身軽になる。ブースはお客さんが多いので忙しそう。とりあえずジャンクのほうを回ってみることにした。

3-att 4-att ATT2つ格安でGETできた。Chinoさんとお話ししているうちに、後ろのブースが撤収を完了したようで、空きスペースができた。各ブース、終わるのが早いと感じる。早く到着していればもっと掘り出し物があるかもしれない。でも、遅く来た方が目の毒になるものを見なくて済むのかも・・・hi

いろいろと講演があったようだが、出展ブースのほうで時間を過ごした。ITU関連の方・勉強会の方、知り合いも少なくないので時間のたつのが早い。

G90 少し人が少なくなったときにEDCさんの展示を見る。昨年見た中国製トランシーバーもあったが、目を引いたのは別のSDRトランシーバー「G90」この小ささで20W出力。液晶が小さいが、ウォーターホールも見える。しかもフロントパネル取り外し可能とのこと。どこまで進歩するのだろうという気がする。一般的には発売ま近のIC-705に話題が集中しているが、隠れた人気機種になるかもしれない。3月のQSTにはすでに測定データなどが発表さえているようだが、最近の機種に負けていない。人によっては「ここがこうならないのはいやだ」というところもあるらしい。改良の提案もメーリングでは行われているらしい。先進技術を検討する技術的に優れた人は世界中にいるようだ。なによりも安さが驚きだった。興味のある方はEDCの発表をお待ちください。

Chiba-ham2 ブースの撤収が終わったところで講堂に行ってみる。役員の紹介が進んでいる。この後は千葉コンテストの表彰。昨年は参加できなかった。入賞どころではない。でも表彰された方なかにも友人などがおり、みんな頑張っているんだなぁという感じ。最後はお楽しみ抽選会。もっとも引きが弱いので当たったためしがない。今回も淡々と進み、最後に近くなって発表がもったいぶるようになる。「7K1」と言われたときにちょっとびっくりした。さすがに少なくなってきているプリフィックス。でも当選はコンテスト表彰もされた別の7k1局。おめでとうございます。今回も引きは弱いままでした。

抽選会で気になったこと。壇上で当選者をコールする方はぜひインターナショナル・フォネティックコードを使ってほしい。役員としてアマチュアの経験が長い方が周りが見ているところで自分勝手なフォネティックコードを使う姿を見せれば周りの人はそれで良いのだと植え付けられてしまう。気をつけるべきだと思う。何度も出てきた「ナンシー」はNGですよ。それから、商品提供をしてくれた会社名は間違いなく発するべきだと思います。いいかげんに対処していると商品提供してもらえなくなっても仕方ないと思う。県内で営業しているからと言って安易に扱うと協力してもらえなくなっても仕方ない。(細かいことですみません)

帰路は京葉道路の幕張PAでちょっと早めの夕食。その後、行と同じようにモービルホイップでFT8の運用6局をlogに残すことができた。SWRは朝よりも低かった。

やはり雨の影響が大きいのかもしれない。

2/17 記

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2020年2月15日 (土)

埼玉県朝霞市移動

朝は比較的早く起きるのだが、なにかとやることがあっていつも出発が遅くなってしまう。この日も午後からの運用。近場の朝霞市に行ってみた。国内コンテストもなく、うまく運用場所を確保できた。

Asaka_20200217063801  狙いは夕方に開けるであろうARRLコンテストの7MHz。朝から運用できれば14MHz-UPを含めたオールバンドを想定していたかもしれないが、最近のコンディションではダイポール程度では戦力不足だろうと感じていた。(だからと言って7MHzならよいかといえばそういうわけではないのだが・・・)

伸縮ポールのトップには430MHzのコーリニアを上げた。先日NGだった同軸ケーブルを修復したので、そのチェックも含めた設営。HFダイポールは、日中は国内の呼び回り、夕方からNA狙い。釣り竿で6mh144MHz-VDAを上げた。7MHzではバンドNEWに出会えるのも少なくなったが、ALL BAND NEW1局出会えた。残り21町村。とくにアワードを目指しているわけではないものの、なんとなくうれしい感じがする。

144MHz430MHzFT8の運用。同軸ケーブルもうまく働いてくれた。未交信の局はJTDXソフトの色でわかるので、そんな局が見つかると喜んでコールしてしまう。でも、QRPだとなかなか交信できない場合も少なくない。

HFFT850Wで運用している。9N7AMVK9NKなどが交信できた。でも見えていながら交信できなかった局も多くあった。

夕方になって聞こえてきたARRLコンテスト参加のNA局を50Wで呼び回り。耳の良い局が多く、交信がスムーズに進む。もっとも5Wでコールしていると、聴力検査レベルの信号を聞かせているので、苦労を掛けさせることも少なくない。今回は参加時間も少ないであろう中でストレスなく交信することが目的なので、QRPにこだわらずに参加した。

Arrl-cw-point Arrl-cw-rate たぶんこれで終わるかな?という気がしていた。でも、日曜も天気が良ければ続きができるよう近場を選んだというところもある。

2/17 記

 

 

 

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2020年2月11日 (火)

下見 弓立山 他

コンテスト後に、帰り道をすこし遠回りしてときがわ町の弓立山に行ってみました。公園があると思っていたので、駐車場があるのか?山頂までどのような道があるのか? スマホナビで行ってみると、公園らしきものは見つからず、目的地まであと1分というところでゲートがあり、通れません。その手前に車を止められる場所があるので、そこに車を止めて、降りてみます。弓立山山頂行の山道があります。車で1分ならそれほど遠くないだろう。スニーカーでしたが登ってみることにしました。10分ほどで見晴らしの良い場所になり、携帯基地局のアンテナらしきものがあります。その先にもう一段高い場所があり、山頂標識を発見。

Yumitateyama

見晴らしはかなり良い感じで、北は群馬の赤城山から栃木の山、つくばの山、東京の高層ビル群も見えます。V/UHFの飛びは期待できそうです。太田市の金山とか栃木の大平山のような、自分の目の前からがくんと下がって関東平野が平たく感じるような景色です。 常設のアンテナから受ける混信などは、無線機をもっていかなかったので確認できず。でも地蔵岳のようなアンテナ群でもそれほど離れずとも問題なかったので、大丈夫なんじゃないかなぁという気もします。運用する際はQRPで行うと思いますし、スマホを見ながら不具合が起きないか確認してみようと思います。

弓立山の後は、30分ほどで鳩山町に行けるようです。農村公園というところがあるようなので、行ってみました。駐車場があり、そこから少し歩けば、徒歩移動でアンテナを設営するパターンで運用できるかもしれません。施設の営業時間が終わってしまったので、施設内での運用ができるかどうかは確認できず。でも自分の上げる伸縮ポールを見たらやめてほしいといわれるかもしれませんね。モービルホイップ程度かな? 近くに運用できそうな場所は・・・探せばあるのかもしれない。基本的には他者の通行の邪魔にならない設営ができなければあきらめる感じなので、時間の借るときにもう一度場所を探してみるのも良いかもしれない。鳩山町。交信の際に2度ほど運用希望を聞いたことがありました。レアなのかもしれない。

2/12 記

 

再訪を考えチェックしてみたら、SOTAのポイントではなかったようです。失礼しました。

2/29 追記

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埼玉県秩父郡東秩父村 関東UHFコンテスト

暦通りにお休みになって参加することができましたが、前日の帰宅後は準備もせず寝てしまいました。朝起きて雑用を済ませ、遅れ気味で出発。どこに行こうか考えていましたが、オール埼玉コンテストと同じ秩父郡東秩父村に行ってみました。数日前までのお天気で雪があったらあきらめて引き返そうと思っていましたが運よく道路には雪が残っていない状態で目的地に到着しました。

Higashichichibu_20200212201401 今日運用できるのは430/1200MHzのみ(2400MHz-upは設備がない)ということで、3段コーリニアと12段コーリニアを上げました。同軸をIC-9700に接続し、さあ運用開始と思ったら、予想外の忘れ物に気がつきました。マイクを忘れている・・・。1200MHzに注力することも考えFMでも出ようと考えていましたが、いきなりの予定変更です。電信マルチバンドしかない。120MHzの周波数をワッチしてみると結構QRVしている局が出ているようです。期待をもって呼び回り、その後CQを開始。最初のうちは呼ばれましたがすぐに波は引いていきます。

しょうがない、まだまだ時間はあると思って430MHzQSYします。でもあまり聞こえている局がいません。1局交信できましたが反応がいまいち。よく見てみるとSWRが異様に高いようです。同軸をアナライザーに接続してみると広域で高いSWR値。これはまずい。同軸がNGと判断し、アンテナを下して付け替えます。5D-FBは短いケーブルしか残っていなかったので、釣り竿を少し縮めて5m同軸でぎりぎり届く高さにしてワッチしてみると、バンド全体がにぎやかになりました。ホッとしてコンテスト交信を再開します。

ずっと呼ばれ続けるほどではありませんけど、まあまあ良いテンポで交信でき、呼び回りも端からスイープするたびに新しい局を見つけられます。あまりログが進まなくなったら、430MHzだけでも常設のFT-991AMにつなげてFMにも出てみるかと思いましたが、残り1時間半ぐらいまで続いたので、このまま電信のみで最後まで進むことにしました。

後半では呼び回り以外にログが進まなくなってきました。おそらく、電信電話に出ている人がPHONEの運用からCWに移ってきて、呼び回りではなくCQに切り替えているようで、こちらが呼び回るとそれなりに新しい交信ができます。ロケーションの良い場所から運用すると、コンテスト全体を見て次回の戦略が浮かんでくるような気がします。もっとも、マイクを忘れるようなことが無ければ、(参加部門は変わるけど)もうすこし忙しい運用ができたのかもしれない。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。

Kanto-uhf-point Kanto-uhf-rate

コンテストが終わって、せっかく公緒に来ているのだからFMでも交信しようとアンテナをつなぎ変えようとしましたが、手持ちの変換コネクタを探しても、同軸のN型をリグのM型に変換するコネクタが見つかりません。というか、そんな変換コネクタを持っていたかなぁと思い返します。(逆は使用しているので、記憶があいまいになっていたかもしれません)同軸を5D-2Vに変えれば接続できますが、なんだかもういいかな?なんていう気持ちになってしまい、撤収を開始しました。

まだ明るいうちなので、運用場所として想定していた場所の下見に行くことにしました。

2/12 記

 

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2020年2月 9日 (日)

さいたま市西区移動 KCJ Topband Contest

しばらくKCJのコンテストから離れていましたが、QRP部門が新設されるとのことでどんな具合か参加してみました。もっとも土曜の夜から行われているので、日曜の夜だけの参加ではちょっと物足りないかもしれません。でも自宅からの参加ではないので、なかなか車中泊でのフル参加は厳しいものがあります。それに土曜日は仕事で無線ができない状態だったのでこれも仕方ない感じです。

日曜日は早いうちからQRVされている方がいます。アンテナを張ってからワッチして運用を開始しました。しばらくは良い感じで続いていたように思います。日が落ちて各局の信号が強くなってきましたが、突然混信が起こり始めます。FT81840DX局をスプリットでコールする信号です。すでに行われている交信を妨げるような有害な混信は行ってはならないことになっていますが、DXを呼び人たちにとっては電波補言うなんて関係ないようです。FT8の混信に慣れている局は15秒おきに静かになるタイミングで必要なナンバーを送ってくれるようで、最低限のやり取りはいくつかできましたが、さすがにこの混信の中で交信を続けるのは厳しい感じです。DXの入感を確認するために1.8MHzQSYします。すると、国内交信も多く行われているようです。こうなると遠慮なく呼び回りを進めます。CQも出して交信できました。

国内のマルチが全て取れているわけではありませんが、DXとの交信もログに載せたい。」JTUA0が強力に聞こえていたものの、QRZ?が返ってくるぐらいで早めにあきらめられてしまいました。

Kcj-point Kcj-rate

翌日の仕事のことを考えるとあまり夜更かしはできません。早めに撤収を決めました。

撤収の際は日中より風が弱まってくれたような気がします。でも冷たい風でまいりました。真冬に移動しているので覚悟の上ではありますがやっぱりきついです。

2/12 記

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さいたま市西区移動 いわて雪まつりコンテスト

夜の160mを想定して移動に出かけましたが、桜区ではまたもや場所取りに失敗し、西区の西遊馬まで来てしまいました。風が強く不安感はあったものの、とりあえず7MHzまでのダイポールを上げました。Nishiku_20200212200401

まずは7MHzで呼び回り。最近のコンディションのわりに、今日は信号も多く聞こえるような気がします。7010より上でISFと打っている局が多く聞こえます。WEBでチェックしてみると「いわて雪まつりコンテスト」だそうです。せっかくたくさん聞こえているので参加することにします。バンドがにぎやかだと楽しい感じです。この日だけのコンテストではなくマラソンコンテストのようで、運用日数がマルチになります。たぶんこの日だけの参加になってしまうので、交信数=ポイントということになってしまいます。

Yukimatsuri-rate Yukimatsuri-point

CWの信号がいまいちな感じになってきたのでFT8で呼び回りすることにしました。CWが落ち込んできてもFT8では交信できることも少なくない。やっぱり弱くても復調するモードはすごいなぁと実感します。未交信の局も表示される色で認識できるのでわかりやすいです。あいかわらず「/P」ではなく「/エリア数字」でCQを出している局が少なくありません。しかたなくこちらの/Pを外してコールします。交信の最中にも別の局がこちらを呼んできたりします。移動表示を付けてから交信したいんだけどなぁという感じでちょっと待っていただくことにしました。呼ばれることはありがたいのですぐに応答したいんですけど、呼び回り重視のつもりでワッチしているのでなかなか即答というわけにはいきません。

/Pを付けても移動表示のない局は呼び回れます。未交信の局を探してコールすると、またこちらを呼んでくれる局が出現します。こちらが呼んだ局との交信が終わってから、呼んでくれた局にレポートを送るともう反応がありません。そんなに待たせているつもりはないのですが、全信号を復調している窓を見るともう他の局を呼んでいる信号が見えたりします。待ってくれたりはしないんですね。まあ、時間が経てば呼びなおしてきたりもします。7MHzでだいぶログが進みました。なんだか久しぶりのような気がします。

16時頃にアンテナエレメントを追加して160mに備えます。

2/12 記

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2020年2月 7日 (金)

リンクの整理

昨年、Yahooブログの廃止に伴い、リンク先がなくなってしまったものを削除しました。有益な情報・研究結果などもあったので残念です。

 

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2020年2月 5日 (水)

A1クラブ Straight Key Contest 結果

表題のコンテスト結果が発表されました。総合で14位、1エリアで2位の結果となりました。1エリア順位のほうで運よく入賞ということになったようです。ありがとうございました。当日はQRP/5Wでの参加でした。総合順位では妥当というか良いところまで行けたかなぁという気がします。もっとも50W出したからといって総合で入賞というわけにはいかないだろうと思います。(ルール上の上限は200Wです。)

今回もコメントにいろいろと書きました。自分が縦振りのコンテストに思う主張という感じです。主催者の発表ページには例題も含めて読み、検討しているとのコメントもありました。とくに仲が悪いと思っているわけではなく、若干思っている方向にずれがあるのだろうと思います。CWと縦振に対する思いの大きさは変わらないのかもしれません。

誰との交信が減点につながったのか?個別でもよいから教えてもらえないか? JARLのコンテストではそういうリザルトも送ってくれる。PCの集計によってそういう時代になったんだろうなぁと感じています。主催者の発表の中に、「こうすればすべてとは言わないがわかるだろう」と主張が書かれていた。言うだけ言って自分で努力しないのは片手落ちだと思う。自分の提出したログと結果発表のPDFから受信した電鍵名称をエクセルファイルに書き出しソートして見やすくしてみる。(エクセルで掲載してくれれば処理がしやすいのになぁ)こちらの受信がミスしたもの3件、とりあえずこれだけでも確認したい。相手がこちらの送信を受信ミスした交信が3件。これは調べようがない。

「電鍵名称7文字+K」を切れ目なく送ってきた局には複数回確認してみたがいつも送信してくれたナンバーにはKがついていた。まずこれを確認したいと思っていたが、相手局はログ未提出だったようだ。残りの二つはこちらが自信をもって受信できたと思った交信だった。余計な符号が一文字追加されてしまったようだ。相手の送信に問題は無かったのか? この辺がこのコンテスト規約に疑問を持つ部分なのである。相手が送信ミスをしても受信側が減点される。ミスタッチしても相手がこれぐらいわかるだろうと勝手に判断されればそれまでになってしまう。その符号列を疑問に思うか思わないかは受信する側の責任ではないはずだと思う。

 相手が受信をしくじった交信。これはこちらでは調べようがない。でも、私が呼ぶ側に立った時、拾っていただいたのはありがたいが、こちらが送信していない「/1」を付加して返事をする局があった。何度訂正しても変わらない。QRPで参加しているわけだから、相手にきつい受信を強いていることもありあまり強く言うべきではないか、先入観で返事を返されてしまうと、(責任の一端はこちらにあるのではないかと思ってしまい)対処に困るのである。

他に思いついたのは、思った以上にログを提出しない局が多かったこと。おそらく他の局のログに複数コールサインがあるので、参加したとみなされその局との交信は減点の対象とならないのであろう。やはり、主催者の規格に乗っかって交信を楽しんだ以上ログの提出はするべきであり、タダ乗りするのは失礼だと思う。

ログを最後まで見てみると、規約に興味を持ち参加したイタリアの局がいたようだ。当該バンドでJAとのコンディションがオープンしないであろうこのコンテストで12局もの交信で電鍵名称を聞き出すのは大変だったろうと思う。せっかく参加してくれたのに交信相手がログを提出していないので総得点は0点となる。残念なことだ。交信の成果が得点となれば順位は15番ぐらい上になったであろう。結果を見て次回の参加をやめてしまったら・・・。やめてしまうだろうなぁ。

コメントの方には、「頑張って受信するとその相手がいなくなってしまう」QSYルールだから当然のことなんだが・・・。自分がコンテストに参加し始めたころ、やはりキーイングの早い局を一生懸命聞き取り、コンテストナンバーがわかったところでコールするということをやっていた。相手がいなくなってしまうとコールすることができず、交信に結びつかない。この局が悔しさをバネに頑張ってくれる性格だったら良いのになぁ。つまらないと思ってしまい、CWから離れてしまったら大きな損失になる気がする。

QSYルールは正直に言って楽しいと思う。でも、縦振りで手作り符号を送りあうコンテストではなく、パドルでスピードのある交信が行われることに意味があると思う。符号と符合の間のスペースもない、思いがけない符号に出会うコンテストに合うルールではないような気がする。

この辺の考え方の違いが、主催者と自分の向いている方向が微妙に違うような気がしてしまうのである。ただ、縦振のコンテストは嫌いじゃない、というか好きだと思う。たぶん都合がつけば次回も参加したいと思うだろう。

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2020年2月 3日 (月)

JARL会員局名録

Kyokumeiroku 割引になることを利用しようと、群馬の登録クラブで取りまとめて、JARL会員局名録を入手した。前回購入したのは8年前だったか。だいぶ時間が経ってしまったような気がする。 

JAコールの2文字局もだいぶ少なくなってしまったようだ。最初のページ1枚も使い切らずに終わってしまう。逆に目を引いたのが準員のページが増えたこと。JA1のところを見ていて番号が4万番台から8万番台に飛んでいる。よく見てみるとほかのエリアも同じようだ。ふと思い出したのだが、少し前に局免許状が失効しているにもかかわらず、終身会員の立場でコールサインが掲載され続けている方がいたようだ。中には再割り当てを受けた局が局名録には過去の方のコールサインが載っていた事例もあるらしい。免許状を失効した終身会員を調べて準員に移行することで、かなりの数が移行されたようだ。終身会費を払ったとしても、現行で無線から遠ざかってしまった方も少なくないらしい。これが準員として会員数のかさ上げになっているのかもしれない。もし私が人知れず死んでしまって、だれもそのことに気がつかなかったら、いずれ局免許が失効し、準員に移行して、QSL転送量を支払わないので、それでも終身会員(今は前納会員というらしい)の権利から社員選挙権だけは残るのかな? 投票用紙が戻ってきたら調べるのかもしれませんね。

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風景印

JA1BVAさんと交信したことで、以前小笠原から郵便で送ってくれたことを思い出し、こちらからも郵便で発行することを思いついた。練馬の郵便局で風景印があるかどうか聞いてみた。手書きのQSLカードをはがきに見立てて送り先住所氏名を書いておいた。切手を購入して風景印を押してもらっているうちに、自分でも一枚持って帰りたくなってはがきを買って押印してもらった。

Fuukeiin  図柄に採用されている右側はメリーゴーランドかな? そうだとすればとしまえんではないかと思える。子供のころに何度も遊びに行ったとしまえん。自転車を手に入れた時に、自分の家の前の道をまっすぐ走るとどこまでいけるだろうか?突き当たったときは角度の浅いほうに進む独自のルールを決めて走っていたら豊島園の駅に出たことがあるのを思い出した。と思っていると「としまえんが廃園を検討している」というニュースが入ってきた。90年も継続していたようだ。夏になると毎週のように花火を打ち上げてくれるとしまえん。たしかに大型施設に圧倒されて客足は減っていたのかもしれない。ちょっと残念に思える。

 風景印の下の方に映っているのは練馬大根かな? 農地もだいぶ少なくなりました。右側のものは思いつかない。有名なところなのかな?

 ふと、風景印に気を取られてしまった。思い出してみると、中学生ぐらいの時だったか?全国の風景印を集めていたことがあった。自分で行けるところは行ってはがきに押してもらう。東京中央郵便局に行った記憶がよみがえってきた。

それほど長く続いた趣味ではなかった。しまい込まれていた風景印の束は、JA9CZJのお孫さん(だったかな?)が風景印に興味を持ったので、不要なものがあったら譲ってほしいとQRPクラブの会報に書かれていたことがあって、思い出して探し出しプレゼントしてしまった。小笠原の郵便局にもSASEを送って押してもらったことがある。もう手持ちは無いのですが、久しぶりに見ると懐かしく思えます。(当時ははがきが7円から10円に変わったころだったと思います)

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2020年2月 2日 (日)

埼玉県比企郡吉見町移動

前日、こけておしりを打った。朝起きて、湿布の効き目は良いようだが、山を歩くのは厳しいかな?と思えた。無理しないで中止にしよう。では休日をどう過ごすか?平地の移動に出かけよう。結局、家でじっとしてはいられない性格か? ふと頭に浮かんだのが、ずいぶん前に行った梅野木の調整池のある東松山市。スマホのナビに目的地を打ち出発する。現地についてみると、消防団のハッピを着た人たちがなにか作業をしていたようだ。こんな農道になんで車が入ってくるんだというような顔をされてしまった。この人たちが解散するまでは待てない。とりあえず場所を離れ地図を見る。川の反対側に運動公園があるようで、その付近に行ってみようと車を進める。20分ほどで公園の入り口付近に良い土手がある。2段になっている途中の場所に車を止めれば通行の邪魔にならずアンテナを展開できる。この場所に決めた。比企郡吉見町。徒歩橋というところのすぐ近く。

Yoshimi  ダイポールのトップには6mのデルタループにした。車の反対側に釣り竿を立てるアダプターとともに2mVDAを上げる。交信の可能性をできる限り増やすような感じ。特に6m2mは新局の出現を素早く見つけられるようにした。

 運用開始とともにfacebookに情報を書き込んでいたが、早速TCVさんが6mで呼んでくれた。ありがたい。10mhではあるが、土手の中間に車を止めているので、6mのデルタループはほんの少し土手上に出っ張っているような感じ。相手のアンテナに助けられてはいるものの、けっこう交信できているところが興味深い。でも、ここぞというときに力を発揮するためには自分の設備もグレードアップするべきなのかもしれない。

 7MHzのコンディションは昨日以上に悪いような気がした。おまけに6mで電波を出すとノイズが上がり7MHzのほうが聞き取りにくくなる。あきらめて1バンド運用することにした。7MHzQRPの里を一緒にやっているBVAさんに呼んでもらう。交信は7年ぶりになる。久しぶりの交信に喜んだ。「CWはできる」と言っていたが、実際はどうなんだろうと思っていたが実際に交信できてみると安心できる。

 TCVさんの情報でVK9NK24MHz-FT8に出ているというアンテナを合わせて聞いてみるが気配が感じられない。直後に5KHz下がって通常の周波数に出ているらしくそちらにVFOを合わせると受信できた。早速コールしてみるものの拾ってもらえず、見ているとVK9NKの送っているS/Nレポートが思ったより良くない感じがした。もしかしたら、私の信号が復調できていないのかもしれない。そのうちバンドを一つ下げて21MHzに移ったようだ。追いかけて受信してみる。24MHzより安定しているような気がする。でも拾ってもらえない。通常の交信スタイルからF/Hに切り替わる。こちらも合わせる。呼ぶ局の周波数を広げるという意味でも有効なのかもしれない。数回のコールでもらったレポートは、私の信号のほうが相手より強かった。このレベルならQRPでも交信できたかもしれない。交信が成功しない事例が続くとどうしても弱気になってパワーに頼ってしまう。もっとも50Wまでしか出ないのだが・・・。

 14MHzでは近場のDXとすこし交信できる。EUロシアまでは届くのだが、その先ができない。なかなか厳しい。

 ローバンドのアンテナを追加して3.5MHzに出てみる。7MHzとは打って変わって国内全土に開けているような気がする。たくさんの交信ができた。1.9MHzは・・・昨夜と同様にいまいちかな。1840FT8もこちらでは厳しいレベルに感じてしまう。

 アンテナを3.5MHzに戻し、最後はFT8で交信。こちらもコンディションは開けているようだ。これまでの運用で交信した局も少なくないのだが、初交信の局も少なくない。そういう意味では広がりを感じる。20時頃に終わるつもりでいたものの、1時間近くオーバーしてしまった。まあ、楽しめたと思うので良かったのだろうと思う。

2/3 記

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2020年2月 1日 (土)

さいたま市桜区移動

週末は天気が悪くないようだ。ニュースで宝登山の蝋梅が見ごろを迎えているとの話が合った。昨年に下見がてら登ったので、今年は行ってみようと考えていた。土曜と日曜のどちらで行こうか? 日曜に行くつもりで今日は平地の運用でも良いかな? 京都コンテストのローバンドがあるので、そちらを意識してみるか? 先週コンディションの良かった14MHzをやってみようという気持ちもあり、さいたま市桜区に行ってみた。

Sakuraku_20200203231201  運よく場所が確保できた。14MHzのループにステー代わりのダイポール。夕方になる前にローバンドを追加すればよいかなという気持ちで設営にかかる。すこし風があって、良いタイミングでフルアップするべく準備をしていた。近くに散歩に来た家族の車が止まったが、こちらに近づいてこないので作業を進める。伸縮ポールを2/3ほど上げたところで先ほどの家族が集まって声をかけてきた。いや、なるべく気持ちよくお話をしたいところなんですけど、ステーも張れずに一番力の必要なこのタイミングですか? 脚立の上からの受け答えがいまいち好意的じゃなかったかもしれない。出来上がった後だったらいろいろ話せたのに・・・。タイミングの悪い人たち・・・。私のほうがタイミングが悪いのかもしれない。

 14時過ぎからの運用で7MHzは閑散としている。聞こえているのは国内の遠い局ばかり。呼び回りでもすぐに終わってしまう。14MHzFT8も早すぎるのか近場のDXぐらいしか入感しないようだ。ダイポールを10MHzに変えて呼び回りで2局。その後CQを出し10局ほど呼んでもらえるが後が続かない感じがする。16時前にはローバンドのアンテナを追加する作業。ちょっと早めだが80mに出てみる。こちらは国内がよく開けていたようで、けっこう呼んでもらえることができた。1.9MHzに移って運用するもこちらは思ったほど開けていないような気がした。DSTさんが京都から呼んできてくれて、コンテスト参加のテスト運用かな?なんて思った。このときは「あとで呼びますよ」と心の中で思っていた。せっかく1.9MHzのアンテナを上げたので、1840FT8運用の信号も聞いてみよう無線機を変えてワッチしてみるものの、ほとんど聞こえてこないようだ。北米の局がさらに遠い地域を呼んでいる信号がか細く入感するだけ。1908で呼んでいる局もなかなか交信できていないようだ。

 アンテナを3.5MHzに切り替え、コンテストのスタンバイ。交信できる局は京都府内しかいないので、順番待ちがきつそうな感じ。それでもスタートと同時にワッチとコールを開始する。あまり効率が良くない。府外局はKCJの都道府県略符号とイニシャルを送らなければならない。4つの文字というのは練習になるかもしれない。でも、府内局の練習というだけで、呼ぶ側にとってはあまり関係ないようだ。順番待ちの間に強力な局が後からパイルに参加してすぐに拾ってもらえる。でもこの局、英符号を二つしか送らない。規約をしっかり読んでいないのだろうなぁ。こういうところでブレーキがかかるのはあまり気持ちの良いものではない。

 1919まで上がったときに欧文ラグチューをしている信号が耳に入った。これがA1-NETか?CQを出しているのはA1クラブのボスのようだ。リモートの2エリアコールサインだったが、S-9+40dBまで振れる強力な信号だった。聞きながらコンテストのことをしばし忘れてしまった。キーヤーの速度を相手の速度に合わせる。ちょっとゆっくり過ぎるかな?全文筆記しないと最初に受信した符号を忘れてしまいそうな感じ。聞こえていた信号がファイナルを送った後にコールする。同時にもう1局呼んでいたようだが、こちらを拾ってくれた。申し訳ない。10分ぐらいの交信だったろうか?初めてA1-NETにチェックインすることができた。天気の情報がまるでそこにいるような雰囲気に聞こえたので、自分のターンになったときにBKで質問してみた。返ってきた答えは説明が丁寧で長い。まるで自分のオペレーションを聞いているかのようだ hi 夜でも好きな時間に運用できる設備を持つのはうらやましい。リモートでもこれだけ自由に扱えるというのは、回線が安定していることもあるが、素晴らしいと思う。もう一つ質問をしたいと持ったのだが、あまり引っ張っても・・・と思っていると、相手がファイナルを送ってきた。流れで交信終了。そのままVFOを回さずに聞いていたらMasaGさんのコールが聞こえる。キー局が躊躇なくキーイングスピードを上げ交信が進む。自分ももう少し早くしてコールすればよかったかな? でも早すぎて何度も聞き直すのも恥ずかしいし、初のチェックインはこんな感じで良かったのかもしれない。

 日が落ちてきてからどんどん寒くなっていく。足先が痛くなりそうな感じ。コンテストに戻って呼び回りを進めていたが、コールサインがわからずに呼べない局。呼び回りも2週目になると、やっとコールサインを打ったと思ったら交信済み。府外局の京都を探すCQがあちこちで聞こえた。もうモチベーションが落ちてしまった。1.9MHzの時間が来る前に寒さに耐えられなくなって撤収を決めてしまった。心の中で「DSTさん呼べなくてごめん」と浮かんでいた。撤収する気になったら行動は早く、すべてを車の中におさめ、22時の1.9MHzの開始時間には車のエンジンがかかっていた。

 コンテスト結果は10交信。寂しい結果となった。コンテストで交信してくれる全国のコンテストファンとの交流の意味でも県外局となる立場でもできるだけ参加するようにしてきたが、最近この気持ちがちょっと落ちてきたような気がする。呼ばれる立場で参加するのは楽しいのだが・・・。県内参加局の少ない県のコンテスト主催者は県内局だけでなく県外参加のことも少し考えるべきだと思う。交信相手がいないのに必要以上に長い開催時間の是正。東京都支部のように「都外局同士の交信もOK」とするなど配慮を望む。県外局が楽しめなければ県内局を呼ぶ局の参加も減り、衰退につながるのではないかと危惧する。もっとも多くの地方コンテストはすでに衰退しているのかもしれない。

2/3 記

寒くて体がこわばっていたのか、バンドチェンジの時にロープに足を引っかけてこけてしまった。おしりの右側が痛くて歩くのがぎこちない。とりあえず湿布を張って休むことにした。

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